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2月28日に発売されたシンガーソングライター、柴田聡子による新作アルバム『My Favorite Things』。ファンからは「良いアルバムだった」という声が上がっていました。この新作アルバムに続いて、ヴァイナル盤のリリースが決定しました。LPは5月25日にリリースされます。

 

追加情報として、アーティスト自身のプロデュースによるメガネフレーム第二弾「柴田セル」の発売も決定。”鯖江 opt duo Inc.”にて製作された、可愛くもあり洗礼されたスクエアのアセテートフレーム。3色展開で販売されます。こちらの情報も下記より合わせてチェックしてみましょう。

 

 

 柴田聡子「Your Favorite Things [LP]」

 



2024.05.25 Release | DDJB-91243 | 4,000 Yen+Tax
Released by AWDR/LR2

A1. Movie Light
A2. Synergy
A3. 目の下 / All My Feelings are My Own
A4. うつむき / Look Down
A5. 白い椅子 / Sitting

B1. Kizaki Lake
B2. Side Step
B3. Reebok
B4. 素直 / Selfish
B5. Your Favorite Things

作詞・作曲:柴田聡子|All Lyrics & Music by Satoko Shibata

プロデュース、アレンジ:柴田聡子、岡田拓郎|Produced & Arranged by Satoko Shibata & Takuro Okada
ストリングス・アレンジ:香田悠真 (A1, B5)|Strings Arrangement: Yuma Koda (A1, B5)
コード・レスキュー:谷口雄|Chord Rescue: Yu Taniguchi

レコーディング・エンジニア:宮﨑洋一、岡田拓郎、柴田聡子|Recording Engineer: Yoichi Miyazaki, Takuro Okada & Satoko Shibata
レコーディング・スタジオ:IDEAL MUSIC FABRIK、DUTCH MAMA STUDIO、抹茶スタジオ、studio Aoyama、 OKD Sound Studio|Recorded at IDEAL MUSIC FABRIK, DUTCH MAMA STUDIO, Matcha Studio, studio Aoyama & OKD Sound Studio
ミキシング・エンジニア:岡田拓郎|Mixing Engineer: Takuro Okada
ミキシング・スタジオ:OKD Sound Studio|Mixed at OKD Sound Studio
マスタリング・エンジニア:Dave Cooley (Elysian Masters, LA)|Mastering Engineer: Dave Cooley (Elysian Masters, LA)



・柴田聡子オリジナルメガネフレーム第二弾「柴田のセル」

オリジナルメガネフレーム第二弾「柴田のセル」の販売が決定。
左右のレンズ形が違う2ポイントタイプだった第一弾「柴田の2ポ」に続き、今回は大ぶりでスクエアなセルフレームです。カラーも3種ご用意しました。
本日、3月18日(月)より予約販売の受付を開始いたします。事前予約分の発送予定は4月01〜05日となります。
生産数量限定品ですので、お早めのお申し込みをお勧めいたします。



柴田聡子 OFFICIALl WEB STORE
https://idealmusic.official.ec/items/84186585 ]

 

第一弾「柴田の2ポ」や鯖江周遊記でお世話になった鯖江 opt duo Inc.にて製作された、可愛くもあり洗礼されたスクエアのアセテートフレーム。
スクエアフレームのルーツは60年代、モードが生まれた頃に誕生したものですが、この「柴田のセル」はセルの厚みやデザインバランスにより、新しい表情を表しています。
大きめのレンズ径なのに、かけた時のしっくり感は絶妙。レンズを換えて眼鏡やサングラス、どちらとしても楽しめるフレームです。
さらに、今回も田中かえさんに「柴田のセル」を掛けた柴田聡子のイラストを描いて頂きました!
商品に同梱される眼鏡拭きや眼鏡ケース、ステッカーにプリントされています。



 カラー(フレームカラー X レンズカラー濃度)
・チャコールグレー X クリア
・クリア X グレー 15%
・アンバー X ブラウン 50%

サイズ(片レンズの左右径ー鼻幅 テンプルの長さ)
50ー20 145 [mm]

プライス
30.000 Yen [Tax in]

同梱物
柴田のセル|眼鏡ケース|眼鏡拭き|ステッカー|ジン

クレジット
Designed for 柴田聡子
Produced by 素敵眼鏡MICHIO @sutekimeganemichio
Manufactured by opt duo Inc. @optduoinc
Illustration 田中かえ @kaechanha24
Photo 伊藤香織 (Y's C) @i.kaori.d
Hair Makeup 長橋雪惠 @yukie69








柴田聡子 SATOKO SHIBATA

シンガー・ソングライター/詩人。北海道札幌市出身。武蔵野美術大学卒業、東京藝術大学大学院修了。
2010年、大学時代の恩師の一言をきっかけに活動を始める。
2012年、三沢洋紀プロデュース多重録音による1stアルバム「しばたさとこ島」でアルバムデビュー。以来、演劇の祭典、フェスティバル/トーキョー13では1時間に及ぶ独白のような作品「たのもしいむすめ」を発表するなど、歌うことを中心に活動の幅を広げ、2022年、6枚目のオリジナルアルバム「ぼちぼち銀河」をリリース。
2016年には第一詩集「さばーく」を上梓。同年、第5回エルスール財団新人賞<現代詩部門>を受賞。詩やエッセイ、絵本の物語などの寄稿も多数。2023年、足掛け7年にわたる文芸誌「文學界」での連載をまとめたエッセイ集「きれぎれのダイアリー」を上梓。
自身の作品発表以外にも、楽曲提供、映画やドラマへの出演、ミュージックビデオの撮影・編集を含めた完全単独制作など、その表現は形態を選ばない。


Interview -  Sundae May Club


長崎のウルトラスーパーポップバンド、Sundae May Clubは魅力的なポピュラーセンス、そして巧みなアンサンブルを通して親しみやすい楽曲を制作してきた。2019年に浦小雪(Gt.Vo.)、みやはら(Gt.)、ヒロト(Dr.) により結成。2020年には1st EP「Sundae May Club 1」を発表した。


その後の3年間を通じて複数のシングル、2022年には初のフルアルバム『少女漫画』をリリースし、ディストロ、レコードショップ、さらに一般的なリスナーの間で話題となった。


昨年にはニューシングル「Teenager」を発表し、バンド初となるワンマンライブ「サンデメパレード」を大阪/心斎橋にて開催した。


今年に入ってもなお、''サンデメ''の快進撃は止まることを知らない。日本の著名なアーティストが出演するbaycampのライブでファンベースを徐々に拡大させている。


今回、もっとも勢いに乗るJポップバンド、Sundae May Clubのボーカリスト、浦さんを中心に、バンドの皆さんにお話を伺うことが出来ました。そのエピソードの全容を読者の皆様にご紹介いたします。




Music Tribune: 最近のバンドの近況について教えていただきたいと思います。baycamp、ワンマンライブなど、今年はライブを中心に、大型のイベントに出演するようになって驚いています。二、三年前と比べて、バンドとして大きく変わった、もしくは成長したと実感するような瞬間はありますか?


Sundae May Club:  ここ1、2年の間に大きな会場でライブする機会をたくさんいただけました。初めてのワンマンライブも行うことができて沢山のファンの人たちに観て頂きました。活動をはじめた頃は演奏でいっぱいいっぱいだったのですが、今はどうすればお客さんにとって良い日になるかを思ってもらえるように毎回みんなで話し合っています。演奏はもちろんですが1回のステージで何を伝えるかを大事にするようになったと思います。



Music Tribune:  Sundae May Clubの皆さんは、長崎にいらした時、音源のリリースを行うようになったと思うんですが、結成のいきさつ、バンドの音源をリリースするに至った経緯などありましたら、あらためて教えてください。また、結成秘話、エピソードみたいなものはありますか?


Sundae May Club:  長崎大学のジャズ研で大学1年生のときに出会いました。メンバー全員がロック好きだったのでE-Rockers という軽音楽部に3人とも移って活動をはじめました。私が弾き語りでライブをしていたのを見たギターのみやはらが「バンド組もうよ!」と声をかけてくれたことがバンドを組んだきっかけです。そのあとドラムのヒロトも入れてバンドがSundae May Clubが結成されました。


音源リリースは「みんなにバンドを聴いて欲しい!」と思い、サークルの練習室や家で録音したデモ曲をネット上に載せてみたのが最初です。その曲に沢山の人から反応を貰えたので、「しっかりした音源を録ろう!」と思って、レコーディングした初めての音源集が「Sundae May Club 1」です。



Music Tribune:  最新アルバムについてご質問します。『少女漫画』というタイトルがついています。アルバムのアートワーク(デザイン)は、どなたが発案したものなのでしょうか。また、音楽や歌詞を通じて、アルバムで表現したかったこと、リスナーに伝えたかったことは何でしょうか?


Sundae May Club:  このアートワークはみんなで話し合って決めました。このアルバムは、1stEPの明るさに加えて文学的な要素、切なさやレトロな感じもある楽曲がそろった作品で、ぴったりなジャケットになったと思います。


このアルバムはわたしたちの卒業制作という位置づけでもあるので、思い出や青春をすべて詰め込みました。楽しい気持ち、悲しい気持ち、恋する気持ち、色んな感情が入っているので、「昔こんな気持ちになったな」とか、「こんな友達がいたら楽しいだろうな」という気持ちで聴いてみてほしいです。



Music Tribune:  このアルバムをリリースした2022年には、NHK長崎の参院選のテーマソングを制作しています。学生さんとのやりとりを通じてテーマソングを制作してみて、何か勉強になったことはありましたか。また、メディアへの出演後、周囲からの反響などはいかがだったでしょうか?


Sundae May Club:  学生さん達は選挙についての考えをしっかり持っている方が多くて、投票しようという意識も概ね高かったのですが、不在者投票の手続きなど書類のやりとりの煩雑さを嫌う意見もありました。テーマソングでは現時点の制度での投票を促すためのものなので、少しでも足取り軽く投票所に向かえるようにポップな楽曲を制作しました。


放送後は、地元の友達や家族、特に祖父から大喜びしてもらえたので、素敵な機会をいただけて本当に嬉しかったです。



Music Tribune:  続いて、曲の制作について、ご質問したいと思います。Sundae May Clubの曲は、どのように出来上がっていくのでしょうか。曲作りの過程や、秘訣について教えていただきたいです。また、バンド内で、どんなふうに音楽の磨きをかけていくのか教えていただけますか?



Sundae May Club:  まず、私が弾き語りのデモを作って、それをみんなに聴いてもらいます。編曲は、バンドメンバー全員でスタジオに入って考えることと、みやはらが宅録で編曲をしていく2パターンが多いと思います。


まず、歌詞を1コーラスくらい考えて、そこにギターのコードを載せてメロディーをつけるというのが多いです。一気にできることもあれば何年もかかったりすることもあります。曲作りの秘訣は本をたくさん読むことかな?



Music Tribune:  歌詞についてもお伺いします。浦さんは曲の歌詞をどのような形で書いていくのでしょうか。


Sundae May Club:  「シャングリラ」をはじめとする曲で、「あなた」や「君」といった、第三者に言葉を投げかけるようなフレーズが出てきますよね。こういった共感性のある言葉の表現というのは、どんなふうに出来上がったのか教えて下さい。


歌詞は、日記から膨らませたり、綺麗な風景を見たり、人と会ったりしたときに突然浮かんだりします。本を読んだり映画を観たりして心が動いたときにも言葉が出てきます。


昔から、仲良くしたいのに上手くコミュニケーションが取れないことが多かったのですが、その分楽しく話せた瞬間が忘れられないほど嬉しくて、歌いはじめる前からずっと友達とのやり取りで後悔したことや嬉しかったことなどについて日記と詩を書いていました。人との関わりの中で生まれる気持ちがいちばん強烈だと感じるので、第三者に向けた気持ちが軸になっています。



Music Tribune:  2023年9月にリリースされた最新シングル「Teenager」についてご質問します。この曲は、J-POPの延長線上にありながら、ナンバーガールを彷彿とさせるオルタナティヴなギターサウンドが特徴的です。こういった作風が、今後のバンドのベンチマーク(音楽性の指針)になると考えても構いませんか? もしくは、この曲は1つの通過点に過ぎないのでしょうか?


Sundae May Club: あまり作風に決まった方向を考えたことはありません。曲自身の色を生かしたアレンジを行うので「teenager」も含め、曲がアレンジを導いてくれる感覚です。なので「teenager」は通過点の曲というよりかは、Sundae May Clubのバリエーションの1つだと思います。



Music Tribune:  おそらく、現在、東京を中心に活動なさっていると思うんですが、地元の長崎に帰ったりすることはありますか。また、次に帰省する時、どんなことをしたいとお考えでしょうか??



Sundae May Club: ライブや作曲の仕事の時は東京にいるのですが、帰れるタイミングで帰っています。今は、東京と長崎と半分ずつくらいな感じです。節目節目に長崎でライブをすることもあります。


いつかライブだけではなく地域も巻き込んだお祭りみたいなイベントをやってみたいです。例えばフード、アクセサリーや古着、アート作品の販売なども取り入れて盛り上げたいです。



Music Tribune:   バンドの皆さんは、今までリリースした曲の中で、どれがいちばんお気に入りでしょうか? ちなみに私自身は「サイダー」が曲構成と歌詞、演奏も含めて素晴らしいと思ってます。


Sundae May Club: ありがとうございます!サイダーも大切な曲です!


浦:晴れるな(今まででいちばん歌詞を素直に書けた曲です。どん底から生まれるパワーが好きです。)


みやはら: 少年漫画(曲自体かっこよくてギターソロが一番お気に入りです。)


ひろと:  シャングリラ(大学でMV撮ったのも含めてお気に入りです。)



Music Tribune:  Sundae May Clubは「ウルトラスーパーポップ」という、あまり聞き慣れないジャンルをかかげてデビュー当初から活動なさっていますね。スペーシーな(宇宙的な)キーボードに鍵がありそうなんですが、なぜ、このようなジャンル名をつけたのでしょうか?


また、バンドの皆さんの音楽的なバックグラウンドについても、簡単に教えていただけると嬉しいです。


Sundae May Club: ”ウルトラスーパーポップ”というのは、ジャンルというよりはアティチュードとして考えています。


ポップという言葉には誰でも受け入れる懐の深さがあると思っていて、元々サークルの友達同士で組んだバンドなので、聴いてくれたその瞬間に友達になれるようなとっつきやすさで音楽をやりたくてウルトラスーパーポップバンドを自称しています。


全員に共通する音楽的バックグラウンドとしては、日本の90年代~10年代ロックやジャズなどがあります。洋楽も昔から聴いていて、ギターのみやはらは高校の文化祭でBlurのコピーバンドをしていました。



Music Tribune:  長崎出身のバンドですので、ぜひ、この街の良さをアピールして下さい。国内外の観光客におススメしたい場所はありますか??


Sundae May Club: 世界三大夜景のひとつである稲佐山からの夜景がおすすめです。街を歩いているとよく猫ちゃんに出会えるのも素敵です。


長崎市は全体的に坂道と階段が多くて歩くのは大変ですが、狭い石の階段も冒険気分で素敵だし、登った先から見える風景も沁みます。



Music Tribune:  最後の質問となります。新作リリースの予定がありましたら教えてください。また、今後のバンドとしての目標、野望について語って下さい!!


Sundae May Club: 新作のデモは何曲かもう作り終わっていて、近々レコーディングする予定です。リリース時期はまだ未定ですが、今年中には皆さんにお届けできると思います。

 

バンドとしての目標は、最近、海外のファンも増えて来たので、世界中の人に聴いてもらえる音楽を作りつづけることです。海外でのライブもしてみたいです!



 

 

渋谷系”の愛称でJ-POPのシーンを牽引したカジ・ヒデキが五年ぶりの新作アルバムを引っ提げて帰ってくる。

 

カジ・ヒデキは新作アルバム『Being Pure At Heart~ありのままでいいんじゃない」の制作を発表した。アーティストにとって19作目となるフルレングスは4月24日に発売される。オリジナル盤と合わせてフィジカルのデラックス・エディションも発売。デラックスバージョンにはオリジナルのアルバムに7inchシングルとキーホルダー、ポストカードなど特典グッズが付属する。

 

アルバムの発表に合わせてタイトル曲が本日配信リリースされた。アルバムの詳細と合わせて下記よりチェックしてみよう。

 

この作品で、カジ・ヒデキは渋谷系、そしてアーティストの原点に立ち返り、ネオ・アコースティック/ギター・ポップの音楽性をあらためて再訪している。果たして新作はどのような内容になるのだろう??

 

 

カジヒデキのコメント:

 

ーーこのアルバムは、カジヒデキの一番大きな音楽的ルーツである『ネオ・アコースティック』『ギターポップ』と言われるジャンルに、今一度真剣に向き合った作品になりました。実は最初からそう思っていた訳ではありません。

 

このアルバムの制作に入った2020年頃はより新鮮な音楽を求めて『ネオソウル』や『シティポップ』な楽曲を書き始めていたのです。

 

このアルバムの中で一番最初に配信リリースした『Dreams Never End』や、次作の『Naked Coffee Affogato』(共に2021年発売)がソウル・フィーリングなのはそのためです。

 

ただ、コロナ禍が一向に収束しない中で、自分自身を見つめる機会が増えた事、そして、僕のルーツである80~90年代のUKインディー・シーンをテーマにした2本のドキュメンタリー映画(注1)を見て大きな感銘を受け、良いメロディと美しいギターのアルペジオやフレーズに溢れたあの頃の音楽を再び鳴らしてみたいと思った事が、ネオ・アコースティック(以下ネオアコ)に向かわせた大きな理由と言っていいでしょう。


そのネオアコやギターポップと言われる音楽の重要な要素は、なんと言ってもギター!!「優れたセンスとテクニックを持つギタリストとチャーミングなヴォーカリストが居て成り立つジャンル」と僕は思っているのですが、今作に収録した12曲の楽曲に対し7名のギタリストに参加してもらい、それぞれのカラフルなスタイルで、ネオアコの持ち味であるジャンルを超えた自由な発想で、個性豊かに表現してもらいました。


このアルバムの参加ギタリストは、中森泰弘 (ヒックスヴィル)、深沼元昭 (PLAGUES, Uniolla)、永井聖一 (QUBIT, TESTSET)、佐藤寛 (KONCOS)、牛尾健太 (おとぎ話)、オオニシレイジ (Nagakumo)、そして僕カジヒデキと、ベテランから若手有望株まで素晴らしいラインナップになりました。

 

ちなみに女性コーラスも素晴らしく、真城めぐみ、ミサト(Crispy Camera Club)、みらん、kiss the gambler、Nao☆(Negicco)とこちらもベテランから若手有望株までずらり・・・。

 

また、このアルバムは、四季の彩りを描いたカレンダー・アルバムである事もコンセプトの一つです。(From Season to Season by The Arcadians)

 

2020年に始まったコロナ禍。時間が止まったような毎日。否が応でも日々の暮らしに目がいき、季節の移り変わりを強く感じたこの4年間。2021年6月にリリースした配信シングル『Dreams Never End』から、その時々の季節に合わせて、季節を意識したシングルを発表して来ました。

 

そもそも、コロナ禍に突入した頃、プロデューサーの堀江博久氏から、僕の楽曲の約80%は「夏をテーマにした『サマーソング』ではないか?」と指摘されました。

 

それは大袈裟だとしても、元来ネオアコ ・ボーイ(&伯父さん)である僕はサマーソング好き! しかしそれは見直した方が良いのではないかと、改めて、これまで僕が書いてきた夏以外をテーマにした楽曲を聴き直しました。

 

コロナ禍に隔月で開催してきたライブ・イベント『IVORY CAFE』で演奏をする中で、それぞれの季節に、その季節の歌を歌うことの風情や心地良さを感じた事は、このアルバムに繋がる大きな収穫でした。

 

カレンダー・アルバムの名盤と言えば、やはり大瀧詠一さんの『NIAGARA CALENDAR』。ジュリー・ロンドンの『カレンダー・ガール』も魅力的な一枚。僕はブリッジの頃に『トラットリア・カレンダー』のサウンドトラック的なカレンダー・コンピレーション・アルバム『The World Shines Brightly』を監修した事があります。



そして、このアルバムは『青春賛歌』でもあります。ほとんどの歌詞はPOPSやROCKの基本である『BOY MEETS GIRL』であり、青春映画そのものです。

 

コロナ禍において『愛する人と居る時間の尊さ』は、日々の生活の中でとても大切なテーマになり、『愛』『生きること』『友』がこのアルバムの重要なキーワードになっています。


97年1月にリリースされたソロデビューアルバム『ミニスカート』以来、これまでに数多くの作品をスウェーデンでレコーディングしてきましたが、今回はマスタリングをThe MopedsのDavid Carlsson氏に依頼。

 

The Mopedsには90年代、僕の楽曲やライブでホーンを吹いて貰ったり、2000年にリリースした『You Will Love Me』を一緒にレコーディングした仲。北欧の優しくマイルドな空気でアルバムを包み込んでくれました!!



このアルバムはこの4年間の記録であり、「DREAMS NEVER END = 夢は決して終わらない。夢を諦めない」為に、この16の季節の中で僕自身の気持ちの移り変わりを「PURE」な気持ちで表現した、本当の意味での”シンガーソングライター的な作品”になったと思います。ーー

 

 


・カジヒデキ「BEING PURE AT HEART〜ありのままでいいんじゃない (Single)」




Digital | BBC017_1 | 2024.03.13 Release | Released by BLUE BOYS CLUB | AWDR/LR2

 

配信リンク:  https://ssm.lnk.to/BPAH


Being Pure At Heart

(Hideki Kaji / Hideki Kaji)

produced by Hirohisa Horie and Hideki Kaji


Hideki Kaji - vocal, electric & acoustic guitars, bass, chorus

Hirohisa Horie - keyboards

Reiji Onishi - electric & acoustic guitars

Hideki "GEN" Hara - drums

Kanafun - chorus

 

recorded by Kosuke Takahashi at STUDIO K5

vocal recorded by Shuhei Ueda at Itsutsuji Sanbou

mixed by Zin Yoshida at Garden Wall

Mastered by David Carlsson at Gula Studion (Sweden)

 

 

・カジヒデキ「BEING PURE AT HEART〜ありのままでいいんじゃない (New Album)」



 
Digital | BBC017 | 2024.04.26 Release | Released by BLUE BOYS CLUB | AWDR/LR2

 

PRE-ADD/PRE-SAVE(ご予約):  https://ssm.lnk.to/BEINGPUREATHEART



・カジヒデキ「BEING PURE AT HEART〜ありのままでいいんじゃない [Deluxe Edition]」

 


 PRE-ORDER(ご予約): https://fikarast.thebase.in/items/84136404

 

<予約受付期間>3月15日(金)正午から4月05日(金)23:59まで受付いたします。数に限りがございますので、お早めのご予約をお願いいたします。


・10,000 Yen
・CD [ BEING PURE AT HEART~ありのままでいいんじゃない]
・7INCHアナログ盤 [ BEING PURE AT HEART / Dreams Never End」*単品リリースの予定はございません
・A2 Poster ZINE
・アクリル・スタンド・キーホルダー
・オリジナル・デザインの手拭い(900 X 330)
・5枚組ポストカード・セット
・オリジナル・バッジ




カジヒデキ:


千葉県富津市出身。富津市観光大使。

1997年1月に発表した1stアルバム「MINI SKIRT」では、世界的なブームになる直前のスウェディッシュ・ポップの要素を取り入れ、30万枚を超える大ヒットを記録するなど、90年代の渋谷系を牽引した。

その後もトーレ・ヨハンソン、エッグストーン、パステルズ、ベルトラン・ブルガラらと制作した作品を発表するなど自身のルーツとなるネオ・アコースティックをベースに音楽的な領域を拡げている。2024年4月24日に約5年ぶり19枚目のアルバム「BEING PURE AT HEART  〜 ありのままでいいんじゃない」の発売が決定している。

 


JAZZの新世代として注目を集めるピアニストの【壷阪健登】とベーシスト/ヴォーカリストの【石川紅奈】によるユニット【soraya】1st Album「soraya」が本日リリースされる。
 

2024年3月29日(金)には「soraya 1st Alubum Release Live "ゆうとぴあは そこに"が東京キネマ倶楽部で開催。こちらもアルバムのリリース情報とあわせて下記より確認してみて下さい。

 

JAZZの新世代として注目を集めるピアニストの【壷阪健登】とベーシスト/ヴォーカリストの【石川紅奈】によるユニット【soraya】。1st Album「soraya」のリリースが3月13日に決定。JAZZや洋楽ポップスの要素を起点に古今東西、様々な音楽をユニークにとりいれた全9曲のコンテンポラリーポップ集「soraya」。ジャズ・ポップスファンは要チェックのアルバムです。

 

デビューアルバム『soraya』から先行シングルとして「ゆうとぴあ」「風の中で」が配信されています。  

 

 

soraya「soraya」

 



Digital/CD [4543034053032 / 3,000Yen] | DDCB-13056 | 2024.03.13 Release
Released by B.J.L. X AWDR/LR2

 

配信リンク:

https://ssm.lnk.to/soraya


先行リリースを行っている「ひとり」は、sorayaとしてはじめて作った星座にまつわる内容でsorayaのテーマ曲とも言える内容で、同時にリリースされた「ちいさくさよならを」は、ピアノ、パーカッション、フルートによるアンサンブルが心地よい雰囲気。童謡のように誰でも親しめるメロディが融合している。

 


セカンド・シングルとしてリリースされた「BAKU」は、タイトルの通り、幻の動物である獏をテーマにしたバクのワークソング。リズムマシンに加え、民族音楽から着想を得た様々なリズムを採用したトラックに「バクバク...」の連呼が癖になる楽曲となっている。サード・シングルとなった「耳を澄ませて」は、「自由」をテーマに彼らのホームであるJAZZの要素大きくとりいれた壮大なポップ・ソング。4曲目のシングルとなった「ゆうとぴあ」は、マリンバやストリングスなどを導入したsorayaによるエキゾチカ再解釈となっており、ゴージャスでロマンティックなサウンドとなった。歌詞は、カール・ブッセ「山のあなた」から影響を受け創作した。


先行シングル以外のアルバム収録曲「風の中で」は、大自然の中で、前へ前へと駆け抜けるようなサウンド。歌詞をRuri Matsumuraに依頼して制作された。「ルーシー」は、美しいアコースティック・ギターが全体を彩るフィルム映像のような温かさを覚える楽曲となっている。「レコード」は、soraya流のジャパニーズ・シティポップ/歌謡曲とも言える曲。可愛らしくも、一癖あるメロディがアクセントとなっている。そして、アルバムの最後は、ピアノとヴォーカル/ベースのみのシンプルな編成でのスピッツのカヴァー「愛のしるし」が収録されている。


サウンド・プロダクションはsorayaの親交のある気鋭のミュージシャンを多数起用。レコーディング/ミックスには葛西敏彦と吉井雅之を起用。



soyara  Live Dates:


soraya 1st Album Release Live "ゆうとぴあは そこに"


2024.03.29 (Fri)
Open/Start 19:00/19:30
東京キネマ倶楽部 TOKYO KINEMA CLUB, Tokyo


Ticket PIA [ 0570-02-9999 ] 

e+ [ https://eplus.jp/soraya

LAWSON [ 0570-084-003 ]


[ 前売 / ADV. ] 5,000 Yen [+1D]




soraya:


JAZZフィールドで活躍中の音楽家、壷阪健登と石川紅奈による、国も世代も超えて分かち合うポップスをお届けするユニット。
 

海の向こうのお気に入りのアーティストの曲名、中東の国の親しみのある女性の名、宇宙に浮かぶ星団の名でもある「soraya」(ソラヤ)という、遥か遠くの何処か想起させる、不思議で親しみやすい響きの言葉を由来とする。


2022年4月シングル「ひとり / ちいさくさよならを」でデビュー。2023年夏は「Love Supreme Jazz Festival Japan」や「日比谷音楽祭」などのフェスへも出演。


各メンバーのソロ活動も活発化しており、石川紅奈は2023年春にVerveよりメジャーデビュー。壷阪健登も国内での単独公演を成功させ、スペイン「San Sebastian Jazz Festival」への出演を果たすなど、ミュージシャンとして世界への拡がりを見せている。


3月13日にsorayaとしてファースト・アルバム「soraya」をリリース。3月29日(金)には、集大成となるリリース・ライブを東京キネマ倶楽部で行われる。



柴田聡子のニューアルバム「Your Favorite Things」遂に本日発売。柴田聡子と岡田拓郎からコメントが到着しました。先行シングルとして、「白い椅子」「素直」「Side Step」をご紹介しています。


ついに『Your Favorite Things』発売しました。自分はこのアルバムが大好きです。皆さまに聴いていただける日が待ち遠しかった、ほんとうにうれしいです。できればすぐに聴いて欲しいけれども、いつ聴いてもらってもうれしいです。たくさん聴いてもらえますように!一緒に作ってくださったみなさま、ほんとうにありがとうございました。ツアーも、今のメンバーで演奏できる貴重な機会で、楽しくなりそうです。ぜひ遊びに来てください! ー柴田聡子


だいたい同期で気づけば同志。20代の前半で早々にバンドを辞めたばかりで、この先の人生をどうしようかと思ってる時に、初めて雇われギタリストして声を掛けてくれたのは柴田さんでした。そして音楽の仕事も少しずつ増えて、バイトを続けながら音楽を続けるか迷っていた時に「とっとと辞めちゃえ〜!」と背中を押してくれたのも柴田さんでした。そんな事を思い出しながら昨年末、締切のギリギリまで一緒に『Your Favorite Things』のミキシングをしながら、何度も込み上げてくるものがありました。


思わず口ずさみたくなるようなメロディ。ふと耳にしたら頭から離れなくなるリリック。胸にグッと来る音楽はなんだか昔のエモーションを思い起こさせる。ああ、こんなポップ・ミュージックが聴きたかったんだ。柴田さんの魅力が詰まった1枚に仕上がったと思います。ー岡田拓郎


この新作リリースを記念するツアーが決定。「Tour 2024 "Your Favorite Things"」と銘打たれたツアーは、恵比寿 LIQUID ROOM、梅田 CLUB QUATTRO、名古屋 JAMMIN'にて行われる。


 今回の東名阪ツアーは、バンドセットで開催される。新作アルバム『Your Favorite Things』に参加している岡田拓郎(G)、まきやまはる菜(B)、浜公氣(Dr.)といった主要なメンバーに加え、谷口雄(Key)、Dub Master X FOHもステージに登場する予定。


上記公演のソールドアウトを受けて、5月31日(金)にSpotify O-Eastの追加公演が決定。こちらもお見逃しなく。。。



・柴田聡子「Your Favorite Things」



CD/Digital | DDCB-12121 | 2024.02.28 Release | 3,000Yen+Tax | Released by AWDR/LR2


配信リンク:  https://ssm.lnk.to/YFT


01. Movie Light

02. Synergy

03. 目の下 / All My Feelings are My Own

04. うつむき / Look Down

05. 白い椅子 / Sitting

06. Kizaki Lake

07. Side Step

08. Reebok

09. 素直 / Selfish

10. Your Favorite Things



作詞・作曲:柴田聡子|All Lyrics & Music by Satoko Shibata


プロデュース、アレンジ:柴田聡子、岡田拓郎|Produced & Arranged by Satoko Shibata & Takuro Okada

ストリングス・アレンジ:香田悠真 (M1, M10)|Strings Arrangement: Yuma Koda (M1, M10)

コード・レスキュー:谷口雄|Chord Rescue: Yu Taniguchi


レコーディング・エンジニア:宮﨑洋一、岡田拓郎、柴田聡子|Recording Engineer: Yoichi Miyazaki, Takuro Okada & Satoko Shibata

レコーディング・スタジオ:IDEAL MUSIC FABRIK、DUTCH MAMA STUDIO、抹茶スタジオ、studio Aoyama、 OKD Sound Studio|Recorded at IDEAL MUSIC FABRIK, DUTCH MAMA STUDIO, Matcha Studio, studio Aoyama & OKD Sound Studio

ミキシング・エンジニア:岡田拓郎|Mixing Engineer: Takuro Okada

ミキシング・スタジオ:OKD Sound Studio|Mixed at OKD Sound Studio

マスタリング・エンジニア:Dave Cooley (Elysian Masters, LA)|Mastering Engineer: Dave Cooley (Elysian Masters, LA)


写真:守本勝英|Photograph: Katsuhide Morimoto

メイクアップアーティスト:UDA|Make-up Artist: UDA

ヘアスタイリスト:Nori Takabayashi|Hair Stylist: Nori Takabayashi

アートディレクション、デザイン:坂脇慶|Art Direction, Design: K



ソールドアウトとなったリリース・ツアー東京編の追加公演が5月31日(金)にSpotify O-EASTにて決定。


・柴田聡子「Tour 2024 "Your Favorite Things"」



岡田拓郎 (G) / まきやまはる菜 (B) / 浜公氣 (Dr) / 谷口雄 (Key) / Dub Master X (FOH)


2024.03.02 (Sat) 東京 恵比寿 LIQUIDROOM OPEN 17:00 / START 18:00 *SOLDOUT

2024.03.19 (Tue) 大阪 梅田 CLUB QUATTRO OPEN 18:15 / START 19:00

2024.03.22 (Wed) 愛知 名古屋 JAMMIN’ OPEN 18:15 / START 19:00


柴田聡子「Tour 2024 "Your Favorite Things"」追加公演

岡田拓郎 (G) / まきやまはる菜 (B) / 浜公氣 (Dr) / 谷口雄 (Key) / Dub Master X (FOH)


2024.05.31 (Fri) 東京 渋谷 Spotify O-EAST OPEN 18:00 / START 19:00

///Pre-order/// 2024.02.21 [Wed] 12:00_2024.03.03 [Sun] 23:59


チケットの詳細:    https://eplus.jp/shibatasatoko 



柴田聡子 SATOKO SHIBATA



シンガー・ソングライター/詩人。北海道札幌市出身。武蔵野美術大学卒業、東京藝術大学大学院修了。

2010年、大学時代の恩師の一言をきっかけに活動を始める。

2012年、三沢洋紀プロデュース多重録音による1stアルバム「しばたさとこ島」でアルバムデビュー。以来、演劇の祭典、フェスティバル/トーキョー13では1時間に及ぶ独白のような作品「たのもしいむすめ」を発表するなど、歌うことを中心に活動の幅を広げ、2022年、6枚目のオリジナルアルバム「ぼちぼち銀河」をリリース。

2016年には第一詩集「さばーく」を上梓。同年、第5回エルスール財団新人賞<現代詩部門>を受賞。詩やエッセイ、絵本の物語などの寄稿も多数。2023年、足掛け7年にわたる文芸誌「文學界」での連載をまとめたエッセイ集「きれぎれのダイアリー」を上梓。

自身の作品発表以外にも、楽曲提供、映画やドラマへの出演、ミュージックビデオの撮影・編集を含めた完全単独制作など、その表現は形態を選ばない。

 


人気コーナー「TRENDS」は、レーベルからご提供いただいたリリース情報を中心に、J-POPの注目のシングルをジャンルレスに紹介するというコーナーです。


注目はニューアルバムを目前に控えた柴田聡子さんの最終シングルです。他にも、アジアを中心に活躍のフィールドを拡大しているLuby Sparksの今年最初のニューシングルにも注目でしょう。お好みの音楽を下記より探してみてください。

 

 

 

柴田聡子 「Side Step」

 


 

2月28日にニューアルバム『Your Favorite Things』のリリースを控えているシンガーソングライター、柴田聡子さんのニューシングル「Side Steps」は、アーバンな香りに満ちたエレクトロ・ポップです。


ダンサンブルな印象があるのは、ドラマーの浜さんがスタジオで発言した「イタロ・ディスコ」がヒントになったのだそうです。グルーブ感とメロディアスをあわせ持つスタイリッシュなナンバー。バンドサウンドならではの分厚いグルーブ感もハイライトとなるかもしれません。


この新曲「Side Step」についての柴田さんのコメントは以下の通りです。

 

ーーある日のリハで、ドラマーの浜さんが「イタロディスコ聴きたいですね」と言って、自分はイタロディスコはおろかディスコも作ったことが無かったのでやってみたいな、そういえば底の見えないものすごいでかい穴があったら、そこに絶対なにかあるに違いないと思ってしまう人たちの、結果何も無くても怒り出さない結末の曲を作りたかったというアイデアがディスコにぴったりな気がして「Side Step」となりました。


この曲も岡田さんにビートを打ち込んで頂くところから始まり、まきやまはる菜さんに踊り出すベースを入れて頂き、”そのあとどうしよう?”というところに、別所さんにスタイリッシュなシンセを入れていただき、ミックスでの試行錯誤を経て、大好きな曲となりました。この度もいっしょに作ってくださったみなさま、ほんとうにありがとうございました! いよいよニューアルバムのリリースも目前です。どうぞお楽しみにです! ーー

 




配信リンク:  https://satokoshibata.lnk.to/SideStep

 

 

 

Luby Sparks ‐ 「Stayaway」 ‐Best New Tracks

 

 


東京のオルタナティヴ・ロックバンド、Luby Sparks(ルービー・スパークス)は近年、アジア圏のインドネシアのフェスティバルにも出演し、徐々に存在感を示し始めています。シューゲイズのギターサウンドを基調にしながらも、ポップソングの性質が強い。そのサウンドのわかりやすさは、フリークだけではなくライトなリスナーの心にも響くと思われる。

 

ニューシングル「Stayaway」は彼らの2024年最初のリリースで、幸先の良いスタートを切っている。

 

スペーシーなシンセが舞う中、シューゲイズギター、軽やかなポップを基調としたボーカルが良いウェイブを生み出している。バンドは今週木曜日に、渋谷WWW Xにて自主イベントを開催する予定です。 


 

 

配信リンク: https://lubysparks.lnk.to/Stayaway

 


Soraya 「風の中で」

 


JAZZの新世代アーティストとして注目を集めるピアニストの壷阪健登とベーシスト/ヴォーカリストの石川紅奈によるユニット、soraya。3月13日にセルフタイトルのファーストアルバムのリリースを予定しています。

 

ニューシングルはジャズを基調にし、変拍子を効果的に用いたニューシングルです。マリンバ等の可愛らしい音色が二人の作り出すジブリ的な世界観を見事に引き出しています。チャーリー・ミンガスを思わせる温かみのあるベース、ビル・エヴァンスのような気品に満ち溢れたピアノ、そして、石川紅奈による伸びやかなボーカルがマッチし、柔らかなジャズ・ポップスが生み出されている。デュオは、アルバムのリリースを記念し、3月29日にライブを行います。

 

 

配信リンク: https://ssm.lnk.to/kazenonakade 

 

 

Neibiss 「Daydream Maker」

 


神戸出身の若きラップ・デュオ、Neibissは、今月14日に同名のニューアルバムを発表しました。タイトル曲は、ミレニアム世代のデュオの精細感のあるリリックとフロウが搭載されています。音楽的には、チャズ・ベアこと''Toro Y Moi''のようなアメリカの西海岸で隆盛を見せるローファイやチルアウトを絡めたクロスオーバーヒップホップの範疇にある。アーバンな感覚がなく、どことなく泥臭さのあるラップが魅力。若いデュオなので今後の活躍も楽しみにしましょう。


アルバムの発売を記念して、リリースパーティが東京と大阪で開催されます。こちらもチェックしてみよう。

 

 


配信リンク: https://neibiss.lnk.to/DaydreamMarker 

 

 

 

Haruhisa Tanaka 「Byakura」‐ Best New Tracks

 



Haruhisa Tanakaは、2023年度のSpotifyの国内アンビエント・ミュージシャン月間リスナー数ナンバーワンを獲得し、"Best of Ambient x 2023"にも選出されているアーティスト。音楽プロデューサー、マスタリングエンジニア。Haruhisa Tanakaの音楽は、オールドテクノロジー、アナログテープループを使用した、穏やかに流れる時間軸で構成され、時に神秘的なサウンドスケープが特徴です。

 

2月23日に発売されたニューシングル「Byakura(白夜)」は、カナダのレーベル、Nettwerk Music Groupより発売された。アンビエント、エレクトロニカ、ミニマルをクロスオーバーした精細感のあるエレクトロニック。バシンスキーのサウンドをミニマル・テクノから解釈した素晴らしいシングル。アーティスト写真はオーラブル・アーノルズに対するオマージュと思われる。

 


 

配信リンク: https://haruhisatanaka.ffm.to/byakuya

 

 

先月分のTrendsは以下よりお読み下さい:

 

https://www.musictribunetokyo.com/2024/01/j-pop-trends-20241-j-pop.html 


 

©Adi Purtra

 

東京のオルト・ロックのニューライザー、Luby Sparksが2024年第一弾となるシングル「Stayaway」をドロップしました。バンドが重要な音楽性に位置づけるシューゲイズ/インディーロックに回帰したシングルのようです。ゲストアクトに、SATOH / NTsKiを迎え、レコーディングされました。ニューシングルのアートワーク、配信リンクを合わせて下記よりチェックしてみよう。

 

新曲の発表に合わせて、ルービー・スパークスによる自主企画「One Last Night」の開催も決定しました。本イベントは、”渋谷WWW X”にて開催されます。こちらの詳細についても下記よりチェックしてみましょう。

 

上掲したアーティスト写真は、Adi Putraにより、バンドの新しいプロフィールフォト。

 

 

 

・ Luby Sparks「Stayaway」-New Single-

 




LSEP-1   | 2024.02.21 Release
Released by AWDR/LR2


Lyrics : Natsuki Kato
Music : Tamio Sakuma, Natsuki Kato

Vocal : Erika Murphy
Backing Vocal, Bass, Synthesizers & Programming : Natsuki Kato
Electric Guitar : Taimo Sakuma
Electric Guitar : Sunao Hiwatari
Drums : Shin Hasegawa

All songs arranged by Erika Murphy, Natsuki Kato, Taimo Sakuma, Sunao Hiwatari & Shin Hasegawa

Recorded by Ryu Kawashima at Red Bull Studios Tokyo
Mixed by Zin Yoshida at Garden Wall
Mastered by Kentaro Kimura (Kimken Studio)

Produced by Luby Sparks & Zin Yoshida

Cover Photography : Annika White

Luby Sparks Photography : Adi Putra

 

 

 配信リンク(Pre-order/ Pre-save):

 

  https://lubysparks.lnk.to/Stayaway




・New Event -   Luby Sparks Presents 'One Last Night'

 






DATE| 2024.02.29 [Thu]
OPEN/START| 18:00/19:00
VENUE| WWW X
ACTS| Luby Sparks / GUEST ACT : SATOH / NTsKi
ADV.| 3,500 Yen [+1D]
DOOR| 4,000 Yen [+1D]
INFORMATION| WWW X [03-5458-7688]
TICKET| e+ 

 

 

チケットのご購入はこちら:

https://eplus.jp/lubysparkspresents-onelastnight 

 

イベントの詳細:

 
https://www-shibuya.jp/schedule/017441.php

 

 

・Luby Sparks Presents 'One Last Night'

2022.02.19 [Sat] WWW X (DYGL / CEMETERY) *SOLDOUT
2023.06.23 [Fri] WWW X (THE NOVEMBERS) *SOLDOUT
2023.10.19 [Thu] BASEMENTBAR (Pretty Sick) *One Last Night – Extra

 


Luby Sparks Bio:

Natsuki (ba/vo)  Erika (vo)  Sunao (gt)  Tamio (gt)  Shin (dr)により2016年3月結成された。

 

2018年1月、Max Bloom (Yuck) と全編ロンドンで制作したデビューアルバム「Luby Sparks」を発表。

 

2019年9月に発表したシングル「Somewhere」に続いて、Cocteau Twins(コクトー・ツインズ)のRobin Guthrieによるリミックスもリリースされた。

 

2022年5月11日、My Bloody Valentine、Rina Sawayamaのプロデュース/エンジニアを手掛けるAndy Savoursを共同プロデューサーに迎え、セカンドアルバム「Search + Destroy」をリリース。同年6月には、初のワンマンライブ「Search + Destroy Live」(WWW X) も行い、ソールドアウト。

 

10月にはタイ・バンコクでの海外公演を行い、2023年3月17日より、NY、ボストン、フィラデルフィア、サンフランシスコ、シアトル、サンディエゴ、LAの全7都市にて「US Tour 2023」を開催。

 

9月には中国「Strawberry Music Festival 2023」を含む、全7都市「China Tour 2023」、10月には韓国のストリートカルチャー・コンベンション「FLOPPY 1.0 - Let’s FLOPPY」、11月にはインドネシア「Joyland Festival」へ出演をはたすなど、海外展開も積極的に行う。

 


通称「TRENDS」は、レーベルからご提供いただいたリリース情報を元に、J-POPの注目のシングルをジャンルレスに紹介するというコーナーです。今月のリリースは、ポスト・ロック、ラップ、ワールド・ミュージック、インディーフォークまで全部揃っています。ぜひぜひ、お好みの音楽を下記より探してみてください。

 

 

No Buses 「Them Us You Me」


ローリング・ストーン誌(フランス)でも紹介されたことがあるオルタナティヴロックバンド、No Buses。


先週末、公開された「Them Us You Me」は、LITEを彷彿とさせるポスト・ロック/マスロックを基調とし、しなやかなアンサンブルに乗せられる繊細かつエモーショナルなボーカルの妙が光る。


現行の洋楽のトレンドを意識したループサウンド、熱狂性を帯びるギターライン、センス抜群のベースライン、細かなリズムを刻む心地よいパーカッション等、No Busesの魅力が余すところなく凝縮されたナンバー。

 

「Them Us You Me」

 

 

 配信リンク:

 https://ssm.lnk.to/ThemUsYouMe

 

 

South Penguin 「business」

 


 

South Penguinは上記のNo Busesよりも実験音楽の性質が強いポストロック/プログレッシブロックバンド。1月16日に公開された「business」はエレファントジムが好きなリスナーにとってストライクとなるナンバーとなりそうだ。

 

ギターラインを中心として緻密なアンサンブルが敷かれ、エレファントジムと同じく、ファンク色の強いベースラインがバンドの重要なファクターだ。表向きには、アーバンなサウンドスタイルが主な印象となっているが、等身大の歌詞を歌うボーカルに関してはなんとなく親近感が持てるのではないか。


たた、そのなかには彼らの音楽愛が凝視されている。ジャーマンテクノを髣髴とさせる実験的なシンセ、ワールドミュージックのパーカッション等、コンポジションの枠組みの中に、多彩な工夫を凝らし、唯一無二のオリジナル・サウンドを築き上げている。バンドがペンギン・カフェ・オーケストラに影響を受けているのかどうかは不明。

 

 「business」

 

 

配信リンク:

https://southpenguin.lnk.to/business 

 

 

Yeye 「はひふへほ」

 

 

 

Yeyeは、樋口なつこのソロ・プロジェクト。滋賀県出身で、京都とメルボルンの2拠点で活動しているという。世界市民としての意識は実際の音楽にも力強く反映されている。

 

ニューシングル「はひふへほ」は、小野リサの音楽性の延長線上にあり、ボサノヴァやブラジル音楽を彷彿とさせる。オーガニックでリラックスした日本語ボーカルが癒やしをもたらす。和らいだアコースティックギター、グロッケンシュピールのような金管楽器がちょっと可愛らしい雰囲気を生み出す。


歌については、日本語の言葉のもつユニークさ、響きの独自性を追求しているように感じられる。聞き方によっては、細野晴臣の「トロピカルダンディー」の頃の懐かしいサウンドを彷彿とさせる。ジャケットで笑いをとりに来ている。

 

「はひふへほ」 

 

 

配信リンク:

https://ssm.lnk.to/Hahifuheho

 

 

JJJ 「Kids Return」

 


JJJは、Daichi Yamamotoと共同制作を行っているビートメイカー。トラックメイカーとしてセンス抜群であることはもちろん、ラッパーとしても巧みなフロウを披露する。


先週末、発売されたニューシングル「Kids Return」はビンテージ・ソウルをサンプリングとして処理し、スタイリッシュなたラップを披露している。


デ・ラ・ソウルのサンプリングのテクニックを受け継いだトラックメイクにJJJのラップがゆるやかに乗せられる。フロウに関してはOMSBに近い感じだが、ロンドンのロイル・カーナーのように、シンプルな表現を重要視しているように思える。アートワーク、ミュージックビデオはなんか切ない。

 

 「Kids Return」

 

 

 配信リンク:

 https://ssm.lnk.to/KidsReturn

 

 

安部勇磨 「I'm Falling For You」


 

安部勇磨は、シンガー/ギタリストとして非凡なセンスを感じさせる。ローファイな音作りを得意とする「日本のマック・デマルコ」とも称するべきミュージシャンである。

 

1月26日にリリースされた「I’m falling for you」は、海に囲まれた南の島をイメージし、70〜80年代の夏のCM映像を見ながら制作された1曲。


昔ながらの映画のような質感と艶やかなリゾートの雰囲気に合う爽快で情熱的なメロディーが特徴的。ヨットロックや歌謡曲を組みわせ、それをインディーフォーク風にアレンジしたナンバー。要注目のアーティスト。


 

「I'm Falling For You」

 

 

 

配信リンク:

https://virginmusic.lnk.to/Imfalling_pre 

 




前回のJ-POP Trendsはこちらからチェック。


2024年2月14日にCDシングル発売となる筒美京平と橋本淳のゴールデン・コンビの新曲、平山みき&野宮真貴「アーティスト」、「ホットな地球よ」。本日、「アーティスト」のミュージック・ビデオがCD発売に先駆けて公開された。


「アーティスト」は筒美京平と妻の思い出を歌詞に綴ることで、橋本淳が筒美京平への限りない愛を伝えた作品。本ミュージック・ビデオは、歌詞になぞらえて筒美京平と橋本淳の思い出の地、湘南にて撮影された。ミュージック・ビデオの冒頭に「筒美京平に捧ぐ」表記されているように、平山みきと野宮真貴、そして橋本淳からの大作曲家・筒美京平へのオマージュとなっている。


ボーナス・ディスクとして、2023年9月18日ビルボードライブ東京にて行われた「野宮真貴、渋谷系歌謡曲を歌う。」から、筒美京平・橋本淳の名曲を野宮真貴とゲストの平山みきとの歌唱で収録。はっぴいえんど時代の細野晴臣の他、山下達郎、小西康陽ら、渋谷系人脈のミュージシャンも絶賛している西田佐知子「くれないホテル」。渋谷系アートディレクターとも言える信藤三雄率いるザ・スクーターズの「Hey Girl」。そして平山みきの大ヒット曲「真夏の出来事」など、筒美京平と橋本淳のゴールデン・コンビの名曲を最新のライブ音源で楽しめる作品となっている。


尚、本作発売日の2月14日にはビルボードライブ横浜にて野宮真貴がヴァレンタイン・ライブを行うが、ゲストのザ・スクーターズと筒美京平・橋本淳の曲も歌唱する予定である。





平山みき&野宮真貴「アーティスト/ホットな地球よ [2CD]」



2CD / 2024.02.14 Release / DDCB-12985(BIDDC-12985)

Released by SPACE SHOWER MUSIC / JAN [4543034052899] / 3,000 Yen+Tax


大作曲家・筒美京平へのオマージュ。平山みき&野宮真貴「アーティスト/ホットな地球よ [2CD]」2月14日リリース決定。


筒美京平の遺作を盟友・橋本淳が作詞、そして二人に愛された平山みきと野宮真貴がデュエットした新曲がCDシングルリリース。筒美・橋本の名曲を歌ったライブ音源も収録。


Disc1


1. アーティスト  作詞 橋本淳 作曲 筒美京平 編曲 船山基紀 歌 平山みき&野宮真貴

2. ホットな地球よ  作詞 橋本淳 作曲 筒美京平 編曲 本間昭光 歌 平山みき&野宮真貴


Disc2(Bonus Track)

2023年9月18日開催・ビルボードライブ東京「野宮真貴、渋谷系歌謡曲を歌う。」からのライブ音源


1. MC

2. くれないホテル (1969年リリース/西田佐知子のカバー) 

作詞 橋本淳 作曲 筒美京平 歌 野宮真貴

3. Hey Girl (2012年リリース/ザ・スクーターズのカバー) 

作詞 橋本淳 作曲 筒美京平 歌 野宮真貴

4. 真夏の出来事 (1972年リリース) 作詞 橋本淳 作曲 筒美京平 歌 平山みき

5. いつか何処かで (1974年リリース) 作詞 橋本淳 作曲 筒美京平 歌 平山みき

6. フレンズ (1974年リリース) 作詞 橋本淳 作曲 筒美京平 歌 平山みき&野宮真貴

7. アーティスト (2023年リリース) 作詞 橋本淳 作曲 筒美京平 歌 平山みき&野宮真貴

8. ダンシング・セブンティーン (1968年リリース/オックスのカバー) 

作詞 橋本淳 作曲 筒美京平 歌 野宮真貴


All Songs Written by 橋本 淳 & 筒美京平


[Disc-1]


「アーティスト」


Vocal:平山みき & 野宮真貴

Arrange:船山基紀、与田春生

Guitar:和田建一郎

Bass:目黒郁也

Chorus:坂田麻美

Other Instruments:船山基紀、与田春生

Recording Engineer:与田春生、藤原暢之

Mixing Engineer:藤原暢之



「ホットな地球よ」


Vocal:平山みき & 野宮真貴

Arrange:本間昭光

Sound Produced by 本間昭光

Guitar:林部直樹 (by the courtesy of Sony Music Records)

Bass:安達貴史

Strings:室屋光一郎ストリングス

(Vl) 室屋光一郎、徳永友美、村田晃歌、浮村恵梨子、小寺里奈、柳原有弥、松井利世子、山本理紗

(Vc) 堀沢真己、水野由紀

All Other Instruments:本間昭光


Recording Engineer:大久保孝洋 (Victor)

Mixing Engineer:伊東俊郎


[Disc-2]


『野宮真貴、渋谷系歌謡曲を歌う。』


Vocal:野宮真貴

Guest Vocal:平山みき

Arrange:スパム春日井

Keyboards:スパム春日井

Bass:川崎哲平

Drums:海老原諒

Piano & Chorus:永山恵理

Recording & Mixing Engineer:藤原暢之



Mastering Engineer:小泉由香 (Orange)


Produced by 橋本 淳


Dedicate to 筒美京平



平山みき&野宮真貴


筒美京平が愛した唯一無二の歌声の持ち主、秘蔵っ子と呼ばれる平山みきと、60年代の洋楽、そして70~80年代のはっぴいえんど人脈やシティポップなどをルーツとする渋谷系のピチカート・ファイヴで時代を作った野宮真貴による「筒美京平・橋本淳プロジェクト」のために結成された新しいユニット"平山みき&野宮真貴"。平山みきが、野宮真貴とデュエットしたら面白いことができそう、と声をかけて実現したユニットである。


平山みき


東京生まれ 1970年「ビューティフル・ヨコハマ」でデビュー。


「筒美京平の秘蔵っ子」的存在として1971年に2作目の「真夏の出来事」をリリースし一躍注目される歌手となり、現在も独特の歌声は変わらず、ライブやショーに出演している。1989年から京都に移住 自称「滞在型観光客」と自身のことを呼ぶ程の京都愛好家である。2020年他界された作曲家/筒美京平の遺作を、作詞家/橋本淳と平山みきが3人の絆としてセレクトしたアルバム「トライアングル」(全22曲収録)と同時に新曲「jazz伯母さん」を筒美京平を偲んだメモリアルアルバムとして2022年にリリースされている。

平山みき公式ホームページ  http://www.yellowlion.jp

平山みき公式YouTube  https://www.youtube.com/c/mikisantatv


野宮真貴


1960年生まれ。1981年「ピンクの心」でソロ・デビュー。1982年結成のポータブル・ロックを経て、1990年ピチカート・ファイヴに加入。元祖“渋谷系の女王”として「渋谷系」ムーブメントを世界各国で巻き起こし、以来、音楽・ファッションアイコンとしてワールドワイドに活躍。現在は“渋谷系とそのルーツの名曲を歌い継ぐ”音楽プロジェクト「野宮真貴、渋谷系を歌う。」を行うなど、ソロアーティストとして活動。現在、デビュー40周年を迎え、音楽、ファッションやヘルス&ビューティーのプロデュース、エッセイストなど多方面で活躍している。40周年記念アルバム『New Beautiful』、ポータブル・ロック結成40周年アルバム『PAST & FUTURE ~My Favorite Portable Rock』が好評発売中。

野宮真貴公式ホームページ www.missmakinomiya.com

野宮真貴公式インスタグラム www.instagram.com/missmakinomiya



【ライブ情報】野宮真貴、3都市ビルボードライブツアー決定!


*野宮真貴 Valentine Day's Live 2024~Be My Baby~


【ビルボードライブ横浜】(1日2回公演)

2024.02.14(水)/ 1stステージ 17:00 開演 18:00 / 2ndステージ 開場 20:00 開演 21:00


http://www.billboard-live.com/pg/shop/show/index.php?mode=detail1&event=14648&shop=4


 *野宮真貴 Birthday Live 2024~Glamorous Night~


【ビルボードライブ大阪】(1日2回公演)

2023.03.09(土)1stステージ 15:30 開演 16:30 / 2ndステージ 開場 18:30 開演 19:30


http://www.billboard-live.com/pg/shop/show/index.php?mode=detail1&event=14649&shop=2



【ビルボードライブ東京】(1日2回公演)

2023.03.12(火)1stステージ 17:00 開演 18:00 / 2ndステージ 開場 20:00 開演 21:00


http://www.billboard-live.com/pg/shop/show/index.php?mode=detail1&event=14650&shop=1


 


2023年、アメリカ、中国ツアー、韓国・インドネシアのフェスに出演し、活動のフィールドをワールドワイドに広げるLuby Sparksによるレジデント企画「One Last Night」の開催が発表された。チケットは、eプラスにて受付中。日程、シックなフライヤーとあわせて下記よりチェックしておこう。

 

”One Last Night”は、過去には、DYGL、THE NOVEMBERS、昨年10月には、Dirty HitよりPretty Sickを迎えたレジデント企画の最新版である。本イベントは、SATOH、NTsKiの両アーティストをゲストアクトに迎え、2月29日(木)に''渋谷WWW X''にて開催される。チケットも現在発売中だ。

 

ルービー・スパークスは、昨年11月にインドネシア公演を行った。バンドにとって初の記念すべきアジア・ツアーとなった。彼らは一連のツアーの中で、ジャカルタで開催された音楽フェス、Joyland Festival、次いで、ジャワ州バンドンのローカル・イベント、Acid Reflux Musicに出演している。


Joyland Festivalのステージにはそのほか、Interpol,Squid,Bloc Party、Alvvays、Mew、おとぼけビ~バ~、Campanella,Last Dinasoursなど、世界各国の注目のバンド/アーティストが勢揃いした。




Luby Sparks Presents 'One Last Night'

 




[ https://www-shibuya.jp/schedule/017441.php ]
 

Date: 2024.02.29 [Thu]
Open/Start: 18:00/19:00
Venue: WWW X
Acts: Luby Sparks / GUEST ACT : SATOH / NTsKi
Adv.: 3,500 Yen [+1D]
Door: 4,000 Yen [+1D]
Information: WWW X [03-5458-7688]


Ticket: e+ [ https://eplus.jp/lubysparkspresents-onelastnight]


Luby Sparks Presents 'One Last Night'

 

・2022.02.19 [Sat] 

 

WWW X (DYGL / CEMETERY) *SOLDOUT


・2023.06.23 [Fri] 

 

WWW X (THE NOVEMBERS) *SOLDOUT


・2023.10.19 [Thu] 

 

BASEMENTBAR (Pretty Sick) *One Last Night – Extra



Luby Sparks: 



Natsuki (ba/vo)、Erika (vo) 、Sunao (gt) 、Tamio (gt)、 Shin (dr)によって2016年3月に結成された。

 

2018年1月、Max Bloom (Yuck) と全編ロンドンで制作したデビューアルバム「Luby Sparks」を発売。2019年9月に発表したシングル「Somewhere」では、Cocteau Twins(コクトー・ツインズ)のRobin Guthrie(ロビン・ガスリー)によるリミックスもリリースされた。

 

2022年、My Bloody Valentine、Rina Sawayamaのプロデュース/エンジニアを手掛けるAndy Savoursを共同プロデューサーに迎え、セカンドアルバム『Search + Destroy』をリリースした。

 

同年6月には、初のワンマンライブ「Search + Destroy Live」(WWW X) も行い、ソールドアウト。10月にはタイ・バンコクでの海外公演を行った。

 

2023年3月17日より、NY、ボストン、フィラデルフィア、サンフランシスコ、シアトル、サンディエゴ、LAの全7都市にてUSツアーを開催した。


9月には中国「Strawberry Music Festival 2023」を含む、全7都市を回る「China Tour 2023」、10月には韓国のストリートカルチャー・コンベンション「FLOPPY 1.0 - Let’s FLOPPY」を開催。さらに、11月にはインドネシア「Joyland Festival」へ出演を行い、海外での展開も積極的に行っている。



SATOH:

 

Linna Figg(Vo)、Kyazm(Gt/Manipulator)によるロックデュオ。  2023年3月に1st Album “BORN IN ASIA”をリリースし、Apple MusicのUP NEXTに選出されるなど話題を呼ぶと、4月に渋谷WWW、大阪CIRCUSでのリリースツアーを、9月にはO-EASTでの主催イベント”FLAG”を成功させた。



NTsKi
:

京都出身のアーティスト、ミュージシャン。優しくもどこか不気味さの漂うボーカルと多様な音楽性が混在するトラックを制作する。

 

アートワークやMVにおけるスタイリング、ディレクション、編集までを自ら担当。2021年には〈美術手帖〉が選ぶ2020年代を切り開くニューカマー・アーティストに選出。国内外の著名アーティストからの注目度も高く、Giant Claw、食品まつり a.k.a foodman、田我流やKMなどの作品へも参加。

 

その他に、〈Dirty Hit〉の新人シンガーWalliceへの作詞協力、落合陽一氏が統括ディレクターを務めSXSW2019に出展した経済産業省主催日本館や、ヴァーチャル・シンガーte'resa、ファッション・ブランドへの楽曲提供などがある。

 

2021年8月6日、ファースト・アルバム『Orca』を米オハイオのレーベル、Orange Milk”EM Recordsよりリリースし、Bandcampの「Album Of The Day」に選出されたほか、Apple Music Japanのエレクトロニック・アルバム・チャートにて3位を記録、Apple Vinegar Awardにて特別賞を受賞するなど好評を得た。SXSW 2023に出演し、開催地の米テキサスのほか、ニューヨークでも自身初のライヴを実施した。2022年12月9日、新曲『If』を配信リリース。2023年11月10日、セカンド・アルバム『Calla』を〈EM Records〉からリリースした。

 


シンガーソングライター、柴田聡子が新作アルバム『Your Favorite Things』から3作目のシングル「素直」をリリースする。先行シングルとして公開された「Synergy」、「白い椅子」に続くシングル。

 

3rdシングルは、岡田拓郎がミックス・共同プロデュースを手掛け、J Dillaの「Donuts and The Diary」、Paramoreの「After Laughter」をはじめとする作品の制作に携わったロサンゼルスの巨匠エンジニアであるDave  Cooley(デイブ・クーリー)がマスタリングを担当した。

 

柴田聡子はニューシングル「素直」について以下のように説明している。


「この度も岡田拓郎さんと録音からミックスまで一緒にサウンド作っていきました。もともとガッツがあって無骨なイメージだったこの曲が、ひとつひとつ音を入れてもらうにつれてきらめきが増していって、うれしい経験でした。

 

 岡田さん、谷口雄さん、増村和彦さん、一緒に作ってくださった皆さまに大感謝です、ありがとうございました。ぜひ聴いてください、そして徐々にリリースが迫ってきているニューアルバムをお楽しみにです!


 この曲がどんな曲かというと、ある人に対してずっと後悔していて引きずっていたことがあって、ある日もまたそれを人に話していたところ、「昔に戻って、今日のこの気持ちを知っているとして、果たして出会うことにするかどうかですよね?」と言われて、ほんとうにその通りだなと感じて出来たものです。

 

 これを作ったら、自然現象を都合良く擬人化することが止みました。励ましてくれる日差しはただの日差しに、なぐさめてくれた青空はただの青空に……。」 ー柴田聡子

 


柴田聡子「Your Favorite Things」


Label:  AWDR/LR2

配信リンク:  https://ssm.lnk.to/YFT
 

 

先行配信曲「Synergy」「白い椅子」「素直」収録。(全作詞曲/編曲:柴田聡子)



2022年5月に発表した「ぼちぼち銀河」にて新境地ともいえそうな変化を遂げた「柴田聡子」。


2024年2月28日に7枚目のアルバム「Your Favorite Things」のリリースが決定。



[柴田聡子コメント]

 
2024年2月28日に新しいアルバムが出ます!タイトルは「Your Favorite Things」です。実はまだまだ制作中です。みんなで色々試しながら作っていてすごく楽しいです。前作までともまた一味違う作品になる予感です。こうしてまた一枚アルバムを作る機会に恵まれたこと、ほんとうにうれしく感謝ばかりです。一緒に作っている皆さま、聴いて下さっている皆さま、いつもありがとうございます。どうぞお楽しみに! -柴田聡子

 



柴田聡子ニューアルバム「Your Favorite Things」予約特典施策決定。


2024年2月28日(水)に発売が決定した柴田聡子「Your Favorite Things」を2023年11月22日(水)~2024年1月21日(日)の期間中に対象店でご予約お客様に「柴田聡子の台湾周遊記 [DVD]」を差し上げます。



商品概要
タイトル| Your Favorite Things
発売日 | 2024年2月28日(水)
品 番 | DDCB-12121
定 価 | ¥3,300(税抜価格 ¥3,000)
形 態 | CD
早期予約購入者特典| 柴田聡子の台湾周遊記 [DVD]
対象期間|      2023年11月22日(水)~2024年1月21日(日)各店舗閉店時まで
対象店舗|      TOWER RECORDS/HMV/diskunion/楽天BOOKS/COCONUTS DISK/cuune/Small World
           詳しくは各店・ECショップにお問い合わせください。
特典内容|      前作「ぼちぼち銀河」の特典DVD「柴田聡子の四万十周遊記」、SSTVで放送された「柴田聡子の鯖江周遊記」に続く、柴田聡子の「周遊記」初の海外編。
注意事項|      ・2024年1月21日(日)の予約終了時間は各店の閉店時間となり、各ECショップについては同日23:59までとなります。
           ・特典物は商品お受け取り時にお渡しいたします。
           ・早期予約特典の付いていないカートで商品を購入された方は対象外となりますのでお気をつけください。
 

 

 

・柴田聡子「Tour 2024 "Your Favorite Things"」

 

・2024.03.02 (Sat) 

 東京 恵比寿 LIQUIDROOM OPEN 17:00 / START 18:00


・2024.03.19 (Tue) 

大阪 梅田 CLUB QUATTRO OPEN 18:15 / START 19:00


・2024.03.22 (Wed) 

愛知 名古屋 JAMMIN’ OPEN 18:15 / START 19:00



【出演】

 
柴田聡子 Vo.
岡田拓郎 Eg.
まきやまはる菜 Eb.
浜公氣 Dr.
谷口雄 Key.
Dub Master X FOH



【チケット】

 
Adv. 5,000 Yen [+1D]
2024.01.20 (Sat) on Sale
*未就学児入場不可
*小学生以上チケット要


 

柴田聡子 SATOKO SHIBATA:

 


シンガー・ソングライター/詩人。北海道札幌市出身。武蔵野美術大学卒業、東京藝術大学大学院修了。


2010年、大学時代の恩師の一言をきっかけに活動を始める。


2012年、三沢洋紀プロデュース多重録音による1stアルバム「しばたさとこ島」でアルバムデビュー。以来、演劇の祭典、フェスティバル/トーキョー13では1時間に及ぶ独白のような作品「たのもしいむすめ」を発表するなど、歌うことを中心に活動の幅を広げ、2022年、6枚目のオリジナルアルバム「ぼちぼち銀河」をリリース。


2016年には第一詩集「さばーく」を上梓。同年、第5回エルスール財団新人賞<現代詩部門>を受賞。詩やエッセイ、絵本の物語などの寄稿も多数。2023年、足掛け7年にわたる文芸誌「文學界」での連載をまとめたエッセイ集「きれぎれのダイアリー」を上梓。


自身の作品発表以外にも、楽曲提供、映画やドラマへの出演、ミュージックビデオの撮影・編集を含めた完全単独制作など、その表現は形態を選ばない。

 



先日、約12年ぶりとなる待望のニューアルバム『らんど』をMaturi Studioからリリースする事を発表したZAZEN BOYS。

 

本日突如、先行配信SG「永遠少女」を各音楽配信サイトでリリース。同時にApple Music、Spotify、amazon music、YouTube musicではアルバム「らんど」の事前予約もスタート。併せてチェックしてほしい。ニューシングルは、向井秀徳の代名詞となるコアなカッティングギター、狂気と正気の狭間をさまよう生々しいリリック、圧倒的なバンドアンサンブルにより、どのような曲の結末を迎えるのかに着目してもらいたい。今週のBest New Tracksに認定。



更に現在、開催中の「ZAZEN BOYS TOUR MATSURI SESSION 2024」の追加日程も発表された。ツアーは4月5日に新潟で始まり、向井秀徳にとって思い入れの深い札幌Penny Lane 24の公演で幕を閉じる。約12年ぶりのアルバムリリースに向け、精力的に活動するZAZEN BOYSに注目して頂きたい。 

 

 

 「永遠少女」

 

 

 

 

リリース詳細

・先行配信シングル
アーティスト ZAZEN BOYS
タイトル   永遠少女
Label          MATSURI STUDIO
配信日    2023年12月20日


*各音楽配信サイトにて
ZAZEN BOYS「永遠少女」「らんど」

 

配信リンク:


https://ssm.lnk.to/Rando




Zazen Boys 『らんど』 NEW ALBUM




Label          MATSURI STUDIO
発売日    2024年1月24日(水)
価格     3000円+税(CD)
品番     PECF-3287
POS     4544163469411
形態     CD、Digital

 


Tracklist(収録曲):

 

1 DANBIRA
2 バラクーダ
3 八方美人
4 チャイコフスキーでよろしく
5 ブルーサンダー
6 杉並の少年
7 黄泉の国
8 公園には誰もいない
9 ブッカツ帰りのハイスクールボーイ
10 永遠少女
11 YAKIIMO
12 乱土
13 胸焼けうどんの作り方

 

 

・ツアー詳細 ZAZEN BOYS TOUR MATSURI SESSION 2024

 

ZAZEN BOYS オフィシャル先行


受付URL:https://ticket-frog.com/e/zbtms202404-06

 
受付期間:2023年12月20日(水)20:00〜2024年1月8日(月・祝)23:59

 



・4月5日(金)新潟CLUB RIVERST

 
開場18:30/開演19:00
(問)FOB新潟 025-229-5000 <平日:11:00〜17:00>



・4月6日(土)郡山HIPSHOT JAPAN

 
開場17:30/開演18:00
(問)GIP https://www.gip-web.co.jp/t/info



・4月12日(金)水戸ライトハウス

 
開場18:30/開演19:00
(問)ADN STATE 050-3532-5600 <平日12:00-17:00>



・4月14日(日)盛岡CLUB CHANGE WAVE

 
開場17:30/開演18:00
(問)GIP https://www.gip-web.co.jp/t/info



・4月20日(土)那覇桜坂セントラル

 
開場17:30/開演18:00
(問)PM AGENCY 098-898-1331 <平日11:00〜15:00>



・5月9日(木)京都磔磔

 
開場18:00/開演18:30
(問)YUMEBANCHI(大阪) 06-6341-3525<平日12:00~17:00>



・5月10日(金)福井CHOP

 
開場18:30/開演19:00
(問)FOB金沢 076-232-2424 <平日:11:00〜17:00>



・5月18日(土)鹿児島CAPARVO HALL

 
開場17:00/開演18:00
(問)BEA 092-712-4221<平日12:00〜16:00>


・6月8日(土)札幌PENNY LANE24

 
開場17:00/開演18:00
(問)WESS info@wess.co.jp 

 


提供していただいたリリース情報を中心に、J-POPの注目のリリース情報をジャンルレスに紹介するという新しいコーナー。


ここでアジアのポップスのイマがまるわかり。それでは早速日本の音楽のサファリに行ってみよう!!

 

 


 Campanella 「Miyama」


 

愛知県のラッパー、カンパネルラ。今回のニューシングル「Miyama」では、Ramzaがプロデュースを手掛けた。

 

以前からアーティストの名前は知っていたが、改めてリアルな音源にふれると、ラップという枠組みのとらわれないクールな音楽性が魅力。エレクトロニックやIDMのバックトラックに関しては、ジョーダン・ラカイを彷彿とさせる。ラップやフロウに関しては、背後のビートを強調するかのように紡がれる。ブレイクビーツからの影響が感じられる。アーバンなラップ。OMSBのような質感を持つ繊細さと力強さを兼ね備えたカンパネルラの巧みなリリックの運びに注目。

 

 


 

 

 

配信リンク:

 

https://campanella.lnk.to/MiYama 


 

Claquepot 「mellow yellow」

 

このアーティストは実は、公式のプレスリリースでは言及を控えていたが、「D-ICE」のメンバーで、テレビ番組の楽曲を提供したり、Indigo la endの川谷さんと共同制作をしたこともある。

 

シングルを聴いてみると、基本的にはJ-POPのトレンドとなる音楽性を下地にして、現在のロンドンのしっとりとしたネオソウルを思わせるメロウなメロディーとリズムを付加している。少し甘い感じのボーカルが、このアーティストの魅力かもしれない。曲全体にはサマーチルの雰囲気が漂い、ボーカルのスタイルはラップに近い。週末のくつろぎのひとときのお供にどうぞ。

 


 

 

配信リンク:

 

https://ssm.lnk.to/my_c 

 

 

DYGL 「Shadow」

 


ここで紹介するのは東京のインディーロックバンド、DYGL(デイグロー)です。個人的に大好きなロックバンドが2ついて、一つは、ミツメ、それからこのDYGL。両者ともに数少ない日本の正真正銘のオルタナティヴロックバンドであると思っている。

 

ニューシングルでは90年代から00年代のUSオルタナティヴを踏襲している。Guided By VoicesやPavementを思わせる乾いた感じのギターラインに、それほど巧みではないがシンプルな質感を持つ英語のリリックが載せられる。曲全体に漂うエバーグリーンな感覚は、AVYSSのインタビューでも語っていたように、バンドメンバーがエモからの影響を大切にしているからと思われる。ワールドワイドなオルタナティヴロックバンドであり、今後の活躍にも期待していきたい。

 

 

 

 

配信リンク:

https://dayglo.lnk.to/Shadow 



shuwa shuwa 「nagame (reflection)」


 

Shuwa Shuwa。個人的にこれから日本でヒットしそうな予感を感じている。デュオ編成で、基本的にはエレクトロニックを主体としているが、J-Popのセンスの良いボーカルがふんわり載せられる。また、ニューシングルにはソウルミュージックの影響も感じられ、さらにポピュラー性の中にはアーバンな雰囲気も漂う。真夜中の南青山をドライブしながら聴いてみると最高かもね。



 

 

 

Syuta Hasunuma(蓮沼執太) 「One Window」

 


現在、注目すべき日本のエレクトロニック・プロデューサーを挙げるとするなら、福岡のDuennさん、東京の蓮沼さん、そしてもうひとりは、DE DE MOUSEの遠藤さんである。皆それぞれ別の音楽の形とスタイルを持っているが、制作者としての才覚に関しては傑出したものがある。

 

上記のミュージシャンに共通しているのは、日本の電子音楽/エレクトロニックという枠組みにとらわれず、世界的な目線で音楽そのものを俯瞰していることかもしれない。昨年、日本の伝説的なタブラ奏者で、レイ・ハラカミとのコラボレーションでお馴染みのU-Zhaanとのアルバム『Good News」を発表した。実は、U-Zhaanさんは本場仕込みのインドカレーの達人でもある。

 

先日のニューアルバム『unpeople』に続いて発表されたニューシングル「One Window」では、エレクトロニカとクラシカルを融合させ、癒やしの質感溢れるトラックを制作している。今回の新曲では、アーティストらしい叙情性と感覚的に描出したいイメージが絶妙に合致を果たしている。



 

 

 

配信リンク:

 

https://virginmusic.lnk.to/onewindow




印象派 「総力戦」




J-POP Trendsの最後を飾るのは、スペース・シャワーの注目株のオルタナティヴロックデュオ、印象派。エレクトロポップ・デュオという紹介がなされているものの、明らかにオルタナの範疇にある音楽である。

 

印象派に関しては、オルタナティヴなひねりのきいたギターライン、そして美しいボーカルの中にはちょっとした棘がある。それがどのようにささるかは、リスナーの感性次第である。ボーカルラインは、J-POPらしさがあるが、一方、ガチャポップほどにはトレンドを意識していない。ギターラインとドラム、ベースには複雑性があり、ロンドンのポスト・パンクバンドのようなフックもある。そしてジャポニズムのテイストもボーカルラインになんとなく漂っている。今後、なにかやってくれそうなオルタナティヴロックデュオとして最後にご紹介しておきます。

 

 

 

 

配信リンク;


https://ssm.lnk.to/WWIII