島根から出発し、東京、そしてアメリカに渡った伝説的なポストロックバンド、MONOが、結成25周年のアニバーサリーを兼ねたワールドツアーの開催を発表した。先日、MONOはスティーヴ・アルビニがレコーディングしたオーケストラ・アシストの素晴らしいニューアルバム『OATH』をリリースした。


2024年のワールドツアーは7月の東京Spotify O-Eastの公演で始まり、12月14日のロサンゼルスのWilshire Ebell Theatrの公演でフィナーレを迎える。このうち、ベルギー公演は既にソールドアウトとなっている。日本公演のスケジュールの詳細についてはこちらよりご覧ください。


MONOはまたアルバムからの新しいビデオ「Hear the Wind Sing」を公開した。これはアルバムからの3本目のビデオで、アースクエーカー・デバイセズとのコラボレーションで再び公開された。監督と編集はクリス・トラン。


ーーMONOの12枚目のアルバム”OATH"がバンド25周年を記念して発売です。そしてアースクエイカーデバイセスとのコラボでシングルMV、"Hear the Wind Sing" を制作しました。このビデオはバンドがアルバム制作の為に訪れたスタジオ、Electrical Audioでのリハーサルの合間に制作され、リラックスしたバンドの放つ音と彼らのホームグラウンドスタジオの美しい雰囲気を収めましたーー



「Hear the Wind Sing」



MONO World Tour (Japan):


7月3日 Spotify O-East

7月4日 Umeda Club Quatrro

11月20日 Spotify O-East (ft. Orchestra PITREZA)

11月22日 Yogibo Holy Mountain (Osaka)






 


東京のシンガーソングライター、柴田聡子は今年2月下旬に新作アルバム『Your Favorite Things』をリリースした。フルレングスはバンドセットで録音され、岡田拓郎、まきやまはる菜、浜公氣との共同制作。

 

プロデューサーには、Yves Tumor,Ariel Pink、Paramoreなどの作品を手掛けるDave Cooley(デイヴ・クーニー)を抜擢している。先月にはヴァイナル・ヴァージョンもリリース済み。

 

今回、最新アルバムの収録曲「Reebok」が7inchとしてシングルカットが決定。Aサイドにはオリジナルが収録され、Bサイドにはリミックスが収録される。本作はAWDR/LR2から8月21日に発売予定です。


リミックスを手掛けたのは、キー局のテレビドラマの主題歌制作などでもお馴染みのtofubeats。両ミュージシャンからのコメントが到着しています。下記よりご覧下さい。

 

 

柴田聡子によるコメント:


もしシングルカット出来たら最高だと思っていた「Reebok」をほんとうに7inchにしていただき幸福すぎます!


そしてtofubeatsさんによる、このまま時を止めてこの音楽の中に居させておくれ……と願わずにはいられないすばらしいリミックスまでいただき幸福に幸福が重なり最高の気持ちです。そしてこの度のすばらしいアートワークは坂脇慶さんです。


アルバム「Your Favorite Things」から軽やかにするどく展開した先が超格好良くて最高です。皆さまに感謝しかありません。ありがとうございます!私もほんとうに楽しみです。ぜひお手にとってください!どうぞよろしくお願いいたします。



tofubeatsによるコメント:


当時面識の全く無かった柴田さんの「後悔」をTV番組で紹介してから早7年、当時も今も稀代のSSWであり続けている柴田さん。

そんな氏の楽曲をリミックスさせていただけて、仕事で関わらせていただけるなんて大変光栄なオファーでした。

最新作からどの楽曲が自分に届くんだろう…と思っていたところ届いたのは「Reebok」のステム・データでした。

この7インチのリリースタイミングは雨の多い季節ということで、そんな時期に合わせたリミックスになっております。

ぜひ家でゆっくりと針を落としてみてください。

 



Reebok / Reebok (tofubeats remix) [7INCH](リーボック リーボック トーフビーツ リミックス セヴンインチ)-NEW REMIX





■アーティスト|   柴田聡子(シバタサトコ)

■アルバムタイトル| Reebok / Reebok (tofubeats remix) [7INCH](リーボック リーボック トーフビーツ リミックス セヴンインチ)

■リリース日|    2024年8月21日(水)

■品番|       DDKB-91026

■販売価格|     2,000円+Tax

■仕様|       7INCH

■レーベル|     AWDR/LR2


A. Reebok

B. Reebok (tofubeats remix)



柴田 聡子 SATOKO SHIBATA:


シンガー・ソングライター/詩人。北海道札幌市出身。武蔵野美術大学卒業、東京藝術大学大学院修了。

2010年、大学時代の恩師の一言をきっかけに活動を始める。

2012年、三沢洋紀プロデュース多重録音による1stアルバム『しばたさとこ島』でアルバムデビュー。以来、演劇の祭典、フェスティバル/トーキョー13では1時間に及ぶ独白のような作品『たのもしいむすめ』を発表するなど、歌うことを中心に活動の幅を広げ、2022年、6枚目のオリジナルアルバム『ぼちぼち銀河』をリリース。

2016年には第一詩集『さばーく』を上梓。同年、第5回エルスール財団新人賞<現代詩部門>を受賞。詩やエッセイ、絵本の物語などの寄稿も多数。2023年、足掛け7年にわたる文芸誌『文學界』での連載をまとめたエッセイ集『きれぎれのダイアリー』を上梓。雑誌『ユリイカ』での特集も決定するなど、詩人としても注目を集めている。

自身の作品発表以外にも、楽曲提供、映画やドラマへの出演、ミュージックビデオの撮影・編集を含めた完全単独制作など、その表現は形態を選ばない。

2024年2月28日、最新アルバム『Your Favorite Things』をリリースした。

 


K-POPシーンで今最も脚光を浴びるNewJeansがニューシングル「Right Now」をHYBE LABELSから発表した。

 

このナンバーは今週金曜日にリリースされるシングル「Supernatural」のB面曲。韓国のガールズ・グループにとって初の日本語曲で、ミン・ヘジンがプロデュース、イ・ユングムが監督を務め、日本の現代美術家、村上隆とコラボレーションしたミュージックビデオ付きで公開された。


今年初め、NewJeansは「Bubble Gum」と「How Sweet」をリリースした。

 

 

「Right Now」

 



WHY?は、ニューシングル「G-dzillah G'dolah」で次のアルバム『The Well I Fell Into』をプレビューした。Bon Iverの影響下にある柔らかなポップソングである。リード・シングル「The Letters, Etc.」に続くこの曲には、スコット・フレデットが監督したビデオが付いている。


バンドのヨニ・ウルフは声明の中でこう説明している。「飛行機の中で、しばらく会っていなかった恋人に会うために飛んでいるこの男は、間近に迫った婚約の予感に小ささと無力さを感じている。彼女不在の間に、彼は彼女を彼の愛情の中にそびえ立つ怪物、G-dzillah G'dolah-究極の神の影の悪役に再構築した」


「彼は彼女に、会えば「仲直り」すると断言するが、彼が過去のぼろぼろを掴んでいるだけなのは明らかだ。彼はそれを感じ、彼女は離れていく。彼は最高に怯えていて、そもそも彼女を失った自分を憎んでいる。この歌はすべて、出会いを予期して3万フィート上空から語られている」


WHY?のニューアルバム『The Well I Fell Into』は8月2日にWHY?の自主レーベルから発売。

 

 

 

「G-dzillah G'dolah」

 


Oceanatorはダブルシングル「First Time」「Be Here」をPolyvinyleからリリースした。 ギタリスト/シンガーのエリス・オクサミはレザージャケットを着、ハーレーに乗っていそうなイメージがある。

 

少なくとも、ミュージシャンとしては、1980年代の古典的なハードロックソングをベースに、シューゲイズ、ドリームポップのモダンなテイストを加えようとしている。オクサミの痛快なロックソングを聴くと、1980年代の産業ロックに何らかの可能性が残されていることを示唆している。

 

「First Time」は、アイルランドの英雄、Thin Lizzyに触発されたナンバーであるという。バイクショップやハンバーガーショップで流れていそうなストレートなハードロックソングだ。8ビートのシンプルなリズムにオクサミのギターとボーカルが乗り、ワイルドな空気感を生み出す。

 

同時にリリースされた「Be Here」は、やや曲の印象が異なり、ドリームポップ風のギターをベースにし、レトロな質感を持つシンセロックのエッセンスを加えている。この曲で、オーシャネイターは、ポリヴァイナルの持ち味である”エモ”のフレーバーを引き出すことに成功している。

 

 

Oceanatorを名乗るエリス・オクサミはプレスリリースで新曲について次のように語っている。

 

「”Firs time "と "Be Here "は、私にとって同じ世界に生きています。『FirstTime』と『Be Here』は、わたしにとって同じ世界に存在しています。『First Time』は私のシン・リジーの曲と呼んでいるもので、ハーモニーを奏でるギター・リフがある」

 

「First Time」



「”Be Here”は、もう少し浮遊感のあるシンセで、あまり顔に出ない曲だ。”First Time”ではウィル・イップがドラムを、弟のマイケルがベースを弾いてくれた。”Be Here”は全部わたしが弾いている! すべてのパートをレコーディングして、曲がひとつにまとまるのは楽しかった。サウンドは違えど、一緒にライブをしたかったし、ダブルシングルとしてリリースできることに興奮しています」


「Be Here」

 

 

Ocenatorは8月30日にポリビニールからニュー・アルバム『Everything is Love and Death』をリリースする。

 

©︎Carissa Gallo


アンバー・ベインのソロプロジェクト、ザ・ジャパニーズ・ハウスが新曲「:)」を発表した。ベインは、1975のジョージ・ダニエルとクロエ・クレイマーと共にこの曲をプロデュースした。この曲は、マギー・ロジャースのサポートや自身の北米ヘッドライン・ツアーに先駆けてリリースされる。


「Smiley Face'は、出会い系アプリで知り合った人との会話にとても興奮したときに書いた曲です」とアンバー・ベインは声明で説明しています。


「彼女はデトロイトに住んでて、飛行機に乗って会いに行くことを妄想してました。当時、わたしは他の人の作品のセッション中だったんだけど、この曲がこぼれ落ちるのを抑えられませんでした。飛行機のチケットはわたしが買ったんです」


「:)」は、The Japanese Houseにとって昨年のアルバム「In the End It Always Does」以来のリリースとなる。




アメリカ生まれのバイリンガルMC【Joe Cupertino】の8曲収録の新作「RE:」が本日リリースされた。クペルチーノは日々積み重なる感情をライムで吐露しながら、破壊と再生という二つのシンプルなテーマを選び、J-POPの新たな境界線を切り拓く。


本作には、Lil' Leise But Gold、鈴木真海子(chelmico)、Ole、環ROYが参加している。クペルチーノらしい西海岸のくつろいだチルウェイブをベースにしたヒップホップは、2023年のシングルリリースの作風とは対象的だ。ボサノヴァ、J-POP、J-Rap、アーバンフラメンコなど複数のコラボレーターの参加ごとに異なるテイストが味わえる。主役を務めるジョー・クペルチーノが、部分的には脇役に徹することで、コラボレーターの持つキャラクターを引き出そうと試みた、かなりユニークなアルバムである。


アルバムはクペルチーノの持ち味であるアクの強いクラブミュージックを搭載し、実験的なチャレンジがしたたかに反映されている。昨年、アコースティックのドラムセットを複数組み、ボアダムズの系譜にあるリズムの革新性を追い求めていたクペルチーノの力みは、もはやどこにも見当たらない。


最新鋭のダンスミュージックに前のめりなラップを掛け合わせ、一貫して聴きやすく乗りやすいビートやウェイブを探求する。これはミュージッシャンとしてのプライドを維持した上で、気負いがなくなり、付き物が落ちたかのように、音楽がシンプルかつダイレクトになったことを示唆している。


今回の複数のコラボレーションは、アートワークに象徴されるように、彼のソングライティングや全体的なボーカルワークに多彩な印象をもたらす。少なくとも、そのバリエーションの豊かさという点では一聴に値するアルバムであり、現行の日本の形骸化しつつあるポピュラーシーンに新風を吹き込むような内容となっている。レーベルの公式の紹介文は以下の通りとなっている。


本作の幕あけとなる「Stars」は、「RE:」全体のテーマである【再生】にフォーカスした曲。


星が爆発を繰り返し、Joeの音楽も進化し続けることを表現。歌詞に出てくるドライフラワーでは一度枯れたはずの花が新たな姿となる様を一種の「再生」として表する。


2曲目の「Ruby」は、Lil' Leise But Goldをフィーチャーし、Ryuju Tanoue(w.a.u)をプロデューサーに迎え、CDプレーヤーなどで見る「再生」に焦点を当てている。


3曲目の「わがまま」は、chelmicoの鈴木真海子を迎え、楽曲そのものの軽やかさやポピュラリティに重きを置いている。ノスタルジックな雰囲気のトラックに乗る歌は、わがままという本来自分本位な感情が年を重ねるにつれて減っていくことなのだろう。


Oleを迎えた「Soup」は、「わがまま」の対に当たる内容になっており、わがままを押し殺すことに対する感情を暗示する力強い言葉とライムで繰り広げられる本楽曲は自己嫌悪を乗り越え再生するため、自分に檄を送るアンセムである。それに続く5曲目の「Benidorm」は、心の中がしだいにあらわに剥き出しになっていくような音楽だ。


環ROYを迎えた「再生」は、アルバムのテーマと日常の複製を表現している。日常的に見る光景は毎日どこか違って見えるところに「再生」を感じさせる。7曲目「sadjoeaido」は、ペットとの死別を経験したJoeがペットの死後の世界を彼なりの目線で想像した世界を音楽に載せて伝えている。


ラストの「Destroy」は、 大胆にも、本作のテーマとは真逆の言葉である破壊ーーディストラクションーーを曲名にした。再生の起点となる破壊にテーマを当てた楽曲。これは、破壊の先にある再生を明示せず、リスナーの想像に委ねる形で終わるり、2024年に発表予定の次回作への伏線となっている。



Joe Cupertino「RE:」




Digital | JCP-005 | 2024.06.19 Release

Released by AWDR/LR2

Pre-save/Pre-add(配信リンク):   https://ssm.lnk.to/RE_



1. Stars

Lyrics : Joe Cupertino / Music : T-Razor


2. Ruby feat. Lil' Leise But Gold

Lyrics : Joe Cupertino, Lil' Leise But Gold / Music : Ryuju Tanoue


3. わがまま feat. 鈴木真海子

Lyrics : Joe Cupertino, 鈴木真海子 / Music : T-Razor


4. Soup feat. Ole

Lyrics : Joe Cupertino, Ole / Music : Joe Cupertino


5. Benidorm

Lyrics : Joe Cupertino / Music : T-Razor, Seal Beats, Ganzy Beats


6. 再生 feat. 環ROY

Lyrics : Joe Cupertino, 環ROY / Music : T-Razor


7. sadjoeaido

Lyrics : Joe Cupertino / Music : Joe Cupertino


8. Destroy

Lyrics : Joe Cupertino / Music : Joe Cupertino


All Songs Mixed and Mastered by T-Razor

TORRES/Fruits Bats

 
ニューヨークのシンガーソングライター、TORRES(別名マッケンジー・スコット)とFruit Bats(別名エリック・D・ジョンソン)は、Merge Recordsの共同設立者、Superchuinkのオリジナルメンバーとしても知られるMac McCaughan(マック・マコーン)の提案によって始まった。
 
 
 
マッケンジー・スコットは、元々はギタリストとして活動していたが、2024年始めに発売された『What an enormous room』で華麗なる転身を果たし、次世代のソロシンガーとしての存在感を示し、マギー・ロジャースに続くニューヨークのポップシーンの新星として名乗りを挙げる。最新アルバムでは、ドラスティックな音楽的な転換を図り、エクスペリメンタルポップに舵を取った。
 
 
その過程で「Artifical Limits」、「Jerk Into Joy」を始めとする良曲が生み出された。従来になくスコットのボーカルの存在感が前面に出ているが、トラック全体には歪んだギター等が登場する。いわば当初のギタリストとしての経験を活かし、次のステップに歩みを進めようとしている。
 
 
 
TORRESは、新しいコラボレーションEP『A Decoration』のリリースを発表した。そのファーストシングル「Married for Love」をシェアした。スコットとジョンソンは初対面で、初めてのコラボレーションとなる。
 
 
スコットはプレスリリースでニューシングルについてこう語っている。「今回リリースするレコーディングはシンセサイザーが中心となっているが、デモはもっとダークで、アコースティックな楽器は入っていなかった。それを(ジョンソンに)送ったら、彼はそれをクエーカーの聖歌のように変えてくれた。彼はそれをよりソフトにし、美しいハーモニーを加えてくれた」
 

ジョンソンは彼らのコラボレーションについて語る。 「レコーディングの全過程は、それぞれの海岸で完全に遠隔操作で行われ、まるでエーテルの中で大陸横断のジグソーパズルを組み立てるようだった。マッケンジーと私は、すべてのアイデアとサウンドがフェアなゲームであるような気楽な方法でこの作品に取り組んだ。私たちは、それぞれいくつかのスケッチを最初のアイデアの山に持ち込み、お互いの曲のリミックスをするような形でそれらを扱った。間違った答えはなかった。行きつ戻りつは、音楽が最初とはまったく違う場所になるまで続いたんだ」
 
 
ファンコミュニティでは自身のスポークンワードを音声ファイルとして公開しているマッケンジー・スコットの言葉に濁りはない。 「音楽は本当に独自の言語なんだ」と話すのも道理なのだ。


 
 
 
 
TORRES、Fruit Batsの新作EP『A Decoration』は8月9日にMergeからリリースされる。


 
 
TORRES、Fruit Bats 『A Decoration EP』
 


Label: Merge
Release: 2024年8月9日
 
Tracklist:

1. A Decoration
2. Still Want More
3. The Fox
4. Married for Love
5. In the Old Style
6. Pink Triangle

 


アイルランド出身の5人組、Fontaines D.C.がニューシングル「Favourite」の自主制作ビデオを公開した。この曲は彼らの次のアルバム『Romance』のセカンドシングル。「Favourite」はファウテインズ・D.Cの新しい可能性を示唆しており、スコットランドのギター・ポップにアイルランドの哀愁を添えている。この曲には従来になくバンドのセンチメンタルな一面が反映されている。


プレスリリースの中で、バンドのグリアン・チャッテンは「Favourite」を「この終わりのないサウンド、幸福感から悲しみへの連続的なサイクル、永遠に回転する2つの世界」と表現している。


ビデオは、ギタリストのカルロス・オコネルが生まれ育ったマドリッドで撮影された。また、各メンバーの幼少期の映像も使用されている。


さらにファウテインズ・D.Cは秋の北米ツアーの開催を発表した。9月20日から10月20日までの1ヶ月間行われるツアーで、ニューヨークのバンド、Been Stellarがオープニングアクトを務める。


バンドの4枚目のアルバム『Romance』は、2022年の『Skinty Fia』(イギリスとアイルランドのアルバムチャートで1位を獲得)、2020年のグラミー賞ノミネート作『A Hero's Death』、2019年のマーキュリー賞ノミネート作『Dogrel』に続く作品だ。本作で彼らは初めてプロデューサーのジェームス・フォードと仕事をしている。フォードは、アークティック・モンキーズ、ブラー、デペッシュ・モード、フォールズ等の作品を手掛けたUKロックの敏腕プロデューサーである。


バンドはアイルランド/ダブリンで結成されたが、近年はロンドンに活動拠点を移している。グリアン・チャッテン(ヴォーカル)、カルロス・オコネル(ギター)、コナー・カーリー(ギター)、コナー・ディーガン(ベース)、トム・コル(ドラム)が参加している。新作アルバムの構想は、アークティック・モンキーズのアメリカ、メキシコ・ツアー中に生まれ始めた。

 

Fontaines D.C.の新作アルバム『Romance』はバンドの最もスピリチュアルな一面が現れたもので、ボーカルのチャッテンは、日本の漫画『Akira』に触発を受けたとも語る。8月23日にXL Recordingsから発売される新作アルバムは今年のロックミュージックの最大の注目作となりそうだ。

 

 

 「Favourite」


Aphex Twinの『Selected Ambient Works Volume II』(Music Tribuneのアンビエントの名盤特集でもお馴染みのアルバム)がワープ・レコードから今年の秋に再発される。エイフェックス・ツインの最初期の実験音楽を収録したこのアルバムは、実際的にこのジャンルの知名度を広める契機となった。


10月にリリースされる30周年記念盤には、様々な異なるフォーマットでリリースされたアルバムの全曲が初収録される。


その中には、以下で聴くことができるビニール盤のみの「#19」(より広く知られているのは「Stone In Focus」)と、初めてフィジカル・フォーマットで正式にリリースされ収録される追加トラック2曲も含まれている。


デジタル・リリースに加え、リイシューはいくつかのフィジカル・フォーマットで発売される。そのひとつが、限定4xLPレコード・ボックス・セットで、折り畳みポスター、ステッカー・シート、オリジナル・アートワークの開発スケッチが掲載されたブックレットが付属する。また、前面に銅メッキとエッチングでエイフェックス・ツインのロゴをあしらった特注の蝶番付きオークケースに収められる。


他のフィジカル・エディションには、価格の4xLPヴァイナル・セット、トリプルCD、250枚限定のダブル・カセットがある。


1994年3月にリリースされた『Selected Ambient Works Volume II』は、リチャード・D・ジェームスの2枚目のスタジオ・アルバムで、前作『Selected Ambient Works 85-92』よりもビートのないアンビエント・サウンドに焦点を当てている。


ワープ・レコードは、2024年10月4日に『Selected Ambient Works Volume II (Expanded Edition)』をリリースする。日本盤の発売は未定。


 


ロンドンのジャズグループ、エズラ・コレクティヴは、3枚目のスタジオ・アルバム「Dance, No One's Watching」を9月27日にリリースすると発表した。


5人組は2作目のアルバム『Where I'm Meant To Be』(レビューを読む)でマーキューリー賞を受賞し、イギリス国内にモダンジャズ旋風を巻き起こした。このアルバムは2022年のMTのベストリストに掲載済み。その後、グループはビルボード・トーキョーで来日公演を行った。


4月にリリースされた「Ajala」に続くセカンドシングル「God Gave Me Feet For Dancing」はロンドンのソウル/レゲエシンガー、ヤズミン・レイシーをフィーチャー。レイシーの最新作『Voice Notes』は昨年のMTのベストリストに掲載済み。


エズラのアフロジャズのテイストはそのままに、ヤズミン・レイシーのメロウなボーカルとコレクティブのアンサンブルが心地よいグルーヴを生み出す。最新リリースについて、バンドのフェミ・コレオソはこう語っている。


「自分もイフェもTJもみんな教会で育った。ダンスはクラブという空間以上に大きなものだよ。『God Gave Me Feet For Dancing』は、僕ら5人にとって、エズラ・コレクティブのその要素を知るための窓のようなものなんだ」


「聖書には''ダビデが主の御前で踊る''という物語があって、それはいつも私にインスピレーションをもたらしてくれた。だから、『God Gave Me Feet For Dancing』は、もっとスピリチュアルな意味でダンスを見るためのものだよ。人生の嫌なことを振り払い、代わりに踊ることができるのは、神から与えられた能力でもあるのさ」



「God Gave Me Feet For Dancing」



Ezra Collective 「Dance, No One's Watching」



Label: Partisan

Release: 2024年9月27日


Tracklist:

1. Intro

2. The Herald

3. Palm Wine

4. God Gave Me Feet For Dancing (feat. Yazmin Lacey)

5. Ajala

6. The Traveller 

7. N29

8. No One's Watching Me (feat. Olivia Dean) 

9. Hear My Cry

10. Shaking Body

11. Expensive

12. Streets is Calling (feat. M.anifest & Moonchild Sanelly)

13. Why I Smile

14. Have Patience

15. Everybody

©Violet Teegardin


ジョージア州アトランタのインディーロックバンド、Lunar Vacaton(ルナー・ヴァケイション)はニューアルバム『Everything Matters, Everything's Fire』を発表した。

 

最初の発表に合わせて、俳優/ミュージシャンのフィン・ウォルフハードが監督したリードシングル「Set the Stage」のビデオが公開された。


「前作は、超プロデュースされ、手入れされていた」 ギター&ヴォーカルのマギー・ジーズリンは声明で述べている。「今回のアルバムはオーガニック。私たちはミスを受け入れることにした」


「この曲は、私が初めて誰かのことを書いて、その人に送ったラブソング。そんなことをするのはこれが最初で最後」

 

「Set the Stage」について、Grace "Gep" Repasky(グレース・レパスキー)は次のように声明で語っている。

 

「愛は本当に奇妙なことをさせる。曲を完全に実現するためには、私のほうで説得をこころみる必要があった。でも、それこそバンド仲間と音楽を作ることの醍醐味でもあるんだ。彼らは理性の代弁者で、私は彼らを信頼しています。おのずと、一旦それらの障壁がなくなると、私達は燃え上がり、悲しくアコースティックなデモの雰囲気は今のようなモンスターに変化しました」

 

ミュージックビデオを手掛けたフィン・ウォルフハードは、「『Set the Stage』を聴いた時、雰囲気のあるサウンドに心を奪われました。フィードバックとドローンのギターは、暗くて豊かな環境を想像させたんだ。レパスキーの美しいメロディーは、明るさと陽気さをもたらして暗さを相殺する。つまり目標は、そのメロディーをダンスに反映させることだった」と述べている。

 

ニューアルバム『Everything Matters, Everything's Fire』はKeeled Scalesから9月13日にリリースされる。

 

 

 「Set the Stage」



 

 

Lunar Vacationにはユニークな結成秘話がある。高校在学中の2016年、グレースとマギー・ジースリン(Maggie Geeslin)が「バンドを始めるべき」と教師に勧められて結成された。以後、ジョン・マイケル・ヤング(John Young)とコナー・ダウド(Connor Dowd)とジャムり、彼らをグループに招き入れ、最初のライナップが固まった。

 

2017年、キーボード奏者が脱退した後、彼らはマッテオ・デルルジオ(Matteo DeLurgioを)採用。2017年、『Swell』というタイトルの1st EPを発表。2018年、2nd EP『Artificial Flavors』を発表した。



2019年、ジョン・マイケル・ヤングはバンドを離脱し、ソロに転向した。2021年、バンドはデビュー・アルバム『Inside Every Fig Is A Dead Wasp』をKeeled Scalesからリリースした。アルバムは、Grouploveのダニエル・グリーソンがプロデュースを手掛けている。現在は、マイケル・ヤングの後任メンバーとして、ベン・ウルカン(Ben Wulkan)が加入している。

 

 

Lunar Vacation  『Everything Matters, Everything's Fire』

Label: Keeled Scales

Release:2024年9月13日

 

Tracklist:


1. Sick

2. Set the Stage

3. Tom

4. Erase All the B’s

5. Bitter

6. Fantasy

7. Just for Today

8. Better Luck

9. You Shouldn’t Be

 


UKのダブステップシーンの先導者、現在は覆面アーティストではなくなっているBurialと”ハイパーダブ”の創始者スティーヴ・グッドマンことKode9が強烈なダッグを組み、スプリット・シングル「Phoneglow」/「Eyes Go Blank」をサプライズリリース。


シングルは、2023年にリリースされたジョイントEP「Infirmary / Unknown Summer」に続く作品。試聴は以下から。

 


 

©Julia Khiroshilov

通年のリリース情報を通じて、春先から夏場にかけて注目のアルバムが量産されるが、その合間を縫うようにして、秋ごろにかけてひっそりと面白い作品が発売されることがある。もしかすると、ブレア・ハワートンを擁するWhy Bonnieの二作目のアルバムもそうなるかもしれない。

 

オルタナティヴロックバンド、Why Bonnie(ホワイ・ボニー)は、出身地のテキサスからニューヨークに拠点を移し2022年にデビューアルバム『90 In November』をKeeled Scalesから発表し、耳の早いコアなオルタナティヴロックファンに注目を集めた。

 

音楽シーンにインパクトを与えるまでにはいたらなかったものの、ニューヨークの5人組のファーストアルバムは、以降のインディーロックとアメリカーナの融合のトレンドを予兆していた。タイトル曲、「Nowhere In LA」、「Hot Car」等、南部への郷愁を込めたエモーショナルなロックソングが、ミネアポリスのReplacementsのような特異な音楽的な印象に縁取られていた。

 

Why Bonnieは、2024年に入り、Fire Talkと新しいリリースのライセンス契約をかわしたことについて、資本主義の重さについて考えたとフロントパーソンはシンプルな言葉を添えていた。Bnny、Wishy、Cola,Packs、Mandy Indianaなど、今をトキメク魅力的なアルトロックのロースターを複数抱えるカナダのレーベルとの契約は、バンドが宣伝的なバックアップを得たことになる。

 

新作アルバム『Wish on the Bone』は、ブレア・ハワートンがジョナサン・シェンクと共同プロデュースを行った。アルバムには先行配信されたシングル「Dotted Line」と合わせて新曲「Fake Out」が併録される。


バンドのブレア・ハワートンによれば、「そうであることを不可能にする世界で、本物であろうとすること」について歌っている。

 

 

 「Fake Out」

 

 

ボーカリストはブレア・ハワートンはこの2年間で大きな心境の変化があったと回想し、同じやり方にこだわらないことが大切だと述べている。

 

「あのアルバムから私は変わったし、これからも変わり続けるだろうと信じている。もしかしたら、2年後の私は全く同じ人間ではないかもしれない」


この言葉は、人間的な成長だけを反映するにとどまらず、バンドの音楽が歳月とともに変化せざるをえないことを表している。ボーカルのハワードンは、このことをファッションに喩えている。


「音楽的に新しい帽子をかぶってみた。このアルバムには、まだカントリーも入っているんだけど、1つのことに固執しようとは考えていなかった。より大胆に、より自己主張することを学び、自分自身を信頼するようになった個人的な経験は、私の音楽にもしたたかに受け継がれていると思います」


Why Bonnieのニューアルバム『Wish on the Bone』は8月30日にFire Talkからリリースされる。

 

 

Why Bonnie 『Wish on the Bone』



Label: Fire Talk

Release: 2024年8月30日


Tracklist:


1. Wish On The Bone

2. Dotted Line

3. Rhyme or Reason

4. Fake Out

5. Headlight Sun

6. Green Things

7. All The Money

8. Peppermint

9. Three Big Moons

10. Weather Song

11. I Took The Shot

 

©Ash Armitage


シカゴのBeach Bunny(ビーチ・バニー)が久しぶりのニューシングル「Vertigo」をリリースした。2022年の最新アルバム『Emotional Creature』以来となる新曲です。Runawaysを彷彿とさせる性急なオールドスクールのガールズパンクをマイルドで甘ったるいオルトポップで包み込んでいる。


「Vertigo」は飛行機のフライトの中で思い浮かんだ曲だという。ボーカリストのリリ・トリフィリオは、声明で次のように語っている。 


「飛行機の中で頭の中で書いて、トイレでこっそりデモしようとしたんだけど、飛行機のトイレってめちゃくちゃノイジーだし、音質はゴミみたいなものだったから、どんな感じだったか忘れないように、4時間のフライトの間ずっと頭の中で歌ってた」



「Vertigo」


ニュージャージ出身のロックバンド、Real Estateの公演が今年11月20日に神田スクエアホールで開催される。

 

2010年代からノスタルジックなギターサウンドをベースに、個性的なオルタナティヴロックをバンドは制作してきた。2009年のセルフタイトル『Real Estate』のリリースで、コアなインディーロックファンの注目を集める。以後、『Days』で一般的なメディアの支持を獲得した。

 

フロントマンであるマーティン・コットニーの親しみやすいボーカルメロディ、そしてグルーブを活かしたバンドアンサンブルは、バンドのもう一つのランドマークである『Atlas』でひとまず完成を迎えた。

 

Real Estateは、今年始めに最新アルバム『Daniel』(Reviewを読む)をDomino Recordingsから発表後、”ダニエル”という名前のファンを集めたユニークなイベントをニューヨークで開催し、米国のメディアから注目を集めた。最新作では、スタジオレコーディングに特化した緻密なサウンドを探求し、バンドの新しい代名詞がまた一つ加わった。バンドの代表的なトラックとしては、「Taking Backwards」、「Darling」、「Beach Camber」等がある。2009年から幅広い楽曲を持つリアル・エステートの来日公演は7年ぶり。聴き応えのある内容になるに違いない。


本公演のチケットのオフィシャル先行販売は6月13日から開始、20日まで受付中。イベントのフライヤー、及びチケット詳細は下記より。

 

 

Reference- 「Taking Backwards」

 

 

 

 

Real Estate Japan Live:

 



 

 

【オフィシャル先行予約】
受付期間:6/13(木)12:00〜6/23(日)23:59


 

受付URL:https://eplus.jp/realestate/



《チケット購入に際して》
※お一人様4枚まで
※紙、電子チケット併用
※チケット購入者のみ個人情報の取得あり
※未就学児入場不可

 


・東京

 
2024/11/20 (Wed) KANDA SQUARE HALL 


東京都千代田区神田錦町二丁目2番地1


OPEN 18:00 START 19:00
スタンディング 前売り:¥8,500

ドリンク代別 


お問い合わせ: 
SMASH 03-3444-6751