このアルバムには、他にもラテン系のポップや民族音楽の影響を反映した前衛的な作風が確立されつつある。「Tableux」でのイントロからのキャッチーなサビへの展開はアヴァンポップへとJ-Popが最接近した瞬間である。続く「Hitode No Umi」でのブラジル音楽を始めとするラテンとトロピカルの展開を通し、パーカッシブな要素を加味することで、各々の楽曲の印象を迫力ある内容にしている。それに続いて、旧来のceroの音楽性と同様に、少しマニアックな要素を踏襲しつつ、一般的なポップスとして万人に親しめるような形で「eo」は展開されていく。これらのパーカッシヴな要素は、実験音楽とも少なからず関係があり、グリッチに近いエレクトロニカの要素も織り込められている。その他にも、このバンドらしいソウルへの愛着が「Fdf」で示されている。ここにはアース・ウインド・アンド・ファイア直系のディスコソウルの真骨頂を見いだせると共に、ロンドンのJungleに近いレトロなネオソウルとして楽しむことができるはずだ。
Amelia MeathとNick Sanbornによるエレクトロニック・デュオ、Sylvan Esso(シルヴァン・エッソはニューヨークの伝説的なレコーディングスタジオでのライブを収録した『Live At The Lady』をリリースしました。このEPの収録曲では、アルバム『No Rules Sandy』の人気曲5曲を演奏したほか、故ミミ・パーカーが所属したスロウコアバンド、Lowの「Will The Night」もカバーしている。
10代の頃、初めて「The Curtain Hits The Castfor」を聴いて、すぐに「Anon」に衝撃を受けたのを今でも覚えています。今まで聴いたことのないような、心に残る、内臓に響くような曲で、何年も経った今でもよく聴いています。今年の1月、エレクトリック・レディセッションのセットリストを作っていたとき、アッタカ・カルテットが参加することが分かっていたので、すぐにミミへのトリビュートとして「Will The Night」をカバーしようと思いつきました。彼らの曲の中でもずっと好きな曲のひとつで、美しくシンプルで時代を超えた、暗闇の中の光です。
Arlo Parksはプレスリリースで、この曲について次のように語っています。「私にとっての "Devotion"は、引き裂かれそうなほどの愛を感じる曲で、激しさ、荒々しさ、優しさがあります。Deftones、Yo La Tengo、Smashing Pumpkins、My Bloody Valentineなど、私を音楽に夢中にさせたバンドから引用しているんだ」
Little Dragonは、エリック・ボディン(ドラムス、パーカッション)、フレドリック・ワリン(ベース)、ホーカン・ウィレンスターンド(キーボード)、そして、ナガノ・ユキミ(ボーカル)です。「Slugs of Love」は、ヨーテボリの彼らのスタジオでレコーディングされました。このアルバムには、1曲でデイモン・アルバーン、別の曲でアトランタのラッパー、JIDが参加している。
このアルバムは、2022年のJulius Eastmanのトリビュートと再解釈「Building Something Beautiful For Me」、そしてセルフタイトルの「Whatever The Weather」に続く作品となります。
『Gentle Confrontation』には、keiyaA、Marina Herlop、George Riley、Contour、Eden Samara、RiTchieが参加している。VasudevaのCorey Mastrangeloが参加した「One Way Ticket To The Midwest(Emo)」という曲も収録されています。アートワークとトラックリストは下記でご確認ください。
1. Gentle Confrontation 2. 2003 3. Let U Go ft KeiyaA 4. Déjà Vu ft RiTchie 5. Prelude of Tired of Me 6. Glitch The System (Glitch Bitch 2) 7. I DM U 8. One Way Ticket To The Midwest (Emo) ft Corey Mastrangelo 9. Cards With The Grandparents 10. While They Were Singing ft Marina Herlop 11. Try For Me ft Eden Samara 12. Tired of Me 13. Speechless ft George Riley 14. Disjointed (Feeling Like a Kid Again) 15. I’m Trying To Love Myself 16. Saying Goodbye ft Contour