ausによる新作『mere meer』がSquamaから10/23にリリース マスタリングはTaylor Deupreeが手がける


今年EM RECORDS、WRWTFWW、自身のFLAUからリリースを重ね、その活動を活発化させているプロデューサー ausによる新作『mere meer』がミュンヘンの先鋭ジャズ・レーベルSquamaより10/23にリリースされる。気鋭の音楽家、ausによる環境/電子音楽の未来的なアプローチとなる。


アルバムのゲストにはPurelinkのkindtree、国内からNoahらが参加。マスタリングはニューヨークのアンビエント界の大御所、12kのレーベルオーナーとして知られているTaylor Deupreeが手がけた。アートワークは「Blonde」他、Frank Oceanのアートワークも手がけるMichel Egger、Samuel Bänziger、Squamaのオーナー、Maximilian Schachtner三組によるコラボレーション/ワーク。日本盤CDにはボーナストラックとして、Damian Dalla Torreによるリミックスが追加収録される。


現在アルバムより、ロンドンのハーピストSilver Leyをフィーチャーした先行シングル「Presence」が公開中。ぜひご視聴ください。




▪︎声と記憶が描き出す、もうひとつの場所


本作の出発点にあるのは、特定の環境が、声や記憶を通してどのような世界として知覚されるのか、という環世界的な問い。


ausは、現実の場所を記録するのではなく、記憶や想像を通してひとつの環境を組み立てる。アルバムの多くは、シンセサイザーと声を使って生まれたスケッチをもとに制作され、あたかもその場で偶然録音されたかのような歌や声が、さまざまな距離感と質感で置かれている。


ausのシグネチャーともいえる海は電子ノイズで表現され、環境音は人工的に組み立てられ、フィールドレコーディングの身振りを借りながら、その前提を静かに裏切っていく。


そこに生まれるのは、現実の場所を再現したものではなく、場所についての記憶や想像がつくるフィクショナルな風景。遠くの海面に乱反射する光、誰もいない建物、SNSを流れていく過剰に美しい異国の風景。断片的なイメージを眺めながら、いくつもの場所を通り過ぎていく感覚。


これまでのaus作品にあった有機的で人肌を感じさせる響きから距離を置き、『mere meer』では、人工的でありながらどこか生々しく、親密でありながら不在を感じさせる音像が広がる。淡いシンセサイザーのドローンに、遠くで漂う歌声や細かな電子ノイズが重なり、輪郭の曖昧な音の層を形づくっていく。その距離感のある美しさには、世界を遠くから眺めるような、ほのかな彼岸の気配が漂っている。


アルバムのゲストにはPurelinkのkindtree、ロンドンのハーピストSilver Ley、国内からNoahらが参加。マスタリングはTaylor Deupree。



■ aus「mere meer」

タイトル:mere meer

アーティスト:aus

発売日:2026年10月23日

フォーマット:LP/CD/DIGITAL

レーベル:Squama(国内盤CD:p*dis)


tracklist:

01 rawstate

02 als ob

03 amami

04 O/O

05 presence

06 veil

07 noctide

08 slow life

09 sou

10 umi

11 suns

12 as found

13 all ears (Damian Della Torre Remix) *


* = CD Bonus Track


▪︎リリース詳細はImpartmaintの公式サイトをご覧ください。

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