ノルウェーの実験音楽デュオ、Deaf Center ニューアルバム『Through Time』を発表  近未来的なエレクトロニックのシングル「Open Upon」が先行公開

 



ノルウェーの実験音楽デュオ、Deaf Centerがニューアルバム『Through Time』を発表した。本作は、ドイツのインディペンデントレーベル、Sonic Piecesから4月30日にリリースされる。アルバムの発表に合わせて先行シングル「Open Time」がリリースされた。ニューシングルはパルスビートとピアノの断片が融合する、未来的な志向を帯びた画期的なエレクトロニックのトラックである。

 

デフ・センターは、4枚目のスタジオ・アルバム『Through Time』において、静謐な小道から壮大な大通りへと旅を繰り広げる。


前作のフルアルバム『Low Distance』(2019年)以来、このデュオは徐々に長尺のエレクトロアコースティック・サウンドへと移行しており、おそらくこれまでで最も没入感のあるリスニング体験をもたらしている。オットー・A・トットランドのピアノは、以前よりも控えめなリズムで奏でられるが、エリック・K・スコドヴィンの深遠で雰囲気のある世界観と対照をなす静謐な瞬間において、より一層安らぎとして感じられる。この作品には、何か意味のあるものへと向かう、途上の緩やかな動きのような探求心が宿っており、安らぎと畏敬の念の両方を捉えている。


アルバムの後半は一転する。深みのあるストリングスに揺らぐ電子リズムが重なり、恍惚としながらも心に残る二面性を生み出している。デフ・センターの作品にゲストミュージシャンが登場するのは今回が初めて。

 

英国の作曲家兼ミュージシャン、サイモン・ゴフがヴァイオリンとヴィオラでフィナーレを飾る「Further」に参加しており、この曲はストリングスとドローンの層に包まれた、催眠的な作品となっている。


「時間」というテーマは野心的なものだが、Deaf Centerは、秒が分となり、時間が日となり、まるで静物画のような瞬間として時間が凍りつくかのように、謙虚さと壮大さのバランスを温かみをもって見事に保っている。

 

 

「Open Upon」


 

Deaf Center 『Through Time』


Label: Sonic Pieces

Release: 2026年4月30日 

 

Tracklist: 

1.Open Upon
2.Through Time (Part One)
3.An Existing Place
4.Through Time (Part Two)
5.I Myst
6.Further

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