Florence + The Machine、「White Cliffs Of Dover」をリリース トッド・ケスラーによる歴史ドラマ「The New Look」のサウンドトラック

 


イギリスのミュージック・シーンを象徴する歌手、フローレンス+ザ・マシーン(フローレンス・ウェルチ)は、独特な世界観と圧倒的な歌唱力、そして唯一無二のカリスマ性で多数のリスナー、ライブ会場の無数のオーディエンスを魅了してやまない。今回、ウェルチはジャック・アントノフが手がけるアップルTV+で放送予定の新シリーズ「The New Look」の公式サウンドトラックからのファーストシングルとして「White Cliffs Of Dover」をリリースした。(視聴する)


アントノフがキュレーションとプロデュースを手がけたサウンドトラックは、ザ・ブリーチャーズ、フローレンス+ザ・マシーン、ラナ・デル・レイ、ザ・1975、ビーバドビー、ニック・ケイヴ、パフューム・ジーニアスが演奏する、20世紀初頭から中頃にかけての人気曲のカヴァーを収録。これらのサウンドトラックは第二次世界大戦中のヒットソングを中心に構成される。

 

映像作品のサントラは、ジャック・アントノフのインディペンデント・レーベルで、ダーティ・ヒットの新しいインプリントである”シャドウ・オブ・ザ・シティ”による最初のリリースとなる。




『The New Look』はトッド・A・ケスラー監督による歴史ドラマ。エミー賞受賞のベン・メンデルゾーンが「クリスチャン・ディオール」を、さらにアカデミー賞受賞のジュリエット・ビノシュが「ココ・シャネル」を演じる。実話にインスパイアされ、パリで撮影された『The New Look』は、ファッションデザイナーのクリスチャン・ディオール、ココ・シャネルが第二次世界大戦の恐怖を乗り越え、ファッションブランドを立ち上げるまでの同時代の人々を中心に描く。

 

ここ数年、フローレンス・ウェルチは「断酒をしている」と明かし、それにまつわる苦悩を打ち明けた。一昨年、パンデミック後期にリリースされた『Dance Fever』(Reviewを読む)は、ウェルチのシンガーとしてのカリスマ性が凝縮された作品だった。2022年に発表された多数のモンスター・アルバムの中にあり、今なお強烈な存在感を放ち、アーティストの象徴的なカタログとなっている。

 

今回のトッド・ケスラー監督の手掛けた『The New Look』へのサウンドトラック提供は、シアトリカルかつシネマティックなスケールを持つ、英国を代表するポピュラー歌手の音楽のスタイルにこの上なくマッチしており、ドラマの音響効果の中で重要な役割を果たす可能性がある。