Big Thief、ニューアルバム『Double Infinity』を発表 4ADから9月5日にリリース

 

Photo: Bobby Doherty

ニューヨークのフォークプロジェクト、Big Thiefがニューアルバムをアナウンスした。『Double Infinity』はグラミー賞にノミネートされた2022年のアルバム『Dragon New Warm Mountain I Believe In You』に続く作品で、昨年の冬にニューヨークのパワー・ステーションでレコーディングされた。 


トリオは3週間、ブルックリンとマンハッタンを結ぶ凍てついた道を自転車で走り、パワー・ステーションの温かみのあるウッドパネル張りの部屋に集合した。  


アレナ・スパンガー、ケイレブ・ミッシェル、ハンナ・コーエン、ジョン・ネレン、ジョシュア・クラムリー、ジューン・マクドゥーム、ララアジ、ミケル・パトリック・エイブリー、マイキー・ブイシャスといったミュージシャンとともに、彼らは1日9時間演奏し、同時にトラッキングを行い、即興でアレンジを作り、集団的な発見をした。 


アルバムは最小限のオーバーダビングでライヴ録音された。  プロデュース、エンジニアリング、ミックスは、長年ビッグ・シーフとコラボレートしてきたドム・モンクスが担当した。


"生きている美しさとは、真実以外の何ものでもないのだろうか?" リード・シングルの「Incomprehensible」で、エイドリアンヌは子供の頃の思い出の品々を未来に突きつけながら問いかける。  


彼女は、"これから見るものすべてが新しいものになる "と理解している。  肩の銀髪も新しい。 しかし、老いに対する恐れは、その証明によって打ち砕かれる。  


人生が生きることによって形作られるのであれば、"重力に彫刻を、風に髪を任せて"。  生まれること、そしてしばらくとどまることは、最大の謎のままである。  エイドリアンヌは自分の場所と時間を主張する。 "理解しがたい存在よ、私をそうさせて" 


リードシングル「Incomprehensible」はビックシーフのアルトフォークが新境地に到達したことを窺わせる。実験的な音楽性だが、そこにはやはりこのバンドらしい繊細な抒情性が漂っている。



「Incomprehensible」

 




Big Thief     『Double Infinity』




Label: 4AD
Release: 2025月9月5日


Tracklist:

1. Incomprehensible
2. Words
3. Los Angeles
4. All Night All Day
5. Double Infinity
6. No Fear
7. Grandmother
8. Happy With You
9. How Could I Have Known


Pre-order(日本国内はBeatinkで予約受付中): https://bigthief.ffm.to/doubleinfinity