Blink 182 『One More Time...』をリリース ポップ・パンクの伝説が帰還


 

一年前、Blink 182は『One More Time...』(コロムビア)のためにクラシック・ラインナップを再結成した。2022年10月、ポップ・パンクの伝説は、2023年の世界ツアーとシングル「EDGING」のリリースのために、元シンガー/ギタリストのトム・デロンゲとの再結成を発表した。


2005年と2014年に2度バンドを脱退したトム・デロンゲが、シンガー/ベーシストのマーク・ホッパス、ドラマーのトラヴィス・バーカーとともにラインナップに復帰した『ワン・モア・タイム...』は、午前0時ちょうどにリリースされた。『ワン・モア・タイム...』はトリオの9作目のスタジオ作品で、「エッジング」と以前リリースされたタイトル・トラックが収録されている。


トラヴィス・バーカーのプロデュースによるこのアルバムには、17曲の新曲が収録されており、悲劇、勝利、そして最も重要な兄弟愛というテーマを重ね合わせながら、バンドの絶頂期を捉えている。このアルバムを聞けば、まだポップパンクは死せずということが理解出来るはずだ。

 

2021年に癌の診断を受け、治療を経て2022年に全快したホッパスは、この新作は間違いなく "これまでで最高のアルバムのひとつ "だと語っている。プレス・リリースによると、『One More Time...』はライブ・ネイションが推進する2023年の再結成ツアー中にレコーディングされ、、4月のコーチェラ・フェスティバルのラインナップに土壇場でサプライズ追加されたことで幕を開けた。


『ワン・モア・タイム...』は2019年の『ナイン』に続くアルバムで、デロンゲが抜けたギタリスト/ヴォーカリストの座にアルカライン・トリオのマット・スキバを起用したグループにとって2作目にして最後のアルバムとなる。ブリンク182は、『Take Off Your Pants And Jacket』(2001年)と『California』(2016年)で1位を獲得したのを含め、ビルボード200チャートで8曲のトップ10ヒットを記録している。


バンドは今週末、ラスベガスで開催される「When We Were Young」フェスティバルでアメリカでの日程を終え、来年2月と3月にはオーストラリアとニュージーランドでアリーナ公演を行い、その後ペルーとメキシコでも公演を行う。アルバムのストリーミング試聴は下記より。