共同プロデューサーのゲイブ・ワックス(Soccer Mommy、ザック・ブライアン)のInfinite Family Studioで録音されたこのアルバムは、その孤立を反映する必要があった。「これは私のキャリアで初めて、スタジオを離れた後も曲と共にこの重い場所にとどまり、そこから逃れようとしなかった瞬間でした」と彼女は語る。
『New Radiations』を通じて、甘いキャッチーなメロディと暗く生々しい歌詞の対比が深く刻にこまれている。「Light Years」において彼女は回想する。「昔は、あなたが流行の頂点だった。彼女を催眠術にかけることができた頃…、あなたは彼女の中に何光年を見ることができた。あなたは彼女と共にいたのだった」「You Called Her Camellia」では、語り手が嘆く。「これが取引ではなかった!(彼女の消えゆく姿)」と嘆いたかと思えば、『Smoke Screen Selene』では「私のように彼女に破壊されないように」と警告する。宇宙的な殺人バラード『Hatchet Man』では、寒気を感じさせるホテルシーンが描かれる。「天使が彼にそうさせた。そして彼は、私に見せた——彼は誰も彼女が消えたことに気づかないと思っていた」語り手は夜へと逃れていく。
作曲の過程について、ナドラーは次のように説明している。「特に、歌詞に一生懸命に取り組みました。何事にも全力で取り組むので、おそらくそれが原因で、夏の真っ只中に体調を崩しているのかもしれない。これらの歌詞には、いくつかの着眼点が存在しましたが、最初のテーマとは別の内容になりました。最初の曲では物語的な手法を曲の入り口として用い、後からその曲のテーマを決めるようにしています。例えば、”世界中を飛ぶ人について書く”と決めてから書くのではなく、それはアルバムのテーマについて物語るための道筋のようなものでした」 また、ナドラーは、アルバムの一番のお気に入り曲として「To Be The Moon King」を挙げている。
最近は、国内外を問わず、マイナー・スケール(単調)の音楽というのが倦厭されつつある傾向にあるように思える。暗い印象を与える音楽は、いわば音楽に明るいイメージを求める聞き手にとっては面食らうものがあるのかもしれない。しかし、どのような物事も陰陽の性質から成立していて、つまり、光と影を持ち、明るさを感じる光というのも、それを何らかの対象物に映し出す影から生じる。音楽もまた、明るい印象を持つだけで真善美に到達出来ない。ダークな曲を恬淡に書き上げ、ブライトな曲と併置させるのが本物のシンガーソングライターである。例えば、ケネディ暗殺の時代にS&Gの名曲「Sound Of Silence」が支持されたのは、暗黒的な時代に、大学の友人を気遣うような二人のシンガーの作風がこの上なく合致したからである。
三曲目の「You Called Her Camilla」は、レナード・コーエンの系譜にある、古き良きタイプのフォークソングである。アコースティックギターの分散和音が涼し気に鳴り響き、そして、ナドラーはメロディーを丁寧に歌い上げようとしている。その中には、ビートルズの主要曲のような王道のポピュラーの和声進行も含まているが、特にコーラスの箇所に琴線に触れるものがある。そのムードと呼応するように、スライドギターのような楽器が入ってくる。音楽がどのような感情性を呼び起こすのかを歌手は熟知しており、その感覚の発露に合わせて、使用する楽器も変わってくる。楽器が感情を表現するための媒体であるということを歌手は理解しているのである。また、この曲も同様に、イントロからヴァースにかけては長調が優勢であるが、徐々に曲風が変わり、コーラスの箇所では半音階進行の単調のスケールが顕著となり、和声の解決やカデンツアに向かい、切ない余韻を残しながら、ほんわかするような安堵感をもたらす。この曲を聴けば、ナドラーの人生観のようなものを読み解くことが出来るのではないだろうか。
アルバムは二部形式で構成される。5曲目までが第一部で、6曲目以降は、第二部として聴くことが出来るはず。一つの作品なので、大きく音楽性は変わるわけではない。しかしダークなイメージを持つが、その中に現れる心温まる感覚が後半では強調され、アルバムの終盤部に向かって繋がっていく。「It's An Illusion」も素晴らしい一曲で、牧歌的なフォークバラッドを通じて、悲しみや喜びを始めとする複雑な感情の機微を丹念に物語ろうとする。一貫して物悲しさも感じるが、ときに、ほろりとさせる琴線に触れるフレーズが登場することもある。さらにその感覚を引き立てるかのように、ファジーなギター、ロマンティックなハモンドオルガンのシンセ、スライドギターなどが、シンガーの歌をミューズのごとき印象で縁取る。最短距離でバンガーの曲を書こうとするのではなく、作品をじっくりと作り上げていったことが、こういった良質な楽曲を完成させる要因になったのかもしれない。このあたりのいくつかの曲はミュージシャンとしての完成ともいうべき瞬間なのではないか。驚くべき聴き応えのある曲である。
「Hachest Man」は、ピカレスクロマンの曲である。「天使が彼にそうさせた。そして彼は、私に見せた——彼は誰も彼女が消えたことに気づかないと思っていた」という歌詞を織り交ぜ、ミステリー映画のような音楽を出現させる。それはまるでマリッサ・ナドラーという人物を中心に繰り広げられる一連のミステリアスな群像劇のようでもある。この曲もイントロはダークな雰囲気だが、コーラスの箇所「I was in over my head(どうしようもなかった)」という箇所では、長調に変わり、切ない雰囲気を帯びる。そして、単調と長調を巧みに織り交ぜつつ、曲はつづら折りのように続き、アウトロに向かっていく。その感情の発露がすごく簡素なものであるから、胸に響くものがある。アウトロではシンセサイザーのストリングスが入り、ふと涙ぐませるものがある。歴代のポピュラーソングと比べても遜色がない素晴らしい楽曲となっている。
ナドラーの全般的なソングライティングは、サイモン&ガーファンクルが「Sound Of Silence」を書き上げた時とほとんど同じように、個人的な出来事やパーソナリティから出発しているが、それが社会的な性質と直結していることに感動を覚える。「Weightless Above The Water」は、このアルバムの中で最もダークな曲である。サイモン&ガーファンクルのように茫洋的なロマンスに満ち溢れた良曲である。それは以前の男性的な視点から女性的な視点へと変化している。これは時代の変化とともに、フォーク・ミュージックがどのように変化したのかを知るためのまたとないチャンスである。
マリッサ・ナドラーが''一番重要な曲である''と指摘する「To Be The Moon King」は、先にも述べたように、ロケット工学の父にちなんだ一曲である。この曲は、アルバムの最後の曲「Sad Satellite」と連動するような機能を果たし、アルバムの最初の曲、そして最後の曲とも呼応しながら、悲劇的な側面を暗示している。同時に「バラッド」という音楽形態が、ヨーロッパの中世時代の一般階級の女性を中心とした「恋歌」から生じているのを考えると、これほど理にかなった音楽は存在しない。しかし、その中で、最も音楽を強固にしているのが、それらの歌詞が基本的には、''個人的な出来事から出発している''ということ。時にそういった個人的なことを歌った方が、社会的な意義を持つという先例はいくつも存在する。 こういった曲は、個人的な感覚に共感を誘うような意味もあり、広義における社会を俯瞰するためには不可欠な音楽と言える。仮に社会という形態が個人意識の集積体であることを考えれば。
新作EPの題名『Somewhere Only We Go』は、このシンガーと彼のコミュニティがガーナで立ち上げたフェスティバルの名前だという。シンガーソングライターは、ブライトンの「グレート・エスケープ」の名前を聞き、勘違いをして、田舎の隠れ家を想像し、このプロジェクト名を思いついた。「このイベントには逃避行というテーマがあった」と彼は説明する。奇遇にも、彼はそのフェスティバルでダーティ・ヒットに才能を見出され、2024年に契約にこぎつけた。
今年レビューした中で、『Somewhere Only We Go』は最も素晴らしい作品だ。アフリカの夕陽のように澄んだ輝きを持つ「Operation Guitar Boy」は、アコースティックギターの弾き語りで繰り広げられる簡素なフォークミュージックである。最初の一秒から音楽に魅了されずにはいられず、ボブ・マーレーに匹敵する劇的な歌声が披露される。イントロからヴァースを通じて短いフレーズが淡々と歌われ、繊細でセンチメンタルな歌声が披露される。一方で、コーラス(サビ)のオクターヴ上のファルセットは、どこまでも雄大だ。ジャケットのアートワークと呼応するかのように、水辺の小さな船で親しい家族や友人を目の前にして歌うアフリカ独自のフォークミュージックが展開される。親しみやすくて、崇高さがあり、大きな感動を誘う。アコースティックギターの演奏にも感嘆すべき箇所があり、スライドギターのようにフレットの間をスムースに滑るフレーズが、和音の演奏の合間に組み込まれ、それが奥行きのあるボーカルと絶妙に融和している。”Never Never Never Gonna Away”と歌われるコーラスの箇所は、まことに圧倒的であり、息を飲むような美しさが込められている。ボーカルの音量的なダイナミックな変化も大きな魅力となる。ビブラートの微細なトーンの変化を通し、勇壮さや切なさを表現する。サウンドプロダクションの方向性やプロデュースに依存しない本物のボーカルである。
このアルバムの全5曲は、ほとんど同じような音楽形式で展開されるが、その実、実際の音楽性はまったく異なる。タイトル曲「Somewhere Only We Go」は、彼のアクラ時代の友人に向けて歌われている。それらは結局、自分を支えてくれた家族や共同体に対する大きな報恩や感謝である。ドラムで始まるこの曲は、リズムの面白さもあるが、アフロ音楽の色合いが最も強固だ。現地語の訛りのある発音を通じて、友人たちへの惜別が歌われることもある。しかし、トミーの歌声は、湿っぽくならない。友人の旅立ちを祝福し、それらを心から応援するかのような力強さに満ちている。これが友愛的な音楽性を付与し、なにかしら心温まるような音楽性を発現させる。しかし、それはセンチメタリズムの安売りに陥ってはいない。友人の存在を心強く思うたくましさがある。この曲には、ジャマイカのレゲエ音楽の要素も入っているが、それは模倣とは縁遠い。このシンガーの独自の独立した存在感を読み取ることが出来る。この音楽は、おそらくエリック・クラプトンが一時期ソロアルバムでやっていたような渋い内容であるが、それを彼は30歳くらいでやっている。驚きなどという言葉では語りつくすことが出来ない。
「Keep On Keeping On」
近年、全般的には、ヒップホップやソウルというジャンルの棲み分けにより、ブラックミュージックそのものが矮小化されていることが多く、それが淋しい。本来ではあれば、ブラックミュージックは、一つの枠組みに収まり切るような小さなものではない。Tommy WÁの音楽は、そういった枠組みやレッテルを覆して超越するような力が内在している。アフロ・フォーク「Keep On Keeping On」は、アフリカの民謡の現代的に伝えている。ボーカルのメロディーには琴線に触れる感覚がきっと見つかるはずである。そして、そのシンプルで美しいメロディーを上手く演出するのが、オーケストラのストリングス、アフリカの独自のコーラスワークである。
Tommy WÁの人生観は、様々な価値観が錯綜する現代社会とは対象的に、シンプルに人の生き様に焦点が当てられている。個人が成長し、友人や家族を作り、そして、老いて死んでいく。そして、それらを本質的に縁取るものは一体なんなのだろう。この本質的な事実から目を背けさせるため、あまりに多くの物事が実相を曇らせている。そして、もちろん、自己という観点からしばし離れてみて、トミーが言うように、大きな家族という視点から物事を見れば、その実相はもっとよくはっきりと見えてくるかもしれない。家族という考えを持てば、戦争はおろか侵略など起きようはずもない。なぜなら、それらはすべて同じ源から発生しているからである。
このミニアルバムは、音楽的な天才性に恵まれた詩人がガーナから登場したことを印象づける。「God Loves When You're Dancing」は、大きな地球的な視点から人間社会を見つめている。どのような階級の人も喜ばしく踊ることこそ、大いなる存在が望むことだろう。それはもちろん、どのような小さな存在も軽視されるべきではなく、すべての存在が平らなのである。そのことを象徴づけるかのように、圧巻のエンディングを成している。音楽的には、ボブ・ディラン、トム・ウェイツ、ジプシー・キングスの作風を想起させ、ミュージカルのように楽しく動きのある音楽に支えられている。ボーカルは、全体的に淡々としているが、愛に包まれている。個人的にはすごく好きな曲だ。もちろん、彼の音楽が時代を超えた普遍性を持つことは言うまでもない。このようなすばらしいシンガーソングライターが発掘されたことに大きな感動を覚えた。
96/100
「God Loves When You're Dancing」
▪Tommy WÁ -『Somewhere Only We Go』はDirty Hitから本日発売。ストリーミングはこちら。
三年ぶりのニューアルバム『A lifetime of riding by night』は、オールド97'sのバンドメイトであるマリー・ハモンド(彼のソロ・デビュー作をプロデュース)がプロデュースし、ターンパイク・トラバドゥアーズのエヴァン・フェルカー、ケイトリン・ローズ、ニコール・アトキンス、ジン・ブロッサムズのジェシー・ヴァレンズエラが共作した曲を収録している。
エヴァンのバンド、ターンパイク・トラバドゥアーズがこの曲のヴァージョンをシングルとして数年前にレコーディングしているんだけど、自分のヴァージョンをレコーディングしたいという思いがずっとあった。 共作であるにもかかわらず、「Come As You Are」は本当に個人的な瞬間のように感じる。 とはいえ、エヴァンのハーモニーを聴くとゾクゾクしてしまう。
2枚のインディーズ作品を発表した後、ミラーと97’sはエレクトラ・レコードと契約し、批評家から高い評価を受けた『Too Far to Care』をリリース。彼らの13作目のスタジオ・アルバム『American Primitive』は、2024年春にATOレコードからリリース。オールド・97’sのプロジェクトの合間を縫って、ミラーは8枚のソロ・アルバムをリリースしており、最新作は2022年の『The Misfit』。
1.Here in the High and Low 2.On the Silver and Gold 3.Field Guide to Wild Life 4.Wooden Boat 5.For When You Can't Sleep 6.Everybody 03:32 7.New Anthem 8.Heaven Knows 9.Ever Entwine 10.Give It Up, It's Too Much 11.The Orchard 12.Who Do You Want Checking in on You 13.The Hum
すぐにクリエイティブなつながりと友情が生まれ、ふたりはスタジオに入った。 私たちは音楽と影響を交換し始め、この新しい音楽をレコーディングするための新しい方法を構想し始めた。 この新しいコラボレーションの結果であり、最初の試みがシングル「Whole As A Broken Heart」である。
シングル「Healing Is Coming」は、降伏と勇気の歌であり、あらゆる障害に立ち向かい、人生の計り知れない真実に立ち向かい、暗闇に立ち向かい、私たちのユニークな魂の光をもたらし、蛇の目を見据える歌です」とリーヴァイは語っている。
「When The Walls Fall」は、アンセミックなフックとムードたっぷりのサウンドが特徴だ。 「このシングルは、良心の叫びを歌っている。 壁が崩れ落ち、すべてが壊れたように見えるとき、それは魂の深い眠りから目覚めるためのアラームなのです」とリーヴァイは宣言している。
リーヴァイのニューシングル「When The Sun Comes Out」は、「闇と欺瞞に決別し、真実と平和、そして優しさの癒しの力を受け入れる」ものだ。 それは、混乱と矛盾の雲が分かれ、正直さが自由に流れ、私たちのハートがオープンに歌う世界が現れる時である。 "When The Sun Comes Out "は、美しく魂を揺さぶるストリップダウンのインディーフォークソングである。
「When The Sun Comes Out」
This song is a triumphant farewell to darkness and deceit, embracing truth, peace, and the healing power of kindness. It speaks of a brighter future—a time when the clouds of confusion and contradiction will part, revealing a world where honesty flows freely and our hearts sing openly.
Levi Robin's journey of exploration and curiosity has taken him down many roads. The soul-baring folk artist’s distinctive musical style combines deeply personal and transformative lyrics with emotive stirring vocals, creating a sound that is filled with meaning and connection.
Growing up in Orange County, California, as a teenager Levi became deeply dissatisfied with what he and many describe as “the conveyor belt trajectory of the school system.” With nothing but a shirt on his back and guitar in hand, he took a chance on a different path - a musical one. Levi confides, “From being a runaway to encountering eastern spirituality, from psychedelia to unearthing my own ancient Judaic roots, songwriting has been a uniquely integrating constant.” Songwriting became a powerful way to translate his deepest feelings into melody and verse. Taking inspiration from an eclectic array of artists including Bach, Stravinski, Mingus, Hendrix, Dylan, Beck, Gaye, D'Angelo and Radiohead, and more, Levi Robin creates his own mindful and genre-defying musical releases.
The artist first attracted attention in 2014, with the release of his debut self-titled EP as well as his subsequent tour with Matisyahu. Since then, he has shared a series of singles and albums, racking up over a million streams, garnering him a fanbase worldwide. In 2023, Levi experienced a serendipitous moment when he met producer Yoel Kreisler, aka 'FRAYMES', at one of his concerts. Sparking up an instant and immediate creative connection and friendship, the duo entered the studio. He shares, “We started trading music and influences, and began conceptualizing new ways of approaching recording this new music.” The result and first taste of this new collaboration is the single “Whole As A Broken Heart”.
His single "Healing Is Coming", "is a song of surrender and courage, to face all obstacles, to face the ineffable truth of life, to face the darkness, to bring forth the light of our unique souls and look the serpent in the eyes," shares Levi.
The track "When the Walls Fall" features an anthemic hook over mood-drenched sonics. "The single sings of an uproaring from the voice of conscience. When the walls fall and all seems broken, it's an alarm to wake up from the deep slumber of the soul," proclaims Levi.
Levi's new single "When The Sun Comes Out" "is a triumphant farewell to darkness and deceit, embracing truth, peace, and the healing power of kindness." He further confides, "It speaks of a brighter future—a time when the clouds of confusion and contradiction will part, revealing a world where honesty flows freely and our hearts sing openly." "When The Sun Comes Out" is a beautiful and soul-stirring stripped down indie folk embrace.
Big Thiefは、2025年9月5日にリリースされる6枚目のスタジオ・アルバム『Double Infinity(ダブル・インフィニティ)』から、2枚の新曲「Grandmother」、「Los Angeles」をリリース。
1. Hope Less 2. Ambivalence 3. Feel Something 4. Good Liar 5. Lone Wolf 6. Heavy Metal 7. If Time Does What It’s Supposed To 8. Flirting 9. Why’d You Have To Bring Me Flowers 10. Time Difference 11. Fatal Optimist
『Blurrr』はノエル・サマーヴィルがマスタリングを手がけた。2023年のフルアルバム『 Blue Car』の後、ペインティングの合間に子育てをしながら書かれたという。アルバムの発表と合わせてリードシングル「Gown」がリリースされた。この曲にはコラボレーターとしてOlive Coatesが参加している。『Blue Car』の頃のアコースティックギターのローファイなフォークミュージックの色合いを残しつつも、ストリングスが追加され、ドラマチックな音楽性へと変化している。
「Gown」
Joanne Robertson 『Blurrr』
Label: AD93
Release:2025年9月19日
Tracklist:
1.Ghost
2.Why Me
3.Friendly
4.Exit Vendor
5.Joanne Robertson and Oliver Coates - Always Were
絶賛された2022年のアルバム『Beautiful and Blue』の成功に続き、ハレイは2025年秋に次のフルアルバム『Letter for a Friend』をリリースする。彼女を形成し、影響を与え、インスパイアしてきた人々への個人的な手紙のコレクションとして書かれたこのアルバムは、ナッシュビルでレコーディングされ、これまでで最も親密で物語性のある作品に仕上がっている。
このプロジェクトは『Letter For a Friend』というタイトルのコンセプト・レコードで、仮リリース日は2025年9月。このアルバムの全てのトラックは、私の人生に深い影響を与えたり、影響を与えたりした人への手紙として書かれています。とても個人的で意図的な曲の集まりで、世界と分かち合うことにとても興奮しています」
Halley Neal is an award-winning folk singer and songwriter whose music radiates warmth, positivity, and peace. Based in Boston by way of Nashville, Halley blends lyrical, heartfelt songwriting with soaring vocals and vibrant, bluegrass-inspired instrumentation. Often performing alongside her trio of upright bass and fiddle, her live shows are intimate, uplifting experiences that highlight her honest lyrics and effortlessly expressive voice.
A rising presence in the Americana and folk scenes, Halley has toured nationally, performing in listening rooms and folk venues across the country. She has graced the stages of major festivals including the Kerrville Folk Festival, Rocky Mountain Folks Festival, and the Telluride Bluegrass Festival. Among her career highlights, Halley has opened for and shared the stage in a duet performance with Grammy-winning artist Sara Bareilles - an experience that reflects both her talent and growing recognition in the contemporary folk world.
Following the success of her critically acclaimed 2022 album Beautiful and Blue, Halley is set to release her next full-length record, Letter for a Friend, in fall 2025. Written as a collection of personal letters to the people who have shaped, influenced, and inspired her, the album was recorded in Nashville and reflects her most intimate and narrative-driven work to date.” The project is a concept record titled Letter For a Friend, with a tentative release date of September 2025. Every track on the album is written as a letter to someone who has deeply influenced or impacted my life - it's a very personal and intentional collection of songs that I’m really excited to share with the world.
Her new single "Emily" is a folk pop envelopment filled with lush acoustics, stunning vocals and blissful melodies. She shares, “Emily” is a song I wrote for my oldest friend, someone who shaped my childhood in quiet but profound ways. It’s about the kind of bond that leaves a permanent mark on your heart - even when time and distance pull you apart. Writing this song helped me reconnect not just with her, but with the part of myself she helped me believe in. It’s a reminder of how important it is to say the things we often leave unsaid. At its core, Emily is about gratitude, memory, and the power of a friendship that lasts through everything."
ニューヨークのフォークバンド、Big Thiefが9月5日に発売される6枚目のスタジオアルバム『Double Infinity』のセカンドシングル「All Night All Day」をリリースする。
クランチーなサイケ・フォーク・ギター、パーカッションのバイキング、エイドリアン・レンカーの繊細な歌声」が自慢のリード・シングル「Incomprehensible」に続く「All Night All Day」は、恥じることなく愛と欲望を表現している。
By his own admission, Andy Tongren is an optimist. “I really do try and find the silver lining any way I can,” says the Brooklyn-based singer/songwriter. “At my core, I feel like there’s nothing else I can do.”
That sunny disposition is the glowing core of his debut single “So Good.” The easygoing, compact tune is driven by an acoustic-backed verse before launching a blissful firework of a chorus that radiates joy and warmth - perfect for a summer playlist or a crucial year-round dopamine hit.
In one of art’s great ironies, Tongren says “So Good” was born of circumstances that were anything but. “It’s funny - it kind of came from a dark place,” he admits. “I’m living in a cold, dark basement on the outskirts of Bushwick, trying to get by day to day…Winter was starting and I think I just wanted to feel a little bit of warmth.”
Tongren wanted “So Good” to capture a vibe more than anything else. “I wasn’t overly precious with the approach to writing,” he explains. “All the minutiae that comes with blending art and commerce…it’s so easy to get caught up in that. On ‘So Good,’ I didn’t think - I just did. “If it’s a little bit off, leave it,” he continues. “There’s real human elements in this.”
And real human elements are what Tongren’s fans have loved about his work ever since the Ohio-born musician formed his previous band, Young Rising Sons with a tight-knit group of friends across the New York-New Jersey border. Their debut single “High” dazzled audiences, leading to a deal with Interscope Records and a dizzying tour schedule that found the group opening for The 1975, Weezer, Bleachers, Halsey and more.
"So Good" was quickly hailed by critics alike. OnesToWatch proclaimed Andy Tongren as a "pivotal voice in folk-pop", while We Found New Music called him an "impactful artist".
His second release "Franconia" is an anthemic indie folk single filled with a sing-a-long worthy foot-stomping chorus and poetic lyricism. Tongren shares, “Franconia is about falling in love - with a person, a place, or both all at once. It’s the sudden, undeniable pull that feels destined. Over time, Franconia becomes more than just a place - it becomes a state of mind, a memory, a metaphor for how certain people and places leave their mark on you.”
Andy Tongren is continuing to write an exciting new chapter of his career, leaving his mark and looking to return to the road and connect with fans who, like him, continue searching for the good against all odds.
シカゴを拠点に活動するケイシー・ゴメス・ウォーカーのプロジェクト、Case Oats(ケース・オーツ)がデビューアルバムのリリースに先駆けて新曲「In a Bungalow」を公開した。 Last Missouri Exit』はMergeより8月22日発売予定。