ラベル New Releases の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル New Releases の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
Lutalo
©︎Winspear


バーモント州を拠点に活動するシンガー・ソングライター、Lutalo(ルタロ・ジョーンズ)は、新作『The Academy』のリリースを発表した。Winspearから9月20日にリリースされる。アルバムの最初のリードシングル「Ocean Swallows Him Whole」のミュージックビデオは下記よりご覧ください。


2024年1月、テキサス州エルパソの名高いソニック・ランチ・スタジオで録音され、ジェイク・アロン(スネイル・メール、プロトマーティア、レイン)と共にセルフ・プロデュースされた。


『ザ・アカデミー』を聴くと、ここ数年で見た最高のアンダーグラウンド映画を見るような気分になる。一人の登場人物の具体的な物語を通して強烈な影響を与え、ルタロがこの世代のインディー・ロックの特異な声として確立される。


このアルバムのタイトルは、一般的な青春体験と、ルタロが実際に通っていた学校(F・スコット・フィッツジェラルドも偶然にも短期間通っていた学校)を指しており、それ自体が二重の意味を持つ。ゴージャスなフォーク調のナンバー "Summit Hill "では、ルタロは親友とその名の由来となった地域をぶらつき、大邸宅に感嘆し、同じような壮大な生活に憧れたことを回想している。


「ふたりとも低所得の家庭で育ったのに、奨学金で州で最も学費の高い学校のひとつに入学したんだ」とルタロは説明する。


「映画『華麗なるギャツビー』と同じように、ライフスタイルの重なり合いがありました。私たちは若かったけれど、責任の少ない時代の思い出を抱いていた。快適な時間を待っている」



「Ocean Swallows Him Whole」

 



Lutalo 『The Academy』


Label: Winspear

Release: 2024年9月20日



Tracklist:


Summit Hill

Ganon

Ocean Swallows Him Whole

Broken Twin

Big Brother

Caster

3

Oh Well

About (Hall of Egress)

Haha Halo

Lightning Strike

The Bed

 

Suki Waterhouse


ロンドン出身のSuki Waterhouse(スキ・ウォーターハウス)はSUB POP期待のシンガー。2024年、コーチェラ・フェスティバルに出演し、世界的な存在感を示しつつあるシンガーソングライターである。歌手としての活動のほか、女優、ファッションモデルとしての表情を持つ。

 

コーチェラの出演に合わせて発表された直近のシングルのリリースに続いて、ニューアルバム『Memoir of a Sparklemuffin』のリリースが決定した。9月13日にSub Popから発売される。18曲入りの2枚組のアルバムで、シングル「Supersad」がリードシングルとして公開された。 


「Supersad」はブラッド・クックとアルバムのエグゼクティブ・プロデューサーのイーライ・ハーシュがプロデュースし、チェルシー・バラン、ジョン・マーク・ネルソン、リリアン・カプートが参加。

 

「"クルーレス "のショッピングモールで流れていたり、"リーガリー・ブロンド "のオープニングで流れていたりするような90年代の曲を書こうと思ったの」と彼女はプレスリリースで語っている。


このレコードのコンセプトについて、スキ・ウォーターハウスは次のように付け加えた。「私はスパークルマフィンに出会った。これは、私たちみんなが踊っている人生のダンスのメタファーなんです。このタイトルは、私にとっては滑稽で、ばかばかしく、素晴らしいものでした」

 

 

「Supersad」

 

 

・Suki Waterhouse 『Memoir of a Sparklemuffin』 

『Memoir of a Sparklemuffin』

Label: Sub Pop

Release: 2024年9月13日

 

Tracklist:


1. Gateway Drug

2. Supersad

3. Blackout Drunk

4. Faded

5. Nonchalant

6. My Fun

7. Model, Actress, Whatever

8. To Get You

9. Lullaby

10. Big Love

11. Lawsuit

12. OMG

13. Think Twice

14. Could’ve Been A Star

15. Legendary

16. Everybody Breaks Up Anyway

17. Helpless

18. To Love

 

Bill Callahan
©︎Ryan Davis

アメリカの良質なシンガーソングライター、Bill Callahan(ビル・キャラハン)は、ライヴアルバム『Resuscitate!』のリリースを発表した。7月26日にDrag Cityから発売される。


このアルバムには、2022年3月22日にシカゴのタリア・ホールで行われたビル・キャラハンのパフォーマンスが収められている。


ギターのマット・キンゼイ、アルト・サックスのダスティン・ローレンツィ、ドラムのジム・ホワイトのほか、特別ゲストとしてピアノのナサニエル・バリンジャー、ヴォーカルのパスカル・ケロンア、アルト・サックスのニック・マザレラ、ゲンブリのジョシュア・エイブラムス、ハルモニウムのリサ・アルバラードが参加している。


ビル・キャラハンは2022年10月に最新アルバム『YTI⅃AƎЯ』をリリースした。プレスリリースで彼は次作について説明している。


「『YTIȚAȚЯ』のツアーから生まれたライブ・アルバムなんだ。曲はレコーディング後に変異する傾向がある。この曲はいつもより早く変異していた。研究所でブルース・バナーに起こったことのように、私はこれらの曲がスーパーパワーを手に入れようとしていることを知っていた」


「私としては、この変化を記録する必要があった。何かを文書化することの一番の利点は、作り手が次に進みたいと思ったとき、それに許可を与えることなんだ。私は通常、前に進むことを好ましくおもっています」


「これらの曲は、アメリカの中心地シカゴでレコーディングされた。そして、この国で最高のクラブのひとつで-私は、Live Nation/Ticketmasterと絡んでいない会場とだけ仕事をするようにしている。タリア・ホール、ベイビー。自由であって欲しい!!」




 Bill Callahan『Resuscitate!』


Label: Drag City

Release: 2024年7月26日

 

 
Tracklist:


1.First Bird
2.Coyotes
3.Keep Some Steady Friends Around
4.Partition
5.Drover
6.Pigeons
7.Everyway
8.Naked Souls
9.Natural Information
10.Planets

 


元ソニック・ユースのギタリスト、Thurston Moore(サーストン・ムーア)はギタリストとして以前と変わらぬ創造性を発揮している。そのことを証明付ける9枚目のソロアルバム『Flow Critical Lucidity』がザ・デイドリーム・ライブラリー・シリーズから9月20日にリリースされる。

 

最初の発表に合わせて、StereolabのLætitia Sadierをフィーチャーしたシングル「Sans Limites」を公開した。このアルバムには他にも「Isadora」、「Hypnogram」、「Rewilding」が収録されている。


この新曲について、サーストン・ムーアは声明の中で次のように述べている。


「Sans Limites'は、ギターとピアノの周期的な音で始まり、一回転するごとにどんどん広がっていく。兵士は善戦できるという考え。戦争に反対する戦士」

 


「Sans Limites」


Thurston Moore 『Flow Critical Lucidity』


Label:  Daydream Library

Release: 2024/09/20


Tracklist:


1. New in Town

2. Sans Limites

3. Shadow

4. Hypnogram

5. We Get High

6. Rewilding

7. The Diver

 

©Raphael Gaultier


ニューヨークのソウルコレクティブ、MICHELLEがニューアルバム『Songs About You Specifically』を発表した。

 

2022年の『AFTER DINNER WE TALK DREAMS』に続くこのアルバムは、9月27日にTransgressiveから発売される。本日の発表に合わせtて、新曲「Oontz」が公開された。


MICHELLEはニューアルバムの制作中、カリフォルニア州オハイに家を間借りすることにした。トカゲ、熟したサボテンの実の匂い。どこまでも続く砂浜に囲まれ、彼らはこれまで経験したことのない孤独感と親近感を味わった。

 

それは彼らの作品のトーンを変えたことは言うまでもない。以前の彼らの音楽は、都会での煮言うまでもないアーバンな落ち着きのなさを表現していたが、新曲は、星空のようなシューゲイザーの回想、巧みなファンクのリフ、軽快な80年代のシンセ・ポップへと蛇行し、広がっていく。まさしく音楽的な集団ーーコレクティヴとしての他では得難い個性と新しい可能性を示唆している。


ツアーに費やした数ヶ月、オハイでの共同生活の経験は、バンド間に新たな絆を育んだ。エマ・リーは言う。

 

「このグループのメンバーほど親密には知り合えないような、ほとんど生涯付き合ったことのない友人もいます」

 

「人生の中で、他のどんな種類の人間関係でも、そんな機会はない。互いに育んだ信頼感と心地よさのおかげで、曲作りにおいてもより率直で無防備になることができた」

 

「一般的な恋愛や別れの曲を書くのはとても簡単だ」とジュリアン・カウフマンは言う。「でも、これらのストーリーの多くは真実なんだ。私たちは本当に正直なところから来ているんだ」



彼らの新たな親密さは、より傷つきやすい音楽を書くのに役立った。特に『Songs About You』では、メンバーは複雑な欲望を表現し、後悔の念を口にし、自分勝手な瞬間を自認している。ペースを落とし、雑念を断ち切り、正直であることを必要とするコミュニティの親密さを育むことで、MICHELLEは真実のように感じられるフルアルバムのコレクションを完成させた。

 

 

「Oontz」




MICHELLE 『Songs About You Specifically』


Label: Transgressive

Release: 2024年9月27日


Tracklist:


1. Mentos and Coke

2. Blissing

3. Akira

4. Cathy

5. Dropout

6. Noah

7. Missing on One

8. I’m Not Trying

9. Oontz

10. Painkiller

11. Trackstar


 


東京のシンガーソングライター、柴田聡子は今年2月下旬に新作アルバム『Your Favorite Things』をリリースした。フルレングスはバンドセットで録音され、岡田拓郎、まきやまはる菜、浜公氣との共同制作。

 

プロデューサーには、Yves Tumor,Ariel Pink、Paramoreなどの作品を手掛けるDave Cooley(デイヴ・クーニー)を抜擢している。先月にはヴァイナル・ヴァージョンもリリース済み。

 

今回、最新アルバムの収録曲「Reebok」が7inchとしてシングルカットが決定。Aサイドにはオリジナルが収録され、Bサイドにはリミックスが収録される。本作はAWDR/LR2から8月21日に発売予定です。


リミックスを手掛けたのは、キー局のテレビドラマの主題歌制作などでもお馴染みのtofubeats。両ミュージシャンからのコメントが到着しています。下記よりご覧下さい。

 

 

柴田聡子によるコメント:


もしシングルカット出来たら最高だと思っていた「Reebok」をほんとうに7inchにしていただき幸福すぎます!


そしてtofubeatsさんによる、このまま時を止めてこの音楽の中に居させておくれ……と願わずにはいられないすばらしいリミックスまでいただき幸福に幸福が重なり最高の気持ちです。そしてこの度のすばらしいアートワークは坂脇慶さんです。


アルバム「Your Favorite Things」から軽やかにするどく展開した先が超格好良くて最高です。皆さまに感謝しかありません。ありがとうございます!私もほんとうに楽しみです。ぜひお手にとってください!どうぞよろしくお願いいたします。



tofubeatsによるコメント:


当時面識の全く無かった柴田さんの「後悔」をTV番組で紹介してから早7年、当時も今も稀代のSSWであり続けている柴田さん。

そんな氏の楽曲をリミックスさせていただけて、仕事で関わらせていただけるなんて大変光栄なオファーでした。

最新作からどの楽曲が自分に届くんだろう…と思っていたところ届いたのは「Reebok」のステム・データでした。

この7インチのリリースタイミングは雨の多い季節ということで、そんな時期に合わせたリミックスになっております。

ぜひ家でゆっくりと針を落としてみてください。

 



Reebok / Reebok (tofubeats remix) [7INCH](リーボック リーボック トーフビーツ リミックス セヴンインチ)-NEW REMIX





■アーティスト|   柴田聡子(シバタサトコ)

■アルバムタイトル| Reebok / Reebok (tofubeats remix) [7INCH](リーボック リーボック トーフビーツ リミックス セヴンインチ)

■リリース日|    2024年8月21日(水)

■品番|       DDKB-91026

■販売価格|     2,000円+Tax

■仕様|       7INCH

■レーベル|     AWDR/LR2


A. Reebok

B. Reebok (tofubeats remix)



柴田 聡子 SATOKO SHIBATA:


シンガー・ソングライター/詩人。北海道札幌市出身。武蔵野美術大学卒業、東京藝術大学大学院修了。

2010年、大学時代の恩師の一言をきっかけに活動を始める。

2012年、三沢洋紀プロデュース多重録音による1stアルバム『しばたさとこ島』でアルバムデビュー。以来、演劇の祭典、フェスティバル/トーキョー13では1時間に及ぶ独白のような作品『たのもしいむすめ』を発表するなど、歌うことを中心に活動の幅を広げ、2022年、6枚目のオリジナルアルバム『ぼちぼち銀河』をリリース。

2016年には第一詩集『さばーく』を上梓。同年、第5回エルスール財団新人賞<現代詩部門>を受賞。詩やエッセイ、絵本の物語などの寄稿も多数。2023年、足掛け7年にわたる文芸誌『文學界』での連載をまとめたエッセイ集『きれぎれのダイアリー』を上梓。雑誌『ユリイカ』での特集も決定するなど、詩人としても注目を集めている。

自身の作品発表以外にも、楽曲提供、映画やドラマへの出演、ミュージックビデオの撮影・編集を含めた完全単独制作など、その表現は形態を選ばない。

2024年2月28日、最新アルバム『Your Favorite Things』をリリースした。

 


ロンドンのジャズグループ、エズラ・コレクティヴは、3枚目のスタジオ・アルバム「Dance, No One's Watching」を9月27日にリリースすると発表した。


5人組は2作目のアルバム『Where I'm Meant To Be』(レビューを読む)でマーキューリー賞を受賞し、イギリス国内にモダンジャズ旋風を巻き起こした。このアルバムは2022年のMTのベストリストに掲載済み。その後、グループはビルボード・トーキョーで来日公演を行った。


4月にリリースされた「Ajala」に続くセカンドシングル「God Gave Me Feet For Dancing」はロンドンのソウル/レゲエシンガー、ヤズミン・レイシーをフィーチャー。レイシーの最新作『Voice Notes』は昨年のMTのベストリストに掲載済み。


エズラのアフロジャズのテイストはそのままに、ヤズミン・レイシーのメロウなボーカルとコレクティブのアンサンブルが心地よいグルーヴを生み出す。最新リリースについて、バンドのフェミ・コレオソはこう語っている。


「自分もイフェもTJもみんな教会で育った。ダンスはクラブという空間以上に大きなものだよ。『God Gave Me Feet For Dancing』は、僕ら5人にとって、エズラ・コレクティブのその要素を知るための窓のようなものなんだ」


「聖書には''ダビデが主の御前で踊る''という物語があって、それはいつも私にインスピレーションをもたらしてくれた。だから、『God Gave Me Feet For Dancing』は、もっとスピリチュアルな意味でダンスを見るためのものだよ。人生の嫌なことを振り払い、代わりに踊ることができるのは、神から与えられた能力でもあるのさ」



「God Gave Me Feet For Dancing」



Ezra Collective 「Dance, No One's Watching」



Label: Partisan

Release: 2024年9月27日


Tracklist:

1. Intro

2. The Herald

3. Palm Wine

4. God Gave Me Feet For Dancing (feat. Yazmin Lacey)

5. Ajala

6. The Traveller 

7. N29

8. No One's Watching Me (feat. Olivia Dean) 

9. Hear My Cry

10. Shaking Body

11. Expensive

12. Streets is Calling (feat. M.anifest & Moonchild Sanelly)

13. Why I Smile

14. Have Patience

15. Everybody

©Violet Teegardin


ジョージア州アトランタのインディーロックバンド、Lunar Vacaton(ルナー・ヴァケイション)はニューアルバム『Everything Matters, Everything's Fire』を発表した。

 

最初の発表に合わせて、俳優/ミュージシャンのフィン・ウォルフハードが監督したリードシングル「Set the Stage」のビデオが公開された。


「前作は、超プロデュースされ、手入れされていた」 ギター&ヴォーカルのマギー・ジーズリンは声明で述べている。「今回のアルバムはオーガニック。私たちはミスを受け入れることにした」


「この曲は、私が初めて誰かのことを書いて、その人に送ったラブソング。そんなことをするのはこれが最初で最後」

 

「Set the Stage」について、Grace "Gep" Repasky(グレース・レパスキー)は次のように声明で語っている。

 

「愛は本当に奇妙なことをさせる。曲を完全に実現するためには、私のほうで説得をこころみる必要があった。でも、それこそバンド仲間と音楽を作ることの醍醐味でもあるんだ。彼らは理性の代弁者で、私は彼らを信頼しています。おのずと、一旦それらの障壁がなくなると、私達は燃え上がり、悲しくアコースティックなデモの雰囲気は今のようなモンスターに変化しました」

 

ミュージックビデオを手掛けたフィン・ウォルフハードは、「『Set the Stage』を聴いた時、雰囲気のあるサウンドに心を奪われました。フィードバックとドローンのギターは、暗くて豊かな環境を想像させたんだ。レパスキーの美しいメロディーは、明るさと陽気さをもたらして暗さを相殺する。つまり目標は、そのメロディーをダンスに反映させることだった」と述べている。

 

ニューアルバム『Everything Matters, Everything's Fire』はKeeled Scalesから9月13日にリリースされる。

 

 

 「Set the Stage」



 

 

Lunar Vacationにはユニークな結成秘話がある。高校在学中の2016年、グレースとマギー・ジースリン(Maggie Geeslin)が「バンドを始めるべき」と教師に勧められて結成された。以後、ジョン・マイケル・ヤング(John Young)とコナー・ダウド(Connor Dowd)とジャムり、彼らをグループに招き入れ、最初のライナップが固まった。

 

2017年、キーボード奏者が脱退した後、彼らはマッテオ・デルルジオ(Matteo DeLurgioを)採用。2017年、『Swell』というタイトルの1st EPを発表。2018年、2nd EP『Artificial Flavors』を発表した。



2019年、ジョン・マイケル・ヤングはバンドを離脱し、ソロに転向した。2021年、バンドはデビュー・アルバム『Inside Every Fig Is A Dead Wasp』をKeeled Scalesからリリースした。アルバムは、Grouploveのダニエル・グリーソンがプロデュースを手掛けている。現在は、マイケル・ヤングの後任メンバーとして、ベン・ウルカン(Ben Wulkan)が加入している。

 

 

Lunar Vacation  『Everything Matters, Everything's Fire』

Label: Keeled Scales

Release:2024年9月13日

 

Tracklist:


1. Sick

2. Set the Stage

3. Tom

4. Erase All the B’s

5. Bitter

6. Fantasy

7. Just for Today

8. Better Luck

9. You Shouldn’t Be

 

©Julia Khiroshilov

通年のリリース情報を通じて、春先から夏場にかけて注目のアルバムが量産されるが、その合間を縫うようにして、秋ごろにかけてひっそりと面白い作品が発売されることがある。もしかすると、ブレア・ハワートンを擁するWhy Bonnieの二作目のアルバムもそうなるかもしれない。

 

オルタナティヴロックバンド、Why Bonnie(ホワイ・ボニー)は、出身地のテキサスからニューヨークに拠点を移し2022年にデビューアルバム『90 In November』をKeeled Scalesから発表し、耳の早いコアなオルタナティヴロックファンに注目を集めた。

 

音楽シーンにインパクトを与えるまでにはいたらなかったものの、ニューヨークの5人組のファーストアルバムは、以降のインディーロックとアメリカーナの融合のトレンドを予兆していた。タイトル曲、「Nowhere In LA」、「Hot Car」等、南部への郷愁を込めたエモーショナルなロックソングが、ミネアポリスのReplacementsのような特異な音楽的な印象に縁取られていた。

 

Why Bonnieは、2024年に入り、Fire Talkと新しいリリースのライセンス契約をかわしたことについて、資本主義の重さについて考えたとフロントパーソンはシンプルな言葉を添えていた。Bnny、Wishy、Cola,Packs、Mandy Indianaなど、今をトキメク魅力的なアルトロックのロースターを複数抱えるカナダのレーベルとの契約は、バンドが宣伝的なバックアップを得たことになる。

 

新作アルバム『Wish on the Bone』は、ブレア・ハワートンがジョナサン・シェンクと共同プロデュースを行った。アルバムには先行配信されたシングル「Dotted Line」と合わせて新曲「Fake Out」が併録される。


バンドのブレア・ハワートンによれば、「そうであることを不可能にする世界で、本物であろうとすること」について歌っている。

 

 

 「Fake Out」

 

 

ボーカリストはブレア・ハワートンはこの2年間で大きな心境の変化があったと回想し、同じやり方にこだわらないことが大切だと述べている。

 

「あのアルバムから私は変わったし、これからも変わり続けるだろうと信じている。もしかしたら、2年後の私は全く同じ人間ではないかもしれない」


この言葉は、人間的な成長だけを反映するにとどまらず、バンドの音楽が歳月とともに変化せざるをえないことを表している。ボーカルのハワードンは、このことをファッションに喩えている。


「音楽的に新しい帽子をかぶってみた。このアルバムには、まだカントリーも入っているんだけど、1つのことに固執しようとは考えていなかった。より大胆に、より自己主張することを学び、自分自身を信頼するようになった個人的な経験は、私の音楽にもしたたかに受け継がれていると思います」


Why Bonnieのニューアルバム『Wish on the Bone』は8月30日にFire Talkからリリースされる。

 

 

Why Bonnie 『Wish on the Bone』



Label: Fire Talk

Release: 2024年8月30日


Tracklist:


1. Wish On The Bone

2. Dotted Line

3. Rhyme or Reason

4. Fake Out

5. Headlight Sun

6. Green Things

7. All The Money

8. Peppermint

9. Three Big Moons

10. Weather Song

11. I Took The Shot

 

©︎Anna Lee


UKのロックバンド、コールドプレイが3年ぶりのアルバムを発表した。2021年の『Music of the Spheres』に続く『Moon Music』は10月4日にリリースされる。そのファースト・シングル「feelslikeimfallinginlove」は、バンドが昨夜、ブダペストのプスカース・アレーナでのソールドアウトしたスタジアム・ライヴで初披露したナンバーで、今週末、6月21日(金)にリリースされる。


近年、コールドプレイはロックバンドとして環境保護活動に取り組んでいる。ライブ活動が内輪向けの消費のためだけではなく、より良い社会を作るための働きかけを行おうという姿勢を保持している。更に、コールドプレイは、『Music of the Spheres』のリリースを兼ねた最新のライブツアーにおいてCO2排出量の削減に率先して着手し、59%のエネルギー削減目標を掲げている。これは、バンドがイギリスの音楽賞ブリット・アワードの取り組みと足並みを揃えていることを表す。


マックス・マーティンのプロデュースによる「Moon Music」は、140gのEcoRecord rPET LPとしてリリースされる世界初のアルバムとなる。プレスリリースによると、『ムーン・ミュージック』(EcoRecord LPとEcoCDの両方)の初回限定盤は、今後のどのエディションよりも「高い仕様」で生産される。初回のプレスにはコールドプレイプレイのサインがディスクに付属している。


コールドプレイは『ミュージック・オブ・ザ・スフィアーズ』を引っ提げたワールド・ツアーの真っ最中で、11月16日にニュージーランドのオークランドで行われる2公演目でツアーは幕を閉じる。



Coldplay 『Moon Music』




Pale Waves(ペール・ウェーヴス)はニュー・アルバム『Smitten』を発表し、リード・シングル「Perfume」を公開した。マンチェスターの4人組は昨夜、BBC Radio 1のHottest Recordとしてこの曲を初披露した。彼らのシンセにインスパイアされた80年代の初期作品と共通点が多く、瑞々しくドリーミーなクオリティが特徴だ。


"I wanna make / I wanna make you my girl "のコーラスの前に、"My mother said when I want something I never let it go / Call me obsessed, but I don't mind just if it's all mine "とヘザー・バロン・グレイシーが歌う。


「Smitten」は、アメリカとイギリスの間で2年間かけて書かれたもので、Pale Wavesが北部のルーツを振り返っている。「ある時期だけでなく、数年前からの私の人生全体について書いている自分に気づいた」とバロン=グレイシーは言う。


「恋に落ちると、深く落ち込んでしまう。誰かにとても魅了され、ほれ込んだと感じることができるのに、その相手が全く知らない人になることがあるのは、私にとって興味深いことだ。だから "Smitten "は、ある時点で私が他の人に感じたことを完璧に要約しているような気がする。


バンドの4枚目のアルバムとなる「Smitten」は、9月20日にDirty Hitからリリースされる。







Pale Waves 『Smitten』


Label: Dirty Hit
Release: 2024年9月20日


Tracklist:

1. Glasgow
2. Not A Love Song
3. Gravity
4. Thinking About You
5. Perfume
6. Last Train Home
7. Kiss Me Again
8. Miss America
9. Hate To Hurt You
10. Seeing Stars
11. Imagination
12. Slow


Toro Y Moi(チャズ・ベア)がニューアルバム『Hole Erth』で帰ってくる。このアルバムは9月8日にDead Oceansから発売される。『Mahal』に続く8作目のフルアルバム。

 

このアルバムは、アンセミックなポップ・パンクとオートチューニングのメランコリックなラップをクロスオーバーし、彼の多彩な音楽の趣味を反映させている。、チャズ・ベアの音楽史-パンクやエモに没頭した幼少期、現代ラップ界の大物たちのプロデュースを手がけた過去を網羅している。



ベン・ギバード、ポーチズ、ケヴィン・アブストラクト、グレイヴ、ケニー・メイスン、ドン・トリヴァー、ダックワース、イライジャ・ケスラー、レフなど、豪華なゲストが参加している。


リード・シングルの「Tuesday」は西海岸のポップ・パンクをラップ側から解釈したようなナンバー。この曲についてチャズ・ベアは次のように説明している。


「この郊外のアンセムを楽しんでもらいたい。大人になってからは、メインストリームとアンダーグラウンドのアーティストの境界線はしばしば物議をかもしたが、今ではその境界線は曖昧になり、何が好きなのかさえわからなくなってしまった...ときもある」

 

 

 「Tuesday」



アルバムの発表に合わせて、トロ・イ・モイはロサンゼルスのハリウッド・フォーエヴァー墓地でのヘッドライン公演とザック・フォックスのサポートDJセット、翌月のニューヨークのノックダウン・センターでの公演を発表した。

 

これらの公演は、8月にカリフォルニア州バークレーのグリーク・シアターで行われるヘッドライン公演の発表に続くものである。彼にとってこれまでで最大の公演であり、2019年にサンフランシスコのThe Fillmoreで2晩を完売させて以来、この地域では初のヘッドライナー公演となる。



Toro Y Moi Tour Date:


8/9 – Vancouver, BC @ Vogue Theatre
8/10 – Seattle, WA @ Thing Fest
8/11 – Portland, OR @ The Best Day Ever Festival
8/13 – Berkeley, CA @ Greek Theatre (with Aminé)
9/20 – Los Angeles, CA @ Hollywood Forever with Zack Fox (DJ Set)
10/3 – Queens, NY @ The Knockdown Center
10/18 – 10/19 – Miami, FL @ III Points Festival




Toro Y Moi 『Hole Erth』

Label: Dead Oceans

Release: 2024年9月8日


Tracklist:

1. Walking In The Rain

2. CD-R

3. HOV

4. Tuesday

5. Hollywood (Feat. Benjamin Gibbard)

6. Reseda (Feat. Duckwrth & Elijah Kessler)

7. Babydaddy

8. Madonna (Feat. Don Toliver)

9. Undercurrent (Feat. Don Toliver & Porches)

10. Off Road

11. Smoke (Feat. Kenny Mason)

12. Heaven (Feat. Kevin Abstract & Lev)

13. Starlink (Feat. Glaive)

 

 

 

Toro Y Moi:

 

トロ・イ・モワは、サウスカロライナ出身でベイエリアを拠点とするチャズ・ベアによる12年以上にわたるプロジェクトである。

 

2008年の世界的な経済破綻をきっかけに、Toro y Moiはチルウェイヴとして広く知られるサブジャンルの旗手として頭角を現した。その後10年間、彼の音楽とグラフィック・デザインは、その特別な呼称をはるかに、はるかに凌駕してきた。偉大なレーベル、Carparkとの9枚のアルバムを通して、彼はサイケ・ロック、ディープ・ハウス、UKヒップホップ、R&B、そしてその枠を超え、むしろ象徴的で明るくきらめくToro y Moiの指紋を失うことなく探求してきた。

 

ベアーはグラフィックデザイナーとしても活動している。ナイキ、ダブラブ、ヴァンズなどのブランドとコラボレートしてきた。ソングライター、プロデューサーとしても、タイラー、ザ・クリエイター、フルーム、トラヴィス・スコット、HAIM、ティーガン&サラといったアーティストとコラボしている。

 

©︎Colin Matsui

ワシントン州タコマのインディーロックバンド、Enumclaw(イーナムクロー)がセカンド・アルバム『Home in Another Life』を発表した。


2022年の『Save the Baby』に続くこのアルバムは、8月30日にバンドの新しいレーベル、ラン・フォー・カバーからリリースされる。このアルバムは、ベン・ザイディとエナムクローが共同プロデュースした。


本日の発表では、ニュー・シングル「Change」がリリースされ、頻繁にコラボレートしているジョン・C・ピーターソンが監督したビデオも公開された。アルバムのジャケットとトラックリストは以下を参照のこと。


「Change」





Enumclaw 『Home in Another Life』



Label: Run For Cover

Release: 2024年8月30日


Tracklist:

1. I’m Scared I’ll End Up All Alone

2. Not Just Yet

3. Sink

4. Spots

5. I Still Feel Bad About Masturbation

6. Haven’t Seen The Family In A While, I’m Sorry

7. Grocery Store

8. Change

9. Fall Came Too Soon And Now I Wanna Throw Up

10. This Light Of Mine

11. I Want Somethings For Myself

 

©Alice Baxley


ロサンゼルスのフィドラー(FIDLAR)は”ガレージロックバンドという触れ込みで紹介されることもあるが、実際のところは、アメリカの西海岸のポップパンクやポストハードコアの次世代を担い、グリーン・デイ、ザ・オフスプリング、SUM 41、MxPxのフォロワー的な存在である。


最初期のBeastie Boysのようなスケーターパンクをベースにして、アンセミックなフレーズ、カオティックなリフを織り交ぜ、ストップ・アンド・ゴー、ストレイト・エッジによるテクニカルな構成を散りばめている。タテノリのハードコアではなく、モッシュピットを作るためのヨコノリのハードコア。変幻自在なパンク性は、ライブでこそその真価が発揮されると言えるだろう。

 

FIDLARは新作アルバム『Surviving the Dream (サヴァイヴィング・ザ・ドリーム)』を9月20日にリリースする。セルフ・プロデュースの13曲入りアルバムから「FIX ME」、「GET OFF MY WAVE」の2曲が先行公開された。後者にはソシー・ベーコンをフィーチャーしたビデオが付属。


フロントマンのザック・カーパーは声明の中で、「このアルバムは、愛するものを倍増させることについて歌っている」と言う。

 

「僕らにとっては、ライヴをすることと音楽を作るということなんだ。数年ぶりに戻ってきた僕らの意図は、3人が熱狂できるアルバムを自分で作ること。私たちはこのアルバムと将来にとても興奮している。これらの曲は、FIDIOTSの仲間と一緒にライブで聴きまくるためのものだ」


「この2曲をアルバムのリードに選んだのは、ライブで発揮するエネルギーを表しているから。これは悲しいモッシュピットを意味している。ソシエがビデオに参加することに同意してくれたことは素晴らしかったよ。彼女の誕生日に一緒にカラオケをしたんだけど、彼女は大成功だった。アイデアを思いついたとき、彼女しか選択肢はなかった。彼女はパーフェクトだったよ」

 

 

「FIx Me」

 

 


現時点のところ、FIDLERはワールドワイドな活躍をしているとまでは言いがたいが、イギリスのメディアからも注目を受ける存在であるため、より大規模なフェスティバルで見てみたいという気がする。彼らの痛快なエネルギーが世界の音楽をどのように変えていくのかが楽しみだ。



Fidler  『Surviving the Dream』



Tracklist:


1. FIX ME

2. LOW

3. SAD KID

4. DOWN N OUT

5. ORANGE COUNTY

6. BREAK YOUR HEART

7. GET OFF MY WAVE

8. CHANGE

9. MAKING SHIT UP

10. DOG HOUSE

11. I DON’T WANT TO DO THIS

12. NUDGE

13. HURT

 

 

「Get Off May Wave」

©︎Charlotte Patmore

 

ロンドンでは近年、小規模のライブハウスの運営が危ぶまれているという話は以前述べた通りである。少なくとも、研究結果も出ている通り、イギリスの音楽ファンにとって音楽は生活の一部であり、欠かさざるものとなっている。もちろん、それらは英国の歴史や文化の一部を成す。

 

今回、ロンドンのオルタナティヴロックバンド、Wings Of Desire(ウィングス・オブ・デザイア)が、そういった動きに準じ、有料の食事スペースを救済するコミュニティを救済する活動に乗り出している。

 

彼らは、昨年の『Life Is Infinite』に続くEP『Shut Up & Listen』を発表し、今回の売上で生じた収益金は彼らの出身地であるストラウドにある有料食事を提供するコミュニティ、ロング・テーブルへ充てられる。


ウィングス・オブ・デザイアのジェームス・テイラーとクロエ・リトルは声明の中で次のように語っている。


「コミュニティに奉仕する草の根組織は、これまで以上に重要であり、最も疎外された人々の健康、コミュニティ、精神的な幸福を育む社会的企業の新しいモデルは、何としてでも守られなければならない」


「ロングテーブルは、ストラウドの私たちの地域コミュニティの鼓動であり、年間約4万食の温かい食事を提供するペイ・ホワット・ユー・キャン・システムで急進的なソーシャル・プロジェクトを運営している。それは尊厳、平等、そして誰もが困っている隣人を助けることです。今年初め、彼らの家であるブリムスコム・ミルは彼らの下から売却され、新しい所有者のために倉庫スペースに変わる危機に瀕しています」


「”Shut Up & Listen EP”は、この神聖な空間を守り、新しい地球に最も近い存在であるユニークな地元のコミュニティを支援する必要性から生まれました。私たちは限定版のカセットテープを制作し、全収益金はロングテーブルに寄付される予定です。私たちは彼らに倣い、基本的な生活必需品が門前払いされないよう、できる範囲で支払うシステムを提供するつもりです」

 


「OUTTAMYMIND」

 


ミュージシャンは、音楽を作ることだけではなく、社会的にも貢献出来る。それは社会機能の一部として音楽が存在することを定義づける。 

 

Wings of Desire 『Shut Up & Listen』



Tracklist:


1. Shut Up And Listen!

2. Forgive & Forget

3. Some Old Place I Used To Know

4. OUTTAMYMIND

 


ロンドンのNilüfer Yanya(ニルファー・ヤーニャ)はクラブビートからネオソウル、ヒップホップ、グランジをはじめとするオルタナティヴロックにいたるまでセンス良く吸収し、2020年代のニューミュージックの境地を切り拓く。ステージでの佇まいからは偉大なロックスターの雰囲気が醸し出されている。すでに前作アルバムはピッチフォークのBNAに選ばれているが、ピッチによる見立ては(かなり珍しいことに)的中だった。ともあれ、次のアルバムでロンドンのアーティスト、ニルファーヤーニャは、ほぼ確実に世界的なロックシンガーとして目されるようになるだろう。


ニルファー・ヤーニャはニューアルバム『My Method Actor』を正式に発表した。ニューヨーク・タイムズ紙が "対照的なテクスチャーを楽しむ "と評し、ザ・フェイダー紙が "衝撃的な復活 "と評した最近のシングル "Like I Say (I runaway) "に続くものだ。


ヤーニャはクラブビートからネオソウル、オルタナまでをセンス良く吸収し、2020年代のニューミュージックの境地を切り拓く。簡潔性に焦点を当てたソングライティングを行う彼女だが、そのなかにはスタイリッシュな響きがある。そして音楽そのものにウィットに富んだ温かさがある。それは、シニカルでやや刺々しい表現の中に含まれる奥深いハートウォーミングな感覚でもある。これはアルバムの前に発表された「Like I Say(I Runaway)」によく表れている。


アルバムのリードカットでタイトル曲でもある「メソッド・アクター」は、イントロから次に何が起きるのかとワクワクさせるものがある。やがてオルタナティブロックから多角的なサウンドへとつながり、先が読めない。アウトロでは予想外の展開が待ち受けている。それはたとえば、ショートストーリーのフィルムの流れをぼんやりと眺めるかのような不可思議な感覚に満ちている。


このシングルではアーティストが無名の登場人物の立場になって、4分弱のミニ・ライフ・ストーリーを描いている。付属のビジュアライザーは、スペインのベニドームにある古いホテルで撮影され、ニルファーが曲のストーリーを共有するために座っている様子を捉えたワンテイクのビデオである。このビデオは下記よりご覧いただけます。


「Method  Actor」



『My Method Actor』は9月13日にニンジャ・チューンからリリースされる。今年のオルタナティブロックの最大の注目作となる。



『My Method Actor』


Label: Ninja Tune

Release: 2024/09/13


Tracklist:


Keep On Dancing

Like I Say(I Runaway)

Method Actor

Binging

Mutaitions

Ready For Sun(touch)

Call It Love

Faith's Late

Made Out Of Memory

Just A Western

Wingspan

 

Fucked Up

カナダ/トロントのダミアン・アブラハム率いるハードコアパンクバンド、Fucked Upが新作アルバム『Another』を発表した。1日で録音された『One Day』に続くアルバムは8月9日に自主レーベルからリリースされる。先行シングル「Stimming」がリリースされた。下記よりご視聴ください。


トロントのFucked Upは、Jade Tree、Matador、Mergeというように、アメリカの象徴的なレーベルを渡り歩いてきた。この四人組は、25年以上にわたって、多くの素晴らしいアイデアと、それを貫き通す粘り強さという、ありそうでなかった組み合わせにより、私たちパンクファンの時の流れを変えてきた。


今回のアルバムではダミアン・アブラハムが作詞作曲とボーカル、マイク・ハリチュックが作詞作曲とボーカルとギター、ジョナ・ファルコがドラムとギターとボーカル、サンディ・ミランダがベースとボーカル、そして、およそ10年ぶりにジョシュ・ザッカーがスタジオでギターを弾くようになった(彼も時々歌うという)。レコードのプロデュースはハリチャックが手がけている。


『Another Day』はカナダの大草原の春のように、儚くも賑やかな作品で、ファックト・アップのアルバムの中で最も短く、バンドの前作から最も時を経ずリリースされる。『One Day』は2023年の冬に発表された。各メンバーがそれぞれのパートを別々に、かなり寒い1日にレコーディングした。手の込んだ濃密な作風で知られるバンドが、(過度な?)熟考を重ね、その代わりに手放し、割り当てられた時間を最大限に活用し、それに抗うことを信じた、力強いドキュメント。


『One Day』に氷のような不慣れさの痕跡があったとしても、2023年春にレコーディングされた『Another Day』は、陽気で活気に満ちた楽観的な作品に仕上がっている。トラックリストを見比べて、何が歌われているかに耳を傾ければ、この2枚のアルバムが連作に位置付けられ、歌詞の順序とテーマ的な意味で、意図的に文脈的かつラディカルに繋がっていることに気づくだろう。

 


「Stimming」



Fucked Up 『Another Day』


Label: Fucked Up Records

Release: 2024/08/09


Tracklist:

 

FACE

STIMMING

TELL YOURSELF YOU WILL

ANOTHER DAY

PATERNAL INSTINCT

DIVINING GODS

THE ONE TO BREAK IT

MORE

FOLLOW FINE FEELING

THE HOUSE LIGHTS

Photo : Daveed Benito


The Offspringは、10月11日にConcord Recordsからリリースされるニューアルバム『SUPERCHARGED』を発表した。このアルバムは、2021年の『Let the Bad Times Go』に続くもので、バンドにとって9年ぶりのアルバムとなる。「Pretty Fly」の系譜にある軽快なメロディックパンクロックソング「Make It All Right」が最初の先行シングルとして公開された。


バンドリーダーのデクスター・ホランドはプレスリリースの中で、「このアルバムは、最初から最後まで純粋なエネルギーを持ったものにしたかったんだ。だからSUPERCHARGEDと名付けたんだ。願望の高さから苦悩の深さまで、このアルバムではそのすべてを語っている。シングルの『Make It All Right』はその好例で、私たちが落ち込んでいるときに力強く感じさせてくれる人たち、つまり私たちを大丈夫だと感じさせてくれる犯罪のパートナーについて歌っている」


"今回のアルバムは3つの異なる場所でレコーディングされた: マウイ島、バンクーバー、そしてハンティントン・ビーチのホーム・スタジオでレコーディングしたんだ。今までで最高のサウンドに仕上がったと感じている!もう何ヶ月もこの曲でロックしたり、ヘッドバンギングしたりしているんだ!みんなに聴いてもらうのが待ちきれないよ!」

 

「Make It All Right」



The Offspring 『SUPERCHARGED』



Label: Concord 

Release: 2024/10/11

 

Tracklist: 

 

Looking Out For #1

Light It Up

The Fall Guy

Make It All Right

Ok, But This Is The Last Time

Truth In Fiction

Come To Brazil

Get Some

Hanging By A Thread

You Can't Get There From Here

 

©Brooke Marsh


フィラデルフィアのソングライター、Kississippi(キシシッピ)は、7月26日に新作EP『damned if i do it for you』のリリースを発表しました。新曲「Last Time」は以下より。

 

プレスリリースの中で、ゾーイ・レイノルズはこのアルバムについて、「内観の旅、自分のレイヤーをすべて剥がし、自分の中にいつも夢見てきた愛を探す旅」と表現している。打ち砕かれた心の傷を癒しながら、孤独の中で至福を見つける戦い。その過程で、アイデンティティに関する真実が明らかになり、自分が見つけた不完全さを美しいものに変えられるか否かに取り組む。自己愛と受容の複雑さをナビゲートする、自己発見と成長への道である」と說明している。


「Last Time」は、レイノルズがライブで元パートナーに遭遇したことから生まれた。「ドラムマシンとマイクだけを持ってステージに立ったとき、私は片思いの歌をカラオケで歌っているようなものだと思った。"Last Time "は、愛する人がいつの間にか去っていることに気づくこと、そして、それを観客の前でライブでやらなければならないという皮肉について歌っている」




 

『damned if i do it for you is coming』は、キシシッピの2021年発表のアルバム『Mood Ring』に続くリリースとなる。

 

 

Kississippi 『damned if i do it for you is coming』


Tracklist:

 

1.Small Half

2.Last Time

3.Jesus Freak

4.Bird Song


 

I Love Your Lifestyle

スウェーデンのエモコア・バンド、I Love Your Lifestyle(アイ・ラヴ・ユア・ライフスタイル)がニューアルバム『Summerland(Torpa Or Nothing)』を発表した。パンクファンはマストチェック。

 
2020年の『No Driver』に続くアルバムは、スウェーデンのアイ・ラヴ・ユア・ライフスタイルが彼らのルーツに触れている。


歌詞は半分がスウェーデン語、半分が英語のアルバムとなっている。彼らの最初の3枚のアルバムによって、バンドはリバイバルエモシーンにおける国際的勢力として確立され、アメリカ中西部のベースメントミュージック(ミッドウェスト・エモ)と比べても遜色がない内容となっている。

 

新作『Summerland』は、Snowing,Algernon Cadwallader、Midwest Pen Pals、Perspective, a Lovely Hand To Hold、OSO OSOを始めとする2000年代以降のエモ・リヴァイヴァルの核心を保ちながら、母国の独自性を取り入れ、彼らにしか作れないオリジナルのエモを作り上げた。きらめくギター・リフ、ビッグ・コーラス、清らかなハーモニー、そして高いエネルギーを放つ。

 

このアルバムは、8月2日にCounter Intuitiveからリリースされる。タンバリンスタジオで録音され、ミックスは、エリック・サンディング、マスターはマグナス・リンドバーグが手掛けている。アルバムのファーストシングル「Plot Twist」は、Snowingのアンセムナンバー「Sam Rudich」「Pump Fake」を彷彿とさせる。以下よりシングルのリリックビデオをチェックしてみよう。

 


 

 


I Love Your Lifestyle 『Summerland (Torpa Or Nothing) 』



Label: Counter Intuitive

Release:  2024/08/02 


Tracklist:


1. Torpa

2. Givet

3. Barnarpsgatan

4. Dunkehalla

5. Lucking Out

6. Fickle Minds

7. Plot Twist