神戸出身のフォークシンガー、真名子 新が昨年5月にリリースされたファーストアルバム「野原では海の話を」以来となる新曲「薔薇を飾るなら」を本日リリースした。

 

「大事な人や友達が悩んでいたら、どんな言葉をかけるのが正解なのか未だに答えが出ませんが、自分なりの理想論を書いてみたつもりです」という実兄motoki manakoの歌詞の世界。眞名子 新らしいアコースティック・ギターを主体したバンドサウンドと、暖かく、力強く優しい歌が一体化している。

 

真名子 新は、4月07日(火)に代々木公園にてフリーライブの開催を発表した。こちらの詳細も合わせて下記よりご覧ください。


▪眞名子 新「薔薇を飾るなら」


 

Digital | 2026.03.11 Release

Released by SPACE SHOWER MUSIC

[ https://ssm.lnk.to/DecoratewithRoses ]


作詞:motoki manako

作曲:arata manako


ボーカル、アコースティックギター、ピアノ:眞名子 新

ベース:稲葉 航大

ドラム、タンバリン:谷 朋彦

エンジニア:池田 洋(hmc)

アートワーク:Kaede Igarashi

アーティスト写真:川島小鳥


2025年5月にリリースしたファースト・アルバム「野原では海の話を」がロングセラーを続け、リリース後に全国12箇所のツアーを行い、9月もツアーファイナル(渋谷・CLUB QUATTRO)もソールド・アウトするなど快進撃を続ける【眞名子 新】の新曲 「薔薇を飾るなら」

 

「大事な人や友達が悩んでいたら、どんな言葉をかけるのが正解なのか未だに答えが出ませんが、自分なりの理想論を書いてみたつもりです」という実兄でもあるmotoki manakoの歌詞の世界。眞名子 新らしいアコースティック・ギターを主体したバンド・サウンドと、暖かく、強く優しい歌が一つになっている。

 

レコーディング/ミックス/マスタリングは、池田 洋(hmc)。アートワークは、イラストレイターのKaede Igarashiが手掛けた。



▪眞名子 新「眞名子新 フリーライブ "公園公演" at 代々木公園野外音楽堂」 

 


開催日時:  2026.04.07 [Tue] | Start 17:30  (Free Live) 


ーー4月7日火曜日、代々木公園野外音楽堂でフリーライブを行います。タイトルは『公園公演』公園で公演、いい響きですよね。

J-WAVE presents INSPIRE TOKYOで2年ほど前に一度歌わせていただいたとき以来になります。またもう一度あそこで歌えることが嬉しいです。

フリーライブは初めての試みですが、お花見の気分でお酒片手に、珈琲片手に立ち寄ってくれたら嬉しいです。お待ちしております!ーー 眞名子 新



眞名子 新 マナコ アラタ(Arata Manako):


1997年神戸生まれ、神戸育ち。ルーツであるフォークやカントリーをベースに、ギターと声というシンプルなスタイルでのフォーキーな楽曲が魅力。癒されるような清廉さのある一方で、感情に訴えかけるような情感溢れる歌声と心に寄り添った歌が特徴的である。

 

2022年に開催されたJ-WAVE TOKYO GUITER JAMBOREE 2022「SONAR MUSIC Road to RYOGOKU suported by REALLIVE360」にてグランプリを受賞した。

 

2023年4月26日に初の全国流通盤となるEP「もしかして世間」をリリースし、収録楽曲はSpotify「Best of Japanese SSW 2023」「Best of Edge! 2023」にも選出された。

 

2024年5月にEP「カントリーサイドじゃ普通のこと」をリリース。7月には「FUJI ROCK FESTIVAL 2024」、8月に「SWEET LOVE SHOWER 2024」にも出演を果たす。

 

2025年に5月に1st Albumとなる「野原では海の話を」をリリース。同作品は「APPLE VINEAGR -Music Award- 2026」にノミネートされた。

 

1st Albumリリース後に全12箇所に及ぶ全国ツアーを開催。ファイナルの渋谷・CLUB QUATTROをソールドアウト。2026年には、新曲のリリースやライブを予定しており、更なる飛躍が期待されている。




20世紀初頭の音楽文化は、カフェやレストラン、酒場におけるエンターテインメントとして一般市民に普及していった。多くの音楽は一般的な市民の暮らしの中で定着し、それらが一つの文化形態へと変化していく。


1989年に米西(アメリカとスペイン)戦争が起きた後、1910年代のスペインの多くの地域には平穏な日々が訪れていた。フランスやヨーロッパに歌謡ブームが到来した20世紀前半、スペインにも同じようなムーブメントが発生し、隆盛をきわめた。フラメンコは、当初、アンダルシアの伝統歌謡として受け継がれてきたのだったが、20世紀の始めになると、大衆性が加わるようになった。

 

フラメンコが1910年代から20年代にかけて流行したのはカフェ文化が普及したからでもある。セビリア、マドリッド、バルセロナにあった歌のカフェを意味する「カフェ・カンタンテ」では、フラメンコがアトラクションのように演奏され、ある種のショーエンターテイメントのように披露された。


当時のスペインの街では「クブレ」と呼ばれる都会的な流行歌が流行ったが、それでもなおフラメンコの人気は衰えなかった。これらのカフェ・カンタンテのダンサーに要求されるのは不思議な魔力であった。光の下のステージで踊るダンサーは、観客を独特な魔力により魅了せねばならなかった。

 

フラメンコの舞台となったカフェ・カンダンテには多くの場合、スペイン文化の独自性が取り入れられていた。古典的なアンダルシア様式の建物、広いホールの壁、鏡、闘牛のポスター、そしてテーブルが並び、部屋の中央には「タブラオ」と呼ばれる舞台が設えられ、ダンサーが情熱的に踊った。煙がけぶる室内、灯油やケロシンランプの薄明かりの中で客が乱闘や口論を繰り広げた。


こうした舞台でダンスするという機会が、伝統音楽であったフラメンコのプロ歌手を登場させることになる。それらが大衆的な芸術の発生する基盤ともなった。フラメンコで最も重要視されるのは、ジプシー文化がどこかに内在するという点である。例えば、こういったバルセロナのカフェ・カンダンテのような飲食店では、ジプシーではない客たちがジプシーから芸術を習い、アンダルシアの民族歌謡を歌い、レパートリーを増やしていくというのが一つの嗜みだった。


 

La Niña de los Peines

 

こうしたカフェ文化の中で育まれたフラメンコは、それまで、アントニオ・チャコン、マヌエル・トーレなど男性歌手を中心に発展していったが、1910年から20年代に差し掛かると、女性歌手を数多く輩出した。


今回、ご紹介するのは、パストーラ・パボン、通称(ニーニャ・デ・ロス・ペイネス)。この歌手は、門外不出ともいえる「カンテ」と呼ばれる技術を受け継いだ数少ない伝承者だった。パボンは20世紀の最も重要なフラメンコ歌手として世に膾炙されている。

 

セビリアのアンメダ・デ・エルキュレスで出生し、8歳の頃にセビリアの春祭りで歌を歌い始めた。ペイネスにとって歌を歌うことはアンダルシアの伝統を伝えること、あるいはその生活の一部でもあったのだろう。そして後に、マドリッドのカフェ・カンタンテのステージで歌っていた頃、「La Nina de los Peines」という芸名を名乗り始めた。このニックネームは、彼女が髪に櫛を差してステージで歌っていたことから、「櫛の娘」というあだ名がついたことに由来している。

 

ペイネスは子供の頃、読み書きすら学んだことがなく、大人になってからようやく手書きを習得した。家族が経済的に困窮すると、ペイネスは家計を支えるため、若くして、セビリアのベルナ・デ・チェフェリーノでプロとして歌を披露し始めた。その後、画家のモデルを務めた後、マドリッドやビルバオで日々を過ごす。


カフェ・カンタンテ

その後、彼女は、ヘレス、ビルバオ、マラガなど、各地のカンタンテ・カフェでステージに出演した。すでにその頃、スペイン国内でも、ペイネスの名前は広まりつつあり、ついに1910年に最初のレコーディングを行った。1920年代に入ると、大規模の劇場に出演するようになり、バルセロナの劇場テアトロ・ロメアに定期的に出演し始め、劇場側は最も高い報酬を彼女に支払った。まもなく、彼女はスペイン全土でのツアーを開始し、一躍国内での名声を獲得した。

 

パストーラ・パボンは19世紀の伝統的なフラメンコとオペラを繋ぐ存在として、半世紀にわたり活躍を続けた。彼女はカフェ・カンタンテが衰退してもなお、劇場やレコードに活路を見出し、国民的な歌手としてスペイン国内での評価を不動のものにした。歌手のボーカルの卓越性は多くの観客を魅了したが、もちろん、その才覚はカンタオール(歌手)としてだけにとどまらなかった。 


パストーラ・パボンはフラメンコに欠かせぬジプシー的なカンテの技量、そしてドゥエンテと呼ばれるダンサーとしての''独特な霊力''を兼ね備え、当時の観衆を魅了し続けた。


フラメンコとは果たして、民謡なのか、オペラなのか、それとも舞踊なのだろうか? パストーラ・パボンの歌を聴くかぎり、単一の表現とは言いがたい部分がある。先にも述べたように、フラメンコは、アンダルシアの伝統を示す複合的なパフォーミングアーツとして進化してきたのである。もし、パボンが先例に示したように、歌が何らかの文化の伝承であるとするなら、ボーカルの持つ意義は大きく変わってくる。

 

 



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GEORGEANNE KALWEIT(Band)

 

ミネアポリス出身で30年以上イタリア/ミラノを拠点とするソングライター、ジョージアン・カルヴァイト(Georgeanne Kalweit)の新作アルバム『Tiny Space』が2026年3月20日(金)、NOS Recordsよりリリースされる。ガルヴァイトは音楽活動と並行してビジュアルアーティスト、パフォーマーとして活躍している。


タイトル曲のシングルとミュージックビデオに先行してリリースされる本作は、ミラノとプーリアを拠点に制作された深く個人的でカタルシスに満ちた作品となっている。レコーディング、電子音楽の実験、内省的な作詞が絡み合う創造的プロセスから生まれ、感情的な再生の軌跡をたどる。


ジョージアン・カルヴァイトにとって4作目のフルアルバム。自身の名義での初リリースとなる。 デルタV(2000-2004年)、カルヴァイト・アンド・ザ・スポークス(2009-2015年)、ザ・カルヴァイト・プロジェクト(2016-2020年)での活動を経て、ボーカル、ソングライティングの美学が新たに確立された創造的意識の中で融合する、開放的で妥協のない声明を掲げて前進する。


本作の制作は2022年に始まった。ミラノへ移住し離婚の余波にあったジョージアンは、ボンテンピのオルガンとテクニクスのキーボードを用いて作曲を開始。ラフなスケッチをスマートフォンで録音し、自宅屋根裏のスタジオで発展させていった。 


脆弱性とパンデミック後の創造的エネルギーに満ちたこの素材は、最初にロレンツォ・コルティとのプリプロダクションで再構築された後、芸術プロデューサー、ジョヴァンニ・フェッラーリオ(Scisma、MiceVice、Hugo Race、PJ Harvey、John Parish)によって多層的な楽曲へと拡張・変容を遂げた。 


エレクトロニック、オルタナティブロック、アートポップ、映画的な響きが、緻密に構築された物語形式の中で共存する。ラ・ブカ・レコーディング・クラブで最小限の編成(コルティ:ギター、モンディーニ&サピニョーリ:パーカッション、フェラーリオ:その他全楽器)で録音・ミックスされた『Tiny Space』は、親密でありながら豊かな質感を持つ音響的風景として形を成す。


音響的にはミニマルな優雅さと鋭いエッジの間を行き来する。PJ Harvey、ルー・リード/ヴェルヴェット・アンダーグラウンドを想起させる陰影あるエレクトリックな雰囲気、米国インディーポップに触れるような夢幻的なパッセージ、1990年代オルタナティブロックを彷彿とさせる荒削りで間接的な瞬間を織り込みつつ、独特で紛れもないアイデンティティを維持している。


リズムは緊密で本質的、ボーカルラインは明瞭で催眠的、アレンジには輝くテクスチャー、温かなシンセ、深いリバーブ、ノイズとアルペジオと制御されたディストーションの間を揺れ動くギターが溶け込む。その結果、生みだされたのは、感情的に生き生きとした、緊密で多面的な作品である。脆さのない詩的さ、内省を伴わない親密さ、緊張感を失わない輝きを備えている。


『Tiny Space』は、皮肉と奇抜さと憂いを帯びた10曲の英語による楽曲を集めた。変化、恋愛の喪失、脱皮、目的の探求、影の自己との対話、創造的衝動、再生への駆り立て——これらを題材にした感情の微宇宙が収められている。各トラックは、魅力的な内なる部屋、イメージ、感情の風景、記憶と想像の行為として展開する。


「Tiny Space」


 

 

▪︎Track By Track  (ジョージアン・カルヴァイト自身による言葉) 




1. Tiny Space:  深い喪失の後、癒しを求めて退避する小さな感情の空間への内なる旅。痛み、再生、新たな均衡の間で、音楽は再生されたアイデンティティへの移行を映し出す。


2. Egoverse:   内なる宇宙が「エゴバース」となる。不安と表出への欲望が衝突する、広大で脈打つ空間。自己検閲、創造性、そして生命の勢いの間で揺れる楽曲。


3. Heavenly Thoghts: 苦しみの後に心を開く衝動:脆い始まりが次第に強さと信頼を増していく。希望と恐怖、感情の開放と解脱の間で揺れ動く楽曲。


4. Call an Ambulance : 関係が死に絶える瞬間。衝撃、肉体的な痛み、必死の助けを求める叫び。感情的な麻痺から最初の一歩へという残酷な変化を音楽が語る。


5. Ten Pins: 対立する関係における力、衝撃、崩壊のメタファーとしてのボウリング場。激しいアドレナリンに駆られた高揚感が、ゲーム終了と共に消え去る。


6.  Softshoulder: アメリカのハイウェイの路肩のように、感情的な緊急避難路:支えとなる場所でありながら、制御を失う危険も孕む。別離後の脆さの中で、恐怖、保護、そして前に進みたいという欲求が絡み合う。


7. Crystal Clear: 別れの後、何も「水晶のように澄み渡った」状態ではない。疑問と混乱が明快さへの道を曇らせる。この楽曲は自己防衛と再生のバランスを見出そうとする試みを反映している。


8. Fumbling Through February: 2月を感情の麻痺のメタファーとして:冷たい空気、鉛色の空、重苦しい日々、日常の疲労。しかしその下では、新たな季節が静かに形作られている。


9. International Intrigue Time Zone: 遠く離れた世界同士の引力が、官能的で本能に導かれる旅となる。誘惑と制御不能の狭間で揺れ動く、未知への疾走感あふれる映画的な高揚感。


10. Bullet Holes: 弾痕というのは暴力、葛藤、破壊力の象徴である。軍事的でミニマル、鋭いトラックが露わにするのは、冷たく幻滅に満ちた音響風景が描かれる。


本作は2026年3月21日(土)、ミラノ/スパツィオ・ポンターノで開催される公式リリースパーティーにて初披露予定。ジョージアン・カルヴァイトはバンドと観客と『Tiny Space』のリリースを祝います。


・Geogeanne Kalweit BIO:



ジョージアン・カルヴァイトはアメリカ・ミネアポリス生まれのシンガーソングライター兼パフォーマンスアーティストで、30年以上イタリア在住。その歌声はイタリアのインディペンデントシーンにおいて最も特徴的なものの一つである。


 2000年から2004年までエレクトロポップバンド「デルタV」のボーカリストを務め、BMG-ソニーより2枚のアルバムをリリース。その後「カルヴァイト・アンド・ザ・スポークス」(2009-2015年、イルマ・レコード)、「ザ・カルヴァイト・プロジェクト」(2016-2020年、レッチェ)を結成し、3枚のアルバムを発表。


イタリアとアメリカで活動。 ソロ活動と並行して、ザ・ダイニング・ルームズ、ヴィニシオ・カポッセラ、カリブロ35、チェザーレ・マルファッティ(ラ・クルス)らとのコラボレーションや、国内外のプロジェクトへのゲスト参加も多数行っている。 


近年ではオットディックス、ズート!、マックス・ザノッティ、ニノチカ、ヴォンダッティ、ザ・エレファント・マンらと活動。エレクトロニカ、ポストパンク、実験的ソングライティングを横断する音楽性で、感情の強度と詩的想像力を融合させた英語歌詞が特徴である。


ワシントンD.C.のFugaziがスティーヴ・アルビニとレコーディングした『In On The Killer Taker』の幻のバージョンが先週末リリースされた。ファンにとって垂涎の的となる音源が登場した形となった。


1992年の秋、フガジはスティーヴ・アルビニと共にレコーディングするためシカゴへ向かった。当時アルビニのスタジオ「エレクトリカル・オーディオ」はノースフランシスコの地下室にあった。バンドとプロデューサーは遠くから互いを尊敬し合っており、レコーディングが始まるとすぐに両者の間に強い絆が生まれた。


当初は数曲のみの録音予定だったが、レコーディングは次第に膨らみ、最終的に12曲——つまり後に『In On The Kill Taker』の全収録曲となる楽曲群——を完成させた。


その週末の体験は特に良好で、フガジもアルビニもエレクトリカル・オーディオのコントロールルームで聴いた音に満足していた。しかし、ワシントンD.C.に戻ると何かが変わった。帰路の途中でバンドは、あの録音に何かしっくりこない部分があると感じ始めた。後にアルビニ自身も同じ結論に至った。


結局、フガジはその音源をリリースせず、プロデューサーのテッド・ニケイリーと共にインナー・イヤー・スタジオで同じ曲を再録音することを選択。こうして『In On The Killer Takerイン・オン・ザ・キラー・テイカー)』の最終版が形作られた。


それ以来、スティーブ・アルビニとのセッションはバンドの熱心なファンたちの間でカルト的な存在となった。長年にわたりブートレグとして流通し、アルバムを巡る様々な伝説を生み出した。アルビニとイアン・マッケイは2015年の『Kreative Kontrol』のエピソードでこの件について語ったが、公式リリースされることはなかった。


先日、フガジはついにアルビニによるレコーディング・セッションの完全版をBandcampにて10ユーロで発売した。さらにバンドは収益の一部を、シカゴの非営利団体「レターズ・チャリティ」に寄付する。同団体は緊急の経済的困難に直面する家族に直接支援を提供しており、スティーブ・アルビニが数十年にわたり支援を続けてきた。



Luby Sparksが2026年2月11日に世界発売されたゲーム「ROMEO IS A DEAD MAN」の為に書き下ろした話題沸騰となっている新曲「nothing left, we don’t know why」。


ゲームの映像を使用したOfficial Lyric Video (Director : Yudai Isizuki)とSUPER DOMMUNEで行われたライブ動画をLuby SparksのYouTube CHにて公開。


▪︎EN

Luby Sparks' new song “nothing left, we don't know why,” written for the game “ROMEO IS A DEAD MAN” released worldwide on February 11, 2026, has become a hot topic.

The Official Lyric Video (Director: Yudai Isizuki), featuring footage from the game, and the live video from SUPER DOMMUNE are now available on Luby Sparks' YouTube channel.



・Luby Sparks - nothing left, we don’t know why (ROMEO IS A DEAD MAN) Official Lyric Video

[ https://youtu.be/kK35WXdNlhQ ]


 


  ・Luby Sparks - nothing left, we don’t know why (ROMEO IS A DEAD MAN) Live at SUPER DOMMUNE

[ https://youtu.be/mRuInrA-2qI ]



▪︎Luby Sparks「nothing left, we don’t know why」



Digital | LSEP-11 | 2026.03.06 Release | Released by AWDR/LR2

[ https://ssm.lnk.to/nothingleft ]


Music : Natsuki Kato

Lyrics : Natsuki Kato


Vocal : Erika Murphy

Backing Vocal, Synthesizers & Programming : Natsuki Kato

Electric Guitar & Acoustic Guitar : Tamio Sakuma

Electric Guitar : Sunao Hiwatari

Programming : Shin Hasegawa


Arranged by Luby Sparks (Erika Murphy, Natsuki Kato, Tamio Sakuma, Sunao Hiwatari & Shin Hasegawa)


Recorded by Kentaro Kikuchi, Shun Otaki at TSUBASA Studio

Assistant Engineer : Misaki Masuda

Mixed by Zin Yoshida at Garden Wall

Mastered by Kentaro Kimura (Kimken Studio)


Produced by Luby Sparks & Zin Yoshida


Artwork by Max Bloom



Luby Sparksが2026年2月11日に世界発売されたプレイステーション5 (PS5)、Xbox Series X|S、PC (Steam) 用ゲーム「ROMEO IS A DEAD MAN」の為に書き下ろした新曲をリリース。


「ROMEO IS A DEAD MAN」は、世界に熱心なファンを持つ、ゲームディレクターの須田 剛一が代表を務めるGRASSHOPPER MANUFACTURE INC.による新作でLuby Sparksは、オープニング、ゲーム内、エンディング用に4曲を提供した。


2月13日にリリースされたオープニング曲「Liar」に続いて、3月06日にリリースされる「nothing left, we don’t know why」は、ゲーム内の各章の最後で流れる楽曲で、「Liar」とは対極にあるようなドリーミーなインディポップソング。


▪︎EN

Luby Sparks has released a new song written specifically for the game “ROMEO IS A DEAD MAN,” which launched worldwide on February 11, 2026, for PlayStation 5 (PS5), Xbox Series X|S, and PC (Steam).

“ROMEO IS A DEAD MAN” is a new title from GRASSHOPPER MANUFACTURE INC., led by game director Goichi Suda, who has a passionate global fanbase. Luby Sparks contributed four songs for the opening, in-game, and ending sequences.

Following the opening track “Liar,” released on February 13, “nothing left, we don’t know why” will be released on March 6. This track plays at the end of each chapter within the game and is a dreamy indie pop song, contrasting sharply with “Liar.”

 ●シャイ・マエストロ、最新アルバムからシンガーのMAROを迎えた「Gloria」のミュージック・ビデオを公開!

これまでにも幾度と来日公演を行っている、同世代で最も創造的かつ影響力のあるピアニストの1人、シャイ・マエストロ。これまでに6枚のアルバムを発表し、現代ジャズにおける唯一無二の存在としての評価を確立した彼のニュー・アルバム『ザ・ゲストハウス』が先週発売を迎えた。


そして、最新シングル「Gloria - ft. MARO」のミュージック・ビデオが公開に! 同楽曲には、MAROことリスボン出身のマリアナ・セッカがシンガーとして参加している。リスボン出身のマリアナは2019年、ジェイコブ・コリアーのツアー・バンドに参加。ジャンルを超越した音楽性でクインシー・ジョーンズらに認められる最注目シンガーソングライターにしてマルチ・ミュージシャンである。


・「Gloria - ft. MARO 」のミュージック・ビデオ公開中!

https://youtu.be/xB7GRKTJrtk?si=EIePRO1sQ8viyWXs




今回のシングルについてシャイは次のように話している。


「この楽曲で、世界で最も好きな歌手の1人である素晴らしいMAROとコラボレーションできたことを、心から誇りに思うよ。彼女の声は本当に唯一無二なんだ。僕にとって、彼女の歌い方はいつも深くパーソナルで、誠実で、本物だと感じられるんだ。初めて一緒に仕事をしたのはコロナ禍で、YouTubeの『ItsaMeMARO』シリーズで僕の楽曲『Gal』を録音した時だった。その経験を経て、再びコラボレーションすることは必然だと確信し、今回こうして実現したんだ!」


「 『Gloria』は僕のパートナー、グロリアのために書いた曲だよ。彼女は驚くほど賢く、知性にあふれ、美しく、ユーモアのセンスがあり、そして深く繊細な人間だ。この作品は僕たち2人の強い絆から生まれたんだ。歌詞は仏教の経典『般若心経』と、その「空(くう)」の概念への考察から強く影響を受けているんだ」


「長いスランプを経て、この曲を歌うのはMAROだと確信した。彼女の歌声、そのフレーズ、響き、意味を伝える方法を想像した時、言葉は自然と湧き上がってきたよ。『Gloria』は僕の心に深く刻まれた曲なんだ。前作ではピアノ・ソロ曲として始まり、今回詞と歌声、そして共有された存在感によって新たな命を吹き込まれた。この曲をこれほど寛大で美しい形で世に送り出してくれたMAROに、心からの感謝を捧げたい!」


シャイのニュー・アルバム『ザ・ゲストハウス』には、現代の音楽シーンを牽引する注目アーティストが多数参加している。


前述のMAROをはじめ、22歳の若さで名門ブルーノートからデビューし、ファースト・アルバム『Omega』がニューヨーク・タイムズ誌の「2020年No.1ジャズ・アルバム」に選出された新世代を代表するサックス奏者、イマニュエル・ウィルキンス。


歌手、ソングライター、マルチ器楽奏者にしてプロデューサーでもあり、古き良きR&Bとフォークからアート・ロック、アンビエントなどからの影響を見事に融合した音楽スタイルが魅力のアロン・ロトリンガー。


そして、マイケル・マヨはアメリカの歌手で今年のグラミー賞2部門にノミネートを果たしている「最先端ジャズ・ヴォーカリスト」とも称される注目の存在であるなど、豪華メンバーが参加している。


アルバムからはすでに収録曲の「Strange Magic」「The Time Bender 」「Nature Boy - ft. Immanuel Wilkins」「Moon of Knives」が公開されている。



【アルバム情報】



アーティスト名:Shai Maestro(シャイ・マエストロ)

タイトル名:The Guesthouse(ザ・ゲストハウス)

発売日:発売中!

品番:BLV9177F (CD) / BLV9178F (LP)

レーベル:naïve records


<トラックリスト> 

1. The Time Bender 

2. The Guesthouse 

3. Nature Boy - ft. Immanuel Wilkins

4. Gloria - ft. MARO 

5. Moon of Knives 

6. Strange Magic ft. Michael Mayo 

7. Refuge 

8. GGiʼs Metamorphosis 

9. Sleepwalking Roses 

10. A Little Thank You Note 

11. The Lion And Me ft. Alon Lotringer

12. The Guesthouse’s Old Piano



▪︎アルバム配信中!

ストリーミングURL:

https://shaimaestro.bfan.link/theguesthouse



【バイオグラフィー】

1987年、イスラエル生まれのジャズ・ピアニスト。5歳からクラシック・ピアノ、8歳からジャズの演奏をスタートさせ、テルマ・イェリン国立芸術高等学校でジャズとクラシックを学び、その後ボストンのバークリー音楽大学へ入学。2006年からはイスラエル・ジャズ・シーン確立の立役者の一人であるベーシストのアヴィシャイ・コーエン(b)のグループに参加し注目を浴びる。2017年には自身のバンドで東京JAZZのメイン・ステージで演奏した他、これまでに度々来日公演を行なっている。2026年3月には最新アルバム『ザ・ゲストハウス』をリリース。


 


神戸を拠点に活動するダンスミュージック/ヒップポップデュオ、Neibissの7inchのリリースが発表となった。A面/B面には異なるカラーが施されプレスされる。デザインのかっこよさに注目だ。


クンビア、レゲトン、デンボー、ラテン、バイレファンキなど、南米のエキゾチックなダンスミュージックに急接近した最新作「Seaside Club」(2025年11月)より、パーティーでぐちゃぐちゃになるくらい盛り上がってるときの''ベトベトな床''からインスピレーションを受けた破茶滅茶なスゴイ曲「BeTBeT feat. 鎮座DOPENESS, Campanella」、そして、2024年にリリースした彼らの代表曲「4 season feat. Campanella」の二曲がリミックスバージョンとして新しく生まれ変わった。


今回、リミックスを手掛けたのはDJとしても大活躍中のBungoだ。ダンスホール/ダブ・リミックス(ミックスは、MaL a.k.a. Primal Dub)した「4 season feat. Campanella (Bungo Remix)」の2曲が7INCHでのリリースされる。


また、発売記念のイベントも開催予定。Seaside Club [CD]」のリリース日の3月27日(金)には、東京/solfa Nakameguro、4月03日(金)には、神戸/studio Bappleでのリリースパーティー「Neibiss 7inch Release Party」の開催が発表された。こちらの詳細についても下記より確認してみよう。



・7INCH

A面


B面


Neibiss、クンビア、レゲトン、デンボー、バイレファンキ...etc ラテン・ダンスミュージックに急接近した最新作「Seaside Club」(2025年11月リリース)より、パーティーでぐちゃぐちゃになるくらい盛り上がってるときの朝方も床(=ベトベト)からインスピレーションを受けた破茶滅茶なスゴイ曲「BeTBeT feat. 鎮座DOPENESS, Campanella」、2024年にリリースした彼らの代表曲の一つである「4 season feat. Campanella」をDJとしても大活中のBungoがダンスホール/ダブ・リミックス(ミックスは、MaL a.k.a. Primal Dub)した「4 season feat. Campanella (Bungo Remix)」の2曲が7INCHでリリース決定。東京と地元神戸でのリリースパーティーも決定。


・CD


Neibiss「Seaside Club」



Neibissの新作は、ラテン・ダンスミュージックに急接近!

前人未到のトロピカル・サイデリック・パーティーヒップホップ大全集「Seaside Club」。

鎮座DOPENESS、Campanella、森(どんぐりず)が参加。

CD限定でインストも収録した全12曲入。


Neibiss「Seaside Club [CD]」



CD | 2026.03.27 Release | NSP015CD | 2,273Yen+Tax | Released by SPACE SHOWER MUSIC


1. supanova  vo. hyunis1000, ratiff / prod. Neibiss

2. pass&pass feat. 森(どんぐりず)  vo. hyunis1000, ratiff, 森(どんぐりす)/ prod. hyunis1000

3. Uh Wah  vo. hyunis1000, ratiff / prod. ratiff

4. Starlight  vo. hyunis1000, ratiff / prod. Neibiss

5. BeTBeT feat. 鎮座DOPENESS, Campanella  vo. hyunis1000, ratiff, 鎮座DOPENESS, Campanella / prod. hyunis1000 [ https://youtu.be/cKIZ_sjPDrM ]

6. Magic  vo. hyunis1000, ratiff / prod. ratiff

7. supanova -Instrumental-  prod. Neibiss

8. pass&pass -Instrumental-  prod. hyunis1000

9. Uh Wah -Instrumental-  prod. ratiff

10. Starlight -Instrumental-  prod. Neibiss

11. BeTBeT -Instrumental-  prod. hyunis1000

12. Magic -Instrumental-  prod. ratiff


「BeTBeT feat. 鎮座DOPENESS, Campanella」


▪︎RELEASE EVENT  ''Neibiss 7inch Release Party TOKYO''



日 程| 2026.3.27 [Fri]

時 間| Open 22:00 / Close 29:00

会 場| solfa Nakameguro

料 金| Door 2,500 Yen / ADV. 2,000 Yen (W/Flyer)

出演者| 


- Live -

Neibiss


- DJ -

5harpy

Bungo

HAPPFAT

hyunis1000 (Neibiss)

MILS

ratiff (Neibiss)

凸凹。


- FOOD -

ayo store


- Flyer Design -

sosnzk


Ticket Link [ https://livepocket.jp/e/neibiss-party-tokyo ]



Neibiss 7inch Release Party KOBE


日 程| 2026.4.03 [Fri]

時 間| OPEN 22:00 / CLOSE 29:00

会 場| studio Bapple

料 金| DOOR ¥2,500 / ADV ¥2,000(W/FLYER)

出演者|


- Live -

Neibiss


- DJ -

Bungo

CE$

DJ SLICE a.k.a. PROF.CHINNEN

hyunis1000 (Neibiss)

Madkosmos

ratiff (Neibiss)

youngmarilyn


- FOOD -

chub


- Flyer Design -

sosnzk


Ticket Link [ https://livepocket.jp/e/neibiss-party-kobe ]



Neibiss:

ビートメイカー/DJ/ラッパーのratiff(ラティフ)とラッパーのhyunis1000(ヒョンイズセン)の二人組。共に2000年生まれ、兵庫県神戸市出身。Nerd Space Program。


2018年に結成、2020年01月「Heaven」でデビュー。2023年5月17日にどんぐりずとのコラボアルバム「DOMBIESS」をリリース。また、自らの所属するクルーNerd Space Programでの活動やソロとしてのリリースも活発に行うなどあらゆるカルチャーを巻き込み注目を集めている。


2024年2月14日アルバム「Daydream Marker」をリリース。そして、2025年11月05日、ラテン・ダンスミュージックに急接近にした6曲入EP「Seaside Club」をリリース。

©︎Nicole Ngai

Rosa Walton(ローザ・ウォルトン)が新たな時代へ踏み出す。2026年6月5日、トランスグレッシブ・レコードよりリリース予定のデビューソロアルバム『Tell Me It’s A Dream』を発表。これは彼女のキャリアにおいて最もパーソナルで壮大な作品となる(事前予約はこちらから)。


芸術的進化の決定的瞬間を刻む本作に先立ち、ウォルトンはファーストシングル「Sorry Anyway」を公開。過激な自己受容と恐れを知らない個性をテーマにした、明るくキャッチーなアンセムだ。 


ノリッジ発の実験的ポップデュオ「レッツ・イート・グランマ」の一員として知られるウォルトンは、心からの脆弱性と大胆な野心を基盤としながらも、その音の世界を広げる本作で新たな創造の章を開く。


BBCラジオ6ミュージックのヒュー・スティーブンスが初公開した新曲「Sorry Anyway」は、その精神を完璧に捉えている。きらめくポップフックと遊び心がありながらも反抗的なエネルギーを軸に構築されたこの楽曲で、ウォルトンは不完全さと真実性を受け入れ、「稲妻が欲しいなら/雷鳴と雨も覚悟しろ」という際立った歌詞を届ける。感情の誠実さと陶酔的な高揚感を両立させた、アルバム随一の即効性ある瞬間だ。


「ソロプロジェクトは決して距離を置いたり、単に一人で何かをするためのものではなかった」とウォルトンは語る。「物事を整理し地に足をつけるための創作として始まり、周囲の人々や共に音楽を作る喜びによって形作られていったものなんだ」


「Sorry Anyway」についてローザは続ける。「この曲は、恋愛関係であれ野望を追い求めることであれ、誰にも自分を抑え込ませないというメッセージだ。自分らしく生き、ありのままを受け入れ、型にはまることを気にせず、他の人にもこの姿勢を持ってほしいという願いも込めている。 制作は本当に楽しかった——この曲の魅力を形作っているのは、軽薄で無造作な部分。同時に、私にとって新たなボーカルスタイルの始まりでもあった。今の私は、自分のあらゆる側面を受け入れている」


『Tell Me It’s A Dream』の種は、ロックダウン中にサム・E・ヤマハとのセッションで初めて蒔かれた。その後、ウォルトンは自身の声とソングライティングが進化するにつれ、楽曲を見直し再構築した。アルバムはロサとデイヴィッド・レンチ(フランク・オーシャン、ジェイミー・XX、FKAツイッグス)による共同プロデュースで、信頼あるクリエイティブパートナーシップが継続された。 本作にはギタリストのジョン・ビクター、ベーシストのカム・カーン、ドラマーのエレナ・コスタが参加。


ハイライト曲「Prettier Things」にはジェニー・ホリングワースがフィーチャーされている。創造性が溢れるウェールズのスタジオオウズでの滞在中に録音された本作は、温もり、繋がり、そして楽観的な感覚を捉えている。


ウォルトンにとって複雑な時期に生まれた作品ながら、最終的には愛、友情、そして創造的な自由を讃えるものとなった。 光と色彩、開けた空のイメージを多用した、輝きに満ち感情豊かな楽曲群。歓喜と煌めく悲しみが交錯する「Heart To Heartbreak」から、ロマンチックな輝きを放つ「Halfway Round The World」まで、ウォルトンの直感的で視覚的なソングライティングスタイルが反映されている。


ウォルトンはわずか13歳でホリングワースと共にレッツ・イート・グランマを結成し、17歳でデビュー作『アイ・ジェミニ』を発表。その後、アイヴァー・ノヴェロ賞にノミネートされたブレイクスルー作『アイム・オール・イヤーズ』(SOPHIEとレンチによる共同プロデュース)を経て、2022年には高い評価を得た『トゥー・リボンス』をリリースした。 


バンド活動以外でもウォルトンはソロで成功を収めており、特に2023年にアニメシリーズおよびビデオゲーム『サイバーパンク2077』のために書き下ろした楽曲「アイ・リリー・ウォント・トゥ・ステイ・アット・ユア・ハウス」は4億回以上のストリーミング再生を記録。また昨年はNATUREとのコラボレーション曲「ディス・イズント・イット」を、画期的な環境保護イニシアチブの一環として発表した。 


「『Tell Me It’s A Dream』は野心を持ち、世界に増幅された美を見出すことについてだ」とウォルトンはアルバムについて語る。「究極の自由を追い求める物語だ。これらの楽曲に込められた姿勢の多くは、夢を追うことについて——そしてまさにそれが私の意図するところだ」


『Tell Me It’s A Dream』はデジタル配信、CD、カセット、スカイブルー・ヴァイナル、限定版インディーストア限定イエロー・ヴァイナル(未発表曲「There's No Such Thing As Horses」収録)でリリースされる。公式アーティストストアではアルバムバンドル購入者限定で、限定版ネオンピンク7インチ(『サイバーパンク2077』収録曲「I Really Want To Stay At Your House」収録)が付属する。



「Sorry Anyway」




Rosa Walton 『Tell Me It’s A Dream』


Label: Transgressive
Release: 2026年6月5日


Tracklist:

Heart To Heartbreak
Sorry Anyway
Taking The Roof Down
Wave Machine
When Will It All Reveal
Halfway Round The World
Prettier Things
July
Romance Is Dead On



スカウト・ギレットのセカンドアルバム『Touch Touch』は、絶え間ない動きの連続から生まれた。ミズーリ州生まれ、ブルックリン育ち、現在はロサンゼルスを拠点とするアーティストが「成長と脆弱性、直感を信じることを学んだ時期」と表現する歳月を経て完成した作品。 スラウチ・レコードより2026年リリース予定のこのアルバムは、脆弱性がもたらす痛み、生命の儚さ、そして関係性の中で自己を見出す難しさを探求している。これら全てが、スカウトのサウンドを唯一無二のものとする、荒削りでありながら煌めく宇宙的なトワンクで表現されている。


アルバムの起源は、スカウトがかつて住んでいたベッドスタイの寝室にある4トラックのタスカム・ポータスタジオに遡る。コンピューターから離れ、彼女は楽曲制作そのものに集中して新曲を紡ぎ始めた。「本当に作詞に集中でき、戻れる場所があった」と彼女は振り返る。 その後、リビングや練習スペースでリール・トゥ・リール方式によるデモ録音を重ね、各段階で新たな層と視点が加わっていった。


その後、型破りな旅が始まった。スカウトは自ら「バンド構築ツアー」と呼ぶ活動に乗り出し、これまで共演したことのないミュージシャンたちと演奏し、見知らぬ街でのライブを約束し、信頼と推薦を信じてリスクを冒した。最終的に固まったメンバー——長年のコラボレーターであるテッド・ジャミソン(9年以上の付き合い)、アブドン・バルデス、オマー・シャンバッカー——は、彼女が求めていた化学反応をもたらした。 「このバンドと本当に息が合ったと感じ、バンドもこのアルバムを深く理解し、敏感に反応してくれた」と彼女は語る。


スカウトは 2021年から、伝説的なプロデューサー、スチュワート・サイクスにアプローチを続けていた。彼女は、キャット・パワーの『The Greatest』や、モデスト・マウスの『Good News for People Who Love Bad News』を手掛けたこの人物とぜひ仕事をしたいと考えていた。

 

彼女の膨大なレコードコレクションを閲覧しているうちに彼の作品を発見し、彼女はメールで連絡を取った。「彼から返信があったとき、私は涙を流しました」と彼女は振り返ります。 長年の努力が実り、2024年春、スカウトのバンドが初のヨーロッパ・ヘッドライン・ツアーを終えたちょうどその頃、サイクスにようやく空きができた。


サイクスのテキサス/オースティンにあるスタジオでバンド全員によるほぼライブ録音で制作された本作は、生々しい切迫感を保ちつつ音の境界を押し広げる。ニール・ヤング、PJハーヴェイ、ホール、ルシンダ・ウィリアムズからインスピレーションを得たスカウトと共同制作者たちは、あらゆる局面でジャンルを超越した作品を生み出した——トワンギーでありながらロック、グランジでありながら脆く、感情の幅が広大だ。


本作の情感的な核となる「タフ・タッチ」は、スカウトがライブで演奏するのが最も好きな楽曲だ。繊細な脆弱性から爆発的なカタルシスへと移り変わるダイナミックレンジの広さで、拒絶や苦痛を経験した後に心を開くことの難しさを捉えている。


「イフ・アイ・ステイ」はスタジオで構築され、アルバム中最も劇的な変貌を遂げた楽曲だ。元々は別れをテーマにしたスローな4トラック・デモだったが、スタジオではニューヨークからロサンゼルスへの移住を題材に再構築。オマーが新たなリフを考案したことで、B-52'sとザ・カーズとグランジが融合した爆発的なアンセムへと変貌を遂げた。この成果は、本作の恐れを知らない実験精神とエネルギーを完璧に体現している。


『No Roof No Floor』と本作の間で、スカウトの芸術的アイデンティティに根本的な変化が起きた。「単なるミュージシャンではなく、作家としての自分と深く繋がれた」と彼女は語る。4トラックでのデモ制作プロセスにより、歌詞やメロディ、構造を丁寧に練り直すことが可能となり、楽曲に確かな深みが生まれた。


現在はロサンゼルスを拠点とするスカウトは、この地の風景、住まい、コミュニティ、そして自立した生活に心奪われている。すでに3作目のアルバムに向けたデモ制作を始めており、目的意識を感じさせる旅を続けている。 


このセカンドアルバム制作において、スカウトは聴く者に「理解されている」「孤独ではない」と感じてもらいたいと願っている——音楽が彼女に与えてくれたのと同じ贈り物を。これは妥協を拒み、恐ろしい時でさえプロセスを信じ、揺るぎない独自性を手にしたアーティストの響きだ。


 Scout Gillett『Tough Touch』-  Slouch Records


 

新レーベルからセカンド・アルバム『Tough Touch』をリリースし再出発するスカウト・ジレット。キャプチャード・トラックスからリリースされたデビューアルバムでは、エレクトロポップやインディーフォークを中心にレーベルの所在地であるニューヨークの音楽シーンに根ざした音楽性を追求していたが、ロサンゼルスに活動拠点を移したセカンドでは大胆な音楽性の変更を行っている。結果、インディーポップやハードロックなどのスタンダードな音楽が押し出された。モデスト・マウス/キャット・パワーのプロデューサーとして知られるスチュワート・サイクスは、ジレットのソングライターとしてのキャラクターを巧みに引き出すことに成功した。

 

デビューアルバム『no roof no floor』ではゴシックのトーンを押し出し、カルト的なインディーポップソングを中心に制作したシンガーソングライターであったが、最新アルバムにその面影は見当たらない。モノトーンというより、むしろカラフルな印象を押し出した音楽でリスナーを惹きつけてみせる。そのインディーロックサウンドは、モデスト・マウスの代表作『The Good News For People Who Loves Bad News』の雰囲気や、同時にキャット・パワーの一般的な楽曲の雰囲気に近い。言うまでもなく、上記のバンドやアーティストのような大きな拡散力は求められないかもしれないが、ベースメントのファン層にそれなりに支持を獲得しそうな気配がある。

 

『Tough Touch』は、最近のロックシーンの流行である''リール・トゥ・リール方式''ーーアナログ式の録音を基本に制作された。また、ミュージシャンとしてではなく、作家としての制作手段を選んだということもあって音楽的なテーマも鮮明になった印象を受ける。ニューヨーク的な音楽性にこだわっていたスカウト・ジレットは、アーティスト写真のキャスケット(帽子)を見れば分かる通り、西海岸のLAロック/メタルの音楽性を散りばめ、独創的なインディーズアルバムを制作した。少々趣味が行き過ぎたかもしれないが、音楽的な楽しさが満載となっている。本作にはスカウト・ジレットの熱狂的なロックフリークとしての姿を捉えることができるはずだ。

 

アルバムの一曲目を飾る「Too Fast Last」は、リズムギターとドラムのユニゾンで始まり、ファビアーノ・パラディーノがデビュー作で使用したベース進行(この曲の場合はシンセベース)を中心としたヴァースからメロディアスでポップな感じのサビに移行する形式を受け継いだ。ただ、一挙にコーラスに跳躍するわけではなく、リズムギターを重ねつつ、音楽をじわじわと盛り上げていき、最後に華やかになる。注目すべきは、サビの直前に休符を挟んで、曲にメリハリをつけていることだろう。この曲は、デビュー作とは対象的にダイナミックな印象を放ち、大陸的な壮大さを備えている。シンセポップやエレクトロポップを始めとする、デビュー当時の音楽性を引き継ぎ、そこにモデスト・マウスのようなインディーロック性が新しく加わった。

 


 「Too Fast Last」

 

 

アレンジメントとして着目すべきは、シンセのトレモロを配して、ボーカルのセンチメンタルな感覚ーーソロシンガーの存在感ーーを際立たせている点。このあたりに、サイクスのプロデュースの手腕が光り、曲のキャラクターやイメージを鮮やかに際立たせている。また、このアルバムでは、大胆なギターソロが入ることが多い。2分41秒以降のギターソロは、この冒頭曲にモデスト・マウスやピクシーズのようなオルタナティヴ性(本流とは対極をなす亜流性)を付与している。しかし、その亜流性とは、どこかに本流が併存するからこそ成立するのである。


本作においてオルタナティヴロック/ポップの音楽性と併存するのが、普遍的なカントリーやアメリカーナである。これもまたインディーズロックのトレンドに沿っているが、アルバムに読み取れるのは西海岸の空気感であり、大陸的なロマンでもある。スカウト・ジレットのソングライティングや歌はカルフォルニアのカントリーソングともいえ、独特な空気感に浸されている。

 

「Coney Island」ではレトロな音色を活かしたシンセポップにアメリカーナの要素、そして70年代のアメリカンロックの要素を付け足し、ほっと息のつけるような安堵感のあるポップソングを制作している。ここでは、ソングライターとしてのメロディーセンスが遺憾なく発揮されている。また、オルガンの演奏を背景に敷き詰め、ゴスペルのような精妙な空間性を体現させる。


二曲目の終盤でも、間奏の箇所を配置し、ハードロック風のギターソロを登場させる。ファジーなギターが以前のボーカルの余韻を作りながら、ハミングのボーカルと重なり、アウトロに移行していく。


アウトロでは、ハモンドオルガンの残響を活かし、ギターの繊細で静かなアルペジオで終わる。全般的な楽曲の構成や音域のバランス、器楽的な多彩性を最大限に用いるプロデューサーの手腕が、曲の全体的なイメージを押し上げている。アルバムの序盤では、ソロシンガーとしてにとどまらず、バンドとしての音楽性が強調され、アンサンブルの一体感を作り出している。

 

「Gonna Change」では明確に現代的なアメリカーナを選んでいる。この曲ではエンジェル・オルセンやヴァン・エッテンのデュエット曲の系譜に属するポップスとフォーク/カントリーの中間にある楽曲性が示唆される。


しかし、従来では表側に出てこなかった繊細性を打ち出し、それらを的確に曲に反映させることで、叙情的なサウンドが出来上がっている。


この曲ではスティールギターとドラムがボーカルの伴奏で使用される。現代的なアメリカーナのスタンダードな一曲に位置づけられるが、曲の中盤では、クラシックなロックやポップソングに傾倒していき、Byrds、CSN&Y、ジャクソン・ブラウンのようなサウンドに近づく。従来は男性的とされていたフォークサウンドを女性的なポップソングとして縁取っている。


「Blur」は同じ調性で構成され、連曲のように繋がっている。ロマンティックな雰囲気が続き、エレクトリックとアコースティックを併置し、同じタイプのギターサウンドにも関わらず、違った雰囲気が楽しめる。晴れやかな印象を持っていた前の曲とは対象的に、後者ではゴスペルやバラードの音楽性が際立つ。ミュートを用いたドラム、バスを強調するピアノ、全体的なアンビエンスを作るギターを背景に、スカウト・ジレットの繊細で美麗な歌声が強調されている。

 

こうした中で登場する「Secret Life of Trees」はアルバムのハイライトの一つとなりそうだ。サーフロックや2010年代にキャプチャード・トラックスで活躍したニューヨークのベースメントロックシーンのバンド、あるいはThe Clientele(UK)が最初期に用いていたようなヴェルヴェット・アンダーグラウンドのポスト世代に属するクリアトーンのギターが陶酔感のあるサウンドを作り出す。ミドルトーンのハスキーな声を中心に、アトモスフェリックなポップソングが構築される。これらはデビューアルバムでスカウト・ジレットが試行錯誤を重ねながらも、惜しくも完成されなかったシンセポップやエレクトロポップがようやく明確な形になった瞬間である。一度うまく行かなくても、丹念に試行錯誤を重ねるソングライターの姿勢に賞賛を送りたい。

 

 

「If I Stay」は異色の楽曲。スタンダードなロックンロールに傾倒している。従来はポップ、フォークにとどまっていたアーティストがついにロックシンガーとしての本性!?を表した瞬間だ。この曲では、伝説的な名シンガー、デボラ・ハリーが在籍したBlondieのようなニューヨークパンクの源流を成すバンドや、Heartのような女性版Led Zeppelinとも言えるイギリスの古典的なロックバンドの系譜を受け継ぎ、アグレッシヴで楽しげなロックナンバーを制作している。


楽曲全体の作り込みが念入りで、ロックンロールで頻繁に登場するピアノのゴキゲンな同音反復も登場したりする。これらに現代性を付与するのがシンセサイザーの使用で、少し笑ってしまうような煽情的なボーカルを交えながら、アトラクションのように心楽しいサウンドを作り上げる。ロックソングは基本的にシンプルで楽しいものなのだと思い出させてくれるナンバーだ。


全体的には、Sweet、Slade、New York Dolls、T-Rexのようなグリッターロックに近い。グラムロックやグリッターロックのような中性的な音楽はこれまで男性の音楽とされていた印象もあるが、スカウト・ジレットはそれらを女性シンガーとして見事にサルベージしている。こういう曲を聴くと、ロックソングは本来それほど難解な内容ではないことが実感できる。また、8曲目「Control」にもロックソングが登場し、こちらはハードロックタイプの楽曲として楽しめる。現地のハードロックカフェではこんな曲が流れているのだろうか。きっとそうかもしれない。

 

ジレットはアメリカの小規模のライブハウスなどで演奏されるようなポップソングも制作している。例えば、7曲目「Cherry Blossoms」がその好例である。 この曲は、ソロシンガーとしての矜持が現れた楽曲でもある。アリーナスタジアムのような大規模のステージとは対象的な少人数規模のベースメントのポップソングである。ここにはこの数年間、小さな草の根のライブハウスをメインに活動を続けてきたアーティストの深い追憶や感慨のようなものを見て取ることができる。それらは実際的にオーバーグラウンドのポップソングとは少し異なる、言いしれない静けさ、落ち着きを備えた曲として昇華されている。マイナー調を主体とした歌謡曲風のバラードソングで、アルバムの終盤の収録曲の中でも、曲間の橋渡しのような重要な役割を担う。

 

セカンド・アルバムの中で最も心惹かれる曲が、タイトル曲「Tough Touch」だった。ギターとピアノを中心とした神妙なイントロから、ドラムが入り、Journeyのサウンドを彷彿とさせるバラードソングを聴ける。この曲は全体的なアルバムで感動的な瞬間を味わえるはず。そしてこの曲の場合は、内観的な雰囲気、そしてアメリカーナやカントリーを下地にした落ち着きと静けさ、温かさを兼ね備えた、シンガーらしい楽曲として昇華される。サビの部分では、スティーヴ・ペリーのソプラノの飛躍するような美しい旋律の線こそ求められないものの、中音域を中心としたスカウト・ジレットらしい渋さのある落ち着いた感じのハイライトが形成される。


これもまた女性シンガーらしい控えめなバラードソングの真骨頂とも言える。しかし、一貫して高音域のボーカルを封印してきたスカウト・ジレットは、サビの終わりのビブラートの箇所で美しいソプラノを披露している。カントリー・ロックのサウンドを象徴付けるエレクトリックギターとゆったりとしたドラムを背景にして、このアルバムで最も感動的な歌声を披露する。

 

スカウト・ジレットは二作目でインディーズポップという枠組みには収まりきらないポピュラー/ロックソングを追求し始めている。それは全般的にシンガーの音楽に対する愛情を示唆している。


クローズを飾る「Sweet Dreams」はスタンダードなピアノバラードを選び、曲の背景となるバンドの演奏に引けを取らない秀逸な歌声を披露している。この曲では、サイクスの今作のプロデュースの真骨頂ともいえるストリングスが華麗に響く。圧倒的な歌声ではなく、聞き手に共鳴するような歌声を選んだのは最良の選択だったと思う。そのため、琴線に触れる音楽性が現れる時があり、それはアーティストによるセンチメンタルな独白ともいえる箇所に見出すことができる。また、最終曲に聞こえるボーカルや弦楽器のノスタルジックな響きは一聴の価値あり。

 

 

 

85/100

 

 

  

 

 

▪︎Scout Gillettのニューアルバム『Tough Touch』は本日発売。ストリーミングはこちらから。(*最初の記事公開時にアーティスト名の表記に誤りがございました。訂正とお詫び申し上げます)


 

東京を拠点に活動し、3rdシングル「246」がObscure Soundなど海外メディアからも信認を得ている新星オルタナティブロックバンド「RAINBOW BELTZ」が、2026年3月6日に新曲『Call You Back』をリリースします。


これまでのMV・ストリーミング累計再生数が30万回を超える彼らが今回放つのは、これまでのソリッドな音作りとは一線を画す、Bandcamp限定のアコースティックなナンバー。オーディオヴィジュアルが公開されているので是非ご視聴ください。


「Call You Back」



■リリース情報

アーティスト名:RAINBOW BELTZ

作品名:Call You Back

リリース日:2026年3月6日


Bandcamp: https://rainbowbeltz.bandcamp.com/track/call-you-back (16:00に公開)


■プロフィール


ボーカルのMiyu、ギターのKazao、ドラムのNikita、ベースのAsukaからなる東京発オルタナティブロックバンド。強固なミュージシャンシップに裏打ちされた鋭利なサウンドは、既に国境を越えて国際的な注目を集めています。


公式HP:https://rainbowbeltz.com/