個人的に、音楽的に大きな共感を覚えているのが、カナダ/トロントのアンビエントポップ・ユニット、シャバソン&クルゴヴィッチです。2020年の共同アルバム『Philadelphia』以来、ジョセフ・シャバソンとニコラス・クルゴビッチは、日々の些細な出来事から美しさと壮大さを遠心分離機のように引き出す音楽的な軌道に乗ってきた。彼らの共同作品群を通じて、皮肉と哀愁を帯びた微細な瞬間が、静かに心の壮大な驚異へと花開く小さな宇宙を創り上げてきました。


しかし、これまでの共同作品が、変異を遂げたアダルト・コンテンポラリーや「思いつき即採用」の詩学という潮だまりからポップソングを覗き見るようなものだったのに対して、『Four Days in June』は、車のセンターコンソールに常備され、人生の出来事に合わせていつでも再生できるような、CD時代のソングライティングへの気取らないアプローチを捉えている。


その精神的な源泉は、「Harvest Moon」やR.E.M.、K.D.ラングの「Ingenue」といった全盛期の不朽の名作に接ぎ木されている一方で、ペダル・スチール、バンジョー、フィドルのきらめきを通じて90年代のポップ・カントリーにウインクを送っている。しかし、これらすべてのインスピレーションは、自己に誠実であり、他から借りてきたものではない。


それらは、シャバソンとクルゴビッチの共同作品の特徴となっている、透き通るような誠実さをさらに際立たせ、強調している。『Four Days in June』は、過ぎ去った半生を振り返り、物事が展開してきたあり方に満足を見出す二人の記録である。まさにその過程を通じて、シャバソンとクルゴビッチは、自らの創造性の最も自然体な姿の中に、静かな自信を見出している。


最新作『Four Days in June』は、そのタイトルが示す通り、まさに夏に生まれた作品だ。ペダル・スチール奏者のイアン・マクギンプシーの参加が決まったことをきっかけに、ジョセフは、クルゴビッチがバンクーバーからやって来られるかどうか確信が持てないうちに、自身のトロントのスタジオへ、信頼のおける中核メンバー(ベーシスト兼キーボーディストのブラム・ギーレン、ギタリストのトム・ギル、ドラマーのフィル・メランソン)を呼び集め始めた。


ニックは、ツナミのジェニー・トゥーミーの新作アルバムのプロデュースを終えたばかりで、音楽に没頭していない時に見つけた心の余裕を楽しんでいた。一方、幼い子供たちの子育てに伴うストレスと喜び、そして(2019年のソロアルバム『Anne』のタイトルにもなっている)母親のパーキンソン病の症状悪化に直面する中、ジョセフは音楽制作に没頭することで、日々の重圧に抗う支えを見出していた。


シャバソンとクルゴビッチは、ミドルエイジの初期という異なる次元において、インスピレーションの対極に立ち、『Four Days』に二人の名前が共に載ることに確信が持てずにいた。しかし、古くからの友人フィル・エルヴァラムと、彼が最近ファンになったフォークミュージシャンのサム・エイミドンが、『Four Days in June』のレコーディングが予定されていた時期、それぞれのツアーでトロントに集結するという話を耳にし、クルゴビッチはプロジェクトへの参加を決意した。実際、Four Daysのメンバーは、その日のエルヴァラムのバックバンドを務め、エイミドン本人もスタジオに立ち寄り、バンジョーとフィドルで参加することになった。ついに星が揃い、『Four Days in June』はトロントを襲った歴史的な熱波の中で誕生した。

 


Shabason & Krgovich 『Four Days in June』- Idee Fixe

 




シャバソン&クルゴヴィッチは、昨年、日本のテニスコーツとのコラボレーションアルバムをご紹介しましたが、2年連続の登場となります。昨年は、日本語歌詞を交えた歌謡的なサウンドと実験的なエレクトロニック作品を発表した彼らですが、今年のアルバムもボーカル付きのIDM集であり、この二人の相性の良さ、常時的なユニットとしての才覚を余すところなく伝えています。そのサウンドはどことなく精妙な感じがし、さらに大人のためのポップスとも言えます。『Four Days in June』は、全体的に言えば、アダルトコンテンポラリーやAORの領域に属していますが、 実験的な電子音楽の影響もあり、そしてジャズからのフィードバックも含まれています。

 

IDMというのは、「Intelligence Dance Music」の意味で、平たく言えば、家や屋内での鑑賞に適している。これはダンスフロアのアップテンポなビートとは対照的で、いわゆる聞き専寄りの音楽です。ビートは控え目か、もしくは希薄で、メロディアスな性質を持つ電子音楽とも言える。これらのサウンドの先駆けは、BonoboとかAphex TwinなどWarpやNinja Tuneの所属アーティストです。

 

神戸の由緒ある西洋館「旧グッゲンハイム邸」に滞在して書かれたテニスコーツとの共同制作アルバムではまだ不明瞭でしたが、 今回のアルバムでは、シャバソン/クルゴヴィッチのサウンドが環境音楽やアンビエントの雰囲気に満ちていることが分かる。これが彼らのサウンドが「アンビエントポップ」と呼ばれる所以です。今作ではまた、カナディアン・フォークミュージックの影響も含まれているという気がする。様々なジャンルが混在し、1つのジャンルにとどまりません。シンプルに言えば、両者の音楽的な背景が自然な形で楽曲の中に混在しています。

 

「Begin Again」はシンセの穏やかな感覚に満ちたメロディから始まり、ジャカジャカという心地よいエレクトリックギターが鳴らされる。楽曲は、それほど構成主義ではなく、心地よいメロディーや音楽空間を作り上げ、全体的な構図の中で、何ができるかを探していくという感じなのでしょう。 しかし、彼らの音楽にはひらめきやはっとさせる感覚があり、アコースティックドラムの精細感のある演奏、アフロビートやジャズで使用されるようなフルートの音色が乗ると、曲はとつぜんカラフルな印象を帯びていく。そしてベース音をとっかかりにして、ボーカルが入ると、音楽そのものが重厚感を帯び、どっしりした安定感を音楽全体に及ぼしています。

 

その一方、器楽的なアプローチの中でも、楽曲のボーカルは機械的になりません。ほのかな温かみとエモーショナルな質感を帯びながら、ジャズライクなポップソングの裾野を少しずつであるが押し広げていく。ボーカルと器楽的なフレーズのバランスも良く、過剰に均衡を図りながら、音楽そのものが深みを増していく。分けても、見事なのは、アコースティックドラムを打ち込みのドラムのように見立てながら、ビートを上手く構成し、ボーカルを中心とするメロディと巧みに結びつけていく。玄人好みのサウンドと言えますが、決して難解にはなりません。聴きやすさと温かさを兼ね備えた素晴らしいアダルトコンテンポラリーソング。そのほか、幻想的な雰囲気のあるコーラス、そしてムーディーなギターなどを混在させ、見事なアートポップソングを作り上げる。コラージュや再構成の発想もあるが、決して楽曲の品位を損ないません。シャバソンとクルコーヴィッチは全体的な音楽の自然な流れを重視しているのです。

 

 

「Begin Again」 

 

 

 

「Along the Dance Away」ではニール・ヤングの『Harvest Moon』のような幻想的なフォークサウンドをIDMのスタイルと融合させている。特に、このアルバムは、海辺の夕焼けのような心地良い情景を音楽的に象り、それらがジャック・ジャクソンのようなアロハなフォークソングと融合している。なぜかしれないが、聴いていると、現実的な考えから少し離れ、波にゆったりと揺られているような感覚を味わうことができます。


この曲でもボーカルが入っているが、一曲目に比べ、器楽的な効果が強調されている。それほど明確なメロディをもたず、スキャットや鼻歌のような効果を押し出しながら、スティールギター/ギター、吹奏楽器、ドラム、ベースを散りばめながら、抽象的ではあるが、見事なハーモニーを形成していく。特に、曲の後半では、バックボーカルのコーラスが加わると、神々しい雰囲気を帯び、バンジョーなど個性的な楽器の演奏を織り交ぜながら、どこまでも心地良く穏やかな感じの音楽空間を作り上げています。

 

「Field Mouse」はジャズ和声を重視した分散和音のピアノ、ギター、サクスフォン、シンセサイザー、ドラム/シンバル、ウッドベースを構造的に解釈し、うっとりした空気感を作り上げる。全体的には、アンビエントジャズともいうべき構成に、ボーカルが加わる。これもまた渋い感じで、全体のミックスに溶け込んでいる。残響や休符の後の静けさを活かし、玄妙なポップソングの世界が作り上げられる。ボーカルも2つの録音を対比させながら、美しく幻惑的なハーモニーを構築していく。こうした音楽は、作曲における方法論にとらわれないで、シンプルに良い音楽を作っていこうというシャバソン/クルゴヴィッチの考えを捉えることができます。

 

「Midday Sun」はフォークソングとロックの中間にある軽快なサウンドで、Yo La Tengoを彷彿とさせる。アメリカーナの影響を活かし、ボーカルとギター、ドラムが合わさりドライブ感のあるポップ/ロックソングに繋がっていく。音楽的には、夕日に向かって走るような雰囲気があり、青春映画のような音楽性を感じる事もできるかもしれません。この曲では、女性ボーカルをコーラスワークに据え、軽妙なAOR/アダルト・コンテンポラリーのサウンドを作り出しています。

 

「No Two」はシャバソン/クルゴヴィッチの実験音楽の性質が色濃く出た一曲。ジム・オルークのようなアヴァンフォークの影響を交え、ギター、ボーカル、シンセ、ストリングなど様々な音のマテリアルを散りばめ、シュールレアリスティックで、絵画的な印象を持つ音楽へと到達していく。このアルバム『Four Days In June』の中では、異色の一曲と言えるかもしれません。


「Road」はジャズとフォーク/カントリーの中間点に位置し、依然としてボーカルの温和な印象が維持されている。ドラムとボーカルがこの曲を先導し、スネアの異なるトーンの叩き方や、ロールの演奏を活かし、牧歌的な感覚に満ちた癒やしの雰囲気あふれるボーカルと合致している。バンジョーとスティール・ギターの組み合わせは、夢想的な雰囲気を呼び覚まし、何かしら、永遠と続く一本道のような幻想的な情景をぼんやりと浮かび上がらせます。音楽そのものが物語を紡ぐような感じや、印象的なシーンをふと想起させます。これらは、このユニットの音楽の主な特徴でしょう。

 

「43」は『Four Days in June』のハイライトとなる。基本的に、音楽は鳴っている箇所だけではなく、鳴らない箇所もまた同じくらいに重要だと教えてくれます。このデュオとしては珍しくクールさを感じさせる一曲です。アコースティックギター、そしてドラムンベースのリズムを生かしたIDMのアプローチが融合している。という意味では、「フォークトロニカ」というフォーク/エレクトロニカの系譜に属するが、Mumのようなサウンドとは一線を隠している。リズムには鋭さがあるし、音楽性もまた、まったりしすぎていません。様々な音の構成から要所だけを抽出したIDMであり、特にハーモニーに重点が置かれている。楽曲自体はミニマリズムの性質が強いが、ジャズの性質を持つことを考えますと、Ninja TuneのJaga Jaggiztに近い印象があります。これらは少なくとも、相当な音楽的な蓄積や経験がなければ出来ないと思われますが、シャバソン/クルゴヴィッチは、難しいことを当たり前のようにやっていて、敬意を表したいです。作曲的には、転調を繰り返しながら、色彩的な印象を押し出し、それに合わせてボーカルが乗せられる。音量的にエポックメイキングな箇所を強調せず、対象的に、メロディの流れや休符、そして、その後の音の立ち上がりを中心に重厚な音楽性を作り上げています。

 

 

「43」

 


「Boppin' Along」ではフュージョンジャズのアプローチが取り入れられているように感じるものの、ポピュラーとしての性質が弱まることはありません。クランチな印象を持つバス・ドラムのどっしりとしたリズムに対し、カナディアン・フォーク・ミュージックの真価とも呼ぶべきシークエンスが出てくる。アメリカ的ともイギリス的とも言えない、ボーカルを中心とする独特なフォークソングのタイプが感じられます。それらがフィドルや吹奏楽器のような演奏と組み合わされ、ハワイアンミュージックのような安らぎのある開放的なフォークミュージックに繋がっている。ときには、女性ボーカルやピアノといった華やいだ雰囲気を添えながら、後半部にかけて伸びやかな音楽が続いていく。さらに曲のクライマックスでは、ジャズ的な性質を強めながら、ソウルフルな音楽が強まる。上手く説明出来ない部分もあるが、両者は、体感的な音楽を見事な形で展開させていきます。曲が終わった後、爽快感あふれる余韻が残る。

 

全体的には、やはりアダルト・コンテンポラリーやAORの楽曲が目立っています。これらは80年代のダンスポップやソウルミュージックなどを組み合わせる動向として、音楽シーンを部分的に席巻した印象を受ける。現在は、IDMやヨットロック、あるいはジャズやフォークのような音楽と組み合わされて、また新しいムーブメントになっていきそうな気配。「Dry Corner」は癖のないシンプルなポップソングで、このデュオの友情的な音楽性が強まる瞬間でもある。音楽をじっくりと聴いていると、心が温かくなるような感覚が残るに違いありません。

 

「Little Wind」は名曲と言っても差し支えないかもしれません。また、ボブ・マーリーのような伝道的な性質を持ったポップソングと言えるかもしれない。アコースティックギターとボーカル、ドラム、ハモンド・オルガンを中心とするフォークソング/ポップソングが展開され、オルガンのゴスペルの雰囲気、そして舞い上がるようなスティールギターが織りなす素晴らしき音楽の世界。彼らは、エレクトリックギターの遊び心のあるアプローチを取り入れながら、安らいだ音楽の境地に導く。刺激的な音楽を求めるリスナーにはちょっと物足りないかもしれませんが、これもまた音楽的な終着点なのでしょう。そこには、やはり、全般的な万物への愛や慈しみの感覚が余すところなく表されているという気がします。自己を乗り越え、崇高なものに近づく。そして、それこそが音楽を作る上で最も大切なことなのだといっておきたいです。

 

クローズを飾る「Time Of Your Life」は三拍子を中心とするリズムの構成で、フォークソングやポップソングの中間にある。シャバソン・クルゴヴィッチの人生観を反映させた一曲ということになるでしょうか。アルバム全体に通じるスティールギターのほんわかとして舞い上がるような雰囲気を大切にしながら、シャバソンとクルゴヴィッチは琴線に触れるフォーク/ポップソングの集大成を提示します。この曲のボーカルの部分には、肩を組んで歌うようなフレンドシップやハートウォーミングな感覚に満ちている。音楽自体が聞く人の心を和らげ開放させる。じっくり聴いていると、頭がすっきりとし、心が軽くなってくる。これほど理想的な音楽は他には見いだしづらいものがあります。はたして、冒頭の「大人のためのポップアルバム」という呼び方がふさわしいかはわかりませんが、円熟味溢れる聴き応えのある作品となっています。

 

 

86/100 

 

 

「Little Wind」

 

 

 

▪Shabason & Krgovich 『Four Days in June』は本日、Idee Fixe Recordsより発売されました。ストリーミングはこちらから。


ゲーム音楽の世界で活躍する中村ヒロの新作アルバムがTokyo Bedroom Orchestra名義でリリースされる。ゲームサントラで活躍するミュージシャンによるアンビエントをメインのアルバムとなる。

 

これまで、『STEINS;GATE ELITE』のサウンドデザインや、『ゆるキャン△』シリーズ、『学園アイドルマスター』関連楽曲への参加など、ゲーム/アニメ作品にも携わってきた音楽家、中村ヒロによるソロ・プロジェクト《Tokyo Bedroom Orchestra》が、KITCHEN. LABELよりニューアルバム『追憶』をリリース。

 

アルバムの発表と合わせて先行シングル「式日」が配信開始されている。以下よりチェックしてみてください。



Tokyo Bedroom Orchestra 『追憶』



発売日 : 2026年7月10日(金)

アーティスト : Tokyo Bedroom Orchestra

タイトル : 追憶

レーベル : KITCHEN. LABEL

流通 : Inpartmaint Inc. / p*dis


フォーマット① : CD (国内流通盤)

品番 : AMIP-0400 / 本体価格 : ¥3,520(税込)


フォーマット② : カセット(輸入盤)

品番: KI-049LP / 本体価格 : オープン価格


フォーマット③ : デジタル配信


TRACK LIST

1. 式日

2. 水面

3. 夕餉

4. 斜陽

5. 飛泉

6. 雪嶺

7. 夜籟

8. 月海

9. 砂蟹

10. 微睡

11. 陽光

12. 追憶



詳細:

本作は、福岡の静かで自然豊かな地域での生活の中で、中村ヒロが出会った風景や音から着想を得た作品。直接的な情景描写ではなく、光や距離感、自然の微細な揺らぎといった印象を、“音の記憶”として描き出している。


身近な環境で録音された音や、ループするテープをはじめとするカセットテープに記録された素材をもとに、中村ヒロは音をゆるやかに移ろわせていく。フィールドレコーディングやアナログ・シンセ、エフェクトペダル、アコースティックな音の断片は、テープに織り込まれたような質感の中を漂い、ギター、ストリングス、声が現れては静かに溶けていく。カセットテープは単なる録音媒体ではなく、音を揺らし、変化させる楽器のように扱われ、ノイズや揺らぎ、テープに刻まれるざらつきまでもが作品の手触りとして残されている。


明確な歌の構造やポップス的な展開から距離を置き、音そのものの変化、質感、余白に耳を向ける本作は、実験的なアンビエントでありながらも、決して冷たくはない。静かなノスタルジアと瞑想的な時間感覚をたたえ、画面上で構築される音楽というより、テープを回し、機材に触れ、偶然生まれる揺らぎに耳を澄ませながら形作られた音楽である。旋律だけでなく、空気や距離感までもが表現として機能し、牧歌的でありながら輪郭を定めない感覚を生み出している。


アルバムには、中村ヒロ自身の結婚式にまつわる音の断片も静かに織り込まれている。また、妻でありシンガーソングライターの佐々木恵梨が、声とバイオリンで参加。さらにパッケージには、中村ヒロ自身が使い捨てカメラで撮影した写真も使用されている。音、写真、声、風景が重なり合うことで、『追憶』は単なる風景描写ではなく、Tokyo Bedroom Orchestraにとって最も個人的な記憶のアーカイブとして響いている。


『追憶』でTokyo Bedroom Orchestraが提示るのは、答えへ向かうための音楽ではなく、ただそこに身を置くための空間だ。記憶とは、きれいに保存されるものではなく、ノイズや揺らぎとともに、ふとした瞬間に立ち現れるものなのだと、この作品は静かに語りかけている。マスタリングは田辺玄(Studio Camel House)が担当。


<Tokyo Bedroom Orchestra プロフィール>

Tokyo Bedroom Orchestraは、中村ヒロによるアンビエント・ミュージック・プロジェクト。東京での活動を経て、現在は福岡を拠点に制作を行っている。カセットテープ、アナログ・シンセサイザー、フィールドレコーディング、エフェクトペダルを用い、手で音に触れながら、儚いメロディと映画の余韻のようなサウンドをゆっくりと立ち上げていく。広大な空や海、日本の田園風景の空気感に影響を受けたその音楽には、距離感と静かな郷愁が漂っている。

 


ウィスコンシンのロックバンド、Slow Pulpが、3rdアルバム『Melodie』を発表した。待望のニューアルバムは、9月18日にANTI-より発売予定。アレックス・リーズ 。エミリー・マッシー 、テディ・マシューズ、ヘンリー・ストーアによる四人組バンドである。


アルバムの発表と合わせて先行シングル「Better Man」が公開された。バンドとして驚くべき変貌ぶりを見せている。この曲は、スロー・パルプらしからぬ壮大なスケールを持つ楽曲である。少なくとも、ギターロックという枠組みには収まりきらないようなナンバーとなっている。しかし、やはりというべきか、その中にもセンチメンタルで切ない雰囲気のメロディが生きている。

 

スロウ・パルプは学生時代に結成された経緯があるが、バンドは原点回帰を試みた。本作はプロデューサーのエリオット・コゼル(Rosalía、Björk、SZA、Eartheater)と共に制作された『Melodie』について、ギタリストのヘンリー・ストーアは制作過程について、「エミリー・マッセイと私は、初めて出会った頃のように二人で曲を作る感覚を取り戻していた」と語っている。


先行シングル「Better Man」だ。ストアーは次のように語っている。「20代半ば、僕は人生において本当に安定していると感じる時期に入った。それまでは感情的にとても荒れていたから、その安定感を味わうに値する人間だと、必死で感じたいと思っていたんだ。「無邪気にも、いつも失敗ばかりして自分をコントロールできなかった子供のような自分を、ただ消し去れると思っていた。この曲は、コントロールを手放しつつも新しい形で自分自身を掌握し、ありのままの自分を受け入れ、それが他の人にも受け入れられることを願う、そんな私の姿なんだ」

 

 

 「Better Man」

 

 Slow Pulp 『Melodie』


Label: ANTI-

Release: 2026年9月18日

 

Tracklist:

 

1.Yellow and Green
2.These Days
3.Better Man 
4.Melodie
5.Red Car
6.Not for Nothing
7.Entertainer
8.Like Me
9.Spill
10.Up to You
11.Slip Away 

 

▪Pre-save: https://slowpulp.ffm.to/melodie 



Ty Segallが、8月28日にリリース予定のニューアルバム『Chrome』を発表した。本作は彼のフル・ライブ・バンドと共に制作/録音。リードシングル「Black Paint」および限定盤のコンパニオンEP『Love Fuzzz』と共にリリースされる。新曲は従来の曲よりもグランジ風の楽曲である。

 

タイ・セガールは「Black Paint」の冒頭で、「真の愛に『なぜ』なんてない/あるのは君と僕だけ」と叫び、その直後にギターの轟音がすべてを飲み込む。真の愛と「黒いペンキを飲む男たち」を描いたこの曲の封印を打ち破り、セガルとバンドは、ジャングリングするリフがぶつかり合い、フル・ファズのかかったグランジ感へと変貌する中で、生々しいリフとパワーを放つ。

 

『Chrome』は、セガールが以前のヘヴィな作品でバックを務めたバンドと再結集したいという強い衝動に駆られ、2025年春に急ピッチで制作された。

  

ベン・ボイ(キーボード、ピアノ)、エヴァン・バロウズ(ドラム)、ミカル・クローニン(ベース、ボーカル)、エメット・ケリー(ギター、ボーカル)が全曲に参加している。バンドは1ヶ月かけて楽曲を練り上げ、ステレオラブの最新作を手掛けたことで知られるプロデューサー、クーパー・クレインと共に、ソニック・ランチで6日間かけてレコーディングを行った。

 

楽曲の半分はバンド全員で共同制作。残りはバロウズ、マット・ヨカ、そしてタイの妻であるデニー・セガールの提供による。完成したサウンドは、『Slaughterhouse』や『Twins』といったセガールの初期のアルバムを彷彿とさせ、スタジオに閉じこもって制作するのではなく、長期間にわたるリハーサルを通じてバンドが到達したライブ感の良さを前面に押し出している。


2025年の春、『Possession』のリリース直後、タイ・セガルはある声を聞き始めた。最初は穏やかな声だったが、やがて「バンドを再結成しろ!」と叫び声に変わった。彼はそのインスピレーションに付き従って、直ちに、キーボードとピアノのベン、ドラムのエヴァン、ベースとボーカルのミカル、ギターとボーカルのエメットからなるバンドと共に、やがて全員が「Chrome」と呼ぶことになるアルバムの制作に取りかかった。

 

5人の頭脳は素早く激しく融合し、収録曲の半分を共同で書き上げた。その他の楽曲ではタイとエヴァンが共作し、マット・ヨカとデニー・セガルも参加している。『Chrome』は、タイのこれまでの作品の中でも最もヘヴィな一枚として輝いている。


『Chrome』のリリースに合わせ、新EP『Love Fuzzz』も限定リリースされる。本作は『Chrome』のレコーディング・セッションの鏡のような縁から滴り落ちた、洞窟のような響きを両面に収めた作品だ。「Love Fuzzz」はツインズの名曲を狂乱のスラッジ&ストーナー・スタイルで再解釈したもので、「My Pet Guru」は催眠的なアート・サイケとフライド・クラウトの空気を併せ持つ。『Chrome』と『Love Fuzzz』は2026年8月28日に同時リリースされる。タイ・シーガルと彼のバンドは、8月22日に開催される完売済みの「2026 KEXP BBQ」でヘッドライナーを務めた後、9月にイギリスとヨーロッパをツアーする予定だ。


「Black Paint」

 

 

 Ty Segall 『Chrome』

Label: Drag City

Release: 2026年8月28日

 

Tracklist: 

1.Hospital
2.Running to Nowhere
3.Black Paint 
4.Glass
5.Play Cowboys
6.Everything You've Been
7.Let Go
8.Separation
9Chrome 

 

▪Pre-Save: https://tysegall.lnk.to/chrome 


インターポールは、新作アルバム『This Mirror Weighs a Ton』のリリースを発表し、タイトル曲と「See Out Loud」の2曲を先行公開した。このシングルとともに新レーベル、Partisanとの契約を発表。

 

『This Mirror Weighs a Ton』は、2022年にMatadorからリリースされたアルバム『The Other Side of Make-Believe』に続く作品となる。「This Mirror Weighs a Ton」と「See Out Loud」は、この新作の最初のプレビューとして公開されたもので、後者では、2002年のデビューアルバム『Turn On the Bright Lights』収録曲「PDA」以来初めて、ギタリストのダニエル・ケスラーがボーカルを担当している。


グラミー賞およびアカデミー賞受賞者のアンドルー・ワイアット(ROSALÍA、Charli xcx)がプロデュースし、デイヴ・フリッドマンがミキシングを手掛けた本作は、インターポールの世界に鮮やかな新たな質感を吹き込んでいる。

 

シンセサイザー、ストリングス、アコースティック・ギター、パーカッションが楽曲の織り成す布地に溶け込み、そのパレットを広げると同時に、すでにそこに潜んでいた色彩を浮かび上がらせている。何一つ作為的な印象はない。むしろ、これらの要素が加わることで、バンド特有の抑制、雰囲気、そして緊張感という表現手法がさらに深みを増している。

 

その中心にあるのは、ポール・バンクス、ダニエル・ケスラー、サム・フォガリーノの3人の創造的な関係性だ。30年近く続くこのパートナーシップは、直感的な調和と勢いによって定義され、今なお新たな可能性を生み出し続けている。その結果生まれたのは、広がりを感じさせ、どこか不思議な魅力を放ち、前進するエネルギーに満ちたアルバムだ。これは再発明ではなく、インターポールが自らのアイデンティティを失うことなく変容し続けることを可能にする進化である。


 

「See Out Loud」 


 

「This Mirror Wights a Ton」

 

 

 Interpol 『This Mirror Weighs a Ton』


Label: Partisan

Release: 2026年8月28日

 

Tracklist:


1.This Mirror Weighs a Ton 
2.See Out Loud
3.Iron City
4.Wounded Soldier
5.Wings On Fire
6.Ever the Actor
7.So Rides the Reindeer
8.Darling Thoughts
9.Wake Up
10.Enemy
11.Bird and The Serpent
12.Sudden 



インディアナポリスのインディーロックバンド、ウィッシー(Wishy)のニューアルバム『Nature’s Pill』が10月2日にリリースされる。Wishyは2023年の『Paradise』以降、アメリカのメディアから注目を集めてきた。

 

これに合わせて公開された先行シングル「Lovesick」はアルバムの目玉となりそうなトラック。インディーロックとドリームポップの中間にある清涼感に満ちたサウンドで、Wishyのバンドとしての成長を感じさせる。


Winspearのレーベルの紹介によると、ニューアルバムの詳細は以下のような内容となっている。『Nature’s Pill』には、ウィッシーならではのトレードマークがすべて詰まっている。憂鬱を自由へと変容させる奇想天外な歌詞、瞬く間にクラシックとなるであろうコーラス、そして甘美なグランジ、インディー・ロック、ドリーム・ポップが異色の融合を遂げたサウンドだ。

 

人生が予測不能で圧倒的でありながらも、可能性に満ち溢れている世界を捉えた作品だ。この活気あふれるセカンドアルバムで、ウィッシーは狂気そのものを楽しませる――ロマンチックな苛立ち、神経質な欲望、そして単に人間であることから生じるメロドラマを、過去を陽気にリミックスした形で描き出している。


Wishyの誕生は、バンドの音楽的相乗効果によって支えられた多作な爆発的な活動だった。2023年のEP『Mana』と『Paradise』、2024年のデビューアルバム『Triple Seven』、そして2025年の続編EP『Planet Popstar』だ。これらのリリースが称賛を浴び、バンドの地位が高まった後、『Nature’s Pill』の制作コンセプトは根本的に異なるものと



なった。過去の作品よりも共同制作の要素を強め、バンドは『Triple Seven』の共同プロデューサーであるベン・ラムズデインと共にロサンゼルスに再集結。5人組は小さなスタジオに詰め込み、曲の半分をその場でライブ録音し、過酷なツアーを経て息の合ったバンドならではの生々しいエネルギーをアルバムに吹き込んだ。これにより、今回はさらに幅広い音楽的要素を融合させることが可能となった。『Triple Seven』の90年代のドリーム・ポップやオルタナティブ・ロックが、80年代のカレッジ・ロックや00年代のインディー・ロックと融合している。本作は2024年にリリースされた『Triple Seven』につづくアルバムとなる。

 

 

「Lovesick」



Wishy 『Nature’s Pill』



Label: Winspear

Release: 2026年10月3日

 

Tracklist:


1. All The Rage

2. Covergirl

3. Sensational

4.  Shift

5. You're Not Serious

6. Mona Lisa

7. Lovesick

8. Freak 99

9. Headscratcher

10. Blitz

11. Kiss Kiss Kiss

12. Party World


 

Netflixの世界的大ヒットシリーズ ”ストレンジャー・シングス” で主人公のひとり、マイク・ウィーラー役を務めたカナダ出身の俳優/ミュージシャン、フィン・ウルフハード(Finn Wolfhard)が、ニューシングル「Tunnels」をリリース。


2025年に発表したソロ・デビューアルバム 『Happy Birthday』以降、2作目となる待望の新曲であり、7/10(金)には最新アルバム 『Fire From The Hip』 のリリースも発表。


Instagramのフォロワー数はおよそ2,500万人を誇るなど、俳優として世界的な知名度を持つ一方で、フィン・ウルフハードは長年にわたり音楽活動を継続してきた。2018年にはインディーロックバンド Calpurnia のフロントマンとしてデビュー。その後、The Aubreys を結成し、ローファイ、ガレージロック、サイケデリックポップを横断するDIYなサウンドを追求。2025年、ソロ・アーティストとして本格始動を果たした。


2025年3月にSpotify公式アカウントを開設すると、月間リスナー数は日に日に増え64万人を突破。さらに全米ツアーをソールドアウトさせたほか、ロンドンの Electric Brixton で開催された自身初のソロ・ヘッドライン公演も完売。今年は Saturday Night Live のホストも務めるなど、俳優/ミュージシャン双方で存在感を拡大している。加えて、Lollapalooza や Osheaga といった大型フェスへの出演も決定している。


そんなフィン・ウルフハードがリリースした最新曲「Tunnels」は、自身がこれまでインスピレーションを受けたアーティストとして公言してきた Pavement や Pixies、Elliott Smith らからの影響を色濃く感じさせる作品となっている。


粗削りなギターサウンドとノスタルジックなメロディ、リバーブをまとったボーカル、疾走感あるバンドアンサンブルが混ざり合い、90年代インディーロックから現行DIYシーンまでを横断するサウンドスケープを構築。ローファイな温度感を残しながらも、これまで以上にスケール感のあるダイナミックなアレンジが印象的な1曲に。


7/10(金)にリリース予定の最新アルバム 『Fire From The Hip』 では、『Happy Birthday』で提示したDIYインディーロックの生々しい魅力をさらに発展させ、より広がりのあるサウンドとバンドアンサンブルへと進化。俳優として培った繊細なストーリーテリング感覚と、長年愛してきたインディーロックへの深い敬意が融合した、フィン・ウルフハードの新たなフェーズを象徴する作品となりそう。


「Tunnels」(Live at Thalia Hall)  * 22:00にプレミア公開



Finn Wolfhard 「Tunnels」- NEW SINGLE



【楽曲概要】

■ リリース日:2026/6/10(水)

■ アーティスト名:Finn Wolfhard(フィン・ウルフハード)

■ 曲名:Tunnels(トンネルズ)

■ レーベル:ASTERI ENTERTAINMENT

■ 形態:ストリーミング&ダウンロード

■ URL:【https://asteri.lnk.to/finn_tunnels


【アルバム概要】

■ リリース日:2026/7/10(金)

■ アーティスト名:Finn Wolfhard(フィン・ウルフハード)

■ アルバム名:Fire From The Hip(ファイヤー・フロム・ザ・ヒップ)

■ レーベル:ASTERI ENTERTAINMENT

■ 形態:ストリーミング&ダウンロード

■ URL:【https://asteri.lnk.to/finn_fire



■トラックリスト

1. I’ll Let You Finish 

2. Common Side EffectsLights Go Down

3. Follow

4. Tunnels

5. Trail

6. Crater

7. Oscilloscope

8. Maggie

9. Nice To Meet You Again

10. Good Morning

11. The Climb (Not That One)



イギリスのシンガーソングライター、Rosa Walton(ローザ・ウォルトン)は先週末、Transgressive Recordsよりデビュー・ソロ・アルバム『Tell Me It’s A Dream』をリリースし、大胆な新時代へと踏み出した。ローザ・ウォルトンはジェニーオンホリデーとLet's Eat Grammaとして活動していたが、今年ソロデビューを果たした。


彼女の芸術的進化における決定的な瞬間を刻む本作は、ウォルトンにとってこれまでで最もパーソナルかつスケールの大きな作品となっている。心の底からの脆さと恐れを知らない野心を根底に据えつつ、そのサウンドの世界を広げる、情感豊かな作品集だ。


アルバムのリリースに合わせ、ウォルトンは輝かしい楽曲「Prettier Things」を注目のトラックとして紹介している。


長年のコラボレーターであるジェニー・オン・ホリデー(別名:ジェニー・ホリングワース、レッツ・イート・グランマ)をフィーチャーしたこの曲は、アルバム全体に流れる温かさ、親密さ、そして感情の開放感を捉えている。きらめくメロディーと控えめながらも重みのある感情のバランスを保った「Prettier Things」は、つながり、美しさ、そして創造的な自由という本作の中心的なテーマを反映している。


「Prettier Things」について、ローザは次のように語っている。「この曲は、二人で一緒に見つけた美しい庭園で、トンボになって飛び回るような感覚を描いています。私たちの関係がいかに特別で創造的であるか、そしてその庭園が、想像の中で私たち二人だけが共にアクセスできる場所であることを歌っています。私たちは別々に飛び回りますが、ここはいつでもお互いの元に戻れる場所なのです」


『Tell Me It’s A Dream』の原型は、サム・E・ヤマハとのロックダウン中のセッションで初めて形作られ、その後ウォルトンは自身の歌声とソングライティングの進化に合わせて楽曲を見直し、再構築していった。アルバムは、ローザとデヴィッド・レンチ(フランク・オーシャン、ジェイミーxx、FKA twigs)が共同プロデュースを手掛け、信頼あるクリエイティブなパートナーシップを継続している。本作には、ギタリストのジョン・ヴィクター、ベーシストのカム・カーン、ドラマーのエレナ・コスタが参加している。


「ソロプロジェクトをやるという発想は、決して距離を置いたり、ただ一人で何かをやるためだけのものではなかった」とウォルトンは語る。「最初は物事を整理し、地に足をつけているために書き始めたものだったが、周囲の人々や、一緒に音楽を作る喜びによって形作られていくものへと成長した」


ウェールズのStudiOwzでの創造性に満ちた滞在中にレコーディングされたこのアルバムは、温かさ、楽観主義、そして芸術的なつながりを感じさせる。ウォルトンの人生において複雑な時期に生まれた作品ではあるが、このアルバムは最終的に愛、友情、そして自由を謳歌している。感情の広がりを感じさせる楽曲群において、ウォルトンは光、色彩、そして広大な空といったイメージを多用している。「Sorry Anyway」から、きらめくような切なさを帯びた「Heart To Heartbreak」、そしてロマンチックな輝きに満ちた「Halfway Round The World」に至るまで、このアルバムはウォルトンの直感的で視覚的なソングライティング・スタイルを反映している。


ウォルトンは13歳の時にホリングワースと共に「レッツ・イート・グランマ」を結成して頭角を現し、17歳でデビュー作『I, Gemini』をリリース。その後、SOPHIEとWrenchが共同プロデュースを手掛け、アイヴァー・ノヴェロ賞にノミネートされたブレイクスルー作『I’m All Ears』、そして2022年の高評価を受けた『Two Ribbons』を発表した。バンド活動以外でも、ウォルトンはソロとして成功を収めている。特に注目すべきは、アニメシリーズおよびビデオゲーム『サイバーパンク2077』のために2023年に書き下ろした楽曲「I Really Want To Stay At Your House」で、これは4億回以上のストリーミング再生回数を記録した。また、画期的な自然保護イニシアチブの一環として、昨年NATUREとコラボレーションした「This Isn’t It」なども挙げられる。


「『Tell Me It’s A Dream』は、野心を抱き、世界の中にある美しさをより深く見出すことについての作品です」とウォルトンはアルバムについて語る。「究極の自由を求めて奮闘することについての作品です。これらの曲に込められた姿勢の多くは、自分の夢を追いかけることについてであり、まさにそれが私の目指すところです」


「Prettier Things」



Rosa Walton 『Tell Me It's A Dream』



Tracklist:

Heart To Heartbreak

Sorry Anyway

Taking The Roof Down

Wave Machine

When Will It All Reveal

Halfway Round The World

Prettier Things

July

Romance Is Dead On


Listen/Stream【https://transgressive.lnk.to/tmiad

 


ドクター・ノイズ(Dr. Noize)の新曲「Funk The Planet」は音楽の持つ喜びを余すところなく伝えている。今回のシングルは、ダンサンブルヒップホップとも呼ぶべき画期的な作品となっている。聞く人の心をほんのり和ませ、そして楽しくダンスするように促す明るい音楽だ。


この楽曲は、近日リリース予定の回顧アルバム『Positive Energy!』に収録されています。(The Music of Doctor Noize)  また、この曲はドクター・ノイズのオールスター・サイドプロジェクト「Konshens & The Earth Band」からリリースされる最後の楽曲としても特別な意味を持っています。


バンドには、DC出身のラッパー兼詩人コンシェンス・ザ・MC(ヒップホップのパイオニア、シュガーヒル・ギャングのマスター・ジーの息子)、インド出身のグラミー賞を複数回受賞し国連親善大使を務めるリッキー・ケジ、ニューヨーク出身のグラミー賞受賞歴を誇る卓越したプロデューサー、ロニー・パークが参加しています。「Funk The Planet」は、心とユーモア、ヒップホップ/ポップ、そして自然な喜びを、環境保護への行動喚起と融合させた楽曲である。


実写とアニメーションを融合させた同時公開のミュージックビデオは、今回もドクター・ノイズの娘でイェール大学経営大学院に在籍するシドニー・カリナンによるものである。彼女はこれまで、グラミー賞受賞者のミュージックビデオから前衛的な作品に至るまで、アーティストのビジョンに等しく真摯に向き合い、卓越した技術と情熱をもって脚本・監督を手掛けてきた。


チャートを席巻する子供向けレコーディング・アーティスト兼パフォーマー、ドクター・ノイズは、100の相貌をもち、飽くなき探究心で様々な領域に挑戦してきた。彼に限界はあるのだろうか。スタンフォード大学音楽学部卒、レコーディング・アーツの修士号取得者、起業家、教師、作家、講演者、アプリ開発者、スタジオオーナー、コミュニティ・ビルダー、生涯学習者、そして哲学者であり詩人でありお調子者――ちなみに、この「お調子者」という肩書きは、彼にとってまさにぴったり。幼少期に1年の間に家族の大半を亡くし、音楽が彼の魂を救ってくれたその瞬間から、彼は自分を救ってくれたものを使って恩返しをすることを決意していた。


30年にわたりチャートを席巻してきたドクター・ノイズの作品群は、溢れんばかりの喜び、高品質な制作、名だたるコラボレーター、そして物語性のある音楽構成が見事に融合したユニークなものです。どのアルバムも、インスピレーションあふれる学びと前向きなストーリーテリング、それから、あらゆる年齢層が楽しめる楽曲作りをバランスよく組み合わせたアドベンチャーのような作品となっている。彼の作品は、楽器、音楽の基礎、言語、リーダーシップ、持続可能性、公平性、多様性、そして包摂性を教えてくれます。それらはすべて、魅力的で魅力的なキャラクターたちの視点を通じて語られるため、学んでいることさえ気づかないほどです。


全米でその卓越したワンマンバンド・ショーで知られるドクター・ノイズは、歌いながら数多くの楽器を演奏し、それらを使ってループ録音を行い、その場で観客と共に曲を即興で作ることも。その多彩なパフォーマンスは、アコースティック・ライブや朗読会から、絶賛された作品『Phineas McBoof Crashes the Symphony』の画期的な交響楽団公演まで、規模や範囲も多岐にわたり、オーケストラ音楽の広大な世界を初めて体験する人々へと門戸を開いて来た。


ドクター・ノイズの革新的なワークショップや指導法は、レコーディング・アーツ教育に関する修士論文を通じて開発されたもので、彼の一生にわたる学びとリーダーシップの経験が活かされています。チームビルダーおよびコミュニティ構築者として、彼は受賞歴のある高校芸術科長を務め、大学ではレコーディング・アーツ学科長兼教授としてフルタイムで教鞭を執りました。


また、レコーディング・アカデミー、チルドレンズ・ミュージック・ネットワーク、スタンフォード大学サステナビリティ・気候行動フォーラム同窓会、クリスチャン・ユース・シアター(無神論者として)の理事に選出され、スタンフォード大学史上最多の同窓会参加者数を記録したキャンペーンを主導したボランティア活動により、スタンフォード大学STARS賞を受賞しました。


彼はスタンフォード大学で高い評価を得ている夏のレコーディング・アーツ・プログラムを運営し、パイクス・ピーク州立大学のレコーディング・アーツ・テクノロジー・プログラム諮問委員会の委員長も務めている。


ドクター・ノイズのもう一つの顔であるコリー・カリナンは、大人向けの楽曲制作、レコーディング、パフォーマンスを行う著名なアーティストであり、舞台、映画、交響楽のための委嘱作曲家、引っ張りだこのプロデューサー、前衛的なエレクトロニック・ミュージシャン、マルチメディア制作会社リーチ・スタジオのオーナー、そして『Noizeletter』の執筆者でもあります。


しかし、彼にとっての最優先の役割は、夫であり、インスピレーションと生きる目的を与えてくれる3人の「アクション&アドベンチャー・スーパーウーマン」たちの父親であるということ。


彼の家族は''スーパー・ファミリー''と呼ぶにふさわしい。妻のジャネットは、視覚障害を持つ企業リーダー兼エグゼクティブ・コーチとして先駆的な存在であり、娘のシドニー・グレースはマルチメディア作家、監督、プロデューサーであり、イェール大学経営大学院のシルバー・スカラー(優秀学生)。もう一人の娘ライリー・マックスは、レコーディング・アーティスト、パフォーミング・アーティスト、ビジュアル・アーティストであり、ハーバード大学の学部生である。


ドクター・ノイズは、世界環境デー(6月5日)に、近々リリースされる回顧アルバム『Positive Energy! (The Music of Doctor Noize)』から、サステナビリティをテーマにしたシングルおよびミュージックビデオ「Funk The Planet」をリリースする。また、この曲はドクター・ノイズのオールスター・サイドプロジェクト「コンシェンス&ザ・アース・バンド」による最後のリリース曲としても特別な意味を持つ。


同バンドには、ワシントンD.C.出身のラッパー兼詩人コンシェンス・ザ・MC(ヒップホップの先駆者、シュガーヒル・ギャングのマスター・ジーの息子)、インド出身のグラミー賞複数回受賞者で国連親善大使のリッキー・ケジ、そしてニューヨーク出身のグラミー賞複数回受賞者であり卓越したプロデューサー、ロニー・パークが参加している。


「Funk The Planet」は、心とユーモア、ヒップホップとポップ、そして自然の喜びを行動への呼びかけと融合させた楽曲だ。作曲はドクター・ノイズ、作詞はドクター・ノイズ、コンシェンス・ザ・MC、ロニー・パークが担当。パーカッション、ミキシング、マスタリングはロニー・パークが手掛け、プロデュースはリッキー・ケジ、ロニー・パーク、ドクター・ノイズが共同で行った。 

 

「Funk The Planet」


▪︎EN

Chart-topping children's recording and performing artist Doctor Noize is many things: Stanford Music grad, Master of Recording Arts, entrepreneur, teacher, author, speaker, app creator, studio owner, community builder, lifelong learner, and philosopher-poet-goofball, which BTW is like totally a thing. From the moment music saved his soul when most of his family died in one year as a kid, he knew he’d give back with what saved him.


With chart hits in three decades, the Doc’s catalog of recordings is a unique combination of exuberant joy, high-quality production, revered collaborators, and narrative musical structure. Each album is an adventure balancing inspirational learning with positive storytelling and songwriting all ages can explore. His work teaches instruments, music fundamentals, language, leadership, sustainability, equity, diversity and inclusion — all through the eyes of characters so engaging you won’t even know you’re learning.


Known for his virtuosic one-man-band shows nationwide, The Doc sings and plays a host of instruments, which he uses to loop record and even write songs with audiences on the spot. His diverse performances range in size and scope from acoustic shows and book readings to groundbreaking symphony performances of his acclaimed work Phineas McBoof Crashes the Symphonyintroducing newcomers to the wide world of orchestral music.


Doctor Noize’s innovative Workshops and teaching, developed through his Master's Thesis on Recording Arts Education, draw on his lifetime of learning and leadership experience. 

 

As a team and community builder he's been an award-winning high school Arts Department Head; full-time university Director of Recording Arts and Professor; elected to the Boards of the Recording Academy, Children's Music Network, Stanford Alumni in Sustainability Climate Action Forum, and Christian Youth Theater (as an agnostic!); and won a Stanford STARS Award for his volunteer service leading a campaign securing the largest Stanford Reunion attendance ever. He runs Stanford's acclaimed summer Recording Arts program and is Chair of the Pikes Peak State College Recording Arts Technology Program Advisory Board.


The Doc's alter ego Cory Cullinan is a renowned songwriter, recording and performing artist for adults; commissioned composer for stage, screen and symphony; sought-out producer; avant-garde electronic musician; owner of multimedia production house Reach Studios; and writer of the Noizeletter. But his #1 gig is husband and father to three action/adventure superwomen who fuel him with inspiration and purpose. 

 

His wife Janette is a trailblazer as a blind corporate leader and Executive Coach; daughter Sidney Grace is a multimedia writer, director, producer and Silver Scholar at Yale School of Management; and daughter Riley Max is a recording, performing and visual artist and Harvard undergrad.


Doctor Noize releases his sustainability single and video "Funk The Planet" from his upcoming retrospective album Positive Energy! (The Music of Doctor Noize) on On World Environment Day (6/5). It’s also special as the final song to be released by the Doc’s all-star side gig, Konshens & The Earth Band, featuring rapper poet Konshens The MC from DC (son of hip-hop pioneer Master Gee of The Sugarhill Gang), multi-Grammy winner and UN Goodwill Ambassador Ricky Kej from India, and multi-Grammy-winning producer extraordinaire Lonnie Park from New York.

 

 "Funk The Planet" blends heart and humor, hip hop and pop, and natural joy with a call to action. Music by Doctor Noize; lyrics by Doctor Noize, Konshens The MC & Lonnie Park; percussion, mixing and mastering by Lonnie Park; and production by Ricky Kej, Lonnie Park & Doctor Noize.  The video, blending live action and animation, is once again the creation of Doctor Noize’s daughter Sidney Cullinan of the Yale School of Management, who has scripted and directed music videos for Grammy winners and avant-garde works alike with equal skill and dedication to the artists’ vision.


Drawing on his open-minded approach, Doctor Noize and his main monkey Phineas McBoof continue their journey to learn and teach about creativity, curiosity, character and community through music, art and words.

 



ロサンゼルスのシンガーソングライター兼プロデューサー、Sheva Elliot(シェバ・エリオット)による新曲「Birds of a Feather」。この抗いがたいほど心地よい、トワンギーでアップテンポなルーツ・ロック・トラックは、「正しい」とされることをするのと、自分にとって正しいことをするとの間の感情的な葛藤を捉えています。


この曲の核心にあるのは、欲望の誘惑に身を任せ、胸が高鳴るものに従い、恐怖や他人の評価に自分の選択を委ねないというメッセージです。「結局のところ、この曲は『もうどうでもいいや』と割り切り、心をときめかせる人のもとへ飛び込み、その結果を気にしないというメッセージなのです」とエリオットは語ります。その感情の率直さは、エリオットのソングライティングの核心となっており、彼女の表現を借りれば「人間としての経験の真実」を主題に据えることが多く見られます。


このシングルは、エリオットの近々リリースされるフルアルバムの先行曲であり、アメリカーナのトワンク、ゴスペル、ロックンロールが融合したルーツ・ロック作品となっている。クリス・ステイプルトン、グレース・ポッター、アレサ・フランクリン、レイニー・ウィルソン、ザ・レッド・クレイ・ストレイズといったアーティストの影響を受けつつ、エリオットはクラシックでありながら深く個人的な、気骨とソウル、そして感情的な知性を感じさせる独自の道を切り拓き続けている。

 


「Birds Of A Father」

 

 

ロサンゼルス生まれのシンガー、ソングライター、プロデューサーであるシェバ・エリオットは、ルーツ・ロック、ソウル、アメリカーナ、ゴスペル、そしてクラシック・ロックが交錯する領域で音楽を創り出している。4歳の頃から歌い続けてきたエリオットは、感情の生々しさとスタイルへの恐れを知らない姿勢を併せ持つ音楽で定評があり、その楽曲は実体験や直感に根ざし、人間という存在の複雑さを単純化することを拒む姿勢が反映されている。


彼女の作品は、彼女が「人間としての経験の真実」と呼ぶもの――自由、脆弱さ、官能性、遊び心、失恋、ユーモア、そしてありのままの自分になる勇気――を探求することが多い。切ないトーチソングであれ、威風堂々としたロックアンセムであれ、エリオットは時代を超越した、生きた感覚が滲む自伝的な誠実さをもって楽曲を紡ぎ出す。


エリオットの近作は、リスナーや音楽界のトレンドセッターの心を捉え始め、メディアからの支持と注目を集める一方で、現代のルーツ・ミュージックやアメリカーナのシーンにおいて、彼女独自の地位を確立しつつある。前作のシングル「Ruler of My Heart」は、彼女のクリエイティブな飛躍を象徴する作品となった。映画的な世界観とソウルフルな要素が融合したこの楽曲は、彼女の圧倒的な歌唱力と情感の深さを披露し、ジャンルを超えたシンガーソングライターの新たな波において、今後注目のアーティストとしての地位を確固たるものにした。


その勢いに乗って、エリオットは新曲「Birds of a Feather」で帰ってきた。トワンギーでアップテンポなルーツ・ロック・シングルであるこの曲は、彼女の芸術性の新たな一面——より大胆で、より自由で、よりいたずらっぽい一面——を明らかにしている。期待に応えることと、自分の思うままに行動することの間の緊張感に駆り立てられ、この曲は、承認よりも欲望を、イメージよりも本能を選ぶことのスリルを捉えている。