ロンドンのシンガーソングライター Victoria Canal 新作EP「Elegy」を9/16にリリース 先行シングル「ownme」を公開

Victoria Canal
 

ロンドン在住のシンガーソングライター、ヴィクトリア・カナルは、ミュンヘンで生まれたスペイン系アメリカ人の女性で、国際的な生育環境で培われた感性によって、周囲の人々に大きな共感をもたらす存在です。

 

現在、米アトランタの男性シンガーソングライター、テディ・スウィムズと共に、イギリス、アイルランド、二国間のツアーを予定するヴィクトリア・カナルは、新作EP「Elegy」を9月16日にリリースすると発表しました。告知に合わせて、涼やかで癒やしにとんだ麗しいポップスが魅力の先行シングル「ownme」をドロップしています。

 

「ownme」は、複雑なピアノラインを中心とする柔らかな雰囲気が曲で、次作EPの強力なイントロダクションとなる。ドイツのニルス・フラームのような繊細なミニマリズムを駆使し、サウンドプロダクションにおいてハンマーの反響を活かし、 繊細なピアノのタッチ、ハンマーの軋む音を実際に耳にすることが出来ます。

 

ヴィクトリア・カナルの歌声は終始、落ち着いており、また聴いていて安心感に満ちています。言葉遊びもありますが、それらがつや消しのような役割を果たし、美しい響きを楽曲の印象にもたらしている。R&B調でもあり、クラシカル調でもある独特な雰囲気のあるシングルについて、カナルは以下のように説明しています。

 

私がこの曲を最初に書いた時、とてもおそろしいくらいに正直すぎて、なおかつ、私のいうことが許されているかどうかわからない幾つかの出来事を歌っていたため、私はこの曲を誰かに聞かせるなんてことは出来なるはずがなかった。

 

それでも、偶々、その後、友人た家族がこの曲を最初に聴いて純粋に涙をながしてくれた時、この曲を世に送り出すとしたら、それは自分のためではないんだと考えるようになった。この歌は、喪失を経験し、それらの悲しみをすべてキレイに洗い流す過程にある人々の奉仕のためのもの、ようやく、世に送り出すことに決めました。