Pink Floyd 28年ぶりのニューシングル「Hey Hey,Rise Up!」が英国チャート49位にランクイン

 

billboardによれば、ピンク・フロイドが1994年に発表したアルバム『ディヴィジョン・ベル』以来となるオリジナルの新曲 「Hey, Hey, Rise Up!」(Rhino) は、4月にデジタル配信のみでリリースされ、49位を記録したという。


この曲は、チャート週の初期段階におけるセールスおよびストリーミングの活動に基づいてシングルをランク付けするFirst Look調査で、フィジカル・コピーの展開に続いて18位に急浮上している。


この勢いを保てれば、ピンク・フロイドは1979年に「Brick In The Wall」がチャートをリードして以来、初めてトップ20入りを果たし、唯一のイギリスでの1位を獲得することになります。


今回の新作は、ロシアの独裁者ウラジミール・プーチンによって2月に開始されたいわれのない戦争が続くウクライナの人々を支援するためのものです。フロイドのデヴィッド・ギルモア(ギター/ボーカル)とニック・メイソン(ドラム)に、長年ベーシストとして活躍してきたガイ・プラットとニティン・ソーニーがキーボードで参加し、ウクライナのバンドBoomboxのアンドリー・クライヴヌクがゲストボーカルとして参加しています。


「Hey Hey Rise Up」は、2022年3月に録音が行われた。ピンク・フロイドのメンバー、David Gilmour(デイヴィッド・ギルモア)、ドラムのNick Mason(ニック・メイスン)、ベースのGuy Pratt(ガイ・プラット)、キーボードのNitin Sawhney(ニティン・ソウホニー)が参加しているほか、ウクライナのバンド、BoomboxのボーカルAndriy Khlyvnyuk(アンドーイ・クリヴニューク)の録音も収録。ウクライナ首都キエフのソフィイスカヤ広場で愛国的なウクライナの歌「The Red Viburnum」を歌うKhlyvnyukの声が収録されている。


ウクライナ人の家族を持つデイヴィッド・ギルモアは、新曲を発表する際のプレスリリースにおいて、バンドが戦争に注意を向けさせる目的を設けるのみならず、人道的努力のための資金を調達するためにこの曲を発表したと公式に説明している。「我々はウクライナへの支持を表明し、そうすることで、ウクライナのような独立した民主国家を超大国が侵略するのは全く間違っていると世界のほとんどの人が考えていることを示したい」とデイヴィッド・ギルモアは述べている。



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