Glen Hansard ニューシングル「Take Heart」を発表 ウクライナ難民をバックボーカルに迎える

 

©︎Mikoraj Rotowski

アイルランドのSSW,Glen Hansard(グレン・ハンサード)が、マルケタ・イルグロヴァとアイルランド在住のウクライナ難民3人をバックボーカルに迎えたニューシングル「Take Heart」をリリースしました。


2月のツアー中、グレン・ハンサードはインターネット上でパティ・スミスの「人々よ、心を強く持て」という投稿を目にした。

 

「物事は良くなる。もし良くならなかったら、私たちが良くしてあげる。私たちは、無駄の転換を訴えています。無駄の転換、それは、人間にとって最も古い関心事です。でも、みんな、今夜は金色に輝いていた」


ツアーから帰国後、グレン・ハンサードは、隣人のマリーナが引き取ったウクライナ人家族の母親マリアから聞いた話に触発された。

 

そして、地元の赤十字に連絡し、3人の難民と知り合った。アンナ、アレックス、オレナだ。


彼らがこの曲で歌っている「Povernit'sya do mene/ Povernit'sya do mene/ Povernit'sya do mene/ Do mene Neushkodzhenym」は、訳してみると「私のもとに帰ってきてください」という意味である。


"Return to me/ Return to me/ Return to me without harm" 


ハンサードは、今回のシングルでウクライナ・アクションへの寄付を呼びかけている。


「この曲は、この惨状の足元に置かれた一輪の花であり、大使館の扉に無力なまま置かれたり、窓際に燃え残った何百万本ものろうそくの中に灯るもので、地球を一周する大きな善意の雲に投げかける祈りです」と、グレン・ハンサードは声明で語っている。

 

「これは、存在しなかったものが、存在するようになったもので、私がこの曲を作っているときにそれを聞いて、よりその意義を強くするために、かれらは加わってくれた、Patti、Alex、Anna、Olena、Markétaのおかげで生み出された。これは彼らのため、そして、この残酷な戦争のあらゆる側で愛する人を失った、または、行方不明になっているすべての人々のために書かれた曲です」


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