この度、Acne Studios(アクネ ストゥディオズ)は東京・青山のフラッグシップストアの移転・拡張オープンから1周年を迎えます。2025年7月のオープン以来、ブランドを象徴するピンクグラニットのファサードと彫刻的なインテリアを備えた青山フラッグシップストアは、このエリアを象徴する存在として親しまれています。


このアニバーサリーを記念し、彫刻家Apollinaria Broche(アポリナリア・ブロッシュ) が9体のオリジナルキャラクターを制作。2021年秋冬ランウェイコレクションから続くコラボレーションの一環として、青山フラッグシップストアの屋上に大規模なインスタレーションを展開します。彫刻とインスタレーションの両方を手がけるBrocheは、形ある物質から生命が生まれる可能性を探求し、オブジェと生き物、そしてキャラクターの境界を行き来する擬人化・擬獣化されたフォルムを生み出しています。本プロジェクトでは、それらの作品が建物の印象的なシルエットと呼応しながら、青山の街並みに遊び心あふれる存在感をもたらします。


インスタレーションにあわせて、Apollinaria Brocheと制作した限定カプセルコレクションも登場します。本カプセルコレクションでは、Brocheのユニークな世界観から生まれた3つのキャラクター「BIMBI」「SUISEI」「THE HEDGEHOG」をあしらった限定Tシャツを展開いたします。それぞれのキャラクターには、独自のストーリーが込められています。


屋上インスタレーションおよびカプセルコレクションは、2026年7月24日(金)よりAcne Studios青山フラッグシップストア限定で展開されます。また、発売開始から約1か月間は作品の一部を店内でも展示します。







Blankaによるニューシングル「Movin’」 ファンク、ハウス、ソウルが交差する、躍動感あふれるグルーヴ


「Movin’」は、フランスのプロデューサー/マルチインストゥルメンタリストであるBlankaによるニューシングル。ファンク、ハウス、ソウル、ジャズ、エレクトロニックミュージックの要素を横断しながら、有機的な演奏とダンスミュージックの高揚感を融合させた作品となっている。


楽曲は、温かみのあるフェンダーローズの響き、空間的なコーラスアレンジ、アコースティックとプログラミングを組み合わせたドラム、そして思わず身体を揺らしたくなるグルーヴを軸に構築。昼から夜へと移り変わる時間帯の高揚感や、ダンスフロアが少しずつ熱を帯びていく瞬間の空気感を描き出している。


本作は、Blanka自身がこれまで影響を受けてきた音楽へのオマージュとして制作された。長年ともに活動してきたミュージシャンたちとのセッションを重ねる中で楽曲は自然に発展し、キーチェンジやライブ演奏をサンプリング/ループしたアイデアを取り入れながら現在の形へと到達。シンセサイザーとアコースティック楽器、エレクトリックベースとアコースティックベースが絶妙に絡み合い、クラシックでありながら現代的なサウンドを生み出している。


 

Blanka:



 

La Fine Équipeおよび「La Boulangerie」シリーズで注目を集めたBlankaは、ヒップホップ、ソウル、ジャズ、エレクトロニックを横断するサウンドで知られるフランスのプロデューサー/ミュージシャン。これまでにGuts、Onra、Wax Tailor、Chinese Man、Kool Keith、Deluxe、Gaël Fayeらとのコラボレーションを重ね、有機的な演奏感と洗練されたプロダクションを融合させた独自のスタイルを築いてきた。今後リリース予定のアルバム『Melt』では、ライブインストゥルメンテーションとモダンプロダクションの交差点をさらに深く探求している。


「Movin’」は言葉ではなくグルーヴそのものによって感情を伝える。ソウルフルな演奏とクラブミュージックの推進力が自然に溶け合い、ジャズファンクリスナーからビートミュージックファン、DJまで幅広く響く一曲に仕上がっている。


[作品情報]



アーティスト:Blanka

タイトル: Movin’

ジャンル:Soul, Funk, Jazz, House

発売元・レーベル:SWEET SOUL RECORDS

配信URL: https://lnk.to/blanka-movin


 

・Shuko、Laureen Mobo、La Reezyによる新曲「Possibilities」 ネオソウルとヒップホップが交差する、温もりあるグルーヴィーな一曲

 

「Possibilities」は、グラミー賞ノミネート歴を持つドイツのプロデューサーShukoと、新進気鋭のシンガーLaureen Mobo、ニューオーリンズ出身のラッパーLa Reezyによるコラボレーションシングル。ネオソウル、ヒップホップ、R&Bを自然に融合させながら、人生に広がる可能性や新たな気づきをテーマに描いた、温かく前向きな楽曲となっている。


豊かな生演奏と心地よいグルーヴを軸に展開するサウンドは、未来への希望や自己発見の高揚感を表現。ヴィンテージソウルを思わせる柔らかな質感と、しなやかなリズムが心地よく溶け合い、リスナーを穏やかに包み込む。Laureen Moboは繊細かつ表情豊かなヴォーカルで楽曲に深みを与え、La Reezyは地に足のついたラップで楽曲全体を引き締めながら、その夢見心地な世界観を鮮やかに彩っている。


Shukoは、20年以上にわたりヨーロッパのヒップホップ/ソウルシーンを牽引してきたプロデューサー。Kanye West『Donda』への参加をはじめ、Anderson .Paak、Ella Mai、Talib Kweliらとの仕事でも知られ、ソウルフルなサンプリングセンスとヴィンテージ感あふれるプロダクションで高い評価を獲得している。


 

Shuko


 

Laureen Moboはドイツの音楽大学Hochschule für Musik Mainzで学んだ新世代のヴォーカリスト。ジャズ、ソウル、ポップス、ゴスペル、ボサノヴァを自在に横断する柔軟な音楽性を持ち、その豊かな表現力で注目を集めている。


 

Laureen Mobo

 


La Reezyはニューオーリンズを拠点に活動するラッパー/アーティスト/起業家。21歳という若さながら精力的な活動を展開し、音楽だけでなく映像制作やコミュニティ活動を通じても支持を広げている。等身大のリリックと自然体のフロウによって、次世代を担うアーティストとして存在感を高めている。


[作品情報]



アーティスト:Shuko, Laureen Mobo

タイトル:Possibilities feat. La Reezy

ジャンル:Alternative R&B, Hip-Hop, Soul

情報解禁日:2026年7月24日(金)0:00 AM

配信開始日・オンエア解禁日:2026年7月24日(金)

発売元・レーベル:SWEET SOUL RECORDS

配信URL: https://lnk.to/shuko-laureen-possibilities


煌びやかな夜の情景を鮮やかに映し出すグルーヴ フィンランドとブルックリンを結ぶ極上のファンクR&B

 

フィンランド出身のプロデューサー/アーティストMishaと、同じくフィンランドのジャズファンク・シーンを代表するJussi Halmeが、ブルックリンを拠点に活動するシンガー/プロデューサーのRelyaeを迎えた新曲「Skyline」をリリース。


クラシックなファンクやソウルのエッセンスと現代的なR&Bを融合させた、温かく高揚感に満ちた一曲となっている。


印象的なベースラインと生ドラム、柔らかなエレクトリックピアノ、そして繊細なトランペットアレンジが織りなすサウンドは、夜の街が持つ特別なエネルギーや、人と人とのつながりが生み出すかけがえのない瞬間を描写。会話が自然と弾み、ダンスフロアが自由と可能性に満ちた場所へと変わるような、煌びやかな夜の情景を鮮やかに映し出している。Relyaeの温かく表現力豊かなヴォーカルも楽曲の魅力をさらに引き立てている。


 

Misha, Jussi Halme

Misha

Mishaは、オルタナティブR&Bやヒップホップ、ソウルを横断する洗練されたプロダクションで知られ、これまでにLalah Hathaway、Talib Kweli、Amber Navran、Stacy Eppsらとのコラボレーションを実現。Spotifyで累計1億回を超えるストリーミング再生を記録しているほか、Soulection Radio、BBC Radio 1Xtra、Okayplayer、Wonderland Magazineなどからも高い評価を受けている。


Jussi Halme


Jussi Halmeは、40年以上にわたりプロデューサー、作曲家、キーボーディストとして活躍してきたフィンランドのジャズファンク/ブギー・シーンの重要人物。1983年に発表した「Funny Funk」は現在も世界中のDJから支持を集めるクラシックとして知られ、国際的なファンク/ブギー・コミュニティにおいて確固たる存在感を築いている。


 

Relyae

 


ブルックリンを拠点に活動するRelyaeは、R&B、ファンク、ソウル、ボサノヴァ、エレクトロニックミュージックを自在に融合したサウンドで注目を集めるアーティスト。Kiefer、Carrtoons、Cisco Swank、Amelia Rose、Mishaらとのコラボレーションを重ねながら、ジャンルにとらわれない音楽性とソウルフルなソングライティングで独自の存在感を放っている。


[作品情報]



アーティスト:Misha, Relyae, Jussi Halme

タイトル: Skyline

ジャンル:R&B, Soul, Funk

配信開始日:2026年7月24日(金)

発売元・レーベル:SWEET SOUL RECORDS

配信URL: https://lnk.to/misha-skyline

 

・広島出身の中島基裕5年ぶりの新作は、前作の優美な光からディープな精神世界へと深化を遂げた、美麗クラシカル・フォーク作品


環境や記憶に集まる「光」をアコースティック楽器のカラフルなサウンドスケープで表現した前作『Gathering The Light』から5年。広島のギタリスト中島基裕が、人間の精神の在り方を静かに問いかける最新作『Sea of Thought』を発表します。


今作の核心にあるのは、「環境破壊と資本主義の終焉」という重層的なテーマ。現代生活の営みが生む矛盾と無力感、そして意識の深淵へ沈みゆくプロセスが、10の楽曲からなる終わりなき思考の旅として構築されています。


前作同様、中島のギターのフィンガー・ピッキングを中心をしながら、ロバート・フリップが用いたことで知られるフリッパートロニクスのざらついた質感や、自作の特殊楽器を導入し、実験的なアプローチを深化させました。


ARAKI Shinによる金管楽器と巧みなアレンジメント、Kumi Takaharaによるストリングス、先行シングルでフィーチャーされた marucoporoporoといったゲスト陣の演奏が、絶望の果てに漂う儚い美しさを引き立てます。 世界が壊れゆくその先、暗い深海の底で最後に触れる人間の本質とは何か。前作の優美な光からディープな精神世界へと深化を遂げた、モダンクラシカル・フォークの極致です。ハーフ・トランスパレントのカラーヴァイナル仕様。タイトル曲の視聴は下記より。


「Sea of Thought」


■ Motohiro Nakashima「Sea of Thought」


タイトル:Sea of Thought

アーティスト:Motohiro Nakashima

DIGITAL発売日:2026年7月29日

LP発売日:2026年8月12日

フォーマット:LP/DIGITAL

レーベル:FLAU


tracklist:

1 River Water Will

2 Fault

3 Sea of Thought 

4 If

5 Cycle

6 Lighthouse

7 Plume

8 In Dim Light

9 Watershed

10 Like Touching a Stone in the Deep Sea



■ リリース詳細:

https://flau.jp/releases/sea-of-thought/


Motohiro Nakashima:

福山市出身のギタリスト中島基裕は、10代前半からギターを弾き始め、18歳から作曲を開始。関西での活動を経て、現在は地元福山を拠点に活動中。これまでに複数のレーベルから4枚のアルバムをリリースしているほか、映画や劇伴の音楽を担当、自身のレーベルNovemberを主宰している。FLAUから5年ぶりにリリースされる最新作「Sea of Thought」は、marucoporoporo、ARAKI Shin、Kumi Takaharaらゲストを招き、より管弦楽的趣向を深めた内省的な作品となっている。


2026年7月22日。バンド初のフル・ライブ・アルバム『Sparks Live On The Moon』は、メイル兄弟によるエレクトロニックデュオ、スパークスがライブパフォーマンスの絶頂期にあった姿を捉えた作品だ。


リリースに先立ち、本日「Lord Have Mercy (Live On The Moon)」が公開された。この曲のオリジナル・バージョンは、2025年に高い評価を得たアルバム『MAD!』に収録されていた。『Lord Have Mercy (Live On The Moon)』はこちらで視聴可能。 


Transgressive Recordsよりリリースされる『Sparks Live On The Moon』は、限定版のムーンカラーのマーブル・ダブルLP、2枚組CD、およびデジタルダウンロードで入手可能です。2025年のツアー終盤、月のタルンティウス・クレーターで録音された全20曲収録のこのアルバムには、アカデミー賞受賞者のケイト・ブランシェットによるイントロダクションとエンディングのナレーションが収録されています。


『Louder Than War』誌は2025年の公演を「100分間にわたるエネルギッシュでスリリングなポップソングの連続」と評したほか、『The Spectator』誌は「紛れもない大成功」と称賛、『The Scotsman』誌は「メイル兄弟がファンを天国へと連れて行き、また戻してくれる」と記した。


『Mojo』誌は彼らのライブを「奔放な喜び……ユニークで輝かしいスペクタクル」と称賛し、『The Times』紙は★★★★★の評価を与え、「壮麗な一夜」と評した。また、『Classic Rock』誌は「機知、哀愁、そして荒々しさ……喜びとパワーが注入された、極めてスリリングな体験」と絶賛した。


『Whippings and Apologies (Live On The Moon)』は、現在ストリーミング配信も開始されている。



「Whippings and Apologies (Live On The Moon)」


 

スパークスはヨーロッパ各地でのライブ公演を精力的に続けており、フランスの「キャバレー・ヴェール」(8月21日)や「ロック・アン・セーヌ」への出演に加え、8月20日にナイメーヘン(オランダ)、8月29日にアントワープ(ベルギー)でのヘッドライン公演も予定されている。また、バンドは『Sparks Live On The Moon』のリリースからわずか数日後の2026年8月25日にヨーク・バービカン、8月26日にサウスエンドのクリフス・パビリオンで公演を行い、52年ぶりにヨークとサウスエンドに戻ってくる。


ロン・メイルとラッセル・メイルがこれら2つの都市を最後に訪れたのは1974年のことだった。その年は、『Kimono My House』がアルバムチャートにランクインし、番組『Top Of The Pops』での「This Town Ain't Big Enough For Both Of Us」の忘れがたいパフォーマンスが、英国ポップ史における決定的な瞬間の一つとなった、まさに非凡な年であった。 


それから52年……、彼らが戻ってくるのは単なるノスタルジー・アクトとしてではなく、ポピュラー音楽界で最も影響力があり、独創的なアーティストの一人としてである。彼らのファン層は今や複数の世代にまたがっており、長年のファンに加え、28枚の絶賛されたアルバム、エドガー・ライト監督のドキュメンタリー『ザ・スパークス・ブラザーズ』、ゴリラズとの最近のコラボレーション、そして50年以上にわたり創造的な活力を維持し続けてきた革新へのたゆまぬ取り組みを通じてスパークスを発見した若いリスナーたちもいっしょに並んで応援している。

 


・SPARKS - AUGUST 2026 TOUR DATES


Thursday 20 August – Netherlands, Nijmegen, Openluchttheater De Goffert

Friday 21 August – France, Charleville-Mézières, Cabaret Vert Festival

Date tba – UK, Crickhowell, Green Man Festival

Tuesday 25 August – UK, York Barbican

Wednesday 26 August – UK, Southend-on-Sea, Cliffs Pavilion

Date tba - France, Rock En Seine

Saturday 29 August – Belgium, Antwerp, De Roma

 


* See www.allsparks.com for details.



『Sparks Live On The Moon』ー2LP - TRANS971X & 2CD - TRANS971CD





Tracklisting

1. So May We Start
2. Do Things My Own Way
3. Reinforcements
4. Academy Award Performance
5. Goofing Off
6. Beat the Clock
7. Please Don't Fuck Up My World
8. Running Up A Tab At The Hotel For The Fab
9. Suburban Homeboy ("Ron Speaks" Version)
10. All You Ever Think About Is Sex 
11. Drowned In A Sea Of Tears
12. JanSport Backpack
13. Music That You Can Dance To
14. When Do I Get To Sing "My Way"
15. The Number One Song In Heaven
16. This Town Ain't Big Enough For Both Of Us
17. Whippings and Apologies
18. Lord Have Mercy
19. The Girl Is Crying In Her Latte
20. All 

 


アメリカのシンガーソングライター、Greg Freeman(グレッグ・フリーマン)が待望の新アルバム『All Set The Bone』を発表した。ジョン・コングルトンがプロデュースを手掛けたこのアルバムは、10月2日にTransgressive/Canvasbackよりリリース。


フリーマンは、批評家から広く称賛され、『ニューヨーク・タイムズ』の「2025年ベスト・アルバム」リストに選出され、ピッチフォークから「ベスト・ニュー・アルバム」という栄誉ある称号も授与されたブレイクスルー作『Burningover』の制作を終えたばかりだったが、すぐにその次作の制作に取りかかった。

 

彼は自信を持って既成概念の打破を追求し、慣れ親しんだ手法ではなく、衝動に従って創作を行った。「次のアルバムがどうあるべきか、はっきりと理解できた瞬間があった」と彼は語る。「新しいアルバムの制作に着手するために必要な影響やインスピレーションを得るには、もっと時間がかかると思っていたので、自分でも驚いた」

 

その代わりに生まれたのは、決して作り込みすぎたり説教臭くなったりすることのない、爆発的な楽曲群だった。


フリーマンは『All Set The Bone』を「多くの変化と、多くの緊張の反映」と表現している。これは4面にわたって広がる政治的かつ個人的な物語の詰め合わせであり、「非人間的な出来事」や悲嘆が「完璧な津波」へと巻き込まれている。

 

制作とレコーディングの最中、フリーマンは長年住んでいたバーリントンの自宅を離れ、南西部の辺鄙な場所に籠もり、墓地の造園作業やレストランの調理助手といったアルバイトを辞めて、音楽活動に専念するようになった。このアルバムには、同様に落ち着きのない人々の姿が散りばめられている。クレジットカードの借金に埋もれた有権者、閉じ込められたロブスターのようにガタガタと音を立てる二人のクリスチャンの心、首を曲げた人々の町、そして手足が野リンゴの木のように曲がった恋人。


『All Set The Bone』には、フリーマンの長年のコラボレーターであるギャレット・リンクとサム・アタラに加え、フローリーのジョーイ・サリバン、ザ・ロッキン・ワームズのカーニー・ヘムラー、アンナ・マクレラン、トリニティ・エースといった新たな面々が参加している。


『Good News』 以前のModest Mouseや初期のPavementの面影は残るものの、『All Set The Bone』は、ねじれながらもどこか親しみやすい意図的な断絶を通じて、安易な系譜への帰属を拒んでいる。フリーマンが長年抱いてきたFugaziやUnwoundへの執着が、アルバムの重厚な哀歌に彩りを添え、そのきらめくような前哨基地は、Big Star、The Drones、Mission Of Burmaを糧として育まれた。歌詞において、フリーマンの筆力は比喩の域を超えている。彼は、肉体や、夢を追いかけるもののニッチな場所に落ち着いてしまう様子を、リフのように紡ぎ出す。


『バーノバー』における怪談やニューヨークの様々な場所・歴史への不快なほどの執着を経て、フリーマンは再び時間と歴史の切迫感と不安へと立ち返り、「光が砂時計の砂のように注ぎ込む」星座から、疑問の合唱を紡ぎ出している。

 

オープニング曲「カホキア」は、ミシシッピ川のイリノイ州側に位置し、その建設者たちが姿を消した古代先住民の墳丘にちなんで名付けられた。フリーマンは、剥製や琥珀に閉じ込められた昆虫を用いて、愛や悲しみをテーマにした楽曲に文脈を与えている。A面の終盤近くでは、彼は「文化もなければ、ロックンロールももうない」という衝撃的な宣言さえ行っている。しかし、『All Set The Bone』を最もよく要約しているのは「Decade」かもしれない。「歴史は、君の暗くなる思考の一つひとつを野次馬のように覗き見ている」


フリーマンは、「時間が尽きつつある感覚、自分たちの歴史の軌道に閉じ込められていく感覚」があると語る。これは『I Looked Out』以来彼が掘り下げてきたテーマだが、この70分間に詰め込まれた作品ほど見事に表現されたことはない。

 


「Indu」




Greg Freeman  『All Set The Bone』


Label:Transgressive/Canvasback
Release:2026年10日2日

Tracklist:

1. Cahokia
2. Totaled
3. Culture
4. Withdrawn
5. Indu
6. Loser’s Prize
7. Hail Mary
8. Decade
9. Marooned
10. Untitled 10
11. Next To Nothing
12. Costs
13. Bury Me The Shovel


ロサンゼルスのシンガーソングライター、イアン・コビエラによる新作EP『All I Have I Give』がついにリリースされた。コビエラのルーツ、キューバとボリビアの音楽を織り交ぜたポップソング集となる。


この作品は、インディー・ポップ、フォーク、ロック、クラシックを融合させ、彼がキューバとボリビアで育った経験から受けた影響も織り交ぜており、魅力的で予想外の聴き心地を生み出しています。


5曲からなるこの作品は、その重心を失うことなく、幅広い感情のニュアンスを駆け巡ります。コビエラのピアノを軸に、弦楽器、キューバのリズム、コーラスといった多彩なアンサンブルが織りなす楽曲は、理由あって狂気じみていて楽しいのです。彼は作曲、レコーディング、そしてパフォーマンスの過程で、その境地に至ることを心から楽しんでいました。居心地の悪さに身を置き、そこから学ぶこと――それが、制作プロセスのあらゆる瞬間に彼が感じたいことなのです。その緊張感こそが、この作品の真髄なのです。



イアン・コビエラは、キューバとボリビアからの移民の息子であり、クラシックピアノを「第一言語」として育ちました。長年にわたる技術の習得、規律、そして努力の積み重ねです。そのすべてが音楽に込められています。キューバのリズム、正統派の訓練とその解体、そしてその根底にある温かさ。このロサンゼルス出身のミュージシャンは、それらすべてを、クラシックのアレンジとオルタナティブ・ポップの中間に位置するサウンドへと昇華させました。


現在リリース中のEP『All I Have I Give』とその制作背景は、その音楽と同様に独特だ。レコーディングの資金を工面するため、コビエラはアグア・ドゥルセの農場で働いた。弦楽セクションを雇うには費用がかかりすぎたため、チェロをレンタルし、約4週間で独学で演奏を習得した。また、このアルバムのビジュアルの核となるライブセッションは、キューバ人アーティスト、エンリケ・マルティネス・セラヤが所有するイースト・ロサンゼルスの倉庫で制作された。


5曲からなるこの作品は、その重心を失うことなく、幅広い感情のニュアンスを駆け巡っている。コビエラのピアノと、弦楽器、キューバのリズム、合唱団といった入れ替わるアンサンブルを軸に構築されたこれらの楽曲が、狂気じみていて楽しいのには理由がある。彼は作曲、レコーディング、そして演奏の過程で、その境地に至ることを愛していた。不快感の中に身を置き、そこから学ぶこと――それが、制作プロセスのあらゆる瞬間に彼が感じたいことなのだ。その緊張感こそが、この作品の核心なのである。


・トランスグレッシブ所属のアーティストたちがヨーロッパツアーを敢行

Jawdropped (New Riser)


ロンドンに本拠を置く名門レーベル、Transgressive Recordsの所属アーティストの夏以降のライブツアー日程が公表された。ヨーロッパ圏のツアー日程となっている。これはイギリスにとどまらず、アメリカなどにもスカウト力を持つレーベルがヨーロッパ圏の音楽ファンの裾野を拡大する瞬間だ。


ご存知の通り、昨年、アニバーサリーを迎えたレーベルには魅力的なバンドやアーティストが数多く所属している。Greg Freeman、SPARKS、ED O'Brienを中心に、Nina Winder- Lind、そしてロサンゼルスの新進気鋭のロックバンド、Jawdroppedも名を連ねている。


ヨーロッパツアースケジュールとあわせて、あらためてお気に入りのアーティストとバンドを探してみて下さい。各アーティストの最新のアルバムリリース情報は、''Release Info''の項目からチェックすることができます。


・GREG FREEMAN



12/08/2026 – Paredes de Coura Festival, Portugal

17/08/2026 - The Louisiana, Bristol, UK [SOLD OUT]

18/08/2026 - MOTH Club, London, UK [SOLD OUT]

19/08/2026 - MOTH Club, London, UK

20/08/2026 - YES, Manchester, UK

21/08/2026 - Green Man Festival, Brecon Beacons,  UK

22/08/2026 - Pukkelpop, Hasselt, Belgium

25/08/2026 - Bogen F, Zurich, Switzerland

27/08/2026 - Supersonic, Paris, France

28/08/2026 - Hit The City Festival, Eindhoven, The Netherlands

29/08/2026 - Into The Great Wide Open, Vlieland, The Netherlands


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・Release Info


・SPARKS



20/08/2026 - Openluchttheater de Goffert, Nijmegen, Netherlands

21/08/2026 - Festival Cabaret Vert, Charleville-Mezieres, France

23/08/2026 - Green Man Festival, Powys, UK

25/08/2026 - York Barbican, York,

UK [SOLD OUT]

26/08/2026 - Cliffs Pavilion, Southend On Sea,

UK

28/08/2026 - Rock En Seine, Paris, France

29/08/2026 - De Roma, Antwerp, Belgium


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・Release Info



・ED O’BRIEN (RADIOHEAD)



04/10/2026 - Carré, Amsterdam, Netherlands

06/10/2026 - Teatro Lirico, Milan, Italy

08/10/2026 - Salle Pleyel, Paris, France 

10/10/2026 - Admiralspalast, Berlin, Germany

12/10/2026 - Laeiszhalle, Hamburg, Germany

14/10/2026 - Oosterpoort Main Hall, Groningen, Netherlands

16/10/2026 - The Barbican, London, UK [SOLD OUT]

19/10/2026 - Ulster Hall, Belfast International Festival, Northern Ireland, UK


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・Release Info


・MYKKI BLANCO



09/10/2026 - Robot Festival, Bologna, Italy

10/10/2026 - Meet Factory, Prague, Czechia

11/10/2026 - Kantine Berghain, Berlin, Germany

14/10/2026 - Alice, Copenhagen, Denmark

15/10/2026 - Kuudes Linja, Helsinki, Finland

16/10/2026 - Phono, Aarhus, Denmark

17/10/2026 - Hafenklang, Hamburg, Germany

19/10/2026 - Das Werk, Vienna, Austria

20/10/2026 - Pmk, Innsbruk, Austria

21/10/2026 - Palace, St Gallen, Switzerland

22/10/2026 - Fri-Son, Fribourg, Switzerland

24/10/2026 - Dabadaba, San Sebastian, Spain

27/10/2026 - Badaboum, Paris, France

28/10/2026 - Beursschouwburg, Brussels, Belgium

30/10/2026 - Soundhouse, Dublin, Ireland

31/10/2026 - Moth Club, London, UK

03/11/2026 - Hug And Pint, Glasgow, UK

04/11/2026 - Belgrave House, Leeds, UK

05/11/2026 - Music Hall At Deaf Institute, Manchester, UK

07/11/2026 - Simple Things, Bristol, UK

10/11/2026 - Concorde, Brighton, UK


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・Release Info


・NINA WINDER-LIND(The New Eves)



14/08/2026 - Rough Trade East, London, UK

16/08/2026 - Rough Trade, Bristol, UK

15/10/2026 - Toekomstmuziek, Amsterdam, The Netherlands 

18/10/2026 - Witloof Bar, Brussels, Belgium

20/10/2026 - Bumann & Sohn, Cologne, Germany

21/10/2026 - Neue Zukunft, Berlin, Germany

27/10/2026 - The Shacklewell Arms, London*, UK

28/10/2026 - Attic, Leeds*, UK

29/10/2026 - Quarry, Liverpool*, UK

30/10/2026 - Cafe Kino, Bristol*, UK

31/10/2026 - Cornish Bank, Falmouth*, UK


*Co-headline tour with Heka


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 ・Release Info


・JAWDROPPED



22/10/2026 - Left Of The Dial, Rotterdam, The Netherlands 

23/10/2026 - Left Of The Dial, Rotterdam, The Netherlands 

25/10/2026 - Urban Spree, Berlin, Germany

27/10/2026 - Paradiso, Amsterdam, The Netherlands

28/10/2026 - Ringo, Gent, Belgium 

30/10/2026 - Alder, Sheffield, UK

02/11/2026 - Pitchfork London, UK 

03/11/2026 - Joiners, Southampton, UK

04/11/2026 - Rough Trade Bristol, UK

06/11/2026 - Catapult Festival, Nantes, France

07/11/2026 - Pitchfork Paris, France 


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Release Info


今春、伝説のブリテイッシュ・フォーク・バンドのペンタングルのギタリスト、故ジョン・レンボーンとの共作で幻の未発表曲「A Rolling Stone From Heaven」を突如リリースし、同楽曲を収録したアルバム『LUST』を9月に発売することを発表した佐藤奈々子。シティ・ポップ・アーティストとして海外の音楽ファンからも支持されている彼女が、この度更なる新曲「A Bullet Hole In My Ear」を配信リリースした。


この楽曲が誕生した背景について奈々子は次のように話いてる。「歌詞の中で特に思い出深いのが『A Bullet Hole In My Ear』。稀代のキュレーターで、ベルギーのゲント現代美術館の館長だったヤン・フートと親しくしていた頃に、ヤンが『戦争とは、耳に穿たれた穴だ』と言いました。この言葉が強烈に心に響きました。突如として、鼓膜に穴が穿たれ、何かが永遠に失われてしまうことのとてつもない恐怖を感じました。その後、"A Bullet Hole In My Ear"という詩を書きました。戦争の狂気とそれに対峙する愛の歌でした。そしてこのレコーデイングでみんなに詩を見せて、即興的なセッションをしました」


アルバム『LUST』は、1996年から97年にかけてロンドンのMaison Rogue Matrix Studioで レコーディングされた未発表作品で、まさにこの度29年間の眠りから解き放たれることとなった幻のアルバムである。前述のジョン・レンボーンに加え、ダニー・カミングス(ダイアー・ストレイツ/ブライアン・アダムス)、 ブリンズレー・フォード(AZWAD)、ダン・バウトウッド(イアネロ)、ジェームス・デナム(アディクト)、チャーリー・プライス(シザー・メン)など、数多くの名だたるミュージシャンが参加した、即興的でジャム・セッション的なレコーディングの瞬間を捉えている。そしてレコーディング・エンジニアには藤井聡、さらに奈々子が日本で一番好きだというロック・ギタリストの長田進が日本から名を連ねている。


アルバムのレコーディングについて奈々子はこう話す。「レコーディングは、どんな風にやったかというと、1曲( 「Never Ending Love Letter」 )以外は、ほとんどがその場で即興的なジャム・セッションのレコーディングでした。たくさん詩を書いて持って行き、その時に感じるままに詩を選び、みんなに見せて、次はこんな感じの曲をやりたいといくつかのキーワードを伝えて、ジャム・セッションをしながら、どんどんレコーディングしました。それはそれはスリリングで楽しかったです。詩を選んで、音のイメージが湧いてくるままに、みんなとのセッションは最高に楽しい日々でした」


収録曲は、アブストラクト・ジャズ・ヴォーカル(「Love Trip」)、 チベットの民謡(「The Sorrow Of The Wind」)、サイケデリック・ポップ(「Mad Memories」)、グローバルなリズム(「Angel Whispers Midnight」)、アヴァンギャルド・ロック(「A Dirge For Coral」)、うねるようなシタール(「Never Ending Love Letter」)、ファンク・ロックの熱演(「Hell’s Bloom」)など、多岐にわたる。この作品は、明確なジャンル分けを拒むものであり、奈々子の多作かつ探求心あふれる音楽的キャリアと、その制作過程における自由奔放な姿勢の両方を物語っている。


アルバム『LUST』は9月30日(水)に日本ではフィジカル盤とデジタルが同時リリース予定。また、11月3日(水)には奈々子が坂本龍一、佐野元春とそれぞれコラボレーションした両A面7インチ・シングル「ファッション・エナジー/黄昏の恋人たち」が日本コロムビア株式会社より発売されることが決定している。


「A Bullet Hole In My Ear」



【アルバム情報】



アーティスト名:佐藤奈々子(Nanaco Sato)

タイトル名:LUST(ラスト)

品番:GB4006CD (CD) / GB4006 (LP)

日本発売日:2026年9月30日(水)予定

レーベル:Gearbox Records

クレジット;

Nanaco Sato: Vocals, Guitars

John Renbourn: Guitar

Susumu Osada: Guitar

Dan Boutwood: Guitar

Alan Clark: Hammond Organ

James Denham: Bass, Trumpet, Vocals

Charlie Price: Drums

Dolma Kyap: Vocals, Tungna (traditional folk lute)

Baluji Shrivastav: Sitar, Tabla

Brinsley Forde: Vocals

Danny Cummings: Percussion, Vocals

Barry Rutter: Synthesizer, Electronic Production

Ben Galvin: Synthesizer, Electronic Production

Produced by Nanaco Sato and Satoru Fujii

Recorded and mixed in 1996-1997 by Satoru Fujii, at Matrix Maison Rouge Studios, London, UK

Except track 14: John Renbourn’s guitar recorded by Nick Turner at Watercolour Music, Corran,

Fort William, Scotland

Mastered by Caspar Sutton-Jones at Gearbox Records, London, UK

Except track 14: Mastered by Harris Newman at Grey Market Mastering, Montreal, Canada

Artwork and design by Paul Reardon

http://www.paulreardon.studio

Master rights belong to Nanaco Sato

℗ & © Gearbox Records, 2025

Under License from Nanaco Sato

<トラックリスト>

(CD)

1. Home Sweet Home

2. The Sorrow Of The Wind

3. Love Trip

4. Mad Memories

5. Lust - Love Underground

6. A Bullet Hole In My Ear

7. Never Ending Love Letter

8. Angel Whispers Midnight

9. Hazy Sky

10. Hell’s Bloom

11. A Postman’s Love

12. A Dirge For Coral

13. Rainbow

14. A Rolling Stone From Heaven

(LP)

Side-A


1. Home Sweet Home

2. The Sorrow Of The Wind

3. Love Trip

4. Mad Memories

Side-B


1. Lust - Love Underground

2. A Bullet Hole In My Ear

3. Never Ending Love Letter

Side-C


1. Angel Whispers Midnight

2. Hazy Sky

3. Hell’s Bloom

4. A Postman’s Love

Side-D

1. A Dirge For Coral

2. Rainbow

3. A Rolling Stone From Heaven


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佐藤奈々子:


1955年、東京生まれ。独特のコケティッシュなウィスパー・ヴォイスは、渋谷系の元祖とも言われた。慶應義塾大学在学中に佐野元春と出会い、歌や詩を書くことを教わる。大学主催の女性シンガーソングライターコンテストに出場し、「綱渡り」で最優秀作詞賞受賞。このコンテストを機に1977年6月、佐野との共作によるアルバム『Funny Walkin'(ファニー・ウォーキン)』で日本コロムビアよりデビュー。ムーンライダーズや加藤和彦など、当時の先鋭的なアーティストの作品に参加、楽曲提供するなど活動の幅を広げる。


1980年にSPYを結成し、加藤和彦プロデュースによるセルフ・タイトル・アルバムをリリース。その後、プロのフォトグラファーとして広告、雑誌などで活動を始める。1986年、日産海外向けカレンダーの撮影で、世界のカレンダーコンテストで金賞受賞。翌年より5年間パリに移住。その後もコクトー・ツインズのメンバーであるサイモン・レイモンドのプロデュースによるアルバム『Luminus love in 23』を発表するなど、日本のみならず世界的に幅広く音楽を発信している。


また、作詞・作曲を手がけたピチカート・ファイヴの「Twiggy Twiggy」(野宮真貴の1981年のデビュー・アルバム『ピンクの心』収録曲)は世界的ヒットとなり、2014年にはセルフ・カヴァーで配信リリースしている。2026年4月、イギリスのギタリスト、ジョン・レンボーンとのコラボレーション・シングル「A Rolling Stone From Heaven」を配信リリース。9月にはニュー・アルバム『LUST』が、そして11月には日本コロムビア株式会社より両A面7インチ・シングル「ファッション・エナジー/黄昏の恋人たち」の発売も決定している。