ピーター・ガブリエル ソロの新作アルバムの完成が近づいていることを明らかに

 

Peter Gabriel


プログレッシヴロックバンド、Genesisの初代ボーカリストとして知られるピーター・ガブリエルは、アーケイド・ファイアの新作にゲスト参加してはいるものの、この20年間、公式にはソロアルバムをリリースしていない。ところが、その停滞した状況も間もなく変わりそうな気配が出てきた。

 

ピーター・ガブリエルのバンドの長年のドラマーを務めるマニュ・カッチェによると、いよいよ2002年の『Up』に続く、待望のニューアルバムが、2022年内に登場するかもしれないということであり、カッチェは、6月のL'Illustréのインタビューにおいて、「僕らは、ニューアルバムを完成させている途中であり、2023年には、ワールドツアーが予定されている」と述べています。

 

マニュ・カチェは、3月にも、フランスの新聞『ouest France(ウエスト・フランス)』の取材に応じた際、ニューアルバムについて言及し、年内にリリースする予定であると述べている。「I/O」は、現在のところ、ワーキング・タイトル(暫定タイトル)となっている。他にも、昨年末の2021年10月、ピーター・ガブリエルは、イタリアの雑誌『SPECCHIO(スペッキオ)』に、最近バンドと一緒に、10日間スタジオに入り、全17曲を制作したことを明かにしている。ガブリエルはまた、彼自身に加え、マニュ・カッチェ、ベーシストのトニー・レヴィン、ギタリストのデヴィッド・ローズが、リアル・ワールド・スタジオで作業している写真を共有している。


2020年、ピーター・ガブリエルは、英国のUNCUT MAGAZINEに「今、調理されているものに興奮しているんだ。ロックダウンでペースダウンしてしまって、エンジニアのディッキーをここに呼べなかったのをすごく残念に思うけど、自分が誇りに思うレコードを作るためにふさわしい曲は用意されているよ」と語っている。「ということは、もうまもなく、新しいアルバムの発表を期待できるということか?」というUNCUT側の質問に対し、ガブリエルは「それは、あなたが”もうすぐ”をどのように定義するかによるけれど、答えは「イエス」だよ!!」と答えている。

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