コールドプレイ、元マネージャーのデイヴ・ホームズを反訴 1700万ドルの賠償金を請求

 

 今年8月、コールドプレイの元マネージャーであるデイヴ・ホームズが、10枚目のアルバム『Music Of The Spheres』(2021年)と、未発表の11枚目のアルバム得た1200万ドル相当の未払い手数料を求め、バンド側を相手取って訴訟に踏み切った。今回、この件を受け、バンド側は20年間彼らをマネージメントしてきたホームズに対し、反訴し、多額の賠償金を請求したことが判明した。


『Variety』誌の報道によれば、コールドプレイの反訴の請求額は1700万ドルにも上るという。バンドは、ホームズが『Music Of The Spheres』ツアーを財政的に制御不能に陥らせたと主張している。その中には、使用不可能な特注のステージ用パイロンや大きすぎるビデオスクリーンに1000万ドルも費やしたことも含まれている。また、ホームズはツアー・プロモーターのライヴ・ネイションから2000万ドルを借り入れ、カナダでの不動産開発資金に充てたとも主張している。

 

デイヴ・ホームズの代理人は『サンデー・タイムズ』紙に対し、「コールドプレイは自分たちの弁護が問題になることを知っている。コールドプレイはデイヴと契約を交わしていたが、彼らはそれを守ることを拒否している」と述べるに留まった。