国内外のリスナーを魅了する音楽家・青葉市子。新作「さよならペンギン」を7/3にリリース。ライブで愛され続けてきた楽曲が待望の音源化


 

・国内外のリスナーを魅了する音楽家・青葉市子。新作「さよならペンギン」をリリース。ライブで愛され続けてきた楽曲が待望の音源化。


青葉市子が、2025年2月発売のアルバム『Luminescent Creatures』以来の新作、配信シングル「さよならペンギン」を7月3日(金)にリリースします。この曲はすでにライブではお馴染みのレパートリーとなっています。


「さよならペンギン」は、青葉のイマジナリーフレンドである“ペンギン”を歌った楽曲。ぬくもりのある響きの中に、別れの気配と小さな愛らしさがそっと息づく楽曲です。少しボサノヴァ風でさわやかな感じのナンバー。


本作はこれまで、国内外のライブで幾度となく披露され、定番曲として多くのリスナーに親しまれてきました。音源化を望む声も多く寄せられていた楽曲が、このたび待望の配信リリースとなります。楽曲中に登場するペンギンのコーラス・パートも、青葉自身が担当。ライブで親しまれてきた楽曲の魅力はそのままに、音源作品として新たな表情を楽しめる一曲となっています。ミュージックビデオは、「いきのこり●ぼくら」(2013)、「月の丘」(2018)をはじめ、数々の青葉市子作品を手がけてきた映像作家・辻川幸一郎氏が監督を担当。青葉市子の公式SNSにて、現在ティザー映像を公開中です。発売日となる7月3日(金)0時には、ミュージックビデオ全編を青葉市子の公式YouTubeチャンネルにてプレミア公開します。


さらに、2021年に発売され、現在は入手困難となっている『アダンの風』アナログ盤の再発売も決定しました。今回の再発盤は、国内プレス工場にて、レコードの廃材を再利用して製造されたエコ・バイナル仕様でリリースされます。


これまで発売されていた通常盤とは異なり、歌詞カードには日本語詞に加えて英語詞も併記。国内外のリスナーに、より深く作品を楽しんでいただける仕様となっています。青葉市子オフィシャルWebサイトにて、ただいま予約を受付中。また、7月2日(木)にNHKホールにて開催される弾き語り公演「文月の衣紋に綴る熱帯魚」でも販売を予定しています。


今秋には、オーストラリア・シドニーのSydney Opera House、メルボルンのMelbourne Recital Centreにて、ストリングス編成によるコンサートを開催予定。メルボルン公演は早々に完売し、追加公演も発表されるなど、その活動は国内外でさらなる広がりを見せています。



▪︎青葉市子 「さよならペンギン」



2026年7月3日(金)配信開始

https://ichiko.lnk.to/SayoPen


“今年の春、桜が散り始め、新芽に水灯りが反射するころ、川沿いを散歩していたらヘンテコな足音が聞こえてきたのだった。一歩一歩が一所懸命で、細い喉から力を振り絞ったような間抜けな足音。辺りを見渡してもすぐには見つからず、しばらく目を凝らしていると、その主は私の影の中に隠れていた。多分、ついてきたのか、追いかけてきたのか、短い足で必死に歩いていたのだろう、へー、ヘーと息を吐きながら、立ち止まっている私の方を見上げて、疲れ切った顔でピイと鳴いた。その時、つぶらな瞳から、一軍の水滴がこぼれたような気がした。


その日からペンギンはずっとこの家にいた。

--青葉市子エッセイ『星沙たち、』(講談社)第十六章「ねぇ、ペンギン。」より

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