The Smileが、昨年末に録音したTiny Desk Concertの全容を公開しています。The Smileは、Radioheadのトム・ヨークとジョニー・グリーンウッド、元Sons of Kemetのドラマー、トム・スキナーで構成される。
The Smileは、Tiny Desk Concertを収録していることをソーシャルで予告していましたが、NPRが、昨日、そのパフォーマンスを公式に公開し、サックス奏者のRobert Stillman(ロバート・スティルマン)を伴ったバンドがデビュー・アルバム『A Light for Attracting Attention』の収録曲「Pana-vision」、「The Smoke」、「Scrting On the Surface」を披露しています。
4. Speech Bubbles (Live at Montreux Jazz Festival)
5. Free in the Knowledge & A Hairdryer (Live at Montreux Jazz Festival)
6. The Smoke (Live at Montreux Jazz Festival)
7. You Will Never Work in Television Again (Live at Montreux Jazz Festival)
トム・ヨーク擁するザ・スマイルは、11月17日、米国のテレビ番組、The Tonight Show Starring Jimmy Fallonに出演、彼らの曲「You Will Never Work in Television Again」を披露しました。ライブパフォーマンスの模様は以下よりご覧ください。
「You Will Never Work in Television Again」は、5月にリリースされたレディオヘッドのサイドプロジェクトのデビューフルアルバム『A Light for Attracting Attention』に収録されています。彼らは、現在、Primavera Sound 2022での公演を含むヨーロッパ・ツアーの後、北米でツアー中です。
Radioheadのトム・ヨーク& ジョニグリーンウッド、Sons of Kemetのドラマー、トム・スキナーによるトリオ、The Smileは北米ツアーの追加公演を発表した。新たに、デンバー(12/11 Mission Ballroom)とロサンゼルス(12/22 Shrine Auditorium)での2公演目が追加されている。
一方、ザ・スマイルは、先日、2022年1月に、ロンドンのマガジンで行われた公演のセットリスト「Open the Floodgates」のライブ映像を公開した。この曲は、デビュー・アルバム『A Light for Attracting Attention』に収録されている。下記から、パフォーマンスを御覧になることができます。
We're playing extra shows in Denver and Los Angeles. Tickets go on sale at 10AM local time Friday 24th June. View full dates here https://t.co/aQccDsXMhp
クロアチアのライブでは、デビューアルバム「A Light For Affection Attension」に収録されなかった「Friend of A Friend」という新曲を披露していますが、その二日後、ドイツ、ベルリンで行われたショーの中で、これとは別の新曲「Bodies Laughing」をファンの前でお披露目しています。
「A Light For Attracting Affection」は、レディオヘッドのフロントマン、トム・ヨーク、ギタリストのジョニー・グリーンウッド、そして、サンズ・オブ・ケメットのドラマー、トム・スキナーによるスリーピースバンドのデビュー作。結成から約一年を経てリリースされました。先週のケンドリック、フローレンス+ザ・マシーンと並んで先週の大きな話題作であり、新作アルバムは長年のコラボレーター、ナイジェル・ゴールドリッチを迎えて制作が行われています。
音楽的には、トム・ヨークの内省的かつ繊細な雰囲気が醸し出されているのは、これまでのソロやバンドから引き継がれた要素でもある。数年前、レディオヘッドとしてジョイ・デイヴィジョンの「Ceremony」をカバーしていることからも分かる通り、バンドやソロ活動とザ・スマイルズが決定的に異なるのは、三曲目の「You Will Never Work In Television Again」や七曲目の「Thin Thing」にあらわれているように、ジョイ・デイヴィジョンのようなポスト・パンク的な少々荒削りなロックのアプローチが垣間見えること。それは、アルバムの全体的な作風を彩るUKエレクトリックやダブ寄りの楽曲が目立つ中、ガツンとしたスパイスのようなものを付け加えています。
その他、ソングライターとしての変身ぶりが見られる楽曲として、「Free In The Knowledge」、それから、アルバムの最大のハイライトである「Speech Bubbles」が挙げられるでしょう。特に、後者の楽曲では、最初期のレディオ・ヘッドを彷彿とさせるものがあり、さらに、そこに独特な彼の人生観、省察、人生哲学がありありと滲み出ています。特に、「Speech Bubbles」は、これまでのレディオヘッドの楽曲よりも、オルガンやストリングスやピアノをフーチャーし、オーケストラ・ポップの新鮮でゴージャスな色合いを出すことに成功しており、おそらく、「The Bends」の伝説的な名曲「Fake Plastic Tree」の内省的なアコースティックな楽曲を好む方にとっては、またひとつ、トム・ヨーク関連ののアンセムソングが付け加えられたと言えるでしょう。 さらに、トム・ヨークは、近年、思索的な音楽性を好むようになっているように思え、以前の「Ok Computer」の時代を彷彿とさせる繊細性に加えて、独特な渋みがにじみ出ています。
さらに、もう一つ面白い点を挙げるなら、「A Light For Attracting Attention」のクライマックスを彩る「Skirting On The Surface」は、木管楽器が取り入れられており、これまでのレディオヘッドとは異なるポスト・ロック、ノルウェーのJaga Jaggistのようなジャズ・ロックに近いアプローチが図られている事に注目です。そして、やはり、トム・ヨークの歌はこれまでと同様、悲哀、内省といった、壊れやすいガラスのようなデリケートな雰囲気に包まれており、トム・ヨークにしか生み出せない旋律やリズムのひねりが加えられている。
Radioheadのトム・ヨーク、ジョニー・グリーンウッド、さらに、Sons of Kemetのドラマー、トム・スキナーの新たなバンド・プロジェクトーーThe Smileは、いよいよ、今週、デビューアルバム「A Light For Attracting Attention」の発売を目前に控えています。
ザ・スマイルとしてグラストンベリーで最初にライブアクトを行ってから一年、遂に音源デビューを果たします。ザ・スマイルは、デビューアルバムの先行シングル、「The Smoke」「Skirting On The Surface」「Pana-Vision」「You Will Never Wok In Relevision Again」「Free In Knowlege」をリリースしていますが、昨日、最新の5曲目の先行シングル「Thin Thing」を公開しました。
待望の「A Light For Attracting Attention」は、英国のインディーレーベル”XL Recordings”から5月13日に発売されます。
The Smile 「A Light For Attention」
Label: XL Recordings
Release: May 13th,2022
Tracklist:
1. THE SAME
2. THE OPPOSITE
3. YOU WILL NEVER WORK IN TELEVISION AGAIN
4. PANA-VISION
5. THE SMOKE
6. SPEECH BUBBLES
7. THIN THING
8. OPEN THE FLOOD GATES
9. FREE IN THE KNOWLEDGE
10. A HAIRDRYER
11. WAVING A WHITE FLAG
12. WE DON’T KNOW WHAT TOMORROW BRINGS
13. SKRTING ON THE SURFACE
14. OPEN THE FLOOD GATES (LIVE FROM MAGAZINE LONDON) BONUS TRACK FOR JAPAN
Radioheadのトム・ヨーク、ジョニー・グリーンウッド、Sons of Kemetのトム・スキナーが新たに結成したロックバンドーーThe SmileがXL Recordingsからデビュー作「A Light For Attracting Attention」のリリースを5月13日に行うと正式に発表しました。
既に、バンドは、ライブストリーミングコンサートを開催し、先行シングル「The Smoke」「Skrting On The Surface」、イギリスBBCのドラマ「Peakey Blinders」のためのサウンドトラック「Pana-vision」を公開しています。いよいよ、ファン待望のデビューアルバム情報がアナウンスされたことにより、本日からアルバムアートワーク及び、収録楽曲が公に解禁となりました。
また、今回のアルバムリリース情報解禁と共に、トム・ヨークが昨年、ロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで開催されたレターズライブイベントで初のお披露目となった「Free in the Knowledge」が公開されております。
2022年のロックシーン全体において、最も多くのファンから嘱望されているともいえる、The Smileの記念すべきデビューアルバム「A Light For Attracting Attention」は、ナイジェル・ゴッドリッチが制作及びリミックスを手掛け、マスタリングはボブ・ラドウィックが担当しています。