▪︎ツジコノリコ3年ぶりとなる新作 愛猫PONへ捧げる、深い感情のサウンドスケープ 


6作目のフルアルバムとなる本作は、ソロ活動とコラボレーションの両面で培ってきた彼女の音楽的バリエーションを、さらに大きく広げた作品。本作は、幼い頃に引き取り、先天性難聴を抱えながら長い時間を共に過ごしてきた愛猫PONが、事故によって亡くなったことに捧げられています。アルバム全体には、その喪失を抱きしめるような、抽象的でありながらも優しく深い共鳴で満ち溢れています。

 

彼女の持ち味であるエレクトロニクス、ロマンティックなメロディー、そして想像を超えるほど繊細な音の響きは、本作でも存分に発揮されており、前作『Crépuscule I & II』に続き、今作もまた壮大なスケールを備えた作品に仕上がりました。本作で彼女は、子どものような無邪気さと、どこか謎めいた感覚のあいだを軽やかに行き来しています。表面上はシンプルに聴こえる瞬間であっても、思いがけない要素がふいに現れ、聴き手の想像力を大きく広げてくれるでしょう。

 

「Boku Wa Obaka」では複数のボーカルが浮かび上がり、「Knife of Yonder」では穏やかでブライアン・イーノを想起させる導入から始まり、やがて高揚感を伴う中盤へと展開していきます。最終的には、ブルースに近いニュアンスへと着地する、10分に及ぶ壮大な楽曲となっています。また、「Kikoeru Pon」は誠実な空気をたたえたバラードとして始まり、やがて静かで心地よいフィールドレコーディングへと溶け込んでいきます。アルバムタイトルや楽曲名の由来となった猫の声も収められており、この作品のパーソナルな側面を静かに印象づける一曲。

 

さらに、彼女のテクノロジーへの向き合い方には、深い人間性が宿っています。冷たく抽象的な作品ではなく、むしろ色彩豊かなフォトアルバムのようであり、彼女の内面世界や直感が驚くほど親密なかたちで記録されています。


ポップ、アンビエント、抽象音楽あいだをたゆたいながら、強く感情に訴えかける本作は、リスナーに新たな発見をもたらす感動的な作品。その豊かな感情の振れ幅は、混乱した世界のなかにかすかな希望を感じさせます。温かさと壮大さをあわせ持つこのアルバムは、彼女がまさにアーティストとして充実した時期にあることを強く印象づける一作と言えるでしょう。

 

 


Tujiko Noriko (ツジコノリコ) 『PON』


アーティスト:Tujiko Noriko (ツジコノリコ)

タイトル : PON (ポン)

発売日 : 2026年6月12日

 

<CD>

品番 : PDIP-6616

店頭価格 : 2,500円(税抜)/2,750円(税込)

バーコード : 4532813536163

レーベル : p*dis

フォーマット : 国内盤CD

▪️日本のみCD化/ボーナストラック1曲収録

 

<LP>

品番 : eMego322V

卸価格 : 4,980円(税抜)

バーコード : 880918278261

レーベル : Editions Mego

フォーマット : 輸入盤2枚組LP

▪️限定500枚


 

Track List :

1.Only on Love

2.Bosom

3.Kikoeru Pon

4.Sneezing

5.Knife of Yonder

6.Boku Wa Obake

7.Beachside Cats

8.Bokuno Satellite

9.Kareki Ni Hana

10.Birthday

11.Wakaru Pon

12.Pon on TGV

13.Quarz Rework

14.Kazeyo Pon

15.Slow Motion *国内盤CDのみボーナストラック


<プロフィール>

フランスを拠点に活動するミュージシャン、シンガーソングライター、映像作家。2000年、Peter RehbergとChristian Fenneszが彼女の最初のデモテープを発見し、アルバム『少女都市』でMegoからデビュー。アヴァンギャルドなエレクトロニカ周辺で高い評価を受け、Sonar、Benicassim、Mutekなどのフェスティバルに招かれ、世界中で演奏活動を行う。これまでにEditions Mego、FatCat、Room 40、PANから20枚のアルバムをリリースし、高い評価を得ている。2002年のアルバム「Hard Ni Sasete」はPrix Ars ElectronicaでHonorary Mentionを受賞。


映画、ダンス・パフォーマンス、アニメーション、アート・インスタレーションなどの音楽を手がけ、著名なミュージシャン、Peter Rehberg,、竹村延和、 Lawrence Englishらとコラボレーションしている。2005年には初の映像作品「Sand and Mini Hawaii」と「Sun」を制作し、パリのカルティエ財団や東京のアップリンクなどで国際的に上映された。2017年、Joji Koyamaと共同脚本・共同監督した長編映画「Kuro」はSlamdance 2017でプレミア上映され、Mubiでも上映された。2020年から21年にかけて、彼女の音楽作品はレイナ・ソフィア美術館で開催された展覧会「Audiosphere」(主要な現代美術館で初めて、映像もオブジェも一切ない展覧会)に出品された。


2020年にはサンダンスとベルリン国際映画祭で上映された長編映画「Surge」の音楽を担当し、2022年にはla Botaniqueでプレミア上映されたミラ・サンダースとセドリック・ノエルの映画「Mission Report」の音楽を担当した。Joji Koyamaとのアルバム『Crepuscule I&II』を2023年にEditions Megoからリリースしている。

 

2024年1月に東京/京都/福岡で来日公演を行い素晴らしいパフォーマンスを披露した。  


本日(3/27)、日本の古き良き文化をモチーフにした独自の世界観で注目を集めているアーティスト・冥丁(めいてい)のシングル「新和蝋燭」(しんわろうそく)がデジタルリリースされました。4月17日発売のニューアルバム『瑪瑙』(めのう)からの先行シングル第2弾となります。


冥丁 新和蝋燭 - NEW SINGLE


リリース日: 2026年3月27日(金)

カタログ番号 : KI-050S2

アーティスト : 冥丁

タイトル : 新和蝋燭

フォーマット:シングル / デジタル配信

レーベル : KITCHEN. LABE


配信URL: https://kitchenlabel.lnk.to/MUl4LF9C


TRACK LIST

1. 新和蝋燭


【楽曲概要】

黄昏の気配を湛える本作「新和蝋燭」は、冥丁の2023年作『古風 III』に収録された「和蝋燭」を新たな姿に再編した楽曲。第一弾先行配信曲「新花魁」(明の演目)が躍動的な上昇を描くのに対し、本作は内へと向かう対の存在「暮の演目」として黄昏の静寂を纏う。

深まりゆく闇の中で燃える和蝋燭のように、その音色はほのかに揺らめき、その下では低く反復する瞑想的な周波が静かに浸透している。音は淡い薄明に滲み、光は遠のき、最後に残るのは微かな粒子のみ。公演では、冥丁の暮の演目において静かな軸となり、消えかけた残り火のように余韻を漂わせる。


【冥丁(めいてい)プロフィール 】

冥丁は、“自明でありながらも幽微な存在として漂う日本”(誰もが感じる言葉では言い表せない繊細な日本)の印象を「失日本」と名付け、日本を主題とした独自の音楽表現を展開する、広島 尾道出身・京都在住のアーティストである。現代的なサウンドテクニックと日本古来の印象を融合させた、私的でコンセプチュアルな音楽表現を特徴とする。『怪談』『小町』『古風(Part I, II, III)』からなる三部作シリーズを発表し、その独自性は国際的に高く評価されている。TheWireやPitchforkなどの海外主要音楽メディアからも注目を集め、冥丁は近年のエレクトロニック・ミュージックにおける特異な存在として確立された。音楽作品の発表だけにとどまらず、国際的ブランドや文化的プロジェクトのための楽曲制作に加え、国内外における公演活動や音楽フェスティバルへの出演、ヨーロッパやアジアでのツアーを通じて活動の幅を広げてきた。さらに近年は、寺院や文化財、歴史的建造物といった空間での単独公演へと表現の場を拡げ、日本的感性と現代的表現の新時代を見いだし続けている。


 

孤高の電子音楽家【Shinichi Atobe】。セルフ・レーベルPlastic & Soundsから初となるアルバム「Silent Way」が本日3月27日にデジタル・リリースとなる。シンイチ・アトベは時代の評価軸を静かにすり抜けながら現在進行形で更新を続ける。テクノ/テックハウス好きは要チェックのミュージシャン。 

 

今回、アルバムの配信開始に合わせて収録曲「TRNS」のMusic Videoが公開された。下記よりご覧ください。さらに、イベント情報も追加された。5月18日(月)には、 WWWにて「Shinichi Atobe – 'Silent Way' Release Live featuring 'Heat' set.」の開催が発表となった。

 


Shinichi Atobe - TRNS (Official Music Video)

  


Video Direction : Kiyotaka Sumiyoshi
Cinematography : Kazuaki Koyama, Kiyotaka Sumiyoshi

 

 

YouTubeでの視聴:

 
[ https://youtu.be/ytyAquS8eN0?si=gtUTye3YEvPzV4Wg ]

 

 

▪EN 

 
A solitary electronic musician, Shinichi Atobe, who quietly defies the conventions of his era while continuously evolving in real time.


The album “Silent Way” is being released digitally today, March 27. The first album released on his own label Plastic & Sounds.


The music video for the track “TRNS” has been released.On Monday, May 18, it was also announced on the WWW, Tokyo that “Shinichi Atobe – ‘Silent Way’ Release Live featuring ‘Heat’ set” would be held.

 


▪Shinichi Atobe「Silent Way」- Digital Version

 



Digital | 2026.03.27 Release
Released by Plastic & Sounds | AWDR/LR2

 
1. intro 6.1
2. Phase 2
3. TRNS
4. Blurred
5. Aquarius
6. Durability
7. Rain 1
8. Syndrom
9. Fractal
10. Defect

Sounds:Shinichi Atobe
Mastering & Cutting:Rashad Becker
Photo:Yusuke Yamatani
Design:Satoshi Suzuki


・配信URL:[ https://ssm.lnk.to/SilentWay ]



▪Shinichi Atobe「Silent Way」- LP Version

 



Colored Vinyl 2LP (6,490 Yen Tax Incl.) |

2026.04.29 Release | 

DDJB-91267 (P&S003) | 

JAN 4543034054114

Released by Plastic & Sounds | AWDR/LR2


A1. intro 6.1
A2. Phase 2
A3. TRNS
B1. Blurred
B2. Aquarius
B3. Durability
C1. Rain 1
C2. Syndrom
D1. Fractal
D2. Defect

Sounds:Shinichi Atobe
Mastering & Cutting:Rashad Becker
Photo:Yusuke Yamatani
Design:Satoshi Suzuki

 

 ・配信URL:[ https://ssm.lnk.to/SilentWay ]


▪作品詳細:

2025年7月突如始動させたセルフ・レーベル【Plastic & Sounds】より、二枚の12インチ・シングルを経て、現時点での集大成となる全10曲を収録したアルバム「Silent Way」がデジタルで3月27日、Colored Vinyl 2LP(Gatefold Sleeve/33RPM/Limited Press)レコードが4月29日にリリース。


マスタリング/レコード・カッティングは、ベルリンのRashad Becker。アートワークは、写真家、山谷佑介の作品を核に、P&Sの全作品を手がける鈴木聖がその世界観を構築。


昨年、10月、Resident Advisorの人気シリーズ「RA Podcast」に登場し2023年4月に行われた世界初ライブの音源が公開、渋谷WWWにて、Plastic & Soundsローンチ公演「"Plastic & Sounds" label launch party」を開催。2026年1月には、同会場のニューイヤーパーティーで名盤「Haet」のライブセットを披露。


また、前作「Discipline」がPitchforkの「The 30 Best Electronic Albums of 2025」に、そして代表曲のひとつである「Butterfly Effect」がRA(Resident Advisor)の「The Best Electronic Tracks of 2000-25」に選出されるなど国内外で注目の高まる中のリリースとなる。

 

▪EN


Following two 12-inch singles released on the self-run label [Plastic & Sounds], which was launched unexpectedly in July 2025, the album “Silent Way”—a 10-track collection representing the artist’s work to date—will be released digitally on March 27, with a colored vinyl 2LP (gatefold sleeve, 33 RPM, limited edition) set to follow on April 29.


Mastering and record cutting by Rashad Becker in Berlin. The artwork centres on photographer Yusuke Yamatani's work, with Satoshi Suzuki—who handles all P&S releases—constructing the overall aesthetic.


Last October, they appeared on Resident Advisor's popular series “RA Podcast”, with audio from their world premiere live performance in April 2023 released. They held the “Plastic & Sounds” label launch party at Shibuya WWW. In January 2026, they performed a live set of their acclaimed album “Haet” at the venue's New Year's party.
This release comes amidst growing international acclaim, with their previous album ‘Discipline’ featured in Pitchfork's ‘The 30 Best Electronic Albums of 2025’, and one of their signature tracks, ‘Butterfly Effect’, selected for RA (Resident Advisor)'s ‘The Best Electronic Tracks of 2000-25’.

 


▪ライブ情報


【Shinichi Atobe】現時点での集大成となる新作アルバムのライブセットに加え、不朽のクラシック「Heat」のライブセットも携え、二部構成のリリースパーティーを開催します。



▪Shinichi Atobe – 'Silent Way' Release Live featuring 'Heat' set.

 



日程の詳細;[ https://www-shibuya.jp/schedule/019664.php ]

Date - 2026.05.18 [Mon]
Venue - WWW (Shibuya, Tokyo)
Act - Shinichi Atobe
Open - 18:30 / Start - 19:30
Ticket - ADV. 3,500 Yen [+1D] / U25 2,500 Yen [+1D] / Door 4,000 Yen [+1D]


 e+ [ https://eplus.jp/silentway ]
 RA [ https://ja.ra.co/events/2398084 ]
 LivePocket [ https://livepocket.jp/e/silentway ]

Information - WWW [ 03-5458-7685 ]


▪EN

Shinichi Atobe will host a two-part release party featuring a live set from his new album—the culmination of his work to date—as well as a live set of the timeless classic “Heat”



▪Shinichi Atobe:


埼玉を拠点に活動する電子音楽家。ダブ・テクノ、その後の00年代の一大潮流"ミニマル"にまで至る90年代のカルト・レーベルBasic Channel傘下のChain Reactionからリリースされた12インチ「Ship-Scope」(2001年)でデビューを果たす。その10年後となる2010年代初頭、マンチェスターのデュオDemdike Stareの働きかけによりレーベルDDSから初のフル・アルバム「Butterfly Effect」(2014年)をリリース。


それ以来同レーベルからコンスタントに「World」(2016年)、「From The Heart, It's A Start, A Work of Art」(2017年)、「Heat」(2018年)、「Yes」(2020年)、「Love of Plastic」(2022年)、「Discipline」、EP「Ongaku 1」(2024年)をリリース。クラブオーディエンスだけでなく多くの音楽リスナーを獲得し、多様な音楽媒体からも定評を受けている。



伝説化されたChain Reactionからのデビュー、DDSからのリリースをきっかけに世界に知れ渡ることになるものの、謎めいた稀有な存在として注目をされ続けている。
2025年には自身のプライベート・レーベル【Plastic & Sounds】を設立。2026年3月27日、Plastic & Soundsよりアルバム「Silent Way」をリリース。

 

▪EN

 
Electronic artists based in Saitama, Japan. He made his debut with the 12-inch “Ship-Scope” (2001) released on Chain Reaction, a sub label of Basic Channel, a 90s cult label leading to dub techno and then the “minimal” trend of the 00s. A decade later, in early 2010s, he released his first full-length album, “Butterfly Effect” (2014) on DDS label by lobbying of Manchester duo Demdike Stare.


Since then, he has consistently released “World” (2016), “From The Heart, It's a Start, a Work of Art” (2017), “Heat” (2018), “Yes” (2020), “Love of Plastic” (2022),  “Discipline” and the EP ‘Ongaku 1’ (2024). He has garnered a large number of music listeners as well as club audiences and has received acclaim from various music media.

Although his debut on the legendary Chain Reaction and his releases on DDS have brought him to the attention of the world, he has remained an enigmatic and rare entity.


In 2025, he established his own private label, "Plastic & Sounds" . On March 27, 2026, released the album “Silent Way” via Plastic & Sounds.

 

Sound Details:


[ https://plasticandsounds.bandcamp.com
]


シャーロット・コーンフィールドは、トロント出身のシンガーソングライター兼マルチ・インストゥルメンタリストである。コンコルディア大学でジャズ演奏の学位を取得し、ドラムを専攻した。3枚目のフルアルバム『The Shape of Your Name』は批評家から高い評価を受け、2019年のカナダの音楽賞、ポラリス賞のロングリストに選出された。


シャーロットは、ブロークン・ソーシャル・シーン、ティム・ベイカー、アナイス・ミッチェル、サム・エイミドンとのツアーに参加したほか、ティム・ダーシー、レイフ・ヴォレベック、オールド・マン・ルデッケ、ジョエル・プラスケットらとサイド・ミュージシャンとして共演している。 彼女の楽曲は、オーストラリアのテレビ番組『オフスプリング』や、エイミー・ジョー・ジョンソンの短編映画で使用されている。彼女はトロントの音楽シーンに深く関わっており、トロント音楽産業諮問委員会のメンバーを務めている。 


シャーロット・コーンフィールドの2026年、新たに契約を交わしたマージ・レコードからのデビュー作『Hurts Like Hell』は、彼女にとって6枚目のアルバムとなる。これは、2023年に娘が生まれて以来初めてレコーディングされた作品であり、一個人としてもアーティストとしても彼女にとっての大きな転機となった。このアルバムに繰り返し登場する、''個人の成長と再生、そして、困難や恥、気まずさの中でも愛が耐え抜く''というテーマは、まさに人間的な成長に根ざしている。


「それらの経験が私を自分自身の殻から引き出し、さらに物事に対する新たな視点を与えてくれました」と彼女は語ります。「そのすべてに宿る無防備さ、脆さ、そして奔放さが、私を自己中心的な視点から解放し、より広い視野を持たせてくれたのです」


その視点の変化は、自身の内面を超えた登場人物やテーマに声を与えるようになった。歌詞へのアプローチだけでなく、レコーディングへの取り組み方にも表れている。『Hurts Like Hell』は、彼女のキャリアの中で最も襟を開き、声を張り上げたアルバムであり、これまでで最も多彩なアーティストとのコラボレーションが結実した。


2025年1月、フィリップ・ワインローブ(エイドリアン・レンカー、ロニー・ホリー、ビリー・マーテン)の シュガー・マウンテン・スタジオに移った。それから、コーンフィールドはペールハウンドのエル・ケンプナー(ギター/ボーカル)、レイク・ストリート・ダイブのブリジット・カーニー(ベース/ボーカル)、アダム・ブリスビン(ギター/ペダル・スティール)、ショーン・マリンズ(ドラムス)を含むフル・バックバンドと共に制作に臨んだ。さらに、ヌリア・グラハム(ピアノ)とダニエル・ペンサー (サックス)が重要な役割を果たした。


その後、コーンフィールドとワインローブは、フェイスト、バック・ミーク、クリスチャン・リー・ハットソン、マイア・フリードマンを招き、アルバムでの歌唱を担当させた。「参加したミュージシャンたちは皆、夢のようなコラボレーターでした」とコーンフィールドは率直に語る。


ワインローブは『Hurts Like Hell』のプロデュース、レコーディング、ミキシングを担当しただけでなく、コーンフィールドが楽曲を練り上げる過程で良き相談相手となった。これは、通常プロデューサーとの仕事関係がレコーディング初日から始まるシンガーソングライターにとって、大きな転換点となった。コーンフィールドとバンドは同じスタジオで一緒にレコーディングを行い、生歌を収録し、オーバーダブは最小限に抑え、ヘッドフォンも使わず、有機的に、直感に従って制作を進めた。


コーンフィールドは、『Hurts Like Hell』に、過去の傷跡と未来への希望の両方を抱えて臨んだ。出産を経て、一歩引いて自分の音楽がどうあるべきかを見つめ直し、彼女は勇気を出して、自分にとって馴染みのある場所や人々、そして思いがけない人々から、空間と時間、そして助けを求めた。グループチャット、ファンではあるものの、面識のなかったソングライターたち、そして、かつて忘れ去られていた曲が新しい曲のコーラスを貸してくれた友人たち。 一つひとつの「イエス」、一つひとつのボイスメモ、一つひとつの共有ファイル、それから彼女のキャリアにおけるこの瞬間へと続く、一つひとつの開かれた未知の扉……。その瞬間を何と呼ぼうとも――拡大、再生、突破口――『Hurts Like Hell』は、それにふさわしいだけの懐深さを持っている。


Charlotte Cornfield 『Hurts Like Hell』-Merge/Next Door


シャーロット・コーンフィールドは初登場。キャロル・キングを彷彿とさせる良質なシンガーソングライター。『Hurts Like Hell』は、バック・ミーク、マイア・フリードマン、また、エル・ケンプナーといった豪華ゲスト陣が参加した、アメリカーナを基調とする力作となっている。エイドリアン・レンカーの系譜に属する叙情的なインディーフォーク/カントリー集が登場した。

 

今作には、 アメリカーナの幻想的な雰囲気が散りばめられ、キャロル・キング、ジョニ・ミッチェルを彷彿とさせる往年のフォークバラードと結びついている。その歌声には本作のテーマである苦悩を象徴するようなハスキーで渋いボーカルのトーンが宿っている。しかし、全般的には、子供の成長とともに自分自身の人間性が少しずつ成長していくというような、ローラ・マーリングの最新作に近い主題が含まれている。アルバムの音楽全体にあるのは、ソングライターの人生や周りの人々に対する温かな眼差し。それが存在するがゆえ、歌声にも、全体的なサウンドにも穏やかさが滲む。

 

『Hurts Like Hell』には豪華なミュージシャンが多数参加している。しかし、各々のミュージシャンが個性的であるとしても、全体的にはスタジオ・ミュージシャンとして参加し、コーンフィールドと一緒に協働している。ミュージシャンとしてのキャラクターを排し、バックバンドの専門的な仕事に徹している。録音自体も生の録音にこだわっているためか、脚色的なサウンドプロダクションは、(例外的な場合を除いては)ほとんど登場しない。現代的なマスタリングから見ると、少し地味であるにも思えるかもしれません。しかし、そのため、奥深く良質な音楽性が導き出される。過剰なサウンドプロダクションは、時折ボーカルの印象を薄めてしまい、全体的なトラックに埋もれさせてしまう。対して、今作は、ボーカルの持つ純粋な輝きが宿っている。

 

「Before」は、アルバムの端的なイントロダクションである。ムードのあるウージーなギターで始まり、ゆったりとしたドラム、和音の輪郭を強調するピアノが楽曲の背景に敷き詰められる。全体的には、フォーク/カントリーを基調とした雰囲気たっぷりのバラードソングとなっているが、ボーカルからは渋さが立ち上ってくる。エイドリアン・レンカーのような現代的なフォークシンガーの歌唱を意識しつつも、ブルースやR&B、ウェストコーストロックのような古典的なアーティストやバンドからの影響も伺える。ウィスパーボイスに近いボーカルから、時折ふとミッチェルやキング、初期のイーグルスを彷彿とさせる力強く、深みのある叙情性が立ちのぼってくる。

 

フレーズの繰り返しを活かし、背景の幻想的のギター、ウッドベースのような低音を強調させる。一曲目にもかかわらず、含みのある歌詞が後半部に散りばめられている。対象的に、タイトル曲は古典的なカントリーに根ざした内容で、 ディランやヤングに近いクラシックなボーカルスタイルを選んでいる。ヴァースとコーラスの対比から成立している一曲だが、メロディーフェイクの歌唱法などを織り交ぜ、チェストボイスからミックスボイスを上手く対比させ、サビの箇所で突き抜けるような爽やかな印象を押し出し、歌詞と連動させる。また、バックコーラスも調和的なハーモニーを作り出している。曲のフレーズごとに歌唱法を変化させるボーカリストとしての卓越した技術が、全体の良質な音楽性を生み出すための要因ともなっている。アメリカーナらしいペダルスティールも登場するが、この曲の隠れた主役はドラムでしょう。

 

 「Hurts Like Hell」

 

 

 

ロックンロールスタイルを選んだ例外的な曲を除いて、アップテンポな曲はほとんど見当たらない。対象的に、ゆったりとしたテンポ感を意識して、歌や演奏が録音されているが、そのためか、バンドサウンドとして強固なグルーブ感が立ち上ってくる。「Lost Leader」は、全体的にはアドリアン・レンカーを彷彿とさせるサウンドですが、テンポがゆっくりで、並の歌手では歌いこなすことが難しい。力技で押し通すことが出来ないため、歌の実力が顕わとなる。


しかしながら、それでもなお、コーンフィールドのボーカルは、楽曲の主役の位置の恥じぬ卓越した実力を感じさせる。旋律的にも、歌詞的にも、一つ一つのフレーズを丁寧に心から歌い上げているような気がする。彼女は自分の音楽を粗末に扱ったりしない。それがゆえに、ヒューマニティのような感覚が音楽からぼんやり立ち上ってくる。


この曲では、カントリー・ブルースともいうべき古典的な形式を選んでいるが、ボーカルにジャズの歌唱法を取り入れながら、含蓄のある音楽性を作り上げている。前曲ですでに多くの歌唱法を披露しているが、まだまだ手の内を明かしたというわけではあるまい。この曲では、特に、LRの2つの卓越したツインギターのプレイに注目したい。

 

例外的に、「Lucky」ではサザンロックのようなサウンドが登場する。ZZ TOPほどにはごつくないけれど、トム・ペティのような程よいテンションのブルースロックを聞くことが出来る。この曲でもギターが主役で、バッド・カンパニー、ジョニー・ウィンター、オールマン・ブラザーズを彷彿とさせる渋いリフが出てくる。しかし、対象的にボーカルは、キャロル・キングのような雰囲気がある。サザンロックやブルースロックをメロディアスにした軽快かつ聞きやすい一曲。この曲では、フィリップ・ワインローブ氏のマスタリングの手腕が光る。


サビやコーラスの箇所で、ボーカルがかなりクリアに響いてくることがある。一般的には、デジタルなコンソールに頼りがちな場面で、あえて生歌の質感を強調することで、歌の持つ叙情性を巧みに引き出している。おそらく現代的なマスタリングとは対象的な手法が選ばれているのではないかと推察出来る。しかしながら、一方、ギターソロでは、妙にカクカクしたサイケロック風のフレーズが登場する。対照的なサウンドが自然に混在しているのがユニークである。

 

カナダの実力派シンガーソングライター、Feistが参加した「Living With it」は、キャロル・キング、ジョニ・ミッチェルの系譜にあるフォークバラードで、前曲とは対象的にチェストボイスの低い音域を生かした渋みのある歌唱法を選んでいる。ヴァースからコーラスというすごくシンプルな構成ですが、サビの部分でファイストがデュエットで加わると、驚くほど音楽のイメージが華やかになる。ささやかな音楽性ではありながら、壮大な感覚を読み解く事もできる。


また、この曲では、ドラムテイクに強いフィルターを施し、ブレイクビーツのようなアクの強いリズム/ビートを作り出している。音楽の下地は70年代のフォークサウンドではないかと思われるが、現代的なリズム効果が付加される。新旧のサウンドの混在に着目したい。また、2分以降のささやくような二つのボーカルの混在は、琴線に触れる麗しきサウンドを生み出すことがある。

 

 「Living With it」

 

 

 

「Number」は強固なアメリカーナソングです。バック・ミークが参加しているのではないかと推測する。イントロでドラムがざっくりと入り、甘美的なペダルスティールがこの曲の印象を決定づける。アドリアン・レンカーのソロ作を彷彿とさせるが、こちらの曲の方はよりブルージー。コーンフィールドのボーカルは、R&Bアーティストの歌唱を彷彿とさせ、サビの最後の部分「Maybe you don't have my number anymore」が心地良いテイストを醸し出す。

 

驚くべきは、音楽的には一定の形式が選ばれているのに、多彩な世界が存在するということ。多くのミュージシャンがその入口で満足してしまうのに対して、コーンフィールドはサウンドの向こう側まで入り込む。歌詞の世界の奥深さもあるかもしれないが、これらは内的な感情や記憶を表現するため、深遠な音楽表現が必要であると製作陣が考えているからなのかもしれません。


「Squiddd」では、二曲目「Lost Leader」と同様に、かなりゆったりしたテンポで演奏し、カントリーやフォークを入り口に、ブルースやR&Bを通過しながら、魅惑的なバラードの世界を探求している。それほど物悲しい音楽ではないけれど、その反面、ふと、さりげない悲しみを感じさせる。最終的に、それはゴスペルのような深みのある音楽性へと到達する。アルバムの主題を前にして、悲嘆にくれるのではなく、その中で勇敢さを保っている。そのボーカリストとしての気高い感じは、現今の他のシンガーには感じられないものでしょう。

 

このアルバムは単なるボーカルソング集とは言いがたい。器楽的な効果、歌、録音の雰囲気など、人間が介在するものにしかなしえないアトモスフィアがいたるところに存在する。フォークミュージックとしてもっとも深遠な領域に達する「Kitchen」。日常的な台所からも深遠な領域に達することが出来るという証明といえる。ピアノの強い立ち上がりから、アコースティックギターの繊細なアルペジオの演奏が入るが、このギタープレイは必聴となる。コーンフィールドのボーカルは、痛切な感じを帯び、胸がギュッと痛くなるような繊細な響きを作り出す。夫婦生活や子育ての苦悩と集約するのは、あまりに短絡的かもしれないが、それにも似たシンパシーを感じさせる。


一方、コーンフィールドのボーカルはまるで、その先のあるものが何かを知るかのように、一定の決意を保っている。この曲では、個人の生活からくる感慨を純粋に歌うというソングライターとして不可欠な要素が備わっている。それがゆえ、何か感じるところがある。旋律的には、それほど悲しみを感じさせないが、詞や歌から、それがありありと伝わってくる。歌は何らかのメッセージであり、高次の伝達機能であるという基本が、この曲に集約されていると思う。

 

「Long Game」はアルバムのベストトラックに挙げられる。音楽的には、アルバムの序盤でわずかに感じさせたビートルズ風の一曲。個人的な解釈に過ぎないものの、ジョン・レノン風とも言えるかもしれません。この曲は、ボーカルという慣れ親しんだ形式がいかに多彩かを掴むのに最適となる。


ボーカルとは単なるメロディー装置でもなければ、単に言葉を伝えるための装置とも言えない。それ以上の人間的な感情や音楽的な背景、人生観、そして思いや考えを伝えるための追加機能が備わっていると言える。いわば、私たち現代人が見失ったシックスセンスを見事なほどに蘇らせてくれる。 


この曲には、フォークミュージックに不可欠な落胆、失望、悲しみがあるが、それとは対象的な感情、明るさ、希望、慈しみも存在する。一貫して冷静であったコーンフィールドが感傷的になる時がある。多くの素晴らしきミュージシャンが参加してくれたことに対する感謝が滲む瞬間である。ここにアルバムの主要なテーマである慈しみの瞬間が見事な音楽表現により体現される。

 

一貫してカントリー/フォークソングを中心に構成される本作のエンディング曲でも、スタイルに大まかな変化はありません。しかし、同じ形式を選ぼうとも、アウトプットされる音楽の色合いはそれぞれ異なる。ムードたっぷりのエレクトリックギター、繊細な感覚を帯びるアコースティックギターが幾層にも重なり合い、淡々としているが、叙情性のあるボーカルがいわくいいがたい雰囲気を生み出す。すると、レコーディングスタジオの生々しい空気感とも呼ぶべきものがひしひしと伝わってくる。


弦楽器のフレットを滑る音から、ボーカルのフレーズの間の息継ぎまで、まるでスタジオの中のすべてを録音したかのような研ぎ澄まされたサウンドプロダクションから、クライマックスの曲に相応しいコーンフィールドの厳粛な雰囲気の幽玄なボーカルが紡がれる。ジャジーなピアノを配した遊び心溢れるバラードソングとなっていて、静かに、ゆっくりと、音楽の世界が遠ざかる。最後までアルバムを聴くと、なぜか、ほのかな名残惜しさを感じさせる。良いアルバムですので是非聴いてみてください。

 

 

86/100 

 

 

「Long Game」 -Best Track

 

 

 

▪Charlotte Cornfield  『Hurts Like Hell』は本日、Merge/Next Doorから発売。ストリーミングはこちらから。

 



2026年2月11日に世界発売されたプレイステーション5 (PS5)、Xbox Series X|S、PC (Steam) 用ゲーム「ROMEO IS A DEAD MAN」ために書き下ろした新曲「Romeo」が本日リリース。


「Romeo」は、ゲームのエンディングに起用されている楽曲で、メロディ、ヴォーカルラインがしっかりありながらもヘビーなサウンドと融合したヘビーシューゲイズ、オルタナティヴ・サウンド。


▪︎Luby Sparks「Romeo」



Digital | LSEP-12 | 2026.03.27 Release | Released by AWDR/LR2

[ https://ssm.lnk.to/_Romeo ]


Music : Natsuki Kato

Lyrics : Natsuki Kato


Vocal : Erika Murphy

Backing Vocal, Bass, Synthesizers & Programming : Natsuki Kato

Electric Guitar : Tamio Sakuma

Electric Guitar & Shaker : Sunao Hiwatari

Drums : Shin Hasegawa


Arranged by Luby Sparks (Erika Murphy, Natsuki Kato, Tamio Sakuma, Sunao Hiwatari & Shin Hasegawa)


Recorded by Kentaro Kikuchi, Shun Otaki at TSUBASA Studio

Assistant Engineer : Misaki Masuda

Mixed by Zin Yoshida at Garden Wall

Mastered by Kentaro Kimura (Kimken Studio)


Produced by Luby Sparks & Zin Yoshida


Artwork by Max Bloom



・Luby Sparks「Liar」

Digital | LSEP-10 | 2026.02.13 Release | Released by AWDR/LR2

[ https://ssm.lnk.to/Liar ]

Luby Sparks - Liar (ROMEO IS A DEAD MAN Opening Theme)

[ https://youtu.be/X5fduxfnz9E ]

Luby Sparks - Liar (ROMEO IS A DEAD MAN Opening Theme) Official Lyric Video

[ https://youtu.be/sroFQ5rcmgk ]

Luby Sparks - Liar (ROMEO IS A DEAD MAN Opening Theme) Live at SUPER DOMMUNE

[ https://youtu.be/LLXuiqO5iT4 ]


・Luby Sparks「nothing left, we don’t know why」

Digital | LSEP-11 | 2026.03.06 Release | Released by AWDR/LR2

[ https://ssm.lnk.to/nothingleft ]

Luby Sparks - nothing left, we don’t know why (ROMEO IS A DEAD MAN) Official Lyric Video

[ https://youtu.be/kK35WXdNlhQ ]

Luby Sparks - nothing left, we don’t know why (ROMEO IS A DEAD MAN) Live at SUPER DOMMUNE

[ https://youtu.be/mRuInrA-2qI ]


▪︎ROMEO IS A DEAD MAN(ロミオ・イズ・ア・デッドマン)



2026年2月11日(水)発売 画面を覆わんばかりの血飛沫が飛び交う「ブラッディアクション」のカタルシス! 宇宙を舞台にプレイヤーの混乱を誘なうストーリー!


GRASSHOPPER MANUFACTURE INC.(グラスホッパー・マニファクチュア)が突きつける完全新作アクション・アドベンチャー、名付けて“ウルトラ・バイオレント・サイエンス・フィクション”!


本作は、主人公ロミオ・スターゲイザーの後方から見た三人称視点のアクションバトルを軸に、章仕立てで進む1人プレイ専用のアクション・アドベンチャーゲーム。

予測のつかないストーリーと激しいアクションバトル、さまざまなサイドミッションがプレイヤーを待ち受ける。


時空を超えた冒険活劇ストーリー


物語の舞台は、とある事件によって分断され、消失してしまった宇宙。巻き込まれ、半死半生となった主人公ロミオは、強烈なテクノロジーによって復活。FBIの通称「時空警察」捜査官となり、時空を跨いで跋扈する凶悪犯たちと対峙する。同時に前触れもなく姿を消した恋人ジュリエットの足跡を追ううちに、ふたつの事象は重なりはじめ……。「デッドギア」と呼ばれる多機能マスクを被り、時空を駆け巡るロミオがたどり着く先は?


Luby Sparks:


Natsuki (ba/vo)  Erika (vo)  Sunao (gt)  Tamio (gt)  Shin (dr)。

2016年3月結成。2018年1月、Max Bloom (Yuck) と全編ロンドンで制作したデビューアルバム「Luby Sparks」を発売。2019年9月に発表したシングル「Somewhere」では、Cocteau TwinsのRobin Guthrieによるリミックスもリリースされた。2022年5月11日にMy Bloody Valentine、Rina Sawayamaなどのプロデュース/エンジニアを手掛けるAndy Savoursを共同プロデューサーに迎え、セカンド・アルバム「Search + Destroy」をリリース。同年6月には、初のワンマンライブ「Search + Destroy Live」(WWW X) も行い、ソールドアウトとなった。10月にはタイでの海外公演、2023年3月全米7都市にて「US Tour 2023」、9月「Strawberry Music Festival 2023」を含む中国全7都市「China Tour 2023」、10月韓国、11月インドネシア「Joyland Festival」へ出演を行うなど海外での展開も積極的に行なっている。2024年5月にリリースした「Songs for The Daydreamers」EPに続き、2025年1月24日にも「Songs of The Hazy Memories」EPをリリース。


[ https://lubysparks.lnk.to/bio_top ]


▪︎EN

Luby Sparks is a Japanese alternative rock band formed in 2016. The band’s current lineup is Natsuki (bass, vocals), Erika (vocals), Tamio (guitar), Sunao (guitar), and Shin (drums). The band’s self-titled debut album, Luby Sparks (2018), was recorded in London with Max Bloom (Yuck/Cajun Dance Party) as a co-producer. In 2019, they released a single titled “Somewhere,” which was remixed by Robin Guthrie (Cocteau Twins). In May 2022, Luby Sparks released their second album, Search + Destroy, which is produced by Andy Savours, a Mercury Prize-shortlisted producer and engineer in London, who is known for working with My Bloody Valentine, Black Country, New Road, and Rina Sawayama. The album launch show at WWW X in Shibuya held in June was successfully sold out. In October, they performed in Bangkok, Thailand. In March 2023, Luby Sparks were actively expanding overseas with their first headline US tour around seven cities (New York, Boston, Philadelphia, San Francisco, Seattle, San Diego, and Los Angeles). In September of the same year, they were touring in seven cities in China, including a show at Strawberry Music Festival 2023, followed by a performance in Korea, and the worldwide festival Joyland Festival 2023 in Indonesia. Following the release of the last EP Song for The Daydreamers released in May 2024, new EP Song of The Hazy Memories will be released on January 24th, 2025.

▪光と闇の対話から生まれた、サイケデリックでソウルフルなミッドチューン
アルバムの核心へ迫る Nao Yoshioka × Bilal「Shadow」

 

国際的な活躍で注目を集めるソウルシンガーNao Yoshiokaが、新作アルバム『self』(2026年夏頃発売予定)からのサードシングル「Shadow feat. Bilal」のリリースを発表した。同楽曲は4月17日に配信開始予定。

  

 

・世界のラジオを席巻、アジア、アメリカ、ヨーロッパ各国のプレイリストにも選出


ファーストシングル「In the Rain feat. MXXWLL」、セカンドシングル「You Got to Feel It feat. Bnnyhunna & Braxton Cook」は、オーストラリア、オランダ、USとの国際的なコラボレーションが高く評価され、UKおよびヨーロッパのラジオで相次いで大きく取り上げられた。さらに「You Got to Feel It」はオランダをはじめ、アジア8ヵ国の「New Music Friday」にも選出され、広く反響を呼んでいる。そうした国際的な注目の高まりを受け、今回いよいよアルバムの核心テーマに直結する「Shadow」がリリースされる。


 

・ネオソウル・レジェンドBilalとニューヨークで生まれたセッション


「Shadow」では、フィラデルフィアを代表するネオソウルアーティストBilalをフィーチャリングに迎えた。Bilalは直近のグラミー賞でもノミネートを果たすなど、現在もシーンの最前線に立つ存在。


本楽曲はニューヨーク・マンハッタンのスタジオで行われたライティングセッションから生まれたもので、Naoが持ち込んだメッセージとメロディをもとに、そのままレコーディングへと発展した。プロデュースは「Tokyo 2020」「Celebrate」でもNaoと長年タッグを組んできたフィラデルフィアの気鋭プロデューサーCorey BernhardとSWEET SOUL RECORDSの山内直己による共同プロデュース。ギターにはBilalやBIGYUKIのバンドメンバーでもあるRandy Runionが参加し、フィラデルフィアを軸とするネオソウル・コミュニティの結束が楽曲に豊かな奥行きをもたらしている。この貴重なセッションの模様は、後日ビデオとして公開される予定だ。


・アルバム『self』の思想を象徴する一曲

 

「Shadow」のテーマは、ユング心理学における「シャドウ(Shadow)」の概念。Bilalとのデュエット形式で描かれる二つの声は、それぞれ“意識”と“無意識の側面”を象徴している。一聴するとラブソングのように響くが、その本質は“自分自身との和解”の物語。抑圧してきた感情や内なる葛藤と向き合い、やがてそれらが理解され、受け入れられ、統合されていく過程を、サイケデリックでソウルフルなサウンドで繊細かつエモーショナルに描き出している。

 

Nao Yoshiokaはこの楽曲についてこう語る。


「前作アルバムのリリース後、自分の弱さと深く向き合った時間から生まれた曲です。弱さを“克服する”のではなく、“愛する”ことができた瞬間、不思議なくらい感情が自由になりました。この体験からユングの『シャドウ』という概念を知った時、すべてが腑に落ちました。そこから、“闇=Shadow”と“Self”というテーマで曲を書こうと思いました。スタジオでBilalの才能に圧倒され、この曲がどんどん新しい光を帯びていく瞬間を目の前で見せてもらいました。アルバムの中でも特に忘れられないレコーディングセッションです」



・クラウドファンディング実施中/ライブにて重要なアナウンスを予定

Nao Yoshiokaは現在、日本ではCAMPFIRE、海外ではKickstarterにてアルバムに向けたクラウドファンディングを実施中(まもなく終了)。また以下の公演当日には、それぞれ重要なアナウンスが予定されている。

 

Nao Yoshioka Crowdfunding


 

[クラウドファンディング情報]

【Nao Yoshioka】世界11ヵ国を越えた歌声が、次に目指す最高峰の舞台へ

期間:2026年2月6日(金)〜2026年4月5日(日)


[公演情報]

・Tokyo Funk Sessions 2026 at Blue Note Tokyo 

日時:2026年4月2日(木) 

場所:Blue Note Tokyo 

詳細:https://www.bluenote.co.jp/jp/artists/nao-yoshioka/

 

・AFTER THE JAM ZIN × Nao Yoshioka at Billboard Live OSAKA 

日時:2026年4月12日 (日) 場所:Billboard Live OSAKA 

詳細:https://www.billboard-live.com/osaka/show?event_id=ev-21269


Nao Yoshioka, Bilal 「Shadow」


[作品情報]

アーティスト:Nao Yoshioka, Bilal

タイトル:Shadow

ジャンル:R&B, Soul

発売元・レーベル:SWEET SOUL RECORDS 

配信開始:2026年4月17日(金) 

配信URL(Pre-Save/Pre-Add): https://naoyoshioka.lnk.to/shadow 

 

▪オランダの新星、Bnnyhunnaによる待望のニューアルバム ゴスペル、ファンク、西アフリカのリズムをつなぐ拡張的サウンド


ガーナ出身、オランダを拠点に活動するアーティストBnnyhunnaが、待望のニューアルバム『Psalm Funk』を本日リリース。

 

ゴスペルハーモニーを根幹に据え、深いファンクリズムとジャズの即興性に支えられた本作では、Bnnyhunnaが最も自由で大胆に表現する瞬間が捉えられている。スピリチュアルジャズ、オルタナティブR&B、ヒップホップの質感、さらには西アフリカのリズム伝統を自由に行き来しつつも、即興の自由さと緻密な構成が絶妙に絡み合う演奏とプロダクションが光る。


本作の特徴のひとつは「間」の使い方。静寂は欠如ではなくアレンジの一部として存在し、呼吸や余裕、抑制がグルーヴや躍動感と同じくらいの重みを持つ。瞑想的な静けさと爆発的な解放感が交錯し、聴く者を身体的に引き込む体験を生む。ゴスペルコードはしなやかなベースラインに広がり、重ねられたハーモニーはシンコペーションするドラムに溶け込み、即興演奏と先進的なプロダクションが交わる。


さらに、Braxton CookやKokorokoのSheila Maurice-Grey、3DDY、Reggie Darteyといった多彩なコラボレーターが参加。クロスカルチャーな音世界をさらに豊かにしている。


デビューアルバム『Echoes Of Prayer』が神との親密な対話のような作品だったのに対し、『Psalm Funk』ではその対話がリズム、コミュニティ、そして身体の動きへと広がり、アーティストとしての表現の幅を一層豊かにしている。

 


Bnnyhunna 『Psalm Funk』


アーティスト:Bnnyhunna

タイトル:Psalm Funk

ジャンル:R&B, Soul, Jazz, Funk

発売元・レーベル:SWEET SOUL RECORDS 


配信URL: https://lnk.to/bnnyhunna-psalm-funk

 



Bnnyhunna:


 

Bnnyhunna(本名 Benjamin Ankomah)は、オランダとガーナにルーツを持ち、アムステルダム東部で育ったアーティスト。教会でピアノ、ドラム、ギターを学び、ジャズ、ヒップホップ、R&B、アフロの要素を融合させた、深みのある先進的なサウンドを築いてきた。

 

Fela Kuti、Yussef Dayes、Kendrick Lamar、Pharrell Williamsといったアーティストから影響を受け、作詞、作曲、演奏のほとんどを自ら手がける。

 

2021年のデビュー作『SINTHA』で国際的に注目され、主要フェスやジャンルを超えたコラボレーションを重ねる。2024年のデビューアルバム『ECHOES OF PRAYER』は広く称賛され、2025年にEdison Pop Award(Soul/R&B/Funk部門)を受賞。


ソロ活動のほか、舞台音楽の作曲や、オランダのTV番組『That’s My Jam』でバンドリーダー・音楽監督も務める。音楽、ビジュアルアート、物語性を融合させるマルチディシプリナリーな視点を持ち、スピリチュアリティ、グルーヴ、革新性を軸に、包括的で自由なアーティスティックな世界を構築している。

▪︎癒しと健全な愛、感情の成長を描くMarlinのセカンドEP『Side Effects』

Marlin

 

本日リリースされたスイス出身のシンガー/ソングライターMarlinのセカンドEP『Side Effects』は、アーティストとして、そして個人としての大きな前進を示す作品。


デビューEP『New Her』が毒のある関係の余波と自分を取り戻す過程を描いていたのに対し、『Side Effects』では心の準備、健全な愛、再び心を開く勇気に焦点を移している。癒しが成長に変わり、その成長によって本当の愛を迎える準備が整う瞬間を切り取っている。

 

全4曲を通して、Marlinは落ち着いた視点から恋に落ちる喜びと脆さを描く。楽曲は明るく軽やかなムードと、迷いや不安の入り混じった感情を行き来し、心が準備できていても身体は過去の傷を覚えていることを認める。その緊張に抗うのではなく向き合い、不安を正直さに、自己理解を強さに変えていく。EP全体を通して伝わるのは、内面の成長を重ねた人ほど安定した満たされた関係を築けるというメッセージ。


サウンド面では、現代的なR&Bとポップを基盤に、温かみのあるグルーヴ、クリーンなメロディ、さりげないファンクの要素を融合。キャッチーさと感情の深みが程よく混ざり合うプロダクションに仕上がっている。曲調や感情の表情を描き分けながら、「Hard To Get」は自信に満ちた遊び心、「Type of Way」は落ち着いた安心感のある愛、「Don’t Let Him Go」は自分を傷つけてしまいそうな感情と向き合う緊張感、タイトル曲「Side Effects」は信頼を取り戻す過程での静かな不安を映し出す。


このEPでは、Marlinが自分の脆さや迷いも含めて表現しながら、成長した自分の姿を音楽に反映している。心の変化や経験を丁寧に形にしたサウンドは、健全な愛が可能だと信じる人々に寄り添う温かさを持っている。

 

Marlin 『Side Effects』- New EP



[作品情報]

アーティスト:Marlin

タイトル: Side Effects

ジャンル:R&B, Pop, Funk

発売元・レーベル:SWEET SOUL RECORDS 


配信URL: https://lnk.to/marlin-side-effects


Marlin:



スイス出身で、ギニアとハンガリーにルーツを持つシンガー/ソングライター。多文化な背景が音楽に影響を与え、幼少期から90〜2000年代のR&B、ヒップホップ、レゲエに親しむ。Alicia Keys、Lauryn Hill、Usherといったアイコンが、彼女の初期の音楽的アイデンティティを形づくった。


2019年にはデュオOzyahとしてEP『688』をリリースし、スイス国内でライブ活動を展開。2022年からソロ活動を開始し、グルーヴやクリーンなメロディを特徴とするR&B/ポップセンスを磨き、スイスの主要ラジオ局で楽曲がオンエアされるなど支持を獲得。


2024年にはZermatt Unplugged Mountain AcademyやMontreux Jazz Residencyに参加し、フェス出演も重ねながらスイス音楽シーンで存在感を増している。


ウィメンズ・メンズウェアブランド、daisuke tanabeは、2026年秋冬シーズンより中国での展開を開始します。 

 

この発表に合わせ、2026年3月の上海ファッションウィーク期間中、上海市内の2拠点にてショールームとポップアップストアを開催します。INDUSTRIAL & COでのポップアップ(season 03 “x”)と、バイヤー・プレス向けのショールーム(season 04 “atom”)を同期間中に開催いたします。



<26SS Pop-up Store: season 03 “x”>

会期: 2026年3月28日(土) – 3月29日(日)

会場: INDUSTRIAL & CO(上海市静安区巨鹿路741-1)



<26AW Showroom: season 04 “atom”>

会期: 2026年3月26日(木) – 3月30日(月)

会場: The 1908 Granary (上海市黄浦区南苏州路1247号2楼)


about daisuke tanabe


 

daisuke tanabeは2024年に設立されたウィメンズ・メンズウェアブランド。

映画や小説、写真を元に創作したフィクションをベースに、世界各地の伝統的な職人技術と、前衛的なテクノロジーをミックスしたコレクションを展開する。実験的なクリエイションはファッションという概念の軽やかさと、ものづくりの厳かさの両面性を表現し、ハイエンドな素材と独創的なパターンを織り交ぜて体現する。


about designer

2021年に京都大学経済学部を卒業後、株式会社細尾に入社。

2023年に独立し、ファッションブランド「daisuke tanabe」を立ち上げる。

2024年2月にファーストコレクションを発表し、国内外での展開を始める。

 


Indigo De Souzaがニューシングル「Come To God」をリリースした。同楽曲は2025年にリリースされた『Precipice』に続くリリースとなる。ダンスミュージックとロックの融合というデ・スーザの新しいスタイル。


「Come To God」については、ある章を締めくくるための儀式的なセレモニー。ブラッドワーム・ムーンの日にリリースされ、悲しみから繰り返し学び続ける人々と共に、この曲が踊り続けることを願ってというメッセージが添えられている。デ・スーザはこの楽曲についてさらに詳しく説明している。


「私の人生における信じられないほどの転機から生まれました。洪水で持ち物をすべて失い、最も大切な人間関係が突然終わりを告げ、その結果、国を横断してロサンゼルスへと引っ越したのです。現実がひっくり返る中で、私は悲しみが極めて重要な「教師」であることに気づきました。悲しみは常にそこにあり、周期的に私を新しい形へと生まれ変わらせ、この身体の中にいれば、安全だと教えてくれるのです」


「私は「Come To God」を、一つの章を閉じるための最後のプロセスとして書きました。作詞、マントラ、否認と怒り、そして踊りながらヘッドフォンから返ってくる音を聴き、最終的には、潮の満ち引きする水の中に膝をついて、真の受容を見出すこと。このビデオ制作は、意図的な儀式でした。ブラッドワーム・ムーンの夜に、私を超えてこの曲を世に送り出しました。他の人々もまた、悲しみから繰り返し学びながら、この曲と共に踊ってくれることを願っています」


「私の大きな荒々しい感情を、記録される勢いへと紡ぎ出す手助けをしてくれ、いつもそばにいてくれた親愛なる友人、エリオット・コゼルに心から感謝しています。この曲のビジュアル世界を形にしてくれた素晴らしいチームにも感謝します。ミッチ・デキレッツ、アレックス・ラリベルテ、そしてジジ・トディスコ。ダンサーたち、私のマネジメント、レーベル、そして私の愛する人でありコラボレーターであるカイ・ゼレズニック」


「伝えたいことがあること、そしてそれがこれほどまでに美しく形になり、自分の芸術の可能性について、よりオープンに考えさせられるようになること――それは本当に特別なことです」


「Come To God」