アメリカの伝説的なジャズシンガー、エラ・フィッツジェラルドの未発表ライブ音源が8月5日にリリースされる運びとなった。フィッツジェラルドはビリー・ホリデイ、サラ・ヴォーンと並び、米国史上最高の歌手である。あたたかく包み込むような慈愛的な今も多くのファンを惹きつけている。未発表ライブ音源はコペンハーゲンで1966年に収録。ジャズファン必聴の音源となるでしょう。本日、先行シングル「How High The Moon」が配信リリースされました。下記よりチェックしてみよう。
ギアボックス・レコードとエラ・フィッツジェラルド慈善財団は共同で、シンガー・ソングライター、作曲家、そして人道主義者であるエラ・フィッツジェラルドの未発表ライヴ音源『ライヴ・アット・ファルコナー・シアター・コペンハーゲン・6th・フェブラリー・1966』を、全世界リリースする。
これまでに200枚を超えるアルバムを録音し、グラミー賞を13回、生涯功労賞も受賞したエラ・フィッツジェラルドは、音楽史において最も影響力のある歌声の持ち主の一人であり続けているが、その遺産は過去に留まるものではない。それは今なお生き続けており、絶えず再発見されている。彼女の驚くほど自然な音域の広さ、即興演奏、そして象徴的なスキャット・スタイルは、何世代にもわたるアーティストたちに影響を与えてきた。
1967年の2月6日にデンマークはコペンハーゲンのファルコナー劇場で録音された今作は、ラジオ局デンマーク放送用のモノラル音源であり、あるデンマーク人プロデューサーの個人アーカイヴに保管されていたもの。何十年もの間忘れ去られたまま廃棄処分される運命にあったが、この希少なアーカイヴ音源のリリースは、エラのキャリアにおけるありのままの瞬間をファンが探求し、その世界に浸るまたとない機会となるだろう。
出演は、デューク・エリントン・オーケストラ。ピアノを担当していたのは、編曲家兼音楽監督としての役割に加え、ジミー・ジョーンズ。そして彼と共に演奏していたのは、ベースのジョー・コンフォートとドラムのガス・ジョンソンだった。ライヴを鑑賞した今作のプロデューサーのボーエ・ロジャー・ヘンリクセンはこの日のエラについて「ここ数年のコペンハーゲンでのトリオだけのコンサートに比べ、より生き生きとしており、機械的な印象が薄れていた」と話している。
エラは1952年からコペンハーゲンで演奏活動を続けており、その後10年間にわたり定期的に訪れ、1961年には現地でアルバムも録音していた。また、市街地の北、海岸沿いのクランプンボーグにはアパートも所有しており、デンマークは彼女にとって第二の故郷のような場所だった。そんなことから、今回の公演のステージに上がった彼女が、いかにリラックスしていたかは、一目瞭然だったようだ。
アルバム『ライヴ・アット・ファルコナー・シアター・コペンハーゲン・6th・フェブラリー・1966』は8月4日(水)に日本ではフィジカル盤がリリースに。デジタル配信は8月14日(金)からとなっている。そして本日、アルバムからシングル「How High The Moon」が配信スタート。観客とのやりとりなど当時のライブの熱狂が余さず凝縮されている.ストリーミングはこちらから。
「How High The Moon」
【アルバム情報】
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アーティスト名:Ela Fitzgerald(エラ・フィッツジェラルド)
タイトル名:Live At Falkoner Theatre Copenhagen 6th February 1966(ライヴ・アット・ファルコナー・シアター・コペンハーゲン・6th・フェブラリー・1966)
品番:GB4003CD (CD) / GB4002 (LP)
発売日:2026年8月5日(水)
配信開始日:2026年8月14日(金)
レーベル:Gearbox Records
クレジット;
Recorded at Falkoner Centre,
Copenhagen, 6th February 1966
Originally produced by Per Møller Hansen and Børge Roger Henrichsen for Danmarks Radio.
Mastered by Caspar Sutton-Jones at Gearbox Productions
Front cover photograph (c) Jan
Persson/CTSIMAGES
© 2026 Gearbox Records
℗ 2026 Ella Fitzgerald Charitable Foundation
All Rights Reserved. Unauthorised duplication is a violation of applicable laws. Manufactured and distributed under license by Gearbox Records Ltd.
<トラックリスト>
(CD)
1. Satin Doll
2. Wives & Lovers
3. Something To Live For
4. Let's Do It, Lets Fal In love
5. Sweet Georgia Brown
6. How High The Moon
7.Lover Man (Oh Where Can You Be?)
8. Só Danço Samba (Jazz 'n' Samba)
9. I'm Just A Lucky So-And-So
10. Mack The Knife
(LP)
Side-A
1. Satin Doll
2. Wives & Lovers
3. Something To Live For
4. Let's Do It, Lets Fal In love
5. Sweet Georgia Brown
Side-B
1. How High The Moon
2.Lover Man (Oh Where Can You Be?)
3. Só Danço Samba (Jazz 'n' Samba)
4. I'm Just A Lucky So-And-So
5. Mack The Knife
エラ・フィッツジェラルド:
1917年4月25日、ヴァージニア州ニューポート・ニュース生まれ。ビリー・ホリデイ、サラ・ヴォーンと並び称される20世紀の女性トップ・ジャズ・ヴォーカリストの1人で、器楽奏者顔負けの凄まじいスキャット唱法が特徴。16歳の時に、今や「ニューヨークの音楽と芸能の登竜門」と言われているアポロ・シアターのコンテストに出演し優勝。
続いて出場した“ハーレム・オペラ・ハウス”のコンテストでも優勝し、その後紆余曲折を経てチック・ウェッブのバンドに雇われる。このバンドと共に、当時のヒット曲を納めた数枚のレコードを作成。中でも楽曲「A Tisket, A Tasket」は17週間にわたりチャート・トップを記録し、アルバムは100万枚のセールスをあげた。1941年からはソロでの活動を開始。1946年、輝かしい未来を決定付ける事となる名プロデューサー、ノーマン・グランツと出会い、レコーディング・アーティストとして更に飛躍する。
1956年から64年にかけて発表したアルバム、コール・ポーターやロジャーズ&ハートなどの名作曲家たちのソング・ブック・シリーズが大当たり。ジャズ作品にしてポピュラー・ソングを扱い、彼女の粋なセンスで歌われる耳慣れたヒット曲は一般大衆の興味を誘い、その名を広め人気を不動のものとした。1990年までに200枚を超えるアルバムを録音、グラミー賞を13回、生涯功労賞も受賞した。




















