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蓮沼執太 |
蓮沼執太によるNHKワークス第二弾が本日発売されました。2023年より現在までNHKの各種音楽番組やNHK MUSICのYouTubeチャンネル等で親しまれている、NHK MUSIC サウンドロゴ2曲。NHKの開局放送100年を記念し、今年一年かけて放送されている特別番組”NHKスペシャル「新ジャポニズム」”シリーズ用に書き下ろした4曲。計6曲のサウンドトラック集となっています。
「新ジャポニズム」の楽曲制作では、蓮沼執太フィルが集結して「Dwell」と「Odyssey」の新曲2曲をNHKスタジオでレコーディングを行いました。その他、蓮沼執太がソロで制作したリズムトラック「Naz」、映画のサウンドトラックのようなピアノ主体のアンビエント曲「Surface」を新録しています。楽曲紹介(Track By Track)は以下の通りです。ぜひ曲の視聴と合わせてご覧下さい。
・M01「NHK
MUSIC LOGO
2024」は、様々なオーガニックな楽器が重なるオーケストレーション。短い時間の中で印象的なフレーズと音の響きが重なる。
・M02「Dwell」では蓮沼執太フィルによる演奏で、ミニマルなマリンバとギターから幕を開ける。ツインドラムによるリズムアンサンブルが力強く楽曲を唸らせ、邦楽器の笙の音色が全体を包むことで、現代の日本的情景を音で作り出している。
・M03「NHK
MUSIC LOGO
2023」では、M01とは一転して、エレクトロニックなサウンドのみで構成され、M03「Odyssey」はスティールパン、管弦楽による軽快なメロディーが印象的なインストゥルメンタル楽曲。
・M05「Naz」は一拍毎に音色が切り替わるような、世界中を旅していくようなコンセプトで作られた楽曲。
・M06「Surface」は深い海を泳ぐようなアンビエント楽曲。静かながらも耳に残るメロディーがモジュラー・シンセサイザーの電子音と邂逅する。
特別番組のサウンドトラックとして作られた小品ですが、蓮沼執太フィルのアンサンブルとソロの二面的アプローチによって、表情豊かなワークス集となっています。マスタリングはDave Cooley。ジャケットはデザイナーの前田晃伸が担当しました。作品の詳細を下記よりご覧下さい。
また、 2023年に東京オペラシティ コンサートホール:タケミツ メモリアルにて開催されたライブパフォーマンスの模様の再放送が決定致しました。蓮沼執太フィル「ミュージック・トゥデイ」東京オペラシティコンサートホール ・2023.04.02」の放送が、10月21日にSSTV(スペースシャワーTV)での再放送されます。こちらの番組の詳細につきましても、下記よりご確認下さい。
蓮沼執太、蓮沼執太フィル「Ⅱ (Neo-Japonism Original Sound Track)」
ハスヌマ シュウタ、ハスヌマシュウタフィル「ツー ネオジャポニズム オリジナルサウンドトラック」
Shuta Hasunuma, Shuta Hasunuma Philharmonic Orchestra「Ⅱ (Neo-Japonism Original Sound Track)」
Digital | BJLAWD-2 | 2025.09.17 Release | Released by B.J.L. X AWDR/LR2
配信リンク:[ https://ssm.lnk.to/II_neojaponismost ]
収録曲:
1. NHK MUSIC LOGO 2024 エヌエイチケー ミュージックロゴ ニーゼロニーヨン(蓮沼執太)
作曲、演奏、録音、ミックス、プロデュース:蓮沼執太
2. Dwell ドウェル (蓮沼執太フィル)
作曲、プロデュース:蓮沼執太
石塚周太(ギター)
Shuta Ishizuka (g)
itoken(ドラムス)itoken (ds)
大谷能生(サックス)Yoshio Ootani (sax)
音無史哉(笙)Fumiya Otonashi (sho)
尾嶋優(ドラムス)Yu Ojima (ds)
K-Ta(マリンバ)K-Ta (marimba)
小林うてな(スティールパン)Utena Kobayashi (steelpan)
ゴンドウトモヒコ(ユーフォニアム)Tomohiko Gondo (euphonium)
斉藤亮輔(ギター)Ryosuke Saito (g)
千葉広樹(ベース)Hiroki Chiba (b)
手島絵里子(ヴィオラ)Eriko Teshima (vla)
宮地夏海(フルート)Natsumi Miyaji (fl)
三浦千明(フリューゲルホルン)Chiaki Miura (flh)
3. NHK MUSIC LOGO 2023 エヌエイチケー ミュージックロゴ ニーゼロニーサン (蓮沼執太)
作曲、演奏、録音、ミックス、プロデュース:蓮沼執太
4. Odyssey オデッセイ (蓮沼執太フィル)
作曲、プロデュース:蓮沼執太
蓮沼執太(エレクトロニクス、フェンダーローズ)Shuta Hasunuma (Electronics, Rhodes Piano)
石塚周太(ギター)Shuta Ishizuka (g)
itoken(ドラムス)itoken (ds)
大谷能生(サックス)Yoshio Ootani (sax)
音無史哉(笙)Fumiya Otonashi (sho)
尾嶋優(ドラムス)Yu Ojima (ds)
K-Ta(マリンバ)K-Ta (marimba)
小林うてな(スティールパン)
Utena Kobayashi (steelpan)
ゴンドウトモヒコ(ユーフォニアム)Tomohiko Gondo (euphonium)
斉藤亮輔(ギター)Ryosuke Saito (g)
千葉広樹(ベース)Hiroki Chiba (b)
手島絵里子(ヴィオラ)Eriko Teshima (vla)
宮地夏海(フルート)Natsumi Miyaji (fl)
三浦千明(フリューゲルホルン)Chiaki Miura (flh)
5. Naz ナズ (蓮沼執太)
作曲、演奏、録音、ミックス、プロデュース:蓮沼執太
6. Surface サーフェイス (蓮沼執太)
作曲、演奏、録音、ミックス、プロデュース:蓮沼執太
マスタリング:Dave Cooley
▪蓮沼執太によるNHKワークス第一弾。
蓮沼執太「Ⅰ (Neo-Japonism Immersive Theater Original Sound Track)」 ハスヌマ シュウタ「ワン ネオジャポニズム イマーシブ シアター オリジナルサウンドトラック」
Shuta Hasunuma「Ⅰ (Neo-Japonism Immersive Theater Original Sound Track)」
Digital | BJLAWD-1 | 2025.07.18 Release | Released by B.J.L. X AWDR/LR2
[ https://ssm.lnk.to/I_neojaponism ]
また、蓮沼執太フィル「ミュージック・トゥデイ・リプレイ BOX [Blu-ray+CD]」が10月22日に発売決定しました。
▪蓮沼執太フィル「ミュージック・トゥデイ・リプレイ BOX [Blu-ray+CD]」2025.10.22 Release
*2024年6月に受注販売のみで販売していた蓮沼執太フィルの豪華ボックスが限定販売中です。
▪蓮沼執太フィル「ミュージック・トゥデイ・リプレイ BOX [Blu-ray+CD]」 ハスヌマシュウタフィル「ミュージック トゥデイ リプレイ ボックス ブルーレイ プラス シーディー」
Blu-ray+CD 【ライブ映像 Blu-ray/ライブ音源 CD/蓮沼執太フィルのメンバー、小山田圭吾、渡邉清人、当日来場されたお客さんからのコメントカード/記録写真(撮影:後藤武浩、濵本奏)/テキスト(編集:岡澤浩太郎)】
2025.10.22 Release | Released by windandwindows | 8,000 Yen+Tax
収録:
1. Earphone & Headphone in my Head - PLAY0
2. Meeting Place
3. GPS
4. 半分寝てる - 1/2 Sleep
5. BLACKOUT
6. centers #0 - #3 with 渡邉清人
7. Selves with Cornelius
8. 環境と心理 with Cornelius
9. ZERO CONCERTO
10. Eco Echo
蓮沼執太によるコメント:
『ミュージック・トゥデイ・リプレイ』BOXについて思った幾つかのこと。蓮沼執太フィルのコンサートはメンバーの人数が多いこともあって、なかなか数が出来るものではありません。これは大袈裟に言っているわけではなくて、いつもライブ前は「今日が最後のライブだ」と思ってのぞんでいます。
本当にそういうアンサンブルなんです。僕は芸術活動において「戦略」というものを描くことができないタイプで、蓮沼執太フィルも行先を考えずにここまで歩んでこれました。
今公演の『ミュージック・トゥデイ』というタイトルは、僕がライフワークとして続けているイベント名です。そのイベント名はもちろん武満徹さんが国内外の前衛音楽を紹介する音楽祭から拝借させていただきました。
このたび、東京オペラシティ コンサートホール:タケミツ メモリアルでコンサートをするにあたって、あえて『ミュージック・トゥデイ』という言葉で、このコンサートホールに、武満さんに、それから今回コンサートに来てくれる皆さんに対して「こんにちは、よろしくお願いします」と、ご挨拶をするような姿勢で制作しました。
また、ゲストには、Corneliusの小山田圭吾さんをお招きしました。メンバーの権藤知彦さんと小山田さんが在籍していたMETAFIVEのために小山田さんが作った楽曲「環境と心理」を蓮沼執太フィルで演奏して(アレンジは権藤さん)、僕と小山田さんが制作した「Selves」という曲を蓮沼執太フィルでの演奏で初披露をしています。
この公演が行われる数年間で起こってしまった出来事を、僕らのやり方でひとつひとつチューニングをし直して繋ぎ合わせるような作業をしてきました。演奏するセットリストも熟考を重ねて、初期作から最新作まで詰め込んだベスト的選曲になっています。ある意味で油がのった良い演奏になっているんじゃないでしょうか。
蓮沼執太フィルは、常に形を変えて活動をしてきました。フィルの誕生からライブを重ねて作ったアルバム『時が奏でる』が第一期。続いて、アルバム『アントロポセン』リリースから、蓮沼執太フルフィル誕生で生まれた大合奏アルバム『フルフォニー』が第二期。そして、コロナ禍を通過して作ったアルバム『シンフィル』からこのBOX『ミュージック・トゥデイ・リプレイ』までが第三期に当たります。
これまでの活動がすべて入っているのがこの『ミュージック・トゥデイ・リプレイ BOX(Blu-ray+CD)』です。
コンサートで展示をしてくれた五月女哲平さんの作品『Spring color』が封入されている限定エディションは、まさに当時の記憶を蘇らせるアートワークになっています。蓮沼執太フィルのメンバー、公演を一緒に作ったスタッフたち、映像に参加してくれたメンバー、コンサートの会場空間とその会場を支えるスタッフ、来場してくれたオーディエンス全員の記憶や感触がこのBOXに凝縮されています。ぜひ様々な角度から蓮沼執太フィルの活動を感じてください。 -蓮沼執太
出演者
ゲスト:小山田圭吾(Cornelius)、渡邉清人
蓮沼執太フィル:蓮沼執太、石塚周太、イトケン、大谷能生、尾嶋優、音無史哉、葛西敏彦、K-Ta、小林うてな、ゴンドウトモヒコ、斉藤亮輔、千葉広樹、手島絵里子、三浦千明、宮地夏海
・「蓮沼執太フィル「ミュージック・トゥデイ」東京オペラシティコンサートホール ・2023.04.02」の放送が10月21日にSSTVで放送。
SPACE SHOWER TV 蓮沼執太フィル「ミュージック・トゥデイ」東京オペラシティコンサートホール ・2023.04.02
2023年に東京オペラシティ コンサートホール:タケミツ メモリアルにて開催されたライブの模様の再放送が決定。
番組の詳細: [ https://tv.spaceshower.jp/p/00087786 ]
蓮沼執太|Shuta Hasunuma プロフィール:
1983年、東京都生まれ。音楽という分野にこだわらず広汎な活動を行っています。蓮沼執太フィルを組織して、国内外での音楽公演をはじめ、映画、テレビ、演劇、ダンス、ファッション、広告など様々なメディアでの音楽制作を行う。また「作曲」という手法を応用し物質的な表現を用いて、彫刻、映像、インスタレーション、パフォーマンス、プロジェクトを制作する。
最新アルバムに『unpeople』(2023)。東京2020パラリンピック開会式にてパラ楽団を率いてパラリンピック讃歌を編曲し、さらに楽曲「いきる」を作詞、作曲、指揮を担当しています。
近年の主要なコンサートパフォーマンスは以下の通り。「unpeople 初演」(草月プラザ石庭『天国』/ 2024)、「ミュージック・トゥデイ」(オペラシティ・コンサートホール・タケミツメモリアル / 2023)など。主な個展に「Compositions」(Pioneer Works 、ニューヨーク/ 2018)、「 ~ ing」(資生堂ギャラリー、東京 / 2018)など。
また、ミュージシャンとしての活躍はもちろん、アーティストとしての活動も並んで行っています。近年のプロジェクトやグループ展に「Someone’s public and private / Something’s public and private」(Tompkins Square Park 、ニューヨーク/ 2019)、「FACES」(SCAI PIRAMIDE、東京 / 2021)、など。第69回芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞しています。
▪蓮沼執太フィル|Shuta Hasunuma Philharmonic Orchestra:
蓮沼執太が音楽総監督を務める、現代版フィルハーモニック・ポップ・オーケストラ。2010年に結成された。2014年にアルバム『時が奏でる』、2018年に『アントロポセン』をリリースしました。
2019年にフジロックフェスティバルへ出演し、また、⽇⽐⾕野外⼤⾳楽堂での単独公演を成功におさめています。
2023年にアルバム『シンフィル』をリリースし、オペラシティコンサートホール タケミツメモリアル公演『ミュージック・トゥデイ』を開催しました。
メンバー構成:
蓮沼執太
石塚周太(ギター)
itoken(シンセサイザー、ドラムス)
大谷能生(サックス)
音無史哉(笙)
尾嶋優(ドラムス)
葛西敏彦(PA)
K-Ta(マリンバ)
小林うてな(スティールパン)
ゴンドウトモヒコ(ユーフォニアム)
斉藤亮輔(ギター)
千葉広樹(ベース)
手島絵里子(ヴィオラ)
宮地夏海(フルート)
三浦千明(ヴォーカル、フリューゲルホルン)