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Karate
©Daniel Bergeron


2022年、ボストンのハードコア・バンド、Karateが17年ぶりに再結成した。本日、彼らは2004年の『Pockets』以来となるアルバムを発表した。アルバム名は『Make It Fit』で、Numero Groupから10月18日にリリースされる。Numero GroupはTouch & Goの後継レーベルと言える。最初の発表では、2曲の新曲「Defendants」と「Silence, Sound」が公開された。


トリオは今年1月、長年のコラボレーターであるアンディ・ホンとナッシュビルで新作LPを制作した。ホンはアルバムのミックスも担当し、ジェフ・ファリーナが自宅スタジオとシカゴのエクスペリメンタル・サウンド・スタジオでギターとヴォーカルを担当した。


「Defendants」

 

 

 「Silence, Sound」

 

 

 

 

Karate 『Make It Fit』

Label: Numero Group

Release: 2024年10月18日


Tracklist:


1. Defendants

2. Bleach The Scene

3. Cannibals

4. Liminal

5. Rattle the Pipes

6. Fall to Grace

7. Around The Dial

8. People Ain’t Folk

9. Three Dollar Bill

10. Silence, Sound

©Liam Maxwell

ピクシーズがニューアルバム『The Night the Zombies Came』のリリースを発表した。BMGから10月25日に発売される。先にリリースされたシングル「You're So Impatient」と新曲「Chicken」が収録されている。


『The Night The Zombies Came』のセッションで、ピクシーズはプロデューサーのトム・ダルゲティと組み、ピクシーズに加入した初のイギリス人メンバーである新ベーシスト、エマ・リチャードソンを迎えた。

 

フロントマンのブラック・フランシスはプレスリリースの中で次のように述べている。


「断片は関連し、他の曲の他の断片と並置される。そして、いわゆるLPの曲のコレクションでは、一種の映画を作ることになる」

 

また、リチャードソンは、ピクシーズへの加入に関して、ローリングストーン誌の取材の中で次のように語っている。


「私はピクシーズに加入するまで音楽制作をやめ、フルタイムで絵を描くことに集中していた。ピクシーズに加入しないかと誘われたのは、忘れられない電話のひとつだった」

 

このアルバムは、ショッピングモールや中世をテーマにしたレストランから、泥沼の人々、ドルイド教、ゾンビまで、あらゆるものに触れた、ピクシーズらしい折衷的なアルバムとなっている。実際、ピクシーズのリーダー、チャールズ・トンプソンがホラー映画そのままのタイトルをつけたほど、13曲を通して生ける屍が何度も登場する。



「ゾンビの曲をたくさん書いたとか、アルバムをホラームービーのような怖いサウンドにしようとしたとか、そういうことではないんだ」と、チャールズ・トンプソンはテキサス州オースティンのホテルの一室を歩き回りながらRolling Stone誌に語った。

 

「"ゾンビ "は連想させる言葉に過ぎなかった。好きなように解釈したらいい。このアルバムはコンセプト・レコードではないけど、この言葉は歌詞の中に何度も出てきた」

 

「タイトルをつけるために他の歌詞を調べたら、なんだか陳腐にしか聞こえなかった。そこで、唯一意味があったのは『ゾンビが来た夜』だった。そして、私はこう思った。なかなか良いタイトルじゃないか。『その映画を観に行こう』って思ったんだ」

 

 

「Chicken」



Pixies 『The Night The Zombies Come』

Label: BMG

Release: 2024年10月25日

 

Tracklist:


1. Primrose

2. You’re So Impatient

3. Jane (The Night the Zombies Came)

4. Chicken

5. Hypnotised

6. Johnny Good Man

7. Motoroller

8. I Hear You Mary

9. Oyster Beds

10. Mercy Me

11. Ernest Evans

12. Kings of the Prairie

13. The Vegas Suite

 

Origami Angel

Gamiの愛称で知られるOrigami Angel(オリガミ・エンジェル)は、ワシントンDCのパンクバンドで、ギタリスト/ボーカルのライランド・ヒーギー、ドラマー、パット・ドハーティによるパンクユニット。今年、来日公演を新宿ACBで行った。軽快でドライブ感のあるエモ/ポップパンクの次世代を担う存在といえそうだ。

 

続いて、オリガミ・エンジェルは新作アルバム『Feeling Not Found』のリリースを発表した。9月27日にCounter Intuitive Recordsからリリースされる。アルバムは、00年代初頭のWindowsを思わせるバンドのレトロな新ウェブサイト”feelingnotfound.com”から予約できる。バンドは2曲の先行曲「Dirty Mirror Selfie」「Dirty Mirror Selfie」を一つのビデオクリップにまとめて公開した。


「Dirty Mirror Selfie」は、メタルコアのソリッドなリフで始まるが、それは単なる誘いにすぎない。その後にはオリガミエンジェルのトレードマークである陽気で清涼感のあるエモポップバンガーへと傾れ込む。しかし、最終的にはメタルコアとポップ・パンクの間を変幻自在に行き来する。

 

「Where Blue Light Blooms」は、クリアでマッタリとしたジャジーなフレーズから始まり、エモポップバンガーに変わり、ソリッドな質感を持つクールなギターソロが加わる。曲とミュージックビデオ(パート1はBritain Weyant監督、パート2はKay Dargen監督)は以下をチェックしてみよう。


オリガミ・エンジェルは今後、Arm's Length、Macseal、Forestsのサポートによるヘッドライナー・ツアーも発表している。ツアーは10月にナッシュビルでスタートし、11月24日にニューヨークのウェブスター・ホールで終了する。

 

 

「Dirty Mirror Selfie」/「Dirty Mirror Selfie」



Origami Angel 『Feeling Not Found』



Tracklist:

 

1. Lost Signal

2. Dirty Mirror Selfie

3. Where Blue Light Blooms

4. Viral

5. Underneath My Skin

6. Wretched Trajectory

7. AP Revisionist History

8. Living Proof

9. Fruit Wine

10. Sixth Cents (Get It?)

11. Secondgradefoofight

12. HM07 Waterfall

13. Higher Road

14. Feeling Not Found


 


Seefeelは、1990年代に、サラ・ピーコックとジャスティン・フレッチャーによって結成されたエレクトロニックユニット、及びポストロックバンドである。

 

ある意味では、幻のポスト・ロックユニットともいえるSeefeelがおよそ13年ぶりの新作をWarpからリリースする。ミニ・ルバム『Everything Squared』は2011年にリリースされたセルフタイトルアルバム以来の新曲となる。先行シングル「Sky Hooks」の試聴は以下からどうぞ。

 

Seefeelは元々90年代のクラシック・シューゲイザーに分類されていたが、サンプラーとエレクトロニック・サウンドを駆使し、新興のIDMシーンで地図に載る存在となった。エイフェックス・ツインは、Seefeelが自身のレーベル”Rephlex”のためにレコードを作ることを期待して、楽観的な取引として彼らの「Time To Find Me」を2つの異なるバージョンでリミックスした。


1994年、SeefeelはWarpと契約し、デビューアルバム『Quique』をリリース。1995年の2ndアルバムと1996年の6曲入りミニアルバムを最後に、Seefeelは1997年に活動を休止した。2011年にセルフタイトルのアルバムで復帰し、2021年にはWarpが1994年から1996年までの音源をボックスセットで再発した。『エヴリシング・スクエアード』は、シーフィールのコア・デュオ、マーク・クリフォードとサラ・ピーコックによる6曲入りのミニ・アルバムである。

 

Seefeelによるミニアルバム『Everything Squared』は8月30日にWarpからリリースされる。

 

 「Sky Hooks」

 


Seefeel 『Everything Squared』

Label: Warp

Release: 2024年8月30日

 

Tracklist:

 
1. Sky Hooks
2. Multifolds
3. Lose The Minus
4. Antiskeptic
5. Hooked Paw
6. End Of Here

Envy
Envy

東京の伝説的なポストハードコアグループ、envyが新作アルバム『Eunoia』をTemporary Residence/Pelagicから『Eunoia』にリリースする。メンバーチェンジを経て6年、そして4年ぶりのフルアルバム。この発表に合わせてファーストシングル「Beyond the Raindrops」が公開された。

 

従来のような音響系のポストロックを基調にしているが、この曲では以前のようなシャウトはない。2011年を期に、静謐な印象を持つポストハードコアにシフトチェンジした。バンドは前作EPで少し寄り道をしたものの、音楽的なコンセプトは現在もなお健在と言えるだろう。


バンド結成30年の節目を越えて、envyが9枚目のスタジオ・アルバム『Eunoia』を携えて帰ってくる。深淵な感情の深みと、ますます多彩になる(そして無尽蔵とも思える)アイデアの源泉を凝縮させた『Eunoia』は、envyの信じがたい長いキャリアの中で最も効率的にインパクトを及ぼすアルバム。


2018年に大きなメンバー変更があり、envyの存続が危ぶまれたが、その代わりに大きな成長を促し、この新ラインナップでの2ndアルバムでバンドを再活性化させた。結成メンバーで主要なソングライターを務める河合信賢は次のように説明する。


「アルバム制作のコンセプトは、自分たちの無力さに正直に向き合うことでした。わずかな希望を探して、日々の生活から得た感情を日記のように記録していく。曲の説明を抜きにしても、テツの歌詞は本当に素晴らしく、作品に深みを与えている。メンバーの顔ぶれが変わってから6年が経ちましたが、良い信頼関係が作品に色濃く反映されています」 


envyは、日本のハードコアシーンにとどまらず、文字通り音楽のサブジャンル全体に強い影響を及ぼしたアンダーグラウンドな存在である。彼らの創造的で文化的な影響力は否定できない。そのレガシーは結成最初期に固められた。


『All The Footprints You've Ever Left and the Fear Expecting Ahead』、『Dead Sinking Story』、『Insomniac doze』、『Reciation』といったバンドのランドマークであり、象徴的な日本のポストハードコアの傑作を経て、30年以上経った今でも新境地を開拓し続けている。この事実は、envyがユニークで並外れたパワーを持つ証でもある。『Eunoia』はそのパワーと影響力が今なお健在であることを示す。

 

 

「Beyond the Raindrops」




Envy 『Eunoia』- New Album


 

Label:  Temporary Residence/Pelagic

Release: 2024年10月11日 


Tracklist:


1. Piecemeal
2. Imagination and Creation
3. The Night and the Void
4. Beyond the Raindrops
5. Whiteout
6. Lingering Light
7. Lingering Echoes
8. January's Dusk


Pre-order:


https://orcd.co/envy-eunoia


日本盤のご予約:


https://ultravybe.lnk.to/eunoia


Roger Eno ©Cecily Eno

 

近年、気候変動をテーマにしたアルバム、Fred Again..とのコラボレーションなど幅広い分野で活躍するブライアン・イーノとともに、音楽家として存在感を示しつつあるのが、彼の弟であるロジャー・イーノである。

 

2023年、ギリシャ・アテネのアクロポリスでのライブをブライアンと一緒に行い、音楽ファンを驚かせた。このライブの模様はコンサート・フィルム『Live At The Acropolis』に収録されている。


最近の幾つかのソロ・アルバムでは、様々なコンセプチュアルな試みが行われている。「Mixiing Colours」においてブライアンと音による対話を行い、続く『The Turning Year』では、個々のシーンを持つ短編小説、そして、写真のコレクションのような意味を持つコンセプト・アルバムに取り組んでいる。いずれの作品も、音楽の中に何らかの意図が込められている。

 

今回、ロジャー・イーノは、ドイツ・グラモフォンから新作アルバムのリリースを発表した。タイトルは「The Skies : Rarities」。2枚目のソロ・アルバム『the skies, they shift』のレコーディング・セッションで録音された未発表曲が収録されている。音と静寂の中で、喚起的で示唆に富んだ道筋をたどる。メランコリックなトーンは、『Rarities』でも聴くことができる。


このアルバムは、集約的な農業と気候変動が環境にもたらす脅威と大いに関係があった。(「単なるエコロジカル・スレノディになりかねなかったこのレコードは、その代わりに、今、ここ、そして、気候変動に対する美しい考察となった」- The Line Of Best Fit


「アルバムとなる作品を録音する際、私はたいていアイデアがあり余っている」とロジャー・イーノは言う。

 

「こうすることで、プロセスの最後に、深く検討した順序で決定的な 「コレクション 」を作ることができるんだ。後者は私にとって非常に重要だ。こうして、私はしばしば、1枚だけでなく2枚分の満足のいく音源を持っているという贅沢な立場にいることに気づく」



ベルリン・スコアリングの楽器奏者はスコアを元に即興演奏をするよう依頼された。一方、ギタリストのジョン・ゴダードは 「Into Silence 」で参加。イーノは 「Into Silence 」について「特別な曲」と呼ぶ。この曲は、イーノ曰く「そうでなければ欠けていた特別な風味」を添えている。

 

アルバムのリードシングルとして公開された「Changing Light」は、リスナーの心をその場に留め、静かな瞑想を促すピアノ曲となっている。Peter Borderickのピアノの小品を彷彿とさせる美しい一曲。

 

 

「Changing Light」



 
Roger Eno  『The Skies : Rarities』


 
Label: Deutsche Grammophon
 
Release: 2024年9月27日
 

Tracklist:  

 
1.Breaking the Surface
2.Patterned Ground
3.Through The Blue (Piano Version)
4.Above and Below (Amazon Original)
5.Now and Then
6.Changing Light
7.Time Will Tell
8.Into Silence
 
 
 

Roger Eno: 

 

ロジャー・イーノは、イギリス・サフォークのマーケットタウンであるウッドブリッジで生を受けた。彼は学校で音楽に没頭し、毎週土曜日に精肉店で稼いだお金でボロボロのアップライトピアノを購入しました。その後、ロジャー・イーノの音楽教育は、コルチェスター・インスティテュート・スクール・オブ・ミュージックへと引き継がれた。ロンドンのプライベートクラブでジャズ・ピアノを弾く短い活動を行った後、彼はイースト・アングリアに戻った。 


1983年、兄のブライアンとダニエル・ラノワと「Apollo」で最初にコラボレーションを行ない、ピーター・ハンミル。オーブ、そして 彼の最初のバンドである、ララージ、ケイト・セント・ジョエル、ビル・ネルソン、日本のチェロ奏者である橘真弓をメンバーに擁するアンビエント・グループのチャンネル・ライト・ベッセルをその後に結成した。
 
 
彼はまた、セッションミュージシャン、バンドメンバーとして、オーブ、ルー・リード、ジェービス・コッカー、ベックをはじめとする著名なミュージシャンとチームを組み、ティム・ロビンスと彼のバンドであるローグギャラリーの音楽監督として活躍した。 
 
 
今日では、演劇、映画の双方の作曲家として知られるロジャーは、ロンドンの国立劇場でのハロルド・ピンターの作品、さらには、スティーヴン・フリアーズ監督のテレビシリーズ「State of The Union」ではエミー賞を獲得し、何年にもわたって多くの映画のサウンドトラックを提供してきた。

 

The Smashing Punpkins
©Jason Renaud


スマッシング・パンプキンズは、8月2日にMartha's Music/Thirty Tigersからニュー・アルバム『Aghori Mhori Mei』をリリースすると発表した。

 

昨年の三部作『Atum』に続くこのアルバムは、全10曲が収録される。昨年秋に長年のギタリスト、ジェフ・シュローダーが脱退して以来、バンドにとって初のアルバムでもある。現在のラインナップは、ビリー・コーガン、ジェームス・イハ、ジミー・チェンバレンとなっている。


ビリー・コーガンは声明の中で『Aghori Mhori Mei』について次のように語っている。

 

「このニュー・アルバムを書くにあたって、"you can't go home again "というよく知られた格言に興味を持った。個人的には形としては真実だとわかったが、とにかくやってみたらどうだろうと思った」

 

「感傷に浸って過去を振り返るのではなく、むしろ前進するための手段として。成功と失敗のバランスの中で、1990年から1996年頃の私たちの音楽の作り方が、まだ何か啓示的なインスピレーションを与えるかどうかを確かめるために」



Smashing Pumpkins 『Aghori Mhori Mei』

 
Label:Martha's Music/Thirty Tigers
Release: 2024年8月2日
 
 
Tracklist:

1. Edin
2. Pentagrams
3. Sighommi
4. Pentecost
5. War Dreams of Itself
6. Who Goes There
7. 999
8. Goeth the Fall
9. Sicarus
10. Murnau

 

Jonsi


Sigur Rosのヨンシー(Jonsi)がニューアルバム『First Light』を8月30日にリリースすると発表した。シガー・ロスのフロントマンが2021年に発表したサプライズ・アルバム『Obsidian』に続くこのアルバムは、もともとビデオゲームのスコアとして構想された。


レイクショア・レコードとのパートナーシップにより、音楽とウェルネスのプラットフォームであるMyndstreamからリリースされる。最初のシングルとして新曲「Flicker」と「Cherry Blossom」が公開されました。ゲーム音楽のプランとして制作されたため彼の音楽の代名詞であるポストロックというよりも電子音楽系のサウンドが主体となっている。下記よりご視聴ください。


ヨンシーは声明の中で次のように述べている。


「無秩序よりも美を選び、恐怖よりも希望を選び、普遍的で神聖な天使の守護者たちが私たちをいつも見守っていて、愛、メロディー、音楽を通して私たち全員をひとつに繋げているんだ。"First Lightは、ビデオゲームのために人為的に作られた世界の混乱と不安の時にこの曲を書いた」


昨年、Sigur Ros(シガー・ロス)は10年ぶりのニューアルバム『ÁTTA』をリリースした。

 

 

「Flicker」

 



Jonsi  『First Light』



Label: Myndstream

Reelase: 2024年8月30日


Tracklist:


1. Flicker

2. First Light

3. Green Meadow

4. Clearing

5. Cherry Blossom

6. In Plain View

7. Wishful Thinking

8. Forest Trill

9. Undercurrent

10. Willow

11. Stillness

12. Floweret

13. Over the Fence

14. Flutterby


「Cherry Blossom」

 

Lazy Day
©Eleanor Crewes

ロンドンを拠点に活動するソングライター、ティリー・スキャントルベリーのプロジェクト、Lazy Dayがデビュー・アルバム『Open the Door』を発表しました。

 

このアルバムは11月8日にBrace Yourself Recordsからリリースされます。このアルバムには、先に発表された「Bright Yellow」と「Killer」、新曲「Falling Behind」が収録されており、CLUMP Collectiveが監督とプロデュースを手がけたビデオも公開されている。以下よりチェックしてほしい。


この曲は、世界に対する、そして自分自身に対するフラストレーションでいっぱいで、物事はもっと違うはずだ、もっとうまくやれるはずだと感じている」と、スキャントルベリーは「Falling Behind」についての声明で語っています。

 

「キャサリン・オピーの刺激的な写真にインスパイアされたレイジー・デイの最新ミュージック・ビデオは、アイデンティティと反抗の本質を捉えている。ティリーとエリーとの仕事はとても楽しく、2人とも撮影に素晴らしいエネルギーをもたらしてくれた。私たちはこの作品を本当に誇りに思っています」



Lazy Day 『Open the Door』

Release:  2024年11月8日

Label: Brace Yourself


Tracklist:


1. Killer

2. Getting Good

3. Squirm

4. Strangest Relief

5. Bright Yellow

6. Concrete

7. Falling Behind

8. Alright

9. Joke

10. Not Now

11. All The Things That I Love

 

 

 「Falling Behind」

 

oso oso


ジェイド・リリトリは、oso osoのニューアルバム『life till bones』を8月9日に自身のレーベルYunahonからリリースすると発表した。前作アルバムでは、亡き兄弟のためにセンチメンタルなエモパンク/ジャングルポップを制作した。次作アルバムはどういった内容になるのか楽しみです。

 

次作アルバムには、最近のシングル「all of my love」と新曲「that's what time does」が収録されている。アルバムのジャケットとトラックリストは下にスクロールしてください。


「ライフ・トゥ・ボーンズ」は、頻繁にコラボレーションを行なっているビリー・マンニーノがプロデュースした。この10曲入りの作品は、2022年の『sore thumb』に続くものとなる。

 

 「that's what time does」



oso oso 『life till bones』


Label: Yunahon

Release: 2024年8月9日

Tracklist:


1. many ways

2. the country club

3. all of my love

4. that’s what time does

5. stoke

6. dog without its bark

7. seesaw

8. application

9. skippy

10. other people’s stories

 

 

 「all of my love」

Japandroid
©︎Dan Monick


バンクーバー出身のインディーロックユニット、Japandroid(ジャパンドロイド)がニューアルバム『Fate and Alcohol』を発表しました。2017年の『Near to the Wild Heart of Life』以来となるバンクーバー出身のデュオのアルバムは彼らのラストアルバムでもあり、ANTI-から10月18日にリリースされます。本日の発表と合わせて、新曲「Chicago」が公開されました。下記よりご視聴下さい。


ジャパンドロイドは、長年のコラボレーターであるジェシー・ガンダーと『Fate and Alcohol』を共同プロデュースした。

 

「前作では、ジャパンドロイドの曲の定義を広げたかったので、わざとデモをかなりオープンにし、スタジオでより柔軟に実験できるようにしたんだ」とブライアン・キングは声明で語っている。

 

「当時、このアプローチは新しくエキサイティングで、もっと大胆に、もっとチャンスを狙っていた。自分たちの特徴的なサウンドをよりシネマティックにすることを目指していた。今回は、ジェシーが曲を聴く前に、すべての曲が私たちのジャム・スペースでリッピングされていることを確認した」

 

「”Chicago”の最初のデモを聴くと、レコードで聴くよりも明らかに荒削りだが、すべてがそこにある。iPhoneで録音したものでも、エネルギーは明らかだったし、フィーリングははっきりと伝わってきた」


もう一人のメンバーであるデイヴ・プラウズはこう付け加えています。「そして、世界で最も独創的で挑戦的なバンドでもない。でも、僕らはいつも自分たちのやることに情熱を注いできたし、それが多くの人の心に響いたと思う。そして、私たちがそのようなバンドになれたことに本当に感謝しているよ」

 

 

「Chicago」




Japandroid 『Fate and Alcohol』

Label: ANTI

Release: 2024年10月18日


Tracklist:


 1. Near To The Wild Heart Of Life
 2. North East South West
 3. True Love And A Free Life Of Free Will
 4. I'm Sorry (For Not Finding You Sooner)
 5. Arc Of Bar
 6. Midnight To Morning
 7. No Known Drink Or Drug
 8. In A Body Like A Grave



 

Pale Hound


エル・ケンプナー率いるPalehoundは、2021年12月11日にエイドリアンヌ・レンカーのオープニングを務めた際に録音されたライヴアルバム『Live at First Congregational Church』を発表しました。

 

アンドリュー・サルロによって2021年12月11日にロサンゼルスのファースト・コングリーゲーショナル教会で録音された。このアルバムには、後にパレハウンドの絶賛されたアルバム『Eye On The Bat』の楽曲も収録されている。


高い評価を受けたアルバム『Eye on the Bat』(「Fadin'」)や、2015年の『Dry Food』のタイトル曲、2019年の『Black Friday』からの注目曲「Aaron」のような名曲が収録されている。
 

ケンプナーによるパレハウンドの最新アルバム『Eye On The Bat』や、ジェイ・ソムのメリーナ・ドゥテルテとのコラボレーション・プロジェクト『Bachelor』に加えて、パレハウンドは、ニューヨーク・タイムズ、ピッチフォーク、NPRなどのメディアで、そのユニークなサウンドと大胆不敵な芸術的方向性を高く評価された。

 

Palehoundの長く輝かしいツアー歴は、Big Thief、Sylvan Esso、Lucy Dacus、PUPなど、インディー・ロック界の大物アーティストと共に世界中で公演を行ってきた。ケンプナーの情熱的で内省的なソングライティングは世界中のファンの心を打ち、パレハウンドは深く賞賛され、広く影響力のあるアーティストとしての地位を固めている。




『Live at First Congregational Church』


Label: Polyvinyl

Release: 2024年8月16日


Tracklist:

 

1. Good Sex

2. Interlude - Killer False Start God

3. Killer

4. Company

5. Dry Food

6. Your Boyfriend’s Gun

7. Sneakers

8. Feeling Fruit

9. Aaron

10. Interlude - Applause and Banter

11. Bullshit

12. Fadin’

13. How Long

 

©Adam Peter Johnson


Primal Scream(プライマル・スクリーム)が、8年ぶりのアルバム『Come Ahead』を発表した。11月8日にBMGからリリースされるこのアルバムは、デヴィッド・ホームズとバンドのボビー・ガレスピーとアンドリュー・イネスがプロデュースした。新曲「Love Insurrection」は以下よりご視聴ください。


「このアルバムには、初めてのレコードを作るような興奮を覚えている。もし『Come Ahead』の全体的なテーマがあるとすれば、それは内面的なものであれ外面的なものであれ、葛藤のひとつかもしれないね。タイトルはグラスウェーの言葉なんだ。誰かが喧嘩を売ってきたら、"Come ahead!"と言うんだ。グラスゴー人の不屈の精神を彷彿とさせ、アルバム自体もその攻撃的な姿勢と自信を共有しているんだ」


「このアルバムには希望のメッセージが込められている。しかし、それは人間の本性の最悪の面を受け入れることで和らげられたものだよ」

 

 

「Love Insurrection」





Primal Scream  『Come Ahead』


Label: BMG

Release: 2024年11月8日


Tracklist:


1. Ready To Go Home

2. Love Insurrection

3. Heal Yourself

4. Innocent Money

5. Melancholy Man

6. Love Ain’t Enough

7. Circus of Life

8. False Flags

9. Deep Dark Waters

10. The Centre Cannot Hold

11. Settlers Blues

Wild Pink announced its next album, “Dulling the Horns”.

Wild Pink

ジョン・ロスのソロ・オルタナティヴロック・プロジェクト、Wild Pink(ワイルド・ピンク)が次のアルバムを発表した。

 

『Dulling the Horns』は10月4日にバンドの新しいレーベル、Fire Talkからリリースされる。最初の発表に合わせてニューシングル「The Fences of Stonehenge」がMVと同時に公開された。

 

2022年の『ILYSM』に続くこのアルバムは、フロントマンのジョン・ロスが癌と闘った後に書かれた。

 

「ロスはプレスリリースの中で、"あなたはズームアウトし、私はとても幸運です。でも、『Dulling the Horns』は、物事にどう対処し、前進し、ただ創作を続けるかを考える気持ちから生まれたんだ」


『The Fences of Stonehenge- ストーンヘンジの柵』について、ロスはこう語っている。「古典的な歌詞をいじくりまわしていたのは、曲のアイデアとしてバラバラにしてみたかったからなんだけど、実際に歌詞としていい感じだったからなんだ。この曲は、昔好きだった多くのものを卒業したことに気づいたとき、どうすればいいかを考える曲だから、うまくいったと思う。この曲はすぐにできたし、書いているとき、アルバムのオープニングになると確信していたよ」

 

 

「The Fences of Stonehenge」




『Dulling the Horns』


Release: 2024年10月4日

Label: Fire Talk

 

Tracklist:


1. The Fences of Stonehenge

2. Eating The Egg Whole

3. Cloud Or Mountain

4. Disintegrate

5. Sprinter Brain

6. Dulling The Horns

7. St. Catherine St.

8. Catholic Dracula

9. Bonnie One

10. Rung Cold

 

Pre-order: https://ffm.to/wildpink

 

 

「まだ信じるのか?」 ジョン・ロスは残骸の中を旅した後、線路を転がる雷や瓶の中の灯りを歌った後、そう問いかける。これらは常套句であり、彼はそれを知っている。

 

クラシック・ロックの先人たちの古代の知恵に立ち返り、もう一度答えを見つけようとしている瞬間。これは、ロスがワイルド・ピンクのニューアルバム『Dulling The Horns』のリード・シングル、オープニング・トラックであり、ミッション・ステートメントでもある「The Fences Of Stonehenge」で旅する大地である。

 

このアルバムは、ロスの問いかけが繰り返し登場する。「まだ信じているのか? 信じられなくなったらどうする?」



ロスの答えは、新しく始めることだった。10年代後半から20年代前半にかけて、ワイルド・ピンクは古典的な上昇の弧を描いていた。2018年の『Yolk In The Fur』の異世界的なシンセ・アメリカーナは、プレスの話題と称賛を集め、その続編である2021年の『A Billion Little Lights』のワイドスクリーンの光沢とスコープは、バンドのブレイクの尖端で柵を振り切った。

 

しかし、すべてが変わった。 ロスが衝撃的なガンの診断を受けた。

 

ワイルド・ピンクがその後リリースした2022年の『ILYSM』は、必然的に死と愛についてのアルバムという重荷を背負うことに。その裏側で、ロスはワイルド・ピンクとは何かを再考し始めた。


『Dulling The Horns』の発端は、ロスが『ILYSM』ツアーのサウンドチェック中に新曲のワークショップを始めた2022年後半に遡る。昨年の夏、ワイルド・ピンクはエンジニアのジャスティン・ピッツォフェラートと再結成するためにマサチューセッツ州西部に移った。ロスは決めた。

 

『A Billion Little Lights』の 「デジタル・ラッカー 」の後、ロスは『ILYSM』をより有機的で人間的なものにしたいと考えていた。しかし、『Dulling The Horns』ではあらゆる面でそれをさらに推し進めている。

 

時折シンセが鳴り、サックスがドローンし、マイク 「Slo Mo」ブレナーによるペダル・スティール、そしてフィドルも入っている。しかし、それ以外の点では、『Dulling The Horns』は荒削りで、生活感があり、内側に響く音楽である。「経済的な曲を作りたかったんだ」とロス。

 

「核となるのは3、4人でロックする音楽だ」とロスは説明する。以前、ワイルド・ピンクがスプリングスティーンやトム・ペティの影響を受けていたとすれば、今はクレイジー・ホースの時代に突入している。



『Dulling The Horns』は、ワイルド・ピンクのほころびを感じさせるサウンドだ。癌との闘病生活の裏側で、アルバム・サイクルを通して物語を語り継がなければならなかった。「あなたはズームアウトし、私はとても幸運だった」と彼は続ける。でも、『Dulling The Horns』は、物事にどう対処し、前進し、ただ創作を続けるにはどうしたらいいかを考える気持ちから生まれたんだ」

 Fastbacks Announce First Album in 25 Years

 

シアトルのパンク/パワーポップのレジェンド、Fastbacks(ファストバックス)が25年ぶりのアルバムを発表した。アルバムのタイトルは『For WHAT Reason!』で、8月28日にNo Threesからリリースされる。


1979年、カート・ブロッホ、キム・ワーニック、ルル・ガルギウロの3人は高校在学中にファストバックスを結成。

 

カート・コバーンがファンで、90年代にはサブ・ポップからレコードを出し、元ドラマーのリストには、ガンズ・アンド・ローゼズ以前のダフ・マッケイガン、マッドハニーのダン・ピータース、ザ・ジックスとザ・デヴェロニストのジョン・モーエン、ヤング・フレッシュ・フェローズのタッド・ハッチソンなどがいる。マイク・マスバーガーは、彼らの歴史の中で最も不変のドラマーであり、この新作にも参加している。


アルバムの詳細はまだ明かされていないが、キム・ワーニックが作詞/作曲したファースト・シングル「Come On」のビデオを見ることができる。ビデオは以下から。


カート・ブロッホは、ヤング・フレッシュ・フェローズの一員としてニューヨークにいた(1988年以来のメンバー)。


「Come On」

Slowcore legend Alan Sparhawk of LOW has officially announced his solo album, "White Roses, My God."

Alan Sparhawk
Sophie Companuy Co.
 

スロウコアのレジェンド、LOWのアラン・スパーホーク(Alan Sparhawk)がソロ・アルバム『White Roses, My God』を正式に発表した。

 

アルバムはミネソタ州ダルースの20 Below Studiosで制作され、ミックスも担当したナット・ハーヴィーが共同プロデュースした。2022年に妻でバンドメイトのミミ・パーカーを亡くして以来、初のメジャー・リリースとなる。


「子供たちがドラムマシーンとマイクをスタジオにセットしていたんだ。「時々友達を家に呼んで、交代でフリースタイルで録音していたんだ。シンセとボイス・ピッチ・エフェクトを持ってきたのは、いじる選択肢を増やすためだったんだけど、いつの間にか私の好奇心の方が勝ってしまって、慣れない道具でこっそり可能性を探って、即興で、何かがヒットして曲ができるまでノブを回している自分に気づいたんだ。今にして思えば、それが自分の中から出てくるべきものだったのだろうとわかるが、当時は混沌としてナイーブで、少し自暴自棄になっているようにさえ感じた。しかし、当時は混沌としていて、ナイーブで、少し自暴自棄な感じさえした。


スパークホークは続ける。「そのサウンドと厳格さがある種の構造、枠組みを要求していることに気づいた。つまり、有機的なものには、さらに規制のない自由があったということだ。私は、音楽が超越を引き起こす瞬間を本当に尊重する。ヴォーカルは結局、とても自然発生的で内臓のようなエンジンだった。自分の口から出てくるとは思っていなかったものが、別のものに変わる瞬間がある。そしてまた別の何かに変わる。そしてあなたを揺さぶる。なぜなら、今出てきたものは、あなたが思いつくどんなものよりも正確で、正確で、整理されていたからです。創造された瞬間からそうなのだから、そこには魔法がある。"


アルバムからのファースト・シングルは "Can U Hear "で、そのビデオは以下で見ることができる。


アランは秋から来年にかけて、ゴッドスピード・ユー・ブラック・エンペラーのオープニングを含むツアーを予定している。

 

「Can U Hear」




『White Roses, My God』


Label: Sub Pop

Release: 2024年9月27日


Tracklist:

1. Get Still

2. I Made This Beat

3. Not the 1

4. Can U Hear

5. Heaven

6. Brother

7. Black Water

8. Feel Something

9. Station

10. Somebody Else’s Room

11. Project 4 Ever

 

The Linda Lindas

The Linda Lindasはニューアルバム『No Obligation』を発表した。本作はレーベルの本拠地エピタフから10月11日にリリースされる。リードシングル「All In My Head」が同時に公開された。

 

「この曲はアコースティック・ギターで書かれたもので、これまでで最もインディーな雰囲気を持っている」この曲で作曲とボーカルを担当したルシア・デ・ラ・ガルザは言う。「レコーディングは本当に楽しくて、スタジオでたくさん踊ったわ。オール・イン・マイ・ヘッド』は、本の登場人物の視点から書いたんだけど、それが僕らを快適な場所から連れ出してくれたんだ」


彼女は昨年の夏のツアーで『My Year of Rest And Relaxation』という本を読み、その登場人物がこの曲のインスピレーションとなった。彼女はこう続けている。"現実から離れたような気分で、普段はあまり書かないようなことを書いたの」



『No Obligation』では、作家、パフォーマー、スタジオマニアとしての進化は明らかだが、彼らの倫理観は揺るぎない。バンドは以前、"Too Many Things "と "Revolution / Resolution "を含む2つのアルバム・トラックで新曲を予告していた。


リンダ・リンダのデビュー・アルバム『グローイング・アップ』は2022年にリリースされた。


「All In My Head 」

 Horse Jumper of Love announces new album "Disaster Trick".


マサチューセッツのインディーロックバンド、Horse Jumper of Love(ホース・ジャンパー・オブ・ラブ)は、現在もなお根強い人気を誇るスロウコアのシーンの一角を担う存在である。バンドはアルバム『Disaster Trick』を発表した。Run For Coverから8月16日に発売。リードトラックとなる「Snow Angel」は、MJ・レンダーマンとリス・フラワーをフィーチャーしている。


リード・ヴォーカル兼ギタリストのディミトリ・ジャンノポラスは、プレスリリースで新曲について次のように語っている。


「僕の曲の多くはイメージから始まり、そこから意識の流れが引き継がれるんだ。私の曲の多くはイメージから始まり、そこから意識の流れが引き継がれる。それは、『Actual Air』の最初の詩『Snow』に由来している。この作品を通して、デイビッド・バーマンは雪というアイデアを比喩的かつ抽象的に探求している。彼は、雪が降っているときの屋外の響きを部屋のように表現し、スノーエンジェルを農夫が撮影し、無防備で孤立している......私は、寒さの中で外にいて何かを欲しているという感覚を利用したかったのです」


アイコニックなビデオ・ディレクターのランス・バングスは、この曲のビデオについてこう語っている。


「『スノー・エンジェル』は、視覚を混乱させるようなキネティックで包み込むような弾幕として視覚的に表現したいと感じた。私たちは仕掛けを作り、新しいテクニックを考案し、様々なスピードで曲の大音量バージョンを準備した。あるテイクを撮った後、私たちは連続したショットの中に、それまで見たことのないようなものを思い浮かべ、目をそらしたり、他のものに切り替えたりしたくないと思った」





2nd Single 「Today's Iconoclast」


Horse Jumper of Loveは、Run For Coverから8月16日にリリース予定のアルバム『Disaster Trick』から新曲「Today's Iconoclast」を公開した。Rhys Scarabosio監督による「Today's Iconclast」のビデオは以下から。


リード・ヴォーカルでギタリストのディミトリ・ジャンノポロスは、プレスリリースで新曲について次のように語っている。

 

「パゾリーニの映画を見ていて、誰かが彼のことをイコノクラストと表現しているのを読んだんだ。私はその言葉と考えに取りつかれた。良いものを作るためには、ある種の信念を破壊しなければならない。変化を受け入れ、適応できなければならない。多くの人が不幸や不満足に終わってしまうから、みんなできるだけ象徴的な存在になるべきだと思った。自分の欲望について、自分が真実だと信じているものを破壊する努力をすれば、みんなもっと幸せになれると思うんだ"


ジャンノプロスの最近の断酒を踏まえて、彼はこのアルバムについて次のように語っている:「このアルバムは、とてもクリアな心で臨んだ初めてのアルバムだった。以前は、ただスタジオに来て、酒を飲んで、レコーディングしていた。ここでは、すべてが目的を持っているように感じた。


 

 

ブルックリンのロックバンド、A Place To Bury Strangers(ア・プレイス・トゥ・ブリー・ストレンジャーズ)が、10月4日にDedstrangeからリリースされる7枚目のスタジオアルバム『Synthesizer』を発表した。

 

本日、彼らはリード・シングル「Disgust」のビデオを公開した。ビデオの監督はBODEGAのベン・ホジー、撮影はジョー・ウェイクマンが担当した。また、Synthesizerのトラックリストとカバーアート、バンドのツアー日程も掲載されている。


Synthesizerはアルバム・タイトルであるだけでなく、このアルバムのために特別に作られたシンセサイザーのことでもある。アルバム・ジャケットは、回路基板と機能的なシンセサイザーを兼ねている。


本日の新作リリースについて、バンドのフロントマン、オリバー・アッカーマンはプレスリリースで次のように語っている。

 

「"Disgust "は、僕が昔やっていたバンド、スカイ・ウェイヴの曲 "Got That Feeling "の演奏方法にインスパイアされて書いた曲だ。ベースには、拳を突き上げてパート全体を演奏できるような、長く乗る開放弦があった。この曲は、片手で弾けるように開放弦だけで書いたんだ」


ホジーは、ミュージックビデオでのバンドの歪みとフレーミングは、「シネ・キュービズムのあるスタイルを実現するためで、バンド・メンバーが同じフレームの中で一度に複数の角度から見ることができる...。この解離するような質感は、私にとってまさにA Place to Bury Strangersの音楽のような感覚だ。私は、バンドのグルーヴの幻惑的なざわめきのようなスピード感と、歪んだ倍音の至福感を視覚的に表現しようとしたのだ」と説明している。


シンセサイザーについて、アッカーマンはこう語っている。「新鮮な感じがした。みんなが演奏することに興奮するような曲を書きたかった。APTBSはライブで目撃されることを意図しており、そこでは彼らの音楽がパフォーマンスの中で再発明される」

 

DIYの会場シーンについて、アッカーマンはこう付け加えた。「ライヴに行き、不完全で美しいDIYのエスプリを持ち込むことが重要なんだ」


 

『Synthesizer』は、2023の6枚目のスタジオ・アルバム『See Through You』に続く作品となる。



『Synthesize』


Label: Dedstrange

2024年10月4日

 

Tracklist:


1. Disgust


2. Don’t Be Sorry


3. Fear Of Transformation


4. Join The Crowd


5. Bad Idea


6. You Got Me


7. It’s Too Much


8. Plastic Future


9. Have You Ever Been In Love


10. Comfort Never Comes

 

 『Synthesizer』

 -WHY?- Announces New Album "The Well I Fell Into" 


ヨニ・ウルフが、5年ぶりとなる”WHY?”名義のアルバム『The Well I Fell Into』を発表しました。オハイオ/シンシナティで90年代から活動するヒップホップ/インディーズロックバンドです。

 

ウルフとバンドメイトのジョサイア・ウルフ、ダグ・マクディアミド、アンドリュー・ブローダーは、ウィスコンシン州オークレアのハイブ・スタジオで、ブライアン・ジョセフ(スーフィアン・スティーヴンス、ボン・アイヴァー)とレコーディングを行い、ジア・マーガレット、フィノムのマシー・スチュワート、ララ・ララのリリー・ウェスト、セレンゲティ、エイダ・リアらが参加している。


「”WHY? "のアルバムを作ることは、私の人生の一時期を締めくくる機会なのです」とウルフは言う。「私は、自分がどう感じているのか、何かがその瞬間にどう影響しているのかを自覚するのが苦手なんだ。でも、書くということは、自分の棚卸しをすることなんだ」


ファースト・シングルは、瑞々しく、揺れ動くストリングスに満ちた「The Letters, Etc.」である。

 

「この曲は1、2年前から部分的に書いていたんだけど、人生の経験が重なって今の形になるまで、完成させる言葉が浮かばなかった。偏執的な憶測となる可能性もあるが、この曲は、困難な長期の別離に踏み出す際に、ただ最善を尽くしてほしいという願いを込めた、受容の歌でもある」 



「The Letters, Etc.」
 

 

 

 2nd Single  「G-dzillah G'dolah」



WHY?は、ニューシングル「G-dzillah G'dolah」で次のアルバム『The Well I Fell Into』をプレビューした。Bon Iverの影響下にある柔らかなポップソングである。リード・シングル「The Letters, Etc.」に続くこの曲には、スコット・フレデットが監督したビデオが付いている。


バンドのヨニ・ウルフは声明の中でこう説明している。「飛行機の中で、しばらく会っていなかった恋人に会うために飛んでいるこの男は、間近に迫った婚約の予感に小ささと無力さを感じている。彼女不在の間に、彼は彼女を彼の愛情の中にそびえ立つ怪物、G-dzillah G'dolah-究極の神の影の悪役に再構築した」


「彼は彼女に、会えば「仲直り」すると断言するが、彼が過去のぼろぼろを掴んでいるだけなのは明らかだ。彼はそれを感じ、彼女は離れていく。彼は最高に怯えていて、そもそも彼女を失った自分を憎んでいる。この歌はすべて、出会いを予期して3万フィート上空から語られている」


WHY?のニューアルバム『The Well I Fell Into』は8月2日にWHY?の自主レーベルから発売。

 

 

 

「G-dzillah G'dolah」

 

 

3rd Single 「Jump」


WHY?は、ニューアルバム『The Well I Fell Into』の最新シングルとして「Jump」を公開した。「Jump」は、同じような絶望的で絶望的な気持ちから様々な時期(2014年頃から始まり、2022年に完成)に書かれました」とWHY?。


「確かに悲観的な曲だが、少なくとも手を差し伸べている。助けを求めている。確かに悲観的な曲だけど、少なくとも手を差し伸べている。僕らの音楽は、クソみたいな経験をしながらも、より良い存在になろうとしている人たちのためにあるような気がしている。つまり”Jump"は、そのようなクソの奥底から書かれたものなんだ。でも、その先にはいつも朝日が昇る。あなたの周りにはいつも誰かがいて、声をかけてくれる。つまりそこには優しさがあるんだ」



映像を手掛けたフレデット監督は、このビジュアルについて次のように説明している。

 

「『G-dzillah G'dolah』のよりテクニカルなビデオと、ヨニの妥協的な病気の発作の後だったので、彼はDIYで生々しく、素早くやりたかった。トイレンズ1本とライト1個を使って、3晩で撮影し、数日で編集した(エヴァン・カトラー・ワトルズに感謝)」

 

「撮影を始める前にやったことといえば、どのような歩き方が後ろ姿に一番映えるかを確認するための動作テストだけだった。ほとんど計画を立てず、撮影しながら作り上げていった。貴重なものではなかったし、それがWHYのいいところだと思うよ」


『The Well I Fell Into』は8月2日にWaterlinesよりリリースされる。


「Jump」

 

 

WHY? 『The Well I Fell Into』

Label:Waterlines

Release:  2024/08/02

 

Tracklist:


1. Lauderdale Detour

2. Marigold

3. Brand New

4. G-dzillah G’dolah

5. When We Do The Dance

6. Jump

7. Later at The Loon

8. Nis(s)an Dreams, Pt. 1

9. The Letters, Etc.

10. What’s Me?

11. Sin Imperial

12. Atreyu

13. Versa Go!

14. Sending Out a Pamphlet