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| Robin Katz (MVINTY) |
ロビン・カッツ(Robin Katz)のギターは、クラシックギター、ジャズギター、フラメンコギターの中間点に位置し、エキゾチックな雰囲気を放つ。スティールギターによる力強く繊細なアルペジオのプレイは一聴の価値があり、唸らせるような魅力が込められている。また、カッツのギター音楽は、ジプシー・キングスのような渋さが感じられるが、薄く重なるエレクトロニックやオルガンが現代的な質感を与え、エモーショナルかつミステリアスな感覚を作り出す。
2025年のクリスマスに、坂本龍一の代表曲「Merry Christmas, Mr. Lawrence」のカヴァー曲を配信リリースしたことが記憶に新しい、ギタリスト兼作曲家のロビン・カッツ。アコースティックギターだけで、これほどまで幅広い世界観を作り出せるミュージシャンはそうそう見つからない。彼のギターの演奏そのものが、ロビン・カッツとしての生き方を反映しているとすら思える。
5月にはニューアルバム『ヒプノス』をリリースすることが発表され、すでにファースト・シングル「The Moon」が配信中であるが、この度さらなる新曲「Floating World」が配信開始となった。
今回の新曲「Floating World」では、ロビンの軽快なギター・ラインが、幻想的で異世界的なオルガンの音色を彩り、楽曲全体にそのテーマを反映した流動的な雰囲気を醸し出している。同楽曲について、ロビンは次のように語っている。
「この曲のタイトルは、儚く、絶えず変化し続ける世界という哲学を反映しているんだ。儚さの中に美しさを見出せば、僕たちは人生を漂うように生きていけるんだ。"floating world=浮世"とは一種の姿勢であり、悲しみも喜びも等しく畏敬の念を持って、無常を受け入れること。和声の緊張感がもたらす憂鬱と高揚の入り混じった感覚は、ある意味、浮世で生きるというこの概念に対する僕なりの表現なんだと思う」
ジプシー・ジャズ、ノマド・フォーク、フラメンコ、ロック、ブルース、新古典派音楽の狭間に位置するスタイルで、そのサウンドは叙情的で魂に響き、唯一無二の認識性を備えているロビン。幼少期をスペインで過ごした彼は、5歳の頃から母親に連れられてフラメンコのコンサートに足を運んでいた。中でも印象的だったのが、スペインのギタリストでフラメンコやジャズの分野で活躍するパコ・デ・ルシア。その後、13歳の時には、GN'R(ガンズ・アンド・ローゼズ)のスラッシュにハマり、誕生日に母親がギターを買い与えたことから自らも演奏するようになった。
そんなロビンの最新アルバム『ヒプノス』は、一聴すると単純そうだが、実に複雑なギター・ラインにゲスト・ミュージシャンのナサニエル・レドウィッジが演奏するハモンド・オルガンが絡み合った、表現力豊かな1枚に仕上がっている。オルガンの演奏は大気的で異世界的でありながら、ロビンの繊細で切ない楽曲に魂のこもった親密な対位法をもたらしている。
「Floating World」
【アルバム情報】
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アーティスト名:Robin Katz(ロビン・カッツ)
タイトル名:Hypnos(ヒプノス)
品番:GB4013CD (CD) / GB4013 (LP)
発売日:2026年5月29日(金)
レーベル:Gearbox Records
Credits:
Robin Katz: Guitar
Nathaniel Ledwidge: Hammond Organ
Compositions by Robin Katz
Produced by Robin Katz and FREEMONK
Recorded and Mixed by FREEMONK at The Friary Studios
Mastered by Caspar Sutton-Jones at Gearbox Productions
・アルバム『Hypnos』プレオーダー受付中!
Pre-order:【https://store.gearboxrecords.com/products/pre-order-robin-katz-hypnos】
<トラックリスト>
(CD)
1. Floating World
2. Kingdom
3. The Moon
4. My Friend Kushi
5. Stargazer
6. Silent Forest
7. Ukiyo
8. Hypnos
(LP)
Side-A
1. Floating World
2. Kingdom
3. The Moon
4. My Friend Kushi
Side-B
1. Stargazer
2. Silent Forest
3. Ukiyo
4. Hypnos
・Robin Katz バイオグラフィー
ジャズの伝統に根ざし、フラメンコ、ボサノヴァからネオクラシック、ソウルに至る多様な影響を受けながら形成されたギタリスト兼作曲家のロビン・カッツは、ディスクロージャー、ルーベン・ジェームス、ザ・ロンドン・ジャンゴ・コレクティブ、ジョセフ・ローレンスらとイギリス各地で幅広く共演。
2024年にリリースした、トランペッターのガイ・バーカーとの共作によるデビューEP『オーシャンズ・フォー・エロス』で彼の広大な音楽的表現が披露され、その後、Freemonkがプロデュースしたセカンド・アルバム『ロック・ミュー ジック』を2025年にリリース。同年12月には、坂本龍一の楽曲のカヴァー「Merry Christmas Mr.Lawrence」を配信リリースしている。2026年、アルバム『ヒプノス』を発表。

