アメリカで一体何が起きているのか? アメリカーナ/フォーク/カントリー・シンガーソングライター、クリス・マシューズの新曲「Forged In Fire」は事実の一端をジャーナリスティックに象っている。「Forged In Fire」はセス・グリアーがプロデュースおよびレコーディングを担当した。
ICE(米移民・関税執行局)やイランへの軍事行動に対する米国現政権への風当たりが強まる中、タイムリーなリリースと言える。音楽的には、フォークとブルース/ゴスペルの中間にあり、現代的なプロテストソングに位置づけられる。曲のタイトルは「炎の中で鍛え上げられた」を意味する。
マシューズは、この作品で、TRO Essex Music Group(ウディ・ガスリー、ピート・シーガー、ピート・タウンゼント、ピンク・フロイド、ブラック・サバスが所属)及びレーベル部門であるShamus Records(ウディ・ガスリーの『Woody at Home』、 Vol. 1 & 2、フレイミー・グラントの『CHURCH』、サム・ロビンスの『So Much I Still Don’t See』などをリリース)と契約を結んだ。
クリス・マシューズの影響力は、すでに米国の業界全体で広く認められている。彼女はインターナショナル・フォーク・ミュージック・アワードにおいて、2025年および、2022年の「ソング・オブ・ザ・イヤー」を受賞した。同賞の創設以来、この栄誉に2度輝いた初のアーティストとなりました。また、2024年には「アーティスト・オブ・ザ・イヤー」にも選出されている。
真実の吟遊詩人、ナッシュビル在住のクリス・マシューズは、新世代の社会正義を掲げる音楽家たちの中でも最も輝かしいスターのひとり。数々の賞を受賞した多作な作詞家兼作曲家であるマシューズさんは、カントリー、アメリカーナ、フォーク、ブルース、ブルーグラスを融合させ、伝統的なメロディーに根ざし、率直で独創的な歌詞が彩る、大胆かつ複雑なパフォーマンスを繰り広げる。彼女はまさにこの時代のために生まれたアーティストだ。
彼女の新曲「Forged In Fire」は「トランプ政権第2期による、不安定なアメリカ民主主義の解釈が始まってからわずか数ヶ月後に書かれた」という。
クリス・マシューズは次のように説明する。「その週のヘッドラインはこうだった。『米連邦判事がトランプの出生地に基づく入国禁止令を差し止め、集団訴訟の続行を認める』、『カリフォルニア州カマリロで抗議者が連邦当局と対峙、捜査官が農業労働者を標的に』『CPJがジャーナリストのマリオ・ゲバラ氏の釈放を要請』『トランプ政権、不法滞在の子供たちへのヘッドスタート支援を撤回』『CUNY(ニューヨーク州立大学)が最新の弾圧で親パレスチナ派の学生・職員を標的に』などなど。
その時、関税政策からテキサス州の致命的な洪水にいたるまで、数え切れないほどのニュースが溢れていた。この曲はある週の混沌から生まれたが、およそ1年が経った今、この政権の民主主義軽視がミネアポリスや他の多くの米国都市にもたらした混乱の渦中において、「Forged In Fire」は、公民権運動の時代に同様の状況に耐え抜いた人々からの戦いの叫びのように感じられる。
自他共に認める牧師の家系であるクリス・マシューズには、A.M.E.教会での育ちが色濃く反映されている。実力派ボーカリストのキショナ、カイリー・フィリップス、ニッキー・コンリー、ウィル・メレル、ジェイソン・エスクリッジが「私たちを教会へと誘う」中、マシューズの歌詞は「絶望は選択肢ではない」と私たちに語りかける。
マシューズは自身の言葉で、その使命は「声なき人々の声を広め、見過ごされている事実に光を当て、希望と愛こそが平等と正義への最も真の道であることを揺るぎない形で示し続けること」だと語った。
「Forged In Fire」
▪︎EN(Excerpt)
A troubadour of truth, Nashville resident Crys Matthews is among the brightest stars of the new generation of social justice music-makers. An award-winning, prolific lyricist and composer, Matthews blends Country, Americana, Folk, Blues, and Bluegrass into a bold, complex performance steeped in traditional melodies punctuated by honest, original lyrics. She is made for these times.
Her new single, “Forged In Fire,” was “written just a few short months into a precarious interpretation of American democracy courtesy of the second Trump administration.”
She continues: "The headlines that week were: U.S. Judge Blocks Trump’s Birthright Ban, Allows Class-Action Lawsuit to Proceed; Protesters Confront Feds in Camarillo, CA, as Agents Target Farmworkers; CPJ Calls for Release of Journalist Mario Guevara; Trump Admin Withdraws Head Start Services for Undocumented Children; CUNY Targets Pro-Palestinian Students and Staff in Latest Crackdown; and countless others about everything from tariffs to deadly floods in Texas.
While this song was born out of the chaos of a particular week, almost a year later, in the wake of the turmoil this administration's disdain for democracy has wrought in Minneapolis and in so many other American cities, "Forged In Fire" feels like a rallying cry from those who withstood similar conditions during the Civil Rights movement."






























