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イギリスのマルチ奏者でプロデューサー、ウィル・ドーリーのソロ・プロジェクト、スキンシェイプ。


すでに収録曲「Can You Play Me A Song」とラヴァーズ・ロックの女王として知られ、そのかすれたソウルフルなヴォーカルが特徴のホリー・クックをフィーチャーした「Lady Sun (feat. Hollie Cook)」が配信リリースされていたスキンシェイプの最新アルバム『アナザー・サイド・オブ・スキンシェイプ』だが、ついにその全貌が解禁となった。


『アナザー・サイド・オブ・スキンシェイプ』は、これまでの彼のどの作品とも似つかない内容となっている。幼少期の思い出やエチオピアのリズムからインスピレーションを得たと言う今作は、ウィルの心の最も難解な部分にアクセスしている。


アルバムの制作中、ウィルは様々なキーボードやドラム・マシーンを実験的に使用し、それらはトーマス・ブラントの素晴らしいドラミングの上に重ねられることもあった。トーマスはウィルのライヴ・バンドの一員でもあり、スキンシェイプの常識を熟知している人物。


今作についてウィル本人は、「1990年代へのオマージュのような曲もあれば、1960年代や1970年代に敬意を表した曲もある。ただし、受け取る側によってはそういった表現だと感じ取れない人もいるかもしれない。いずれにせよ、このアルバムが楽しく、一日の流れにさりげなく溶け込むことを願っているよ」と話している。


さらに、アルバムのアートワークを手掛けたのは、2020年リリースの『Umoja』同様、日本人デザイナーのKenichi Omuraである。



【リリース情報】



アーティスト名:Skinshape(スキンシェイプ)

タイトル:Another Side Of Skinshape(アナザー・サイド・オブ・スキンシェイプ)

発売日:発売中!

レーベル: Lewis Recordings


トラックリスト

1. Stornoway

2. Mulatu Of Ethiopia

3. Can You Play Me A Song?

4. Lady Sun (feat. Hollie Cook)

5. It’s About Time

6. How Can It Be?

7. Ananda

8. Road

9. Massako

10. There’s Only Hope


アルバム配信中!

https://orcd.co/0db0e46



【バイオグラフィー】


ロンドンのインディ・シーンを拠点に活動するマルチ・プロデューサー、ウィル・ドーリーによるソロ・プロジェクト。2012年結成のロンドンのアート・ロック・バンド、パレスの元ベーシストとしても知られている。


これまで、ソウル、ファンク、サイケ、ソフト・ロック、ヒップホップ、アフロビートといった様々なサウンドをキャリアで築いてきた彼は、身近にある楽器はドラム以外、ほぼ全て(ギター、ベース、キーボード、パーカッション、シタール、フルート、そしてヴォーカル)自らが手がけるという、まさにマルチ・プレイヤー。2012年に4曲入りセルフ・タイトルEPでデビューし、2014年には同名のアルバムをリリース。そして、これまでにスキンシェイプとして8枚のアルバムを発表している。


2014年にはロンドンのインディー・バンド、パレスにベーシストとして参加し、2015年の『チェイス・ザ・ライト』、2016年の『ソー・ロング・フォーエヴァー』といった2枚のアルバムの制作に携わっている。その後、スキンシェイプの活動に専念するために同バンドを脱退。2024年9月に9作目のアルバムとなる『アナザー・サイド・オブ・スキンシェイプ』をリリース。その後は、UK/USツアーが決定している。

Peggy Gou

 

ドイツのプロデューサー、DJ、アーティストのPeggy Gou(ペギーグー)が、デビュー・アルバム『I Hear You』の拡張版をXLからリリースした。デビューアルバムとはいえ、すでに八年目の作品であるため、さすがのクオリティだった。本作にはオリジナル曲と合わせて、リミックスやエディットバージョンの楽曲が収録。今年、グーはフジロック・フェスティバルにも出演した。

 

『I Hear You - Bonus Tracks Edition』は、Koreless、Jex Opolis、そして彼女のシングル「(It Goes Like) Nanana」の 「Nanadub 」バージョンのリミックスに加え、彼女の個人的なお気に入りプロデューサー2人による限定リミックスを収録。


韓国人アーティスト(Gudu Recordsの卒業生)Mogwaaは「Lobster Telephone」を、アイルランド出身でベルリンを拠点に活動するプロデューサーSprayは「1+1=11」をリミックスしている。

 





Perfume Genius

Perfume Geniusが、アルバム『Too Bright』の10周年記念エディションをリリースした。透明なレコード盤のリイシューに加え、LPの拡張デジタル・バージョンもストリーミング・サービスに登場し、「Story of Love」、「My Place」、「When U Need Someone Here」の3曲の未発表曲が収録されている。以下よりご視聴ください。


これらの曲は、2013年に『Too Bright』となった曲と並行して書かれたものだ」とマイク・ハドレアスは声明で説明している。


「このアニバーサリーを振り返りながら、当時のデモを整理しているうちに思い出したんだ。彼らの居場所ができて本当に嬉しい。私たちは先月、彼らをスタジオに連れて行き、私たちの非常識なバンドとポータルを開いた。あの時期がいかに形成的でワイルドであったか、そのエネルギーをいまだにどれほど呼び起こしているか、そして一緒に働く仲間や聴いてくれる人たちにどれほど感謝しているかを思い出させてくれた」


 

©Angella Choe

Indigo De Souza(インディゴ・デ・ソーザ)が新作EP『Wholesome Evil Fantasy』をサプライズ・リリースした。このEPは、ノースカロライナ州アッシュヴィルのシンガー・ソングライターが2023年に発表したフルアルバム『All Of This Will End』に続く作品である。

 

基本的にはギターを中心とするオルトロックソングを発表し続けているデ・ソウザであるが、今回のEPはカラーが異なる。キャッチーなダンス・ポップに傾倒した楽曲が収録されている。ソングライターの意外な一面を知ることが出来るかも知れない。EPのストリーミングは以下から。


「これらの曲は、私の精神の中で最もスパイシーで、最もおふざけで、きらびやかな光沢のある場所から生まれた」とデ・ソーザは声明で説明している。

 

「コラボレーターのエリオット・コゼルとジェシー・シュスターがもたらしてくれるサウンドとエネルギーに、私はいつも刺激を受けている。彼らはいつも私を笑わせ、私の最も愚かなバージョンを引き出してくれる」

 

「彼らがいなければ、この新しい空間を発見することはできなかっただろう。これらの曲を聴いていると、私たちが持つ遊び心に満ちた音楽的なつながり、そして永遠の友情への感謝の気持ちでいっぱいになる。私の基本的な存在はかなり重く複雑なものだが、これらの曲は私が取り組んでいる間中、深い喜びを感じさせてくれた」

 

 

 


20年以上にわたり、エレクトロニックとアコースティックのタペストリーを編み込むようにして、ポップかつ実験的な手法で独自のポップ・サウンドを作り上げるデンマークの孤高のバンド、エフタークラング。


2021年の『Windflowers』に続き、通算7作目のスタジオ作品となる『Things We Have In Common』をリリース。この3年ぶりのアルバムで、2019年の『Altid Sammen』で始まり、『Windflowers』と続いたひとつの輪を閉じます。この3作において、よりシンプルで包括的な表現への扉を開くものであり、人間のつながり、人間と自然の関係、集団的な精神性と帰属というテーマを探求してきました。


『Things We Have In Common』において、マッズ・ブラウアー、ラスマス・ストールバーグ、キャスパー・クラウセンのトリオとともにエフタークラングを結成した創設メンバーで、2007年の2ndアルバム『Parades』を最後に脱退したピアニスト/作曲家のルネ・ムルゴーが久しぶりに深いレベルで関わり、9曲中7曲を共作しています。


バンドから遠ざかっていた間に、ルネはモルモン教会で育った女性と恋に落ち、スピリチュアルな側面に目覚め、身も心もモルモン教を受け入れました。しかし時が経つにつれ、彼は新たに見出した信仰を守り続けることが次第に難しくなり、やがて彼の信仰は答えのない疑問の重圧に押しつぶされそうになりました。そして2022年、ルネはモルモン教と決別した。


本作ではエフタークラングの主要メンバーである3人は、ルネのアイデアや音世界を受け入れる余地を作るために一歩引いています。それぞれ別々の道を歩んだ旅の先で、音楽の中で見つけた共通の居場所。"どこにも属さない、誰とも属さない状況で存在すること、そしてその中で一緒にいること"という、彼らの遊牧民的な帰属意識を表現したアルバム。


ルネ・ムルゴーの他にも多くのミュージシャンが参加。ベイルートことザック・コンドンをはじめ、フィンランド人ドラマー、タトゥ・ロンコ、ベネズエラ人ギタリスト、ヘクトル・トスタ、グアテマラ人チェリスト/シンガー、マベ・フラッティが重要なコラボレーターとなっています。またヨハン・ヨハンソンやダスティン・オハロランなどとの仕事で知られるイタリア人エンジニア、フランチェスコ・ドナデッロもこのアルバムに重要な足跡を残しており、「Animated Heart」と「To A New Day」で歌っているサウス・デンマーク少女合唱団も同様に重要な役割を果たした。


1stアルバム『Tripper』からちょうど20年。実験的な冒険心を持ち、変化し続けることを恐れないエフタークラングが辿り着いた場所。キャリア最高峰を更新するような、とても壮大で美しい作品です。

 

「Sentiment」 MV



【新作情報】 Efterklang 『Things We Have In Common』 - New Album 


デンマークのエレクトロニカ・アート・ポップのレジェンド、エフタークラング最新作長い精神的な旅の先、音楽の中で見つけた共通の居場所



<トラックリスト>

1. Balancing Stones

2. Plant

3. Getting Reminders

4. Ambulance

5. Leave It All Behind 


配信リンク/予約:  https://efterklang.lnk.to/TWHICYD


オススメ曲②③⑥



【公演情報】  Efterklang ''Japan Tour  2024''



【東京公演】

■日時: 2024年10月15日(火) 開場 18:30 / 開演 19:00

■会場: 新代田 FEVER https://www.fever-popo.com/


■料金: 前売 6,500円 / 当日 7,000円(共に1ドリンク600円別途)


■出演:

Efterklang

Tenniscoats


■チケット:イープラス https://eplus.jp/sf/detail/4123290001-P0030001

※スタンディング/整理番号順入場


■問い合わせ先 : Lirico [lirico@inpartmaint.com]



【京都公演】

■日時: 2024年10月17日(木) 開場 18:30 / 開演 19:00

■会場: CLUB METRO https://www.metro.ne.jp/


■料金: 前売 6,000円 / 当日 6,500円(共に1ドリンク別途)


■出演:

Efterklang

Tenniscoats


■チケット:イープラス https://eplus.jp/sf/detail/4125930001-P0030001

※スタンディング/整理番号順入場


■協力:night cruising


■問い合わせ先 : Lirico [lirico@inpartmaint.com]



【名古屋公演】

■日時: 2024年10月18日(金) 開場 18:30 / 開演 19:00

■会場: KD JAPON https://kdjapon.jimdofree.com/


■料金: 前売 6,000円 / 当日 6,500円(共に1ドリンク別途)


■出演:

Efterklang

Tenniscoats


■チケット:メール予約 [kdjapon@gmail.com]

※公演名・お名前(カタカナ)・人数・連絡先をご明記のうえお申し込み下さい。

※スタンディング/整理番号順入場


■問い合わせ先 : Lirico [lirico@inpartmaint.com]



【東京公演】

■日時: 2024年10月20日(日) 開場 18:00 / 開演 18:30

■会場: 表参道 WALL&WALL http://wallwall.tokyo/


■料金: 前売 6,500円 / 当日 7,000円(共に1ドリンク700円別途)


■出演:

Efterklang

aus


音響:Fly sound


■チケット: Peatix https://efterklang20241020.peatix.com

※スタンディング/整理番号順入場



【Efterklang: プロフィール】


デンマークのコペンハーゲンの3人組バンド。マッズ・ブラウアー、キャスパー・クラウセン、ラスマス・ストールバーグという幼少期からの友人3人によって、2000年に結成。2003年に自主レーベルRumraketよりEP『Springer』でデビュー。


2004年にはUKのレーベルLeafと契約し、1stアルバム『Tripper』をリリース。エレクトロニカとチェンバー・ミュージックが高次元で融合したサウンドは国際的に高い評価を得た。2010年には世界的名門レーベル4ADと契約し、3rdアルバム『Magic Chairs』をリリース。


2012年に4thアルバム『Piramida』をリリースした後、バンドは伝統的なアルバム・サイクルから離れ、フィンランドのパーカッショニスト、タトゥ・ロンコ(Tatu Rönkkö)とリーマ(Liima)を結成し、2作のアルバムをリリース。


またコペンハーゲン・オペラ・フェスティバルの一環として、没入型オペラ『LEAVES: The Colour of Falling』を共作。2019年にはベルギーのバロック・アンサンブルB.O.Xとのコラボレーションによる全編デンマーク語のアルバム『Altid Sammen』をリリース。2021年の『Windflowers』に続き、2024年最新作『Things We Have In Common』をリリース。映画のような魅惑的な楽曲と、不朽の実験性と包容力で、長年にわたって熱狂的なファンを増やしてきた。

 


アメリカのフォークシンガー、Cass McCombsがサプライズアルバム『Seed Cake On Leap Year』をDominoからリリースした。本作はアーティストの初期の未発表曲を収録。渋さと円熟味を兼ね備えたアルバムで、シンガーソングライターの若い時代の音楽的な魅力を再訪出来る。

 

1999年から2000年にかけてキャス・マコームスがバークレーに住んでいた頃、サンフランシスコのフルトン924番地にあるジェイソン・クイーバーのアパートで録音された初期の未発表曲集『Seed Cake On Leap Year』。1990年代後半のサンフランシスコのベイエリアには、Papercuts、Casiotone for the Painfully Alone、Chris Cohen's Curtains、Mt.Egyptなど、特別なアーティストのコミュニティが存在した。最大限の誠実さと親密さがモットーで、音楽は親しい友人とだけ共有されることが多かった。グラフィティ・ライター、スケーター、60年代の古株たちは、決して遠い存在ではなく、心の片隅にもいなかった。


常に前へ、前へと進むというマインドセットを貫いたマッコムスのキャリアにおいて、この時期は短いながらも実りの多い時期であった。『Seed Cake On Leap Year』の驚くべき点は、これらの楽曲がいかに生き生きと生々しく、洞察と驚きに満ち、まだ来ていないものすべてと対話しながら残されているか、ということ。

 

 

 

 

Cass McCombs  『Seed Cake On Leap Year』


Tracklist:

1I’ve Played This Song Before

2Anchor Child

3Baby

4Gum Tree

5Wasted Again

1If I Was A Stranger

2You’re So Satanic

3Always In Transit

4What Else Can A Poor Boy Do

5Northern Train


Charlotte Day Wilson


カナダのシンガー・ソングライター、Charlotte Day Wilson(シャーロット・デイ・ウィルソン)が、最新アルバム『Cyan Blue』収録曲のリワーク3曲を収録した『Live at Maida Vale EP』をリリースした。このEPでは、ジャズ風のアレンジに加えて、シンガーの圧倒的な歌唱力を堪能できる。


特別バージョンのEPには、「Cyan Blue」、「Sleeper」、「I Don't Love You」のライヴ・バージョンが収録されており、いずれも象徴的なMaida Valeスタジオで行われたベンジーBのBBCラジオ1の番組のために録音された。


シャーロット・ウィルソンの瑞々しいヴォーカルとスタインウェイ・ピアノを前面に押し出したストリップ・ダウン・セットは、多くの人に愛された彼女のアルバムに新鮮なテイクを提供している。最新作『CYAN BLUE』は、長年のコラボレーターであるジャック・ロションとレオン・トーマスと共に制作され、メランコリアとサウンドの実験的なブレンドが賞賛されている。

 

 

  

日本の敏腕トラックメイカー、JJJが『July Tour』東京公演のライブ音源を本日配信リリース。 新たなツアー『Nov Tour』を開催を発表。



JJJが今年7月のワンマンツアー『July Tour』東京公演のライブ音源を本日配信リリースした。

 

7月11日(木) Zepp Hanedaで開催した当公演では、バックDJのAru-2に加え、 尺八奏者の瀧北榮山、箏奏者の岡村秀太郎、コントラバス奏者の岩見継吾を迎えたコラボレーション楽曲の数々を披露。縁の深いラッパーも多数登場し、大きな盛り上がりを見せた。その熱気を封じ込めた、臨場感あふれる音源はJJJ本人がミックスを手掛けており、アートワークのライブ写真は安藤政信が撮影を担当している。



また、ライブ音源のリリースにあわせて、11月に行われる新たなツアー『Nov Tour』の開催を発表。



11月5日(火)福岡・UNITEDLABを皮切りに、13日(水)台北・THE WALL、20日(水)仙台・darwin、30日(土)東京・日比谷公園大音楽堂の4公演を行う。



福岡公演、東京公演はAru-2(DJ)、瀧北榮山(尺八)、岡村秀太郎(箏)、岩見継吾(cb)による編成、台北公演はCampanella、Daichi Yamamoto、MFSが客演で参加。また、東京公演にはDJとして、Kazuhiko Fujita、KID FRESINO、KMの出演が決定している。



チケットは本日8月30日(金)12:00より、オフィシャル先行受付がスタート。



【リリース情報】 JJJ『July Tour at Zepp Haneda (Live)』

発売日 : 2024年8月30日(金)
レーベル : FL$Nation / AWDR/LR2
フォーマット : DIGITAL


LINK : https://ssm.lnk.to/JTaZH


TRACK LIST


1. Kids Return
2. Synthese Freestyle feat. 岩見継吾
3. Mihara feat. 瀧北榮山, 岡村秀太郎, 岩見継吾
4. July feat. 岡村秀太郎
5. Friendskill feat. Campanella, 瀧北榮山, 岡村秀太郎, 岩見継吾
6. Cyberpunk
7. Mirror feat. MFS
8. Maktub feat. 瀧北榮山, 岡村秀太郎
9. Beautiful Mind feat. 瀧北榮山, 岡村秀太郎, 岩見継吾
10. STRAND feat. KEIJU, 岩見継吾
11. 2024 feat. KID FRESINO, febb
12. wakamatsu feat. 瀧北榮山, 岡村秀太郎

 

 

【ライブ情報】 『JJJ - Nov Tour』

日時 : 2024年11月5日(火) OPEN 18:30 / START 19:30
会場 : 福岡・UNITEDLAB
料金 : 前売 ¥5,000 / 当日 ¥5,500 (D代別)
LIVE : JJJ w/ Aru-2, 岩見継吾, 岡村秀太郎, 瀧北榮山
INFO : BEA 092-712-4221 (平日12:00〜16:00) https://www.bea-net.com

[オフィシャル先行]
受付期間 : 2024年8月30日(金)12:00〜9月5日(木)23:59まで
受付方法 : 抽選
受付URL : https://w.pia.jp/t/jjj/

[BEA WEB先行]
2024年9月6日(金)12:00〜9月16日(月・祝)23:59まで
受付URL : https://l-tike.com/st1/beaweb-jjj

[現地先行]
ぴあ : https://w.pia.jp/t/jjj/ (2024年9月10日(火)11:00〜9月16日(月・祝)23:59まで)
ローチケ : https://l-tike.com/jjj/ (2024年9月6日(金)12:00〜9月16日(月・祝)23:59まで)
e+ : https://eplus.jp/jjj/  (2024年9月6日(金)12:00~9月16日(月・祝)23:59まで)

[一般発売]
2024年9月21日(土)10:00〜
ぴあ : https://w.pia.jp/t/jjj/
ローチケ : https://l-tike.com/jjj/
e+ : https://eplus.jp/jjj/

日時 : 2024年11月13日(水) OPEN 19:00 / START 20:00
会場 : 台北・THE WALL LIVE HOUSE
料金 : 前売 NT$1200 / 当日 NT$1400
LIVE : JJJ w/ Aru-2, Campanella, Daichi Yamamoto, MFS
INFO : 浪漫的工作室 Romantic Office https://www.instagram.com/romanticoffice/

発売日:台湾時間2024年8月30日(金)12:00〜(日本13:00)
TICKET : https://romanticoffice.kktix.cc/events/241113

日時:2024年11月20日(水) OPEN 18:30 / START 19:30
会場:仙台・darwin
料金:前売 ¥5,000 / 当日 ¥5,500 (D代別)
LIVE : JJJ w/ Aru-2
INFO : EDWARD LIVE 022-266-7555 (平日11:00~15:00)

[オフィシャル先行]
受付期間 : 2024年8月30日(金)12:00〜9月5日(木)23:59まで
受付方法 : 抽選
受付URL : https://w.pia.jp/t/jjj/

[現地先行]
ぴあ : https://w.pia.jp/t/jjj/ (2024年9月6日(金)11:00〜9月12日(木)11:00まで)
ローチケ : https://l-tike.com/jjj/ (2024年9月6日(金)12:00〜9月16日(月・祝)23:59まで)
e+ : https://eplus.jp/jjj/ (2024年9月6日(金)12:00~9月11日(水)18:00まで)

[一般発売]
2024年9月21日(土)10:00〜
ぴあ : https://w.pia.jp/t/jjj/
ローチケ : https://l-tike.com/jjj/
e+ : https://eplus.jp/jjj/

日時 : 2024年11月30日(土) OPEN 16:00 / START 17:00
会場 : 東京・日比谷公園大音楽堂
料金 : スタンディング, 指定席 ¥6,500 (D代別)
LIVE : JJJ w/ Aru-2, 岩見継吾, 岡村秀太郎, 瀧北榮山
DJ : Kazuhiko Fujita, KID FRESINO, KM
INFO : SMASH 03-3444-6751 https://smash-jpn.com / HOT STUFF PROMOTION 050-5211-6077 https://www.red-hot.ne.jp

[オフィシャル先行]
受付期間 : 2024年8月30日(金)12:00〜9月5日(木)23:59まで
受付方法 : 抽選
受付URL : https://w.pia.jp/t/jjj/

[一般発売]
2024年9月21日(土)10:00〜
ぴあ : https://w.pia.jp/t/jjj/
ローチケ : https://l-tike.com/jjj/
e+ : https://eplus.jp/jjj/

※未就学児入場不可、小学生以上はチケットが必要になります。
※お1人様4枚までお申し込み可能です。
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【TV オンエア】

SPACE SHOWER TV Special Program
O.A : 2024.09.03 (Tue) 23:30~
https://tv.spaceshower.jp/p/00088498


スマッシング・パンプキンズは最近発表された唯一のニュー・アルバム『Aghori Mhori Mei』をリリースした。メンバーチェンジを経てトリオとして発表された。


スマッシング・パンプキンズは世界中でツアーを行っており、現在は北米におり、秋には中南米に向かう。『Aghori Mhori Mei』は、スマッシング・パンプキンズがジミー・チェンバリン、ジェームス・イハ、ビリー・コーガンのオリジナル・ラインナップでリリースする。バンドは昨年、『メロン・コリーと無限の悲しみ』『マキナ/神の機械』の続編となる最終作『ATUM』をリリースしたばかりだ。『Aghori Mhori Mei』は、ここ数年のツアー中に完成した。


このアルバムについて、ビリー・コーガンはプレスリリースでこのように語っている。「この新しいアルバムを書くにあたって、私は『二度と家には帰れない』というよく知られた公理に興味を持った。この新しいアルバムを制作するにあたって、よく言われる "You can't go home again. "という格言に興味を持ったんだ。感傷に浸って過去を振り返るのではなく、むしろ前進するための手段として。成功と失敗のバランスの中で、1990年から1996年頃の私たちの音楽の作り方が、まだ何か啓示的なインスピレーションを与えるかどうかを確かめるためにね」

 


Third Manに所属するニューヨークのオルタナティヴロックバンド、Hotline TNTが、2023年のアルバム『Cartwheel』収録曲のリミックスを収録した『Somersault EP』をリリースした。バンドは今年のピッチフォークフェスティバルに出演した。

 

バンドのグランジの影響下にあるサウンドとは異なり、EDMとして聞き所のあるミニアルバムだ。Hotline TNTのこれまでとは一風異なる魅力を体験することができるはず。

 

EPには、昨年発売され、各メディアから称賛された最新アルバム『Cartwheel』のリワークが収録されている。参加ミュージシャンは、DJ Sabrina the Teenage DJ、They Are Gutting a Body of Water、Poisonfrog、Downstairs J、Car Cultureがそれぞれリミックスの才能を発揮している。


「”Cartwheel”のトラックをリミックスしてもらうためにステムを送ったとき、何を期待したらいいのかぜんぜん見当もつかなかった。曲のBPMやミックスのヘッドルームの量を聞いてきた時、私はどう答えていいのか分からず、おそらく、自分のGarageBandのプロジェクトファイルの恐怖を思い出しながら、千メートル先にあるこれらを見つめているような奇妙な感じだった」

 

 



Emanuel Harold

2022年8月にソロEP『ファンク・ラ・ソウル』をデジタル配信したエマニュエル・ハロルドがリリースしたアルバム『ウィー・ダ・ピープル』は要チェック。


グラミー受賞アーティスト、エマニュエル・ハロルド、グレゴリー・ポーターが参加、昨年一月に発売されたアルバムである。ソウルファンはあらためてチェックしてみていただきたい。

 

本日、グレゴリー・ポーターを共同制作者に迎えた「I Think」のミュージックビデオが公開された。下記よりご覧下さい。

 

 「I Think」

 

 

数々のグラミー賞にノミネート/受賞歴のあるエマニュエルはグレゴリー・ポーターのドラマーとして知られ、これまでにデーモン・アルバーン、デ・ラ・ソウル、ウィントン・マルサリス、ロバート・グラスパーからスティーヴィー・ワンダーまで、かなり幅広いアーティストとの共演経験をもつ。

 

既発のEP同様、今作もR&B、ジャズ、ファンク、ゴスペル、ヒップホップが取り入れられており、ファースト・シングル「I Think」ではグレゴリー・ポーターがフィーチャリング・ヴォーカリストとして参加している。

 

アルバムには他にも、日本でも放送されている医療系ドラマ『レジデント型破りな天才研修医』などにも俳優として出演しているグラミー受賞アーティスト、マルコム=ジャマル・ワーナーや、エマニュエルの兄弟でジャズ・トランペッターのキーヨン・ハロルド、さらに同じくグレゴリー・ポーターのコラボレーターでもあり、グラミー受賞ミュージシャンのティヴォン・ぺニコットなどがゲスト参加している。

 

タイトル・トラック「We da People」は、シンセとミニマルなギターとベースが用いられ、そこにグラミー受賞俳優兼ミュージシャンのマルコム=ジャマル・ワーナーの力強い語りが乗せれたジャズ、R&B、そしてファンクの要素が融合した1曲である。

 

一方の「Fight Harder」では、エマニュエルの兄弟のキーヨン・ハロルドによるトランペット、そしてクリスタル”クリッシー”ランソム・アンド・チャールズ・ランソムによるソウルフルなバック・ヴォーカルをエマニュエルとゲスト・ミュージシャン達が絶妙に調理している。

 

同アルバムは、何年にもわたり名だたるアーティスト達と仕事をしてきたエマニュエルが所有する創造力全てを落とし込んだカタログと言えるだろう。

 

スタイルやジャンルが様々なのはもちろんのこと、何より重要なのはそれら全てに共通するつながりのようなものが感じられることだ。すでにエマニュエルの演奏を聴いたことのある者にとっては、今作は彼の新たな音楽的冒険として捉えてもらえたら良い。そして、今回初めて、エマニュエルを耳にする者にとっては、今以上に彼の音楽を知るのに良い機会はないと言えるだろう。

 

 

 Emanuel Harrold 『We Da People』


アーティスト名:Emanuel Harrold (エマニュエル・ハロルド)

タイトル名:We da People (ウィー・ダ・ピープル)

発売日:2023年1月18日(水)

日本盤特典:ライナーノーツ(吉岡正晴)付き

品番:GB1582CDOBI (CD) / GB1582OBI (LP)

レーベル:Gearbox Records

 

<トラックリスト> 

1. I Think

2. We da People

3. See

4. Brighter Day

5. Fight Harder

6. Good Word

7. Shine Light

8. Mr. Brew (Instrumental)



Emanuel Harrold(エマニュエル・ハロルド) Biography:


米ミズーリ州のセントルイスに生まれたエマニュエルの歌と楽器の演奏への欲求は、父親がアフリカ系アメリカ人教会の牧師であった幼い頃から育まれた。

 

ニューヨークのニュースクール大学を卒業した後には、ウィントン・マルサリス、ロイ・ハーグローヴ、ロバート・グラスパー、キーヨン・ハロルド、デーモン・アルバーン、ジェームス・スポルディング、スティービー・ワンダーといった名だたるアーティスト達とステージやレコーディングをともにするまでに。

 

エマニュエルにとって最も近しいコラボレーションは、2020年にリリースされたグレゴリー・ポーターのグラミー賞にノミネートアルバム『オール・ライズ』でのドラム演奏。そして2022年8月に待望のソロEPをデジタル配信、2023年1月にソロ・アルバム『ウィー・ダ・ピープル』のリリースが決定した。

Japanese-American singer Hana Effron releases her debut album "Let's Talk" today!



日系アメリカ人のシンガー、Hana Effron(ハナ・エフロン)が本日、デビュー・アルバム『Let's Talk』をリリースする。アデルの再来と称されるポップシンガーのビタースウィートな歌声に注目したい。

 

日本にもルーツを持ち、南カルフォルニアで生まれ育った弱冠18歳のシンガーソングライター、ハナ・エフロン。ソフトで繊細ながらハスキーで芯のある歌声が老若男女を問わず幅広い層のリスナーの心を掴み、TikTokでは110万人以上のフォロワー数を誇る。


デビューアルバムとなる本作では、フォーカストラックである壮大なバラード「A Hollywood Sign」をはじめ、全ての楽曲においてピュアで嘘のないハナの歌声が堪能できる。


さらに、ハナならではの独自の視点で書かれた歌詞にも注目。”大好きな人ときっぱり別れられるほど大人じゃない切実な気持ち” 、“二度と同じ過ちを繰り返さないと心に誓って人間として成長していく過程”など、等身大で赤裸々な体験を綴った言葉の数々は、Z世代の代弁者として多くのリスナーの共感を呼び、卓越したソングライティング能力を発揮している。

 

先行シングルとして「Every Time You Call Me」、日本語バージョン「Let's Talk」が先行公開されている。 


 

「Every Time You Call Me」

 

 

Hana Effron(ハナ・エフロン)  『Let’s Talk』


そして本作は、BTS, Jung Kook, Jonas Brothersらのプロデュースで知られる超一流プロデューサー デヴィッド・スチュワートが全曲をプロデュース。洗練された9曲9色、粒揃いのサウンドを楽しんでほしい。

ルーツにある日本と、生まれ育った南カリフォルニアのカルチャーが融合され、唯一無二の感性を持ったシンガーソングライター ハナ・エフロン。世界中から注目を集めるハナの飛躍する姿をお見逃しなく!

 

アーティスト名:Hana Effron(ハナ・エフロン)

アルバム名:Let's Talk(レッツ・トーク)

国内レーベル:ASTERI ENTERTAINMENT (アステリ・エンタテインメント) 

形態:ストリーミング&ダウンロード 

 

Add/Save(配信リンク):http://asteri.lnk.to/HE_letstalk_AL

 

Track List:

 
1. Everytime You Call Me
2. Let's Talk
3. Heartbreak Highway
4. Someone’s Daughter
5. The Earth Has Won
6. A Hollywood Sign 
7. Un-Break My Heart
8. Without You There
9. Every Love Song 

 

*アーティストの表記に誤りがございました。訂正とお詫び申し上げます。


Hana Effron:

日本にもルーツを持ち、南カルフォルニアで生まれ育った弱冠18歳のシンガーソングライター、ハナ・エフロン。
5歳のころにピアノを習い始めステージで演奏するようになったことがきっかけで、音楽活動に興味を持つ。
最初は趣味で投稿していたTikTokのカバー動画だったが、2020年にアップした動画が瞬く間に注目を集め、現在では約100万人のフォロワーと2000万以上の “いいね” を獲得。
高校卒業後はアーティストとしての自身の音楽とアイデンティティを追求する道に進むことを決める。
自身が好きなアーティストとして名を挙げるアデルやビリー・ジョエルといったアーティストから音楽的なインスピレーションを得て、それに《耳から入る音を元に作曲する能力》を組み合わせることで、ハナは唯一無二のスタイルを確立した。
フルートやギター、ピアノなどを演奏するマルチ・インストゥルメンタリストとしての一面も。



SAULTがニューアルバム『Acts of Faith』をサプライズ・リリースした。UKの正体不明の集団が5枚のアルバムを同じ日に発表してから約2年後、1曲32分のトラックのアルバムがリリースされた。WeTransferのリンクから無料でダウンロードできる。


昨年12月、SAULTはロンドンのDrumshedsでライブ・デビューを果たした。このリリースと同時にグループが公開したアートワークは、コンサートに参加するために人々が通らなければならなかったリビングルームのインスタレーションからきている。


SAULTは、この後ニューヨーク、ロンドン、ロサンゼルス、カナダ、ドイツ、パリ、アフリカでさらに公演を行うとしていたが、発表はされていない。



 

James Blake & Lil Yachty

James Blake(ジェイムス・ブレイク)とLil Yachty(リル・ヨッティ)は、クオリティ・コントロール・ミュージック/ポリドールよりコラボレーション・アルバム「Bad Cameo」を発表した。Lil & Jamesは今後どうなるのかひそかに楽しみにしたいコラボレーションの一つである。

 

このデュオは、アンビエントとエレクトロニカの要素を、ジャージー・クラブ、アシッド・ハウス、ブレイクビートと融合させ、夜の冥界に位置するワイドスクリーンのレコードに仕上げた。スタイル、サウンド、テクスチャーの実験的なタペストリーである「Bad Cameo」は、リル・ヨッティのサイケデリック・ラップの実験作「Let's Start Here」とは一線を画している。

 

サウンドクラウドのラップの世界と壮大なインストゥルメンタルを融合させながら、両者は互いの技術に興味と主張をもってアプローチする。2人はヴォーカルを自然に織り交ぜ、対照的な1つの声を体現させる。声を媒体として異なるエネルギーが重なり合うような奇妙なイメージに縁取られている。

 

新作アルバムのリリース後、ブレイクとヨッティーはゼイン・ロウとの独占インタビューに応じた。業界における挑戦、芸術的自律性、ソングライティングの進化、合成創作の没入感について語りながら、創造的な絆を解き明かした。アルバムの試聴とタイトル曲のビジュアライザーは下記より。

 


「Bad Cameo」

 

 

 

Elijah Knutsen
The Courtesy of The Artist(アーティストからのご提供)


オレゴン州ポートランドのミュージシャン/マルチインストゥルメンタリスト、Elijah Knutsen(イライジャ・クヌッセン)が新作アルバム『Because I Love You』をリリースした。アーティストからは''夏を楽しんで!!''との簡潔なメッセージ。日本は35度。今日も暑いので、熱中症にご注意下さい‼︎


今回のアルバムはボーカルトラックを交えたローファイかつサイケなアルバムとなっている。依然として荒削りでラフな作品であるものの、これからが非常に楽しみな新進気鋭のアーティスト。

イライジャ・クヌッセンは、これまで日本の風物を題材にしたアンビエント、他にもギターロックを中心とするインストゥルメンタル、ボーカルトラックなど、多角的な音楽アプローチを図ってきた。


『ビコーズ・アイ・ラヴ・ユー』は、魅力的なカーニバル・ライド風の雰囲気、渦巻くようなめまぐるしいロック、ソフトなアンビエント・ポップが熱気を帯びる。ダークな光の軸が青く熱い火花を散らし、時に静寂をもたらす。


"Halloween "や "Silent Star "のようなトラックは、明るいオレンジ色の筋で嘆き、このアルバムのくすぶったダークな側面を想起させる。それとは対照的に、"Because I Love You "や "Television Salesman "の夢見るような恋のメロディーは、80年代後期の色合いを濃く残した正確でポップなバラード。


イライジャの不安定ながら誠実なヴォーカルは、"Things We Really Meant "と "Only You "のヘヴィでハートビートなナンバーで輝き、サイケデリック・ファーズとインターポールのオーラを呼び起こす。


本作は2024年春夏を通してレコーディングされた。"Because I Love You "は、ポートランドのアーティストElijah KnutsenによるDream/Gaze/Ambient作品で、彼のレーベル''Memory Color''からリリース。彼のレーベルは昨年末、シンコー・ミュージックとサブパブリッシング契約を交わした。




アメリカ生まれのバイリンガルMC【Joe Cupertino】の8曲収録の新作「RE:」が本日リリースされた。クペルチーノは日々積み重なる感情をライムで吐露しながら、破壊と再生という二つのシンプルなテーマを選び、J-POPの新たな境界線を切り拓く。


本作には、Lil' Leise But Gold、鈴木真海子(chelmico)、Ole、環ROYが参加している。クペルチーノらしい西海岸のくつろいだチルウェイブをベースにしたヒップホップは、2023年のシングルリリースの作風とは対象的だ。ボサノヴァ、J-POP、J-Rap、アーバンフラメンコなど複数のコラボレーターの参加ごとに異なるテイストが味わえる。主役を務めるジョー・クペルチーノが、部分的には脇役に徹することで、コラボレーターの持つキャラクターを引き出そうと試みた、かなりユニークなアルバムである。


アルバムはクペルチーノの持ち味であるアクの強いクラブミュージックを搭載し、実験的なチャレンジがしたたかに反映されている。昨年、アコースティックのドラムセットを複数組み、ボアダムズの系譜にあるリズムの革新性を追い求めていたクペルチーノの力みは、もはやどこにも見当たらない。


最新鋭のダンスミュージックに前のめりなラップを掛け合わせ、一貫して聴きやすく乗りやすいビートやウェイブを探求する。これはミュージッシャンとしてのプライドを維持した上で、気負いがなくなり、付き物が落ちたかのように、音楽がシンプルかつダイレクトになったことを示唆している。


今回の複数のコラボレーションは、アートワークに象徴されるように、彼のソングライティングや全体的なボーカルワークに多彩な印象をもたらす。少なくとも、そのバリエーションの豊かさという点では一聴に値するアルバムであり、現行の日本の形骸化しつつあるポピュラーシーンに新風を吹き込むような内容となっている。レーベルの公式の紹介文は以下の通りとなっている。


本作の幕あけとなる「Stars」は、「RE:」全体のテーマである【再生】にフォーカスした曲。


星が爆発を繰り返し、Joeの音楽も進化し続けることを表現。歌詞に出てくるドライフラワーでは一度枯れたはずの花が新たな姿となる様を一種の「再生」として表する。


2曲目の「Ruby」は、Lil' Leise But Goldをフィーチャーし、Ryuju Tanoue(w.a.u)をプロデューサーに迎え、CDプレーヤーなどで見る「再生」に焦点を当てている。


3曲目の「わがまま」は、chelmicoの鈴木真海子を迎え、楽曲そのものの軽やかさやポピュラリティに重きを置いている。ノスタルジックな雰囲気のトラックに乗る歌は、わがままという本来自分本位な感情が年を重ねるにつれて減っていくことなのだろう。


Oleを迎えた「Soup」は、「わがまま」の対に当たる内容になっており、わがままを押し殺すことに対する感情を暗示する力強い言葉とライムで繰り広げられる本楽曲は自己嫌悪を乗り越え再生するため、自分に檄を送るアンセムである。それに続く5曲目の「Benidorm」は、心の中がしだいにあらわに剥き出しになっていくような音楽だ。


環ROYを迎えた「再生」は、アルバムのテーマと日常の複製を表現している。日常的に見る光景は毎日どこか違って見えるところに「再生」を感じさせる。7曲目「sadjoeaido」は、ペットとの死別を経験したJoeがペットの死後の世界を彼なりの目線で想像した世界を音楽に載せて伝えている。


ラストの「Destroy」は、 大胆にも、本作のテーマとは真逆の言葉である破壊ーーディストラクションーーを曲名にした。再生の起点となる破壊にテーマを当てた楽曲。これは、破壊の先にある再生を明示せず、リスナーの想像に委ねる形で終わるり、2024年に発表予定の次回作への伏線となっている。



Joe Cupertino「RE:」




Digital | JCP-005 | 2024.06.19 Release

Released by AWDR/LR2

Pre-save/Pre-add(配信リンク):   https://ssm.lnk.to/RE_



1. Stars

Lyrics : Joe Cupertino / Music : T-Razor


2. Ruby feat. Lil' Leise But Gold

Lyrics : Joe Cupertino, Lil' Leise But Gold / Music : Ryuju Tanoue


3. わがまま feat. 鈴木真海子

Lyrics : Joe Cupertino, 鈴木真海子 / Music : T-Razor


4. Soup feat. Ole

Lyrics : Joe Cupertino, Ole / Music : Joe Cupertino


5. Benidorm

Lyrics : Joe Cupertino / Music : T-Razor, Seal Beats, Ganzy Beats


6. 再生 feat. 環ROY

Lyrics : Joe Cupertino, 環ROY / Music : T-Razor


7. sadjoeaido

Lyrics : Joe Cupertino / Music : Joe Cupertino


8. Destroy

Lyrics : Joe Cupertino / Music : Joe Cupertino


All Songs Mixed and Mastered by T-Razor


 

ウクライナ出身のフィンランド人、ダリア・スタセフスカ(Dalia Srasevska)は、彼女が首席客演指揮者を務めるBBC交響楽団とともに、10人の現代作曲家の10曲を録音し、数ヶ月の間にプラトゥーンから1作ずつリリースされる。


グラモフォンによると、すべてのトラックには、アンドリュー・メラーがホストを務めるポッドキャストが付き、ダリア・スタセフスカと当該作品の作曲家が出演している。これからの数ヶ月間、非常に印象的で個性的な作曲家たちが登場するエキサイティングな旅になるという。


ダリア・スタセフスカとBBC交響楽団によるヨハン・ヨハンソンの「They Being Dead Yet Speaketh - 彼らは死者でありながら語る」の録音がリリースされました。ストリーミングはこちらから。 


BBC交響楽団の重厚なストリングス、ホーンセクションのドローンの融合はアイスランドのコンテンポラリークラシックの象徴的なコンポーザー、ヨハン・ヨハンソンの音楽を次世代に進める。


音楽の総監督を務めたダリア・スタセフスカはこの曲集に関してソーシャルメディアで次のように述べている。


「この深く感動的な曲は、もともと、映画監督ビル・モリソンの映画『The Miners' Hymns』に登場した。この曲でヨハンソン監督の遺産をBBC交響楽団と共に称えることができて非常に光栄です。"They Being Dead Yet Speaketh "をお楽しみください」

 

 

 


2010年代から、フランスではフォークミュージックが盛んで、ライブハウスでも若い年代のフォークバンドが多数出演している。同地はヨーロッパ・フォークの中心地の一つでもある。

 

さて、フランスのエクスペリメンタルフォークシンガー、This Is The Kitは、2023年5月19日、イギリスの風光明媚な海岸地域コーンウォールにあるMinack Theatre(ミナック・シアター)で、午後のマチネー公演と夜の公演のダブルヘッダーを行っている。

 

このライブの模様が音源化され、4月20日のレコードストアデイに発売された。本日このライブ音源がストリーミングでリリースされた。ライブパフォーマンスのワンカットの映像が公開されているので、下記より御覧下さい。


昨年のフルアルバム『Careful Of Your Keepers』とともに、それ以前の『Off Off On』、『Moonshine Freeze』からの主要曲の演奏を収録したライブ音源では、バンド(3人編成のホーン・セクションを含む)が絶好調で、素晴らしい演奏でオーディエンスの期待に応えてみせた。


このライブ音源に関するミュージシャンのコメントは以下の通りとなっている。「ファルマスの素晴らしいコーニッシュ・バンクでショーを予約している私たちの友人ウィルが、コーンウォールのミナック・シアターで私たちをブッキングするという、ちょっと野心的なアイデアを出してくれました。そこは海を見下ろすコーニッシュの崖っぷちにある、素晴らしい野外円形劇場であって、そこでギグをやるのはとても楽しいアイデアに思えました。その結果、とても壮大な環境の中で、とても壮大な1日の音楽ができあがり、それを録音する先見の明があった」

 

ディス・イズ・ザ・キットはプリマヴェーラ・ポルトに出演したほか、グラストンベリー、グリーンマン・フェスティバルなど、大型の音楽フェスティバルへの出演を控えている。 

 

 

©Steve Gullick


ロンドンのロックバンド、bar italiaが、新作EP『The Tw*ts』をMatador Recordsからリリースした。同名のアルバムの未発表テイクかと思いきや、アルバム発表後に制作された作品だそうです。


このEPには、ロンドンを拠点とするオルタナティブロックトリオの2023年の同レーベルからの二作目のアルバム『The Twits』(Reviewを読む)の後に直接書かれ、3つの未発表曲が収録されている。

 

「The only conscious being in the universe」、「Sarcoustica」、「drumstart」はシングル「sounds like you had to be there」のB面として制作され、前作アルバムと同じような音世界を共有している。バンドのこの時期の作品にふさわしいものとなっている。


バンドは5月下旬に渋谷で来日公演を行った。6月から夏にかけてオーストラリアを始め、ヨーロッパツアーを敢行します。

 

 


ニューヨークのコンポーザー・ギタリスト、Ezra Feinberg(エズラ・ファインバーグ)がサード・アルバム『Soft Power』を5月31日(金)にTonal Unionからリリースした。

 

本作には、メアリー・ラティモア、デヴィッド・ムーア(ビング&ルース)、ジェフレ・カントゥ=レデスマ、ロビー・リーといった豪華なミュージシャンが参加している。タイトル曲のビデオが公開されています。下記より。


本作はすでにピッチフォーク、フェイダー、ガーディアン、アンカット、モジョから支持されている。


豊富なメロディー、繰り返される図形、そして恍惚とした即興演奏によって定義されるSoft Powerは、聴き手を力づける啓蒙的で変容的な精神を醸し出している。ファインバーグはリスナーを芸術的に豊かな場所へと超越させ、彼の作曲はその核にある深い人間性によって際立ち、リスナーを目を見開き、開放的で生き生きとした状態へと導く。

 

『ソフト・パワー』は、エズラ自身のマントラであると同時に、色彩豊かなカタルシスを音楽に変換した、パワーを与えるマントラでもある。


 
エズラ・ファインバーグの音楽は常に聴き手に語りかけてくるが、「Soft Power」はささやくように最も大きな声で語りかけてくる。




「Soft Power」

 

 

 

 Ezra Feinberg 『Soft Power』

 


Label: Tonal Union

Release: 2024/5/31     

 

Tracklist:

 
1.Future Sand (feat. David Lackner)
    
2.Soft Power (feat. David Lackner)
    
3.Pose Beams (feat. Jefre Cantu-Ledesma, Robbie Lee)
    
4.Flutter Intensity (feat. Russell Greenberg)
   
5.The Big Clock (feat. David Moore, Britt Hewitt)
   
6.There Was Somebody There (feat. David Moore, Jefre Cantu-Ledesma)
    
7.Get Some Rest (feat. Mary Lattimore) 



アルバムのストリーミング/ご購入はこちらから。

 

 

Ezra Feinberg:

 



精神分析医であり、サンフランシスコのサイケデリック集団、Citay(Dead Oceans / Important Records)の元創設メンバーでもあるエズラ・ファインバーグは、ニューヨーク州北部のハドソン川流域の芸術的飛び地に住んでいる。ファインバーグは、リスナーを芸術的に豊かな場所へと超越させる。彼の作曲は、その核にある深い人間性によって際立ち、リスナーの目を見開き、開放的で生き生きとした状態へと導く。ソフト・パワーは、エズラ自身のマントラであると同時に、色彩豊かなカタルシスを音楽に変換した、パワーを与えるマントラでもある。
 
ファインバーグの音楽は常に聴き手に語りかけてくるが、ソフト・パワーはささやくように、最も大きな声で語りかけてくる。
 
「日常生活と同じように、とても平凡で、シンプルで、静謐で、ほとんど日常的な側面を伝えたかった。しかし、それぞれの作品には、その形が拡張したり、そこから抜け出したりする弧がある」

 

 

Press Information:


Released in full yesterday - Friday May 31st is the new album 'Soft Power' by New York composer-guitarist - Ezra Feinberg’s whose third album Soft Power sees the composer-guitarist enlist an impressive array of fellow musicians including Mary Lattimore, David Moore (Bing & Ruth), Jefre Cantu-Ledesma, Robbie Lee.

Already supported by Pitchfork, The Fader, The Guardian, Uncut, Mojo.

Defined by its abundance of melodies, repeating figures and ecstatic improvisations, Soft Power exudes an enlightened and transformative spirit to empower the listener. Feinberg artfully transcends the listener to an enriched place, his compositions distinguished by the deep humanity that lies at their core, plugging the listener into a state of wide eyed being, open and alive. Soft Power then is Ezra’s own mantra but also one of power giving - a colourful catharsis translated into music.
 
Feinberg’s music always speaks to the listener, but Soft Power, in whispering, speaks loudest.

 

 

Ezra Feinberg:

 

Feinberg, a practising psychoanalyst and former founding member of the San Francisco psychedelic collective Citay (Dead Oceans / Important Records) resides in the artistic enclave of upstate New York's Hudson River valley. Feinberg artfully transcends the listener to an enriched place, his compositions distinguished by the deep humanity that lies at their core, plugging the listener into a state of wide eyed being, open and alive. Soft Power then is Ezra’s own mantra but also one of power giving - a colourful catharsis translated into music.
 
Feinberg’s music always speaks to the listener, but Soft Power, in whispering, speaks loudest.
 
“Much like everyday life, I wanted to convey these very plain, simple, tranquil, nearly quotidian aspects, but each piece contains this arc in which that form expands, is broken out of, so what starts out like a painting of flowers in a seaside motel turns into a riot of color and sound, or you feel slipped into a dream that feels like it could go on forever”