Womboは2016年頃から活動しているケンタッキー州ルイヴィルのロックバンド。先週末にニューアルバム『Danger In Five』をリリースしたウォンボ。トリオ編成で、アルトロックバンドとして真を穿ったサウンドを誇る。表向きにはパンクの音楽性は希薄ですが、ポストハードコアのようなサウンドを通過したロックソングを提供します。これはまさしく、ルイヴィルが80~90年代を通して、アートロックやプログレッシヴロックの名産地で有り続けてきたことを印象づける。
基本的には、『Danger In Fives』はマスロックのような数学的な変拍子を基調としたアルバムです。マスロックとは、二つ以上の異なるリズムを織り交ぜたポリリズムのロックのことを意味します。広義においては、転調や変拍子を強調するロックサウンドのことを言う場合もある。
『Danger In Fives』は入念に作り込んだサウンドが特色です。それらはミニマル音楽を通過したロックソングという点では、ニューヨークのFrankie Cosmosのソングライティングに近い印象を抱く。しかし、同時に、ボーカルとギターがユニゾンしたり、ポリリズムがリズムの中に取り入れられたり、全体的なアンサンブルの中でベースの演奏が優位になり、90年代初頭の最初期のグランジやメタルのような音楽が重点を占めるとき、Womboのオリジナリティの高い魅惑的なサウンドが表側に出てきます。それらは、全般的には、Radiohead『Kid A』のエレクトリックサウンドとロックの融合を基底にして、Portishead、Trickyのトリップホップを織り交ぜて、最終的にそれらをルイヴィルのアートロック/マスロックで濾過したような特異なサウンドになる。
こういった点を踏まえた上で、注目すべき曲が幾つかあります。オープナーを飾る「Danger In Five」はアルバムの方向性を理解する上で不可欠な楽曲です。グランジ風のベース進行の中でドリームポップ風のアンニュイなボーカルが本作をリードしている。この曲は、ボーカルの性別こそ異なるものの、Interpolのような独特な哀愁を作風の基底に添えている。また、ルイヴィルのバンドらしい不協和音やクロマティックスケールが登場します。「S.T. Titled」は、Joan of Ark、Rodan、Helmetの不協和音を強調したパンクのエッセンスを吸収し、独特な楽曲に仕上げている。この曲ではドラムやベースの生み出すリズムと呼応しつつ、ギターが即興演奏のようにプレイされる。ロックソングの不協和音という要素を押し出した、面白いトラックとなっています。
このアルバムの場合は、それらの不協和音の中で、調和的な旋律を描くボーカルが魅力的に聞こえます。それらは、トリップホップのようなUK/ブリストルのサウンドを彷彿とさせる。「A Dog Says」などを聞けば、このバンドの特異なサウンドを掴むことができるのではないでしょうか。
古典的な童話をモチーフにした幻想的な音楽性は、短いインタリュード「Really melancholy and There Are No Words」で聴くことができます。また、続く「Spyhopping」においても、彼らの織りなす独特なワンダーワールドを垣間見られます。さらに、終盤のハイライト曲「Common Things」は素晴らしく、ピクシーズの「Trompe le Monde」の時期のアルトロックソングをわずかに思い起こさせます。ギターソロについては、Weezerのリバース・クオモのプレイを彷彿とさせる。そして、Womboの手にかかると、この曲は独特なメランコリアを放ち、癒やしの雰囲気のあるオルタナティヴロックのスタイルに変貌します。アルバムのクローズ「Garden Spies」はマスロックのテクニカルな音楽性を吸収し、雰囲気を満ちたエンディングを形成しています。アートロックという側面で少しマニアックな作風ですが、聞き逃し厳禁のアルバムでもあるでしょう。
84/100
「Common Things」
ロサンゼルスを拠点に活動するメリーナ・ドゥテルテのプロジェクト、Jay Somが、近日リリース予定のアルバム『Belong』からのセカンド・シングル「Cards On The Table」を発表した。
「Cards On The Table」は、魅惑的なエレクトロニック・フラリッシュ、穏やかなフック、そして歪んだヴォーカル(ミニ・トゥリーズのレクシー・ヴェガが参加)が、テッセレーションされたドラムマシンとシンセサイザーの上を流れ落ちるエレクトロニック・ポップの優しさと明解さに満ちたスライスである。 この曲は、アルバムのリードシングル「Float (feat. Jim Adkins)」、コンプリメンタリーリリース「A Million Reasons Why」に続く作品となる。
ドゥテルテはこの曲についてこう語っている。
『Cards On The Table』は『Belong』で一番好きな曲だ! この曲は、友人関係の移り変わりと、プラトニックな関係において、お互いが誤解していると感じたときに、対立がいかに破滅的なものになり得るかについて歌っている。
サウンドは全般的には、Wispが信奉するというMBV、Whirrといったシューゲイズバンドの影響が押し出されている。さらにサウンドプロダクションとしては、MogwaiやExplosions In The Skyのような音響派に近く、全般的にはダンスビートやエレクトロニックの性質が強く、ボワボワとした抽象的なロックサウンドが敷き詰められている。このアルバムはインタースコープからの発売ということで、それ相応の売れ行きは予測出来るかもしれないが、シューゲイズアルバムとしてはやや期待はずれと言える。バイラルヒットが見込める曲が用意されているが、内容が少し薄い気がする。インクを水で薄めたようなアルバムで、太鼓判を押すほどではないだろう。
その全般的なサウンドは、Y2KやK-POPとシューゲイズやダークウェイヴの融合である。その意図は斬新で、才気煥発なメロディーセンスが発揮される場合もある。しかし、まだそれは瞬間的に過ぎず、クリエイティビティは線香花火のように立ち消えになってしまう。あまり持続しない。そして、ロンドンのYEULEのような甘いポップセンスが漂い、その点は、オープニング「Sword」のような曲で聴くことが出来る。悲哀に満ちたメロディセンスが轟音のフィードバックギターやポストロックのアンビエンスがからみあい、Wispの持つ独自の世界観が垣間見える。そしてそれはシューゲイズというよりも、ユーロビートやレイブのようなサウンドに傾倒する。このアルバムは、どちらかと言えば、インディーポップに属するダークウェイヴのような音楽性が顕著である。また、それらは、ヘヴィメタル/ニューメタルに近いテイストを持つケースもある。「Breath onto Me」は、Wispの持ち味であるペーソスに満ち溢れたメロディーとメタリックなサウンドが融合している。これらはシューゲイズの第一世代というより、Amusement Parks on Fire、The Radio Dept.のようなミレニアム世代以降の第二世代のシューゲイズを参考にしているような印象がある。シューゲイズの甘美的な雰囲気を活かしたサウンド。しかし、2020年代のシューゲイズとして聴くと、既に形骸化していて、物新しさに欠けるように思える。
一方で、Y2K、aespaのようなサウンドに傾倒した曲の方がむしろ良い印象を放っている。 「Save Me Now」はWispの甘いメロディセンスがこれらの現代的なカルチャーと融合し、瞬発力を見せる。そして同じようにヴァースからコーラスというシンプルな構成の中で、ロックやメタルのパワフルな効力を持つことがある。この曲もまたYEULEのサウンドに近い雰囲気がある。
対象的に、ヘヴィネスを削ぎ落としたY2K風のポップソングの曲に活路が見いだせる気がする。ニュージーランドのFazerdazeのようなドリームポップの範疇にあるタイトル曲「If Not Winter」はアルバムのハイライトであり、Wispのメロディーセンスがキラリと光る瞬間でもある。過激さよりも軽やかさを重視したほうが、良さが出てくるのではないかと思った。この曲では少なくとも、Wispのダークなメロディーセンスと切ないような感情が上手く合致している。 そしてこの曲でも、アーティストの冬のイメージが上手く導き出されていることが分かる。
アルバムとしてはもう一声。ただ、難しいのは、シューゲイズとしてもセンスの良い曲があること。「Mesmerized」はニュージェネレーションのシューゲイズソングで、ハイパーポップのメタルの要素がヨーロッパのEDMの要素が巧みに結びつき、このジャンルの特徴である超大な音像を作り出す。さらに、グランジ風のギターロックの要素がこの曲の大きな魅力となっている。しかし、以降の収録曲は、アルバムのために収録した間に合わせのものに過ぎず、Wispの本領発揮には至っていないような気がして残念であった。他方、アルバムの最後に収録されている「All I Need」は良い雰囲気が漂っている。デモ風のラフな曲であるが、なにかこのアーティストのことを少し理解出来るような気がした。最もストレートな感情を示したフォークミュージックによるこの曲は、激しいシューゲイズサウンドの中において異彩を放ってやまない。
75/100
Best Track 「If Not Winter」
レモンヘッズが、約20年ぶりとなるアルバム『Love Chant』の最新プレビューとして「The Key of Victory」を公開した。
エヴァン・ダンドは「The Key of Victory」についてこう語っている。「静かで、ビッチだ。 静かで、ビッチで、かわいくて、モード。 ストリート・ハッスルのような雰囲気を出そうとした」
エヴァン・ダンドの回顧録『Rumours Of My Demise』と同時にリリースされるアルバム『Love Chant』は、ブラジルのマルチ・インストゥルメンタリスト、アポロ・ノーヴェがプロデュースし、旧友と新しい盟友を引き合わせた。
今年のTransgressive Recordsは、魅力的なデビューバンドを積極的に送り出している。ブライントンの四人組、The New Evesもまたそのうちの一つ。ニンジャ・チューンのBlack Country, New Roadのツアーにも帯同し、今後人気を獲得しそうだ。The New Evesは、2025年にデビューしたばかりで、潜在的な能力は未知数であるが、若いエナジーとパワフルなサウンドを特色にしている。この四人組は、ニューヨークの1960年代後半のプロトパンクを吸収し、パティ・スミス、VUなどのプリミティブなロックサウンドを、彼女たちの最大のストロングポイントであるスカンジナビアの伝統的な羊飼いの音楽と結びつける。その伝統音楽は上辺だけのものではなく、本格的である。例えば、アルバムの先行シングル「Cow Song」はその象徴的な楽曲で、ヨーデルのような特殊な歌唱法が登場する。それらは確かに北欧の牧歌的な印象を呼び起こす。
The New Evesの音楽は、ラフ・トレードに所属するLankum(アイルランドの中世の伝統音楽を実際の楽譜を参照し、実験音楽の領域から探求する)のような民俗学的な興味を呼び覚ます。しかし、ブライトンの四人組の記念すべきデビューアルバム『The New Eve Is Rising』は、必ずしも世界音楽だけに限定されているわけではない。例えば、その音楽性は、英国の伝統的な戯曲を筆頭とする舞台芸術(オペラ/バレエ)のようなシークエンスを想起させることもある。それらが現在のUKロックの一つの主流であるシアトリカルな音楽性を矢面に押し出す場合がある。これらは結局、イギリスの音楽形態そのものが、西ヨーロッパの芸術性と密接に関連してきたことを想起させる。そこには確かに付け焼き刃ではない、歴史や文化の匂いが漂っている。
アルバムのオープニングを飾り、大胆不敵にもバンド名を冠した「The New Eve」を聴けば、このバンドがどのような音楽を志すのか、その一端を掴むことが出来るに違いない。例えば、The Whoの『Tommy』で示されたような、ロックオペラの再現を試みているらしいことが分かる。しかし、表現者が違えば、もちろん、外側に表れる印象も変化する。この曲ではバレエやオペラの音楽性を吸収し、ドローン音楽を弦楽器で表現し、舞台上の独白のようなボーカルが繰り広げられる。Lankumのような実験音楽性を踏襲し、ミステリアスなイントロを形成している。そして、オペラやバレエのような印象を持つ導入部に続いて、2分以降には、ニューヨークのプロトパンクの原始的なロックが発現する。ジョン・ケイルのエレクトリック・ビオラのような弦楽器のトレモロ、そして、ルー・リードさながらに、アンプのダイヤルをフルに回して演奏したかのような分厚いギターが炸裂し、この一曲目は「Sister Ray」のような秘術的なロックサウンドを生み出す。デビューバンドらしからぬ不敵なイメージが的確に体現された楽曲である。
The New Evesは、ニューヨークのプロトパンク、ブライアン・イーノがプロデュースを担当した『No New York』のコンピレーションに登場する複数のアート・ロックバンドの形式を受け継ぎ、ノイズや不協和音を徹底して強調している。それは、まるで現在の世界情勢や貿易戦争、の軋轢をそのままギターロックに乗り移らせたかのような印象をもたらす。もう一つ特筆すべきは、米国西海岸の原始的なパンクバンドのような不穏な空気感を持ち合わせていることである。
続く「Cow Song」は、クラシックや民族音楽とロックの融合を目指した楽曲で、BC,NRとも共通点がある。しかし、フォロワー的でもなければ、はたまたイミテーションでもない。 アルバムの幾つかの曲がスウェーデンの山小屋で書かれたというエピソードからも分かる通り、The New Evesのワールドミュージックの要素はかなり本格的であり、類型が見当たらない。この曲では、The Whoの名曲「Baba O' Riley」の作風を受け継ぎ、それらを舞台芸術のボーカルアートの形式と融合させている。ヨーデルのように、喉を震わせる特異な歌唱法、そしてスティーヴ・ライヒ、フィリップ・グラスの20世紀のミニマル・ミュージックの方式を受け継いで、それらをダンスミュージックのパルス音のように響かせ、2025年の新しい舞踏音楽に挑戦している。ラフで荒削りな印象もあるものの、それもまた、この曲を聞く際の魅力となるはずだ。
一方で、「Mid Air Glass」は、チェロのような弦楽器のトレモロを通奏低音として敷き詰め、アイスランドのビョークのような歌唱法を披露している。明確にボーカルの役割分担をしているのかまでは分からないが、楽曲ごとにメンバーそれぞれの個性を活かしているような感じがあり、その点に好意的な印象を覚えた。スカンジナビアやアイスランドのような北欧の音楽が曲の中盤までは優位を占めるが、後半以降、その音楽はスコットランド/アイルランドの音楽に傾倒していく。それらの繁栄と衰退を繰り返す西ヨーロッパの情勢の変遷と呼応するような音楽である。曲の後半では、弦楽器とムーディーなギターが活躍し、ジム・オルークのようなアヴァンフォークに近くなる。というようにこの音楽のコスモポリタニズムは魅惑的に聞こえる。そして実際的に曲の後半では、瞑想的な音楽性が優位になるのが興味深いポイントである。
終盤でも音楽を心から奏でるスタンスは相変わらず。「Rivers Run Red」では、パティ・スミスやテレヴィジョンの文学的なロックのイディオムを受け継いで、見事にそれを現代に復刻している。クローズ「Volcano」は、火山のような爆発的なエナジーをブルースロックで体現する。あまりに渋すぎるが、驚くべきことに、これをやっているのは若い女性たちなのだ。
ロサンゼルスを拠点に活動するミュージシャン、イジー・ヘーガロップは、Prewnのマントルの下、心の輪郭を余すところなくさらけ出した音楽を奏でる。このことは、2023年のデビュー・アルバム『Through the Window』の重力の印に特に顕著に表れているが、今度の2ndアルバム『System』では、彼女の身体と心の親密なメカニズムをさらに垣間見ることができる。
アルバムの中では、フォーク・ロックやジャングルポップなどの音楽性が強いように思える。しかし、その中でシューゲイズ色が強いのが続く「Here Is Now」である。 このアルバムの重要な録音方法であるギターの多重録音で得た重厚なギターサウンドをベースにして、ドリームポップのような夢想的なジョンストンのボーカルが揺らめく。
アルバムの前半部から中盤部は、前作アルバムの復習ともいうべきサウンドが顕著だ。しかし、完全な自己模倣には陥っていない。新しい音楽性がアルバムの終盤になって登場する。アーティストの持ち前のローファイ性をサイケのテイストで縁取った「A Drawing Of The Sun」は、American Footballの『LP1』のポスト世代に位置づけられる。エモ好きは要チェックだ。
また、「An Outstreched Hand/ Rain From Here to Kerry」はオーストラリアのRoyel Otisのようなポストパンク勢からのフィードバックを感じさせる。ただ、ファー・カスピアンの場合は、美麗なギターのアルペジオを徹底して強調させたキラキラとした星の瞬きのようなサウンドが特色である。音楽の系統としてはエモ。しかし、このアルバムでは、柔らかさと強さが共存している。これはたぶん、前作にはなかった要素であり、シンガーソングライターとしての進歩を意味する。
ザ・ベスの2022年のアルバム『Expert In A Dying Field』から『Straight Line Was A Lie』までの道のりは、一筋縄ではいかなかった。 ストークスは初めて、携帯電話で録音した断片以上の新しい曲を書くのに苦労していた。 彼女は最近、SSRIを服用し始めたが、そのせいで、精神的、肉体的な健康状態から、家族間のいざこざまで、自分の人生で壊れているものすべてを「解決」できるような気がしていた。 だが、同時に、書くことが以前のように簡単にはできなくなっていた。
『Straight Line Was A Lie』では、ストークスとピアースは典型的なベスの執筆プロセスを打ち破り、創造的なインプットの波に自分たちを開放した。 すでに有名な作詞家であるストークスは、個人的なことをとらえ、普遍的なことを梯子するキャッチーでインスタント・クラシックなフレーズで、長い間ファンや批評家に感動を与えてきた。
しかし、ストークスは作詞との関係を意図的に解体し、再構築した結果、完全に生まれ変わった。 彼女のソングライティングは、洞察力と脆弱性という驚くべき新たな深みを獲得し、『Straight Line Was A Lie』はこれまでで最も鋭い観察眼と真実味に溢れ、詩的なベス・プロジェクトとなった。
今年初め、ベスは今秋、北米、英国、ヨーロッパを回るワールド・ツアーを発表した。 ロサンゼルスのThe Wiltern、サンフランシスコのThe Fillmore、シカゴのThe Salt Shed、ニューヨークのBrooklyn Paramount、フィラデルフィアのUnion Transfer、ワシントンDCの9:30 Clubなど、これまでで最大規模の会場でヘッドライナーを務める。
セカンド・アルバム『When The Wind Came Across』では、モータウンとソウルの要素を取り入れた。「That Afternoon」という曲では初めて台湾語の歌詞を試みた。 このアルバムは、明るくも優しく、日常の瞬間に寄り添ってくれる静かな友人のような黄金色の温かなリスニング体験を提供する。
2025年には、台湾の福建語の曲「Words Unsaid」、北京語の曲「Afraid」、そしてアートの枠を超えたコラボ曲「Fracture - To W」の3枚のシングルをリリースし、さらなる進化を遂げた。 これらの作品は、穏やかな芯を体現しつつも、新たな境界線を探るために外へと手を伸ばし続けている。
2020年、Huan Huanはデビューアルバム『Water Can Go Anywhere』をリリースし、これまでのEPにあったポストロックやシューゲイザーの影響から、フォークロックやドリームポップを取り入れたヒーリング・サウンドへとシフトした。 収録曲「I'd Better Be On Time」は、Disney+のシリーズ「Small & Mighty」でフィーチャーされ、ソニーとコラボし、同曲のライブ・セッションを行った。
パンデミック規制の緩和により、Huan Huanは国際的なプレゼンスを拡大し続けた。 2022年のEP『Blue Room Orange Man』では、クラシック・ギターとシンセ・ベースを導入し、サウンドをより豊かにした。 彼らはマレーシアのCITY Plus Radioの独占インタビューに招待され、シンガポールのASEAN音楽祭にも出演した。
2023年、彼らはプロデューサーのユチェイン・ワンとコラボレートし、セカンド・アルバム『When The Wind Came Across』をリリース。 このアルバムの新鮮で風通しの良い台湾語の歌詞はリスナーの共感を呼び、広く称賛された。
特筆すべきは、「No Tears」がネットフリックス・シリーズ「At This Moment」のエンディング・テーマに選ばれたこと。 その後、沖縄で開催されたミュージック・パワー2023で日本のステージにデビューし、地元の観客から熱狂的な反応を得た。
2024年、ファン・ファンは "Huan Huan to Your Home "ツアーを開始し、ファンとのつながりを深め、彼らの音楽が感情に与える影響を探るため、親密なハウス・コンサートを行った。 こうした親密な交流を通じて、彼らは自分たちの音楽がリスナーの聖域となることを理解した。 2025年4月、ファン・ファンはリリースしたばかりのシングル「Afraid」と「Words Unsaid」を、台湾を代表して日本の有名な音楽フェスティバル「SYNCHRONICITY」のステージに持ち込んだ。
Huan Huan is an alternative rock band based in Taipei. The band consists of vocalist Coco, drummer Yi Jen, bassist Stone, and guitarist Baozi. After changing members, the band has been releasing music since around 2017.
At the time of their debut, their music was mainly dream pop and shoegaze. Gradually, they have broadened their musical horizons and have incorporated post-rock, jazz, soul music, and Asian pop into their musicality.
Today, Fan Fan's music leans in a slower direction, blending folk and rock influences with Coco's clear, soothing vocals. Their diverse lyrics span Mandarin, English, and Taiwanese, allowing them to connect with audiences from different cultures.
For his second album, "When The Wind Came Across," he incorporated elements of Motown and Soul. On the other hand, the song "That Afternoon" was the first time he tried Taiwanese lyrics. The album offers a golden, warm listening experience, bright yet gentle, like a quiet friend who accompanies you in your everyday moments.
In 2025, the group further evolved with the release of three singles: the Taiwanese Fujian song "Words Unsaid," the Mandarin song "Afraid," and the cross-artistic collaboration "Fracture - To W." These pieces embody a calm core, yet continue to reach outward to explore new boundaries.
Since its formation in 2015, Huan Huan has stood out in the Mandarin music scene with its unique sound. In 2017, they released their debut single, "Huan Huan". Following the release of their EP "Charlie" in 2019, they garnered attention from local and international critics. Next, their performance at the music festival LUCfest caught the attention of international curators, leading to invitations to Motel Mozaïque in the Netherlands and MIL Festival in Portugal.
In 2020, Huan Huan released their debut album, Water Can Go Anywhere, which shifted away from the post-rock and shoegaze influences of their previous EPs to a healing sound that incorporated folk rock and dream pop. The track "I'd Better Be On Time" was featured on the Disney+ series "Small & Mighty," and the band collaborated with Sony on a live session of the song.
The album also led to an offer for a physical release from Japan's Imperament Records and a live interview on Japan's TBS radio. Following the album's release, Fun Fun Fun was nominated for "Best New Artist" at the 2021 Golden Indie Music Awards and performed virtually at international festivals such as Primavera Pro in Spain and Bangkok Music City in Thailand. He has performed virtually at international festivals such as Primavera Pro in Spain and Bangkok Music City in Thailand.(Via Official HP)
ーーThank you for taking the time to do this interview! How the band was formed? Do you have a story about the formation of Huan Huan(緩緩)?
Huan Huan went through several lineup changes before gradually forming its current ensemble. It all started when vocalist Coco posted an online call for bandmates, hoping to play post-rock.
The band name "Huan Huan" came to her while she was taking a shower—she felt it perfectly matched her extremely slow-paced personality. In 2019, drummer Yi-Chen joined, followed by guitarist Baozi. It wasn’t until the recording of their second album that bassist Stone became part of the band. Over time, the band’s musical style also evolved, shifting from post-rock to what is now a sound more akin to folk rock.
ーーWhat kind of music influences each member of the band?
Baozi: The music genres that have influenced me the most are Rock, J-Pop / J-Rock, Alternative Rock, Post Rock, and so on.
Coco: The music that has influenced me the most is probably Western indie music from the 1990s to 2000s, such as bands like Beach House, Daughter, Kings of Convenience, Wilco, and Big Thief.
Stone: The music that has influenced me the most is Black music, especially soul and jazz. I enjoy listening to classic tracks from the 1960s to the 2000s—artists like Marvin Gaye, Stevie Wonder, The Jackson 5, D’Angelo, Erykah Badu, and others.
Yi Jen: I have been influenced by different music in my different ages, such as rock music during my teenage years, and then post rock or electronic music during my college years, and now I pretty like the grooves of Motown music or the vibrant improvisations in jazz music.
ーーI get the impression that in recent years you have been putting more effort into your live performances. What do you consider important in your live performances?
Baozi: I think the most important part of a live performance is conveying the band's energy to the audience through both sound and visuals. When we plan our set, we want to create an experience that feels more intense and immersive than just listening to a CD or streaming.
Because live shows allow for more direct interaction, we also want to express not only the band’s overall personality but also the individual characteristics of each member. That’s why, starting this year, we’ve included solo segments from each member to bridge between songs.
ーーHuan Huan has released two good singles 「Words Unsaid」and「Afraid」this year. Can you tell us more about these new songs from the band?
Baozi: “Words Unsaid” is Huan Huan’s second song in Taiwanese. Although the lyrics are quite sorrowful, we chose to express that sadness through a passionate, upbeat dance style, hoping it could serve as an outlet for listeners’ emotions. It’s also our fastest-paced track so far. Our vocalist Coco really likes Kings of Convenience, and we’ve always wanted to try blending folk with dance music. When we finally pulled it off, we were so excited and happy—though our hands were sore from playing it! (laughs)
Stone:「Afraid」continues Huan Huan’s signature warm and organic style over the years. Coco’s lyrics capture the most delicate, intimate emotions from deep within. I feel that both the songwriting and the performance embody a very 'Huan Huan' atmosphere.「Words Unsaid」is a new direction for us. While maintaining emotional depth, we incorporated more groove—something the live audience can really immerse themselves in. The response during the tour has been quite positive.
ーーYou guys had a tour in Japan this year. How did you feel about it? Did you do any sightseeing?
Baozi: Performing in Japan was both an exciting and nerve-wracking experience for us. We've always seen Japan’s music scene as extremely strong, so getting selected to perform at a major event like SYNCHRONICITY was a huge encouragement.
We also had a smaller show at mono record in Shimokitazawa. When we saw that our music could cross language barriers and still bring healing and joy to Japanese audiences, it was a truly touching and validating moment. As for sightseeing, I went to Sunshine City in Ikebukuro and had a ton of delicious izakaya food and drinks—so good! (laughs)
Stone: During this Japan tour, we visited some great live houses and also watched performances by other excellent bands at SYNCHRONICITY. I was impressed by the diversity and engagement of the audience—it really felt like music is a way of life. Since most of our events and interviews were around Shibuya, we spent several days exploring the area in depth. The bustling streets were so vibrant that I often got lost (laughs).
Yi Jen: I went to Nintendo store in Shubuya just right beside our venue in SYNCHRONICITY because I’m a fan of their game “Pickmin Bloom”. We also went to several “kissaten” to enjoy the vintage vibe that we can hardly find outside of Japan!
Coco: This time, we were warmly welcomed by our friends in Japan. Not only did many people come to our shows to show their support, but the staff also took us and other performers to dine at restaurants with a unique atmosphere. Everyone sang together enthusiastically—it left a deep impression on me. It’s truly a rare and cherished memory!
ーーWhat are Huan Huan's plans for the future? Any plans for releasing an album or EP in the near future?
Coco: The concept for the next album already has a rough initial direction. After releasing three singles in 2025, we hope to maintain our creative momentum and begin preparing for the full album.
ーーWhat kind of music is popular in Taipei now? And what do you think is attractive about this city?
Baozi: In Taipei, all kinds of music have their own fan bases. Just like global trends, hip-hop and K-pop are still really popular, but Japanese-style music has always had a strong following here too. What attracts me most to Taipei is its diversity and warmth.
The open-minded atmosphere allows all kinds of cultural elements to thrive, and both shop owners and everyday citizens are incredibly kind. That’s what I love most about the city.
Stone: I agree with Baozi’s observation that Taipei is a city where subcultures thrive, with each group having its own preferred genres. Recently, I’ve noticed that Shoegaze music is gradually becoming popular among university students, which surprises me—it almost feels like I’ve gone back to my college days (laughs).
ーーFinally, if you had to name something that you can only get from Huan Huan's activities, what would it be?
Baozi: I think Huan Huan as a band feels like that one especially gentle friend we all have. When you share your worries with them, they won’t immediately tell you what to do—they’ll just stay with you, listen, and offer the comfort you need most. The way we sing the softest voices of the heart is something we hope is uniquely comforting to our listeners. I believe that this special kind of tenderness is Huan Huan’s most unique charm.
Coco: We approach things with a spirit of openness and compassion, and we hope our music can offer a sense of healing to those who listen.
Stone: After all these years, I feel that Huan Huan now reflects more of the natural, genuine sides of the four of us. We don’t need to pretend to be grand; we just honestly present and share ourselves. Moving forward, we want to keep bringing this kind of atmosphere to every corner of the world.
Yi Jen: An introverted an candid friend, a warm company.
ーThank you so much. We look forward to seeing your future activities. Please come visit in Japan again!
Interview : Music Tribune (Tokyo)
Special Thanks To: Meng(In Utero [Manager of Huan Huan])
The Mossは7500万回以上のストリーミングを記録し、Alt Pressから "Rising Artist To Watch
"として高い評価を受けている。 バンドは2025年にアメリカで50以上のヘッドライナー公演を行い、8月にはマウント・ジョイと共演する。
最近、バンドは、BottleRock、Levitateなどに出演している。今後の活躍が楽しみなロックバンドだ。
「Darkness」
Originating on the shores of Oahu as teenage buddies, Tyke James (vocals/guitar) and Addison Sharp (guitar) traded in beaches for the Great Salt Lake joining forces with Willie Fowler (drums) Caiden Jackson (bass) to form The Moss.
As the group’s principal songwriter, Tyke channels his own personal experiences and passions into The Moss’ radiant and deceptively sunny tunes—their unique version of organic indie rock draws from artists like Pinegrove and Kevin Morby for sonic inspiration.
The band’s insightful songs and memorable live shows have earned The Moss acclaim across the music press world, including Alternative Press, Under The Radar, The Alternative, LADYGUNN, Earmilk, Atwood Magazine and OnesToWatch.
Their new single "Darkness" is off of their highly anticipated forthcoming EP. Tyke of the band confides, “Darkness is written as this cyclical thought, of caring deeply about someone, but needing space from them to sort out your own emotions.”
「In a Bungalow」に続く、先月の「人々と場所の思い出」をテーマにした作品に続き、「Nora」は60年代を彷彿とさせる、暗くも遊び心のあるトラックです。曲の意外なサビ「I’m glad you are here now / I can see now」は、突然の啓示のような一節で、夜遅くの自己反省に満ちた、知性と優美さが溢れる瞬間です。
Case Oatsは今夏、ニューヨーク、トロント、シカゴでアルバムリリースライブを複数開催し、さらに2つのフェスティバルにも出演予定。Skokieの「Out of Space」とナッシュビルの「Americana Music Festival」です。10月には、LuciusとSuperchunkの北米ツアーをサポートする。
『God Save The Animals』から3年を経てリリースされたフィラデルフィアのシンガーソングライター、Alex Gの新作『Headlights』は、近年の男性ミュージシャンの中でも傑出した作品である。この作品を機にイギリスのDominoからアメリカのRCAへとアレックスGは移籍している。前作ではアメリカーナやフォーク・ミュージックをベースに温和なロックワールドを展開させたが、それらの個性的な音楽性を引き継いだ上で、ソングライティングはより円熟味を増している。現代的なポップ/ロックミュージックの流れを踏まえた上で、彼は普遍的な音楽を探求する。
新しい音楽性を垣間見せたあと、「Real Thing」では、『God Save The Animals』の作風の延長線上にある音楽性が選ばれている。しかし、カントリーをベースにしたギターの奏法には磨きがかけられ、ギターの弦でリズムを取る音ですら、調和的な響きに聞こえてくる。しかし、この曲では、明らかに前作とはボーカルスタイルが異なるのに気がつく。繊細性や脆弱性を押し出した男性シンガーにしか紡ぎ得ない哀愁や切ないメロディーをさらりと歌い上げている。
Alex Gは、自分自身でも比較的高い音域を歌いこなうシンガーであるが、このアルバムでは自分の音域ではカバーしきれない箇所を女性シンガーに任せることがある。対象的に、「Beams Me Up」では、瞑想的なフォークロックを選んでいる。アコースティックギターと歌がメインであるのは事実だが、ピアノのグリッサンドを用いたりと、様々な工夫が凝らされている。これらが北部とも南部とも西海岸ともつかない70年代風のフォーク・ロックの楽曲と組み合わされ、さらに重厚なコーラスが入ると、この曲は次第に瞑想的な領域にまでたどり着く。
その後の収録曲の流れは見事としか言いようがない。再び、アメリカーナやカントリー/フォークを中心とする音楽的な主題に戻り、「Orange」では、アルバムの冒頭で聞けるような幻想的で心地よいフォークサウンド、さらに、アメリカーナの歌唱を維持した上で、続く「Far and Wide」ではストリングスを取り入れ、アメリカの民族音楽的なルーツに迫る。この曲の中には小さい子が聴くようなアメリカの民謡の要素が含まれ、それらがギターロックやオーケストラと融合している。特に、最近のRCAが得意とするフィル・スペクター級のオーケストレーションに注目したい。曲の終盤では弦楽器がレガートからピチカートへと変わり、ダイナミックな変遷を描く。ビートルズの「The Long And Winding Road」のチェンバーポップの進化系が示されている。
1.Silent Exchange 2.Won’t You Speak Your Mind 3.The Thread 4.Damage 5.Dandelions 6.Islands (Really Something) 7.In The Saddle 8.Evangeline (Ft. Madison Cunningham) 9.Back To The Wind 10.Small Talk 11.Darling
ウィルコのソングライター、ジェフ・トゥイーディーが4曲の新曲「One Tiny Flower」、「Out In The Dark」、「Stray Cats in Spain」、「Enough」のリリースと同時に、ニューアルバム『Twilight Override』を発表した。本作はジェフ・トゥイーディーにとって従来で最も壮大な音楽的な冒険となり、三枚組の圧倒的なボリュームを持つ作品としてリリースされる。また、このアルバムはミュージシャンにとって創造が何かを徹底的に追求したものである。
2020年のパンデミック時代を反映した『Love Is The King』から5年後にリリースされる3枚組アルバム『Twilight Override』は、トゥイーディーがシカゴのスタジオ、ザ・ロフトでレコーディングとセルフ・プロデュースを行い、シカゴを拠点とする友人や家族が参加している。 ジェイムズ・エルキントン、シマ・カニンガム、マシー・スチュワート、リアム・カザー、そしてトゥイーディーの子供スペンサーとサミーが参加している。
Jeff Tweedy 『Twilight Override』
Label: dBpm
Release; 2025年9月26日
Disc 1:
One Tiny Flower
Caught Up in the Past
Parking Lot
Forever Never Ends
Love Is for Love
Mirror
Secret Door
Betrayed
Sign of Life
Throwaway Lines
Disc 2:
KC Rain (No Wonder)
Out in the Dark
Better Song
New Orleans
Over My Head (Everything Goes)
Western Clear Skies
Blank Baby
No One’s Moving On
Feel Free
Disc 3:
Lou Reed Was My Babysitter
Amar Bharati
Wedding Cake
Stray Cats in Spain
Ain’t It a Shame
Twilight Override
Too Real
This Is How It Ends
Saddest Eyes
Cry Baby Cry
Enough
ロサンゼルスの四人組ロックバンド、Rocketが待望のデビューアルバム『R is for Rocket』を発表した。本作は10月3日にTransgressive Records / Canvasbackからリリースされる。
このアルバムは、絶賛された『Versions of You EP』のエネルギーをベースにしていたが、『R is for Rocket』ではバンドの技術が目覚ましく進化している。2024年初頭にアルバムの制作を開始するまでに、彼らはほぼ絶え間ないツアースケジュールをこなしてきた。彼らのヒーローであるライド、サニー・デイ・リアル・エステート、シルヴァーサン・ピックアップスの前座として数え切れないほどの時間をストリートで過ごす中、四人組はデビュー・アルバムを制作に取り組み、ドラムのクーパー・ラドマデの実家の庭にあるささやかなスタジオで作曲を行った。
その勢いのまま、バンドは2024年のほとんどをツアーで回り、ピクシーズのフランク・ブラック、ライド、サニー・デイ・リアル・エステート、シルヴァーサン・ピックアップスなどの代表的なバンドや、ジュリー、バー・イタリア、ホットラインTNTなどの同業者たちのオープニングを務めた。
バンドは、Pitchfork London & Paris、Bumbershoot、Best Friends
Foreverなど、世界中のフェスティバルのステージに登場している。2025年にはEU/USツアーを開催し、デビュー・アルバム『R is for Rocket』とトランスグレッシヴからリリースする。
パラモアのヘイリー・ウィリアムス、ジミー・イート・ワールドのジム・アドキンス、ミニ・トゥリーズのレクシー・ヴェガなど、ドゥテルテはソロ・アルバムで初めてゲスト・ヴォーカリストを迎えている。 アドキンスは瞑想的な「A Million Reasons Why」と共に本日リリースされる高揚感溢れるニューシングル「Float」に参加している。
ジェイ・ソムの絶賛された2ndアルバム『Anak Ko』が2019年にリリースされて以来、ドゥテルテはここ数年間、プロダクションとオーディオ・エンジニアリングへの情熱を培ってきた。その結果、グラミー賞を受賞したboygeniusのアルバム『the record』、ルーシー・デイカスの最新作『Forever Is A Feeling』、そして数え切れないほどの愛されるインディー・レコードのプロデュースを手がけることになった。
また、ボーイジーニアスのツアー・バンド・メンバーとして参加したり、トロイ・シヴァンやビーバドビーらと『No Rome』でコラボしたり、『I Saw the TV Glow』のサウンドトラックに参加したりと、その活動は多岐にわたる。しかし、ドゥテルテはこれまで以上に多忙を極めている。