共感覚を持つピアニスト、アカデミー賞ノミネート/エミー賞受賞作曲家のダスティン・オハロラン、ルーツに立ち返ったニューEP『The Chromatic Sessions』を10月8日にリリース


“音に色が見える”共感覚を持つピアニスト、アカデミー賞ノミネート/エミー賞受賞作曲家のダスティン・オハロランが、ルーツに立ち返ったニューEP『The Chromatic Sessions』を10月にリリースします。


アカデミー賞ノミネート/エミー賞受賞作曲家・ピアニストのダスティン・オハロランがこの発表と合わせて新曲「Red」を公開しました。


アイスランドのレイキャビクのスタジオでワンテイクで録音された即興ピアノ曲で、ルーツに立ち返ったニューEP『The Chromatic Sessions』を構成する3曲の魅惑的な楽曲のうちの2曲目となります。 「Red」は7月にリリースされた「Gold」と対をなす作品で、最終曲となる「Blue」が続く予定。色彩をテーマにしたのは、作曲と録音の過程で自然に生まれたものだといいます。



 

「事前に計画していたわけではありません」とダスティンは語ります。「毎日ピアノで即興演奏していたんだけど、作曲中にいつも色について考えていることに気づきました。マイクを設置して録音していると、深い集中状態に入る。あの赤いランプが点灯している状態には、本当にその瞬間へと引き込まれる何かがあります」


ダスティンは長年、共感覚を経験してきました。これは多くの人が共感できる感覚の混ざり合いです。例えばある味が、訪れた場所を鮮明に思い出させたり、馴染みのある香りが強烈な感情のフラッシュバックを引き起こしたり、ダスティンの場合のように特定の音が色の感覚を呼び起こしたりする現象です。


「人は自覚している以上に共感覚的だと思います」と彼は言います。「それは意識的に調整できるものなのです。あらゆる感覚は最終的に脳で変換される——そしてそれらの感覚の異なる部分を結びつけることを学べると思う」


こうしたつながりは『The Chromatic Sessions』全体に流れるテーマです。それはダスティンとリスナーの間のつながりも含まれます。


『The Chromatic Sessions』の全シングルはBandcampで購入するとスコア(楽譜)がダウンロード可能で、リスナー自身が演奏できます。これはダスティンがリスナーとのより深い関係を築きたいという切実な願いから生まれた試みです。


「デジタルで音楽をリリースするのは、とても距離を感じ、つながりが断たれたように思えます」と彼は語ります。


「我々はみんな、どこかでつながりを求めていると思います。人々が演奏に参加することで、音楽は別の形で彼らの一部になる。それは共同体のものとなり、彼らのものになるということなのです」


ダスティン・オロハランのEP『The Chromatic Sessions』は10/8にデジタルおよび7インチレコードでリリース予定です。



 

Dustin O'Halloran  『The Chromatic Sessions』





アーティスト:Dustin O'Halloran(ダスティン・オハロラン)

タイトル:The Chromatic Sessions(ザ・クロマティック・セッションズ)

リリース日:2025年10月8日

フォーマット:デジタルダウンロード/ストリーミング/7インチレコード

ジャンル:ポストクラシカル

レーベル:Splinter Records / p*dis


Tracklist:

1. Gold

2. Red

3. Blue




・デジタルリンク(Red):

https://dustin.lnk.to/redNL


・Pre-save/Pre-addリンク(The Chromatic Sessions):

https://dustin.lnk.to/chromaticNL


・Bandcamp:

dustinohalloran.bandcamp.com

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