IDLES 、 『Tangk』で全英チャート1位に返り咲く


英国のポストパンクバンド、アイルズは、『Tangk』(Reviewを読む)の好調なセールス結果によって、彼らのキャリアで2作目となる全英No.1アルバムを獲得した。集計はオフィシャルチャートカンパニーによる。


バンドの目覚ましい活躍は、インディペンデント・レーベルのパルチザン・レコードが3枚のアルバム・チャート1位を獲得したことを意味する。同レーベルはこれまでにも、アイルズの『Ultra Mono』(2020年)とフォンテーヌDCの『Skinty Fia』(2022年)で全英1位を獲得している。


パルチザンはまた、フォンテーヌDCの『A Hero's Death』(ピーク時2位、2020年)や、最近ではPJハーヴェイの『I Inside The Old Year Dying』(2023年)などのアルバムでチャートトップ5入りを果たしている。


『Tangk』はアイドルズの5枚目のスタジオ・アルバムで、トップ10入りは4度目、1位獲得は2度目。オフィシャル・チャート・カンパニーによると、週間売上は20,230枚(うちフィジカル17,282枚、ダウンロード868枚、売上に相当するストリーム2,080本)。フィジカル・ユニットの内訳は以下の通り。CD3,962枚、カセット416枚、LPレコード12,905枚。


総合チャートでの首位に加え、レコード・アルバム・チャートとオフィシャル・レコード・ストア・チャートでも1位を獲得。レコードが好調な年明けとなった。


本作は、2021年11月に初登場売上14,351枚で6位を記録した前作『Crawler』の初週実績を上回った。その後、41,099枚を売り上げた。


『Ultra Mono』は、2020年10月に27,182枚(うちフィジカル23,766枚)でバンド最大のオープニングを達成。現在までの売上は58,503枚。


彼らの最大のセールスは、セカンド・スタジオ・アルバムであり、チャートでブレイクした『Joy As An Act Of Resistance』。2018年に5位を記録し、98,441枚を売り上げた。2017年のデビュー・アルバム『Brutalism』は、2022年11月の再発時に65位にチャートインしただけで、実際には65,983ユニット(29,387の売上相当ストリーミングを含む)で2番目に売り上げを記録している。