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本日、2026年5月22日、英国/オックスフォードのギタリスト、Ed O'Brien(エド・オブライエン)が2枚目のソロアルバムで、自身の名前でリリースする初の作品『Blue Morpho』をTransgressiveよりリリースした。レビューに際して、Uncutから一方的な勝利宣言が出ているほど。
本作は、七曲というEPに近い構成で、かなり密度の濃いアルバムとなっている。彼自身の所属するRadioheadのサウンドに傾倒しており、トム・ヨーク風の音楽を堪能出来るに違いない。しかし、そのサウンドは、単なるレディオヘッドのフォロワーにとどまらない。Radioheadのサウンドを、UKのトラッドフォークから解釈した楽曲や、アンビエント風の楽曲など実験的な試みが取り入れられ、なおかつまたモダンなダンスミュージックとロックソングの融合も含まれている。
Uncut,Mojo、NMEを筆頭に高評価を受けた本作には、渦巻くような内省的なエネルギーの拡散や、独特な内面を優しく愛でるような癒しが感じられる。ハイライトとなるのが、本作の序盤に収録されている「Intications」、タイトル曲「Blue Morpho」ということになるだろうか。例えば、トム・ヨークがThe Smileでレディオヘッドの典型的な音楽性から距離を取ったのに対して、オブライエンのサウンドはむしろ、レディオヘッドの核心へと接近する内容である。
ケンタッキー州の詩人で農夫でもあるウェンデル・ベリーの「闇を知るには、闇に身を委ねよ」という言葉をオブライエンはよく引用する。その哲学は、『Blue Morpho』の制作における指針ともなった。ポール・エプワースとライリー・マッキンタイア(エズラ・コレクティブ)がプロデュースを手掛けたこの深く個人的な作品は、彼の人生で最も困難な時期の一つから生まれた。オブリエンはロックシーンで最も称賛されるギタリストであり続ける一方、『Blue Morpho』では新たな創造の領域へと踏み込み、催眠的なサイケデリック・フォーク、輝きに満ちたギター、魅惑的なトリップホップ、そして光り輝く静寂の瞬間を取り入れている。
長年にわたる内省と実験の過程で書かれた本作は、感情の激動と再生を処理する手段として音に没頭した、長い即興セッションから生まれた。結果生まれたのは、内省とコラボレーションの両方によって形作られ、変容、癒やし、そして、精神的なつながりを探求する一枚であった。
偶然の出会いが、『Blue Morpho』の誕生を後押しした。ポール・エプワースが中心的なクリエイティブ・パートナーとなり、サックス奏者兼作曲家のシャバカ・ハッチングスは、グラストンベリーでの共鳴と周波数に関する対話をきっかけに、フルート演奏で参加。デイヴ・オクムがアルバム全体に輝かしく精巧なギターワークを織り込み、ESKAがボーカルで参加。さらに、エストニアの著名な作曲家トヌ・コルヴィッツがアルバムの弦楽パートを編曲し、タリン室内管弦楽団が演奏を担当することで、この作品の豊かで広大な感情の風景をさらに深めている。
本作は、ウェールズにあるオブライエンのスタジオとロンドンのザ・チャーチ・スタジオで制作され、フロッドがシーケンス制作を、ベン・バプティがミキシングを担当。オープニングを飾る「Incantations」は、8分間にわたる催眠的なサイケデリックフォークとして君臨する。ギターと軽快なドラムテイクの上で、オブライエンの優しい歌声は、ウェールズの田園地帯の葉がさざめくように響く。シングルとしてリリースされた高揚感あふれるタイトル曲「Blue Morpho」では、エドが闇に足を踏み入れ、自然の癒しの力に触発され、新しく生まれ変わる。
先日紹介したように、映画情報もある。本作に併せて制作された短編映画『Blue Morpho: The Three Act Play』は、テキサス州オースティンのSXSWで初公開された後、ロンドン、オックスフォード、パリ、シドニー、メキシコシティ、東京、デンバーで上映され、『Blue Morpho』のリリースに先駆けて公開される。キット・モンテイスがウェールズで監督を務めた本作は、オブライエンの率直で親密な姿を描き出している。詳細は近日中に発表される予定だ。
Label: Transgressive
Release: 2026/5/22
Tracklist:
1.Incantations
2.Blue Morpho
3.Sweet Spot
4.Teachers
5.Solfeggio
6.Thin Places
7.Obrigad
▪Listen/Stream New Album "Blue Morpho”
・「個人的にも創作的にも大成功」ーーUncut 9/10
・「美しく、心を掴む」ーーRecord Collector ★★★★
・「深く瞑想的な作品。暗闇の中に、時折、啓示のようなエレクトリック・ブルーの閃光がきらめく」ーーMOJO ★★★★
・「これは癒しの音。エド・オブライエンが繭から抜け出し、まばゆいばかりの飛翔を遂げている」ーーNME
・「その際立った個人的なトーンと大胆な創造的挑戦により、まるでデビュー作のような新鮮さを感じさせる」ーーRolling Stone
エド・オブライエンは10月に英国およびヨーロッパでライブ公演を行い、10月16日にはロンドンの象徴的な会場バービカンで特別公演を行う。
『The Blue Morpho』のライブ・エクスペリエンスでは、ESKAや音楽監督のデイヴ・オクムをはじめ、アルバムのレコーディング・セッションに参加したミュージシャンたちが一堂に会する。
このライブは、単にスタジオ録音のアルバムを再現するのではなく、流動的で没入感のある体験として構想されている。音楽そのものを祝う場として、各公演は進化し、独自の生命を宿すことになるでしょう。中心人物であるオブライエンを筆頭に、バンドはスライ・アンド・ザ・ファミリー・ストーン、マイルス・デイヴィス、フィッシュといったアーティストたちの、広大で探求心あふれる精神からインスピレーションを得ています。チケットは現在こちらで販売中です。
Live dates:
4-Oct-26 - Netherlands, Amsterdam, Royal Theatre Carre
6-Oct-26 - Italy, Milan, Teatro Lirico
8-Oct-26 - France, Paris, Salle Pleyel
10-Oct-26 - Germany, Berlin, Admiralspalast
12-Oct-26 - Germany, Hamburg, Laeiszhalle
14-Oct-26 - Netherlands, Groningen, Oosterpoort Main Hall
16-Oct-26 - UK, London, Barbican - SOLD OUT
日程:
2026年10月4日 - オランダ、アムステルダム、ロイヤル・シアター・カレ
2026年10月6日 - イタリア、ミラノ、テアトロ・リリコ
2026年10月8日 - フランス、パリ、サル・プレエル
2026年10月10日 - ドイツ、ベルリン、アドミラルスパラスト
2026年10月12日 - ドイツ、ハンブルク、ライツハレ
2026年10月14日 - オランダ、フローニンゲン、オースターポルト・メインホール
2026年10月16日 - イギリス、ロンドン、バービカン - 完売

