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©Annika Berglund

成長することを拒絶する”永遠のロックンロール幼稚園児”、ザ・ハイヴズ(THE HIVES)が昨年のアルバムに続いて、同郷スウェーデンのロックバンド、ブルー・スウェードの1974年のヒット曲「Hooked on a Feeling」のカヴァーをスポティファイ・シングルズとして配信した。メンバーは黒いスカジャン姿は圧巻とも言える。ニューシングルの試聴は以下からどうぞ。


リード・シンガーのペッレ・アルムクヴィストンは声明の中でブルー・スウェードの功績を大いに称えています。「スウェーデンの音楽が海外に進出したことによって、その後、相乗効果が生まれて、海外進出が可能であると感じられるようになったと思います。オリジナルより完璧にすることはできないから、逆にダメにしたんだけど、エキサイティングなサウンドにしてみたよ」


ザ・ハイヴスの最新アルバム『The Death Of Randy Fitzsimmons- ランディ・フィッツシモンズの死』は昨年8月にリリースされました。

 

 

©Samantha Tellez

シカゴのDIYのコミュニティから登場したボリヴァイナル所属のロックシンガー、Squirrel Flower(スクイレル・フラワー)はニール・ヤング&クレイジー・ホースの「Cortez the Killer」のカヴァーを公開した。スクイレル・フラワーは、ニール・ヤングの1975年のアルバム『Zuma』の収録曲を今年3月にオースティンの''Cheer Up Charlies''で行われたライブでカバーし、レコーディングした。

 

このシングルには複数のミュージシャンが参加している。その中には、アレクサローンのアレックス・ピーターソン、グレッグ・フリーマン、ホース・ジャンパー・オブ・ラブのディミトリ・ジャンノポラス、トゥルース・クラブのトラヴィス・ハリントンのギター、マイケル・カンテラのベース、そしてティーテのカイ・ワイルドのドラムが含まれている。試聴は以下から。


「あの週、テキサスで私たちを取り囲んでいたファシズムの中で、コミュニティの力を感じる方法として、友人と『Cortez』をカバーすることにしました」とウィリアムズは声明で説明した。

 

「私はニール・ヤングと彼の妥協のない信念が大好きだから、起こっているすべての現象に対して表現できると思いました。ショーの前日に思いついた。アレックスが練習場所を提供してくれ、何度か練習した後、ディミトリとグレッグが当日クルーに加わった。すべてを出し切った。ニールの言葉を借りれば、"この人たちとこのステージに立てたことは、私の人生の喜びのひとつ”」



「Cortez the Killer」


2023年、英国のアートパンクグループ、Benefits(ベネフィッツ)は、Portishead(ポーティスヘッド)の中心人物、Jeff Barlow(ジェフ・バーロウ)の主宰するレーベル、Invada Records(インヴァダ・レコーズ)から鮮烈なデビューを果たした。


ベネフィッツは、ミドルスブラで結成され、ボーカル/フロントマンのキングズレー・ホールは大学卒業後、美術館に勤務したのち、ベネフィッツを立ち上げる。当初、彼等は、ジェフ・バーロウに才能を見出してもらいたく、Invadaの本拠であるブリストルから車で数時間をかけてギグを見に来てもらったというエピソードもある。キングスレーは当時のことについて、自分たちのアピールは多少、誇張的であったかもしれないと回想している。しかし、少なくとも、彼等はシングルのリリースを一つずつ積み重ねながら、着実にステップアップを図ってきたイメージがある。Invada Recordsとの契約は彼らが積み重ねきたものの先に訪れた当然の帰結でもあった。


今、考えると、ベネフィッツはどこにでもいるありきたりのパンクバンドではなかった。彼等は、デビュー当時から荒削りなポストパンクを発表してきた。英国の古典的な印象を込めたシングルのアートワークも、バンドの存在感を示すのに一役買った。彼等は徐々にポストパンクの中にノイズを追加するようになり、ミドルスブラの都市生活に見出されるインダストリアルノイズに触発され、ライフスタイルやカルチャーという観点から独自の音楽体系を構築するに至った。


デビューアルバムのリリースが発表された時、キングズレーさんはベネフィッツの音楽が”パンクではない”とファンに言われたことに対して不満を露わにしていた。しかし、おそらく彼等の考えるパンクとは、判で押したような形式にあるわけではない。時には、エレクトリックの中にも、スポークンワードの中にも、アンビエントの中にもパンクスピリットは偏在している。要するにパンクという性質は、ファッションに求められるのではなく、スタンスやアティテュードの中に内在する。


彼はそれをみずからの経験を活かし、ニューヨークの伝説的な現代美術家であるジャクソン・ポロックのアクション・ペインティングさながらに、スポークンワードを画材とし、音楽という無形のキャンバスに打ち付ける。彼のリリックの中に整合性を求めるのは野暮である。それはポロックの絵画に''どのような意味があるか''という無益な問いを投げかけるようなもの。キングスレーは、その時々、ふさわしい言葉を駆使し、効果的なフロウを構築してゆく。喩えるなら、それは古典的な英国の詩人が時代を経て、相異なる表現者として生まれ変わったかのようだ。


『Nails』は、当サイトの週末のアルバムとしてご紹介しましたが、コアな音楽ファンの間で話題沸騰となり、ベネフィッツはClashが主催する教会でのギグへの出演したほか、結果的には、英国最大級の音楽フェス、グラストンベリーにも出演し、バンドとしての影響力を強める要因となった。ちょうど一年前、『Nails』を最初に聴いたときの衝撃を未だに忘れることが出来ない。そして、実際、今聞いても、あのときの最初の鮮烈かつ衝撃的なイメージがよみがえるかのようだ。


デビューアルバム『Nails』は以前に発表された単独のシングルをあらためてフルレングスのアルバムとして録音しなおし、複数の新曲を追加録音。この録音は、ベネフィッツの出発となった「Warhouse」、「Shit Britain」、「Empire」、「Traitors」を中心に、全収録曲がシングル曲のようなクオリティーを誇り、スタジオの鬼気迫る雰囲気をレコーディングという形で収録している。


一触即発の雰囲気があり、次に何が起こるかわからない、驚きに充ちた実験音楽が最初から最高まで続く。取り分け、圧巻なのはクローズ「Counsil Rust」であり、ベネフィッツはノイズアンビエントとスポークンワードを鋭く融合させ、未曾有のアヴァンギャルド音楽を生み落とした。キングスレーの怒りに充ちたボーカルは、ドラムフィルを集めたクラスターの録音、スポークンワードスタイルのラップ、エフェクターとモジュラーシンセの複合からもたらされる無尽蔵のインダストリアルノイズの応酬、さらには、New Order、Portisheadの次世代のバンドとしてのエレクトロニック等と掛け合わされて、孤高と言うべき唯一無二のサウンドを作り上げる。

 

春先にデビューアルバムをリリースしたあとも、ベネフィッツは順調に活躍しており、国内やヨーロッパでのギグを行いながら、忙しない日々を送っている。昨年10月には、元Pulled Apart By Horsesのギタリストでエレクトロニック・ミュージシャンに転身したJames Adrian Brown(ジェームス・エイドリアン・ブラウン)との共同名義でのリミックス「Council Rust」 を発表した。


2024年最初のリリースは、音楽界の巨匠であり、アーティスト、エンジニアでもあるスティーヴ・アルビニへの追悼曲である。先日のシカゴの名物エンジニアが死去したという訃報を受けてから数時間のうち、ベネフィッツのキングスレーは、James Adrian Brownとのコラボレーションを行うことを決めた。両者が計画したのは、アルビニの楽曲を自分たちのテイクで再録音すること。キングズレーとジェイムズによるShellacの名曲「The End of Radio」の新しい解釈は、ホールの挑発的で感動的なヴォーカルとブラウンのサウンドスケープを劇的に融合させたものである。ここには『Nails』を”fuckin cool"と絶賛したアルビニに対するリスペクトが凝縮されている。


このニュースとコラボレーションを振り返り、ジェームス・エイドリアン・ブラウンは次のように語っている。


「アルビニは10代の僕に道を切り開いてくれました。これほどサウンド的に心地よく、興味をそそるものを聴いたことがなかった。初めてShellacを聴いたときのことは忘れられません。キングズレーとカヴァーをするというアイデアは、基本的にセラピーのようなもの。彼の作品に万歳!! RIP、アルビニ」


一方、ベネフィッツのキングスレー・ホールはアルビニの死去について次のように回想している。


「彼の芸術性、エンジニアリング、音楽業界内外のナビゲートという点で、計り知れないインスピレーションを与えてくれた。彼がツイッターのいくつかの騒々しいビデオを通じて、ベネフィットを支え、励ます存在になったことは、予想外であったと同時に驚きだった。真の天才でした」


このカバーシングルのダウンロード・セールスの全収益は、スティーヴ・アルビニの妻の慈善団体である'Letters to Santa'に寄付されます。ぜひ、Bandcampでその詳細を確認してみて下さい。

 

 


James Adrian Brown featuring Benefits 「The End of The Radio」

 

 

 



 


ノルウェーのポップシーンの代表格、ガール・イン・レッドが、A24のコンピレーション・アルバム『Everyone's Getting Involved』に収録されるトーキング・ヘッズの「Girlfriend Is Better」のテイクを提供した。


今回のカバーはパラモアの「Burning Down the House」、ティーゾ・タッチダウンの「Making Flippy Flop」、ローデの「Take Me to the River」に続く作品となる。試聴は以下からどうぞ。


「トーキング・ヘッズは、私がティーンエイジャーだった頃、私のアイデンティティを定義するのに役立った象徴的なバンドだ。彼らは世界中の若者にインスピレーションを与え続けている」とマリー・リングハイムは声明で語った。「トリビュートに参加できたことは、素晴らしいことですし、この機会を与えていただいたことに感謝しています。トーキング・ヘッズよ、永遠に!!」


ガール・イン・レッドは今月初め、2ndアルバム『I’m doing it again baby!』をリリースした。続いて今年の夏、ノルウェーのアーティストはフジロックフェスティバルにも出演予定。

 


「Girlfriend Is Better」






Everyone’s Getting Involved: A Tribute to Talking Heads’ Stop Making Sense 



Tracklist:

01. Psycho Killer – Miley Cyrus
02. Heaven – The National
03. Thank You for Sending Me an Angel – Blondshell
04. Found a Job – The Linda Lindas
05. Slippery People – Él Mató a un Policía Motorizado
06. Burning Down the House – Paramore
07. Life During Wartime – DJ Tunez
08. Making Flippy Floppy – Teezo Touchdown
09. Swamp – Jean Dawson
10. What a Day That Was – The Cavemen.
11. This Must Be the Place (Naive Melody) – BADBADNOTGOOD (feat. Norah Jones)
12. Once In a Lifetime – Kevin Abstract
13. Genius of Love – Toro y Moi (feat. Brijean)
14. Girlfriend Is Better – girl in red
15. Take Me to the River – Lorde
16. Crosseyed and Painless – Chicano Batman (feat. Money Mark)

 

 

ANTI-に所属するウィスコンシン州のオルタナティヴロックバンド、Slow Pulp(スロウ・パルプ)は、Lifehouseの2001年のヒット・ソング「Hanging By A Moment」のカバーをリリースした。

 

Lifehouseは、日本での知名度はいまひとつだが、アメリカでは根強い人気を誇る、ポスト・グランジバンド。2000年にデビューアルバム『No Name Face』を発表し、翌年、このアルバムから同曲をシングル・カットしている。「Hanging By A Moment」はビルボードが集計するモダンロックトラックスチャートで一位を獲得した。さらにこのヒットに続いて、アルバムもビルボードチャートで最高6位を獲得し、ブレイクした。日本でこのアルバムが発売されたのは、オリジナル盤のリリースから一年後のことだった。2002年には東京と大阪で来日公演を行っている。

 

Slow Pulpはエミリー・マッシーをフロントボーカルに擁するロックバンド。Epitaphの派生レーベル、ANTI-と昨年2月に契約を交わした。


その後、9月にフルアルバム『Yard』を発表した。このアルバムは、メロディックパンクとオルトロック、アメリカーナ、エモが混在する昨年のオルタナティヴロックの最重要作だった。『Yard』は、Music Tribuneのベストリストに選ばれた。


先々週、Slow Pulpは、米国のCBSの深夜番組、"The Late Show With Stephen Colbert"に出演し、ニューアルバムのハイライト曲「Doubt」をステージセットで披露している。派手さこそないが、質実剛健とも称すべき原曲に忠実なバンドの演奏に着目したい。このパフォーマンスは下記より。

 

 

「Hanging By A Moment」

 

 

 

 「Doubt」‐ The Late Show with Stephen Colbert

 


シンガーソングライター、エンジェル・オルセン(Angel Olsen)とマキシム・ルートヴィヒ(Maxim Ludwig)が組んで、ヴェルヴェット・アンダーグラウンドの「I Can't Stand It」をカヴァーした。

 

この曲は、Lou Reedのトリビュートアルバム『The Power of the Heart』に収録されており、キース・リチャーズとルーファス・ウェインライトの楽曲も収録されている。試聴は以下からどうぞ。


トリビュートアルバム『The Power Of The Heart』は、4月20日にLight In The Atticよりリリースされる。エンジェル・オルセンの最新アルバムは『Big Time』。今作は2022年にJagujaguwarから発売された。発売後、キンバリー・スタックウィッシュ監督による映像バージョンも制作された。

 


「I Can't Stand It」


 

東京のオルトロックバンド、Luby Sparksは2018年からカヴァーソングに断続的に取り組んでいる。今回、カレンO擁するサイケガレージバンド、Yeah Yeah Yeahsの「Maps」のカバーに取り組んでいる。

 

2018年のMazzy Star「Look on Down from The Bridge」、2020年のThe Sugarcubes「Birthday」に続くカヴァー。この曲は2003年のスタジオ・アルバム『Fever To Tell」に収録されている。

Luby Sparksらしい、美しくも凛とした力強さを感じさせる仕上がり。今後のライブの中でもレパートリーとなりそうだ。シンセ・ポップ風のイントロからブリッジにかけてロックテイストな曲展開に移行する瞬間に注目しよう。アウトロのクールなギターリフも聞き逃さないでほしい。

 

 

 

Luby Sparks「Maps」

 



 
LSEP-2 | 2024.03.29 Release
Released by AWDR/LR2

 

Pre-add(配信リンク):

https://lubysparks.lnk.to/Maps

 


Lyrics & Music : Brian Chase, Karen Lee Orzolek, Nicholas Joseph Zinner
© 2003 Chrysalis Music Ltd. Permission granted by FUJIPACIFIC MUSIC, Inc.

Vocal : Erika Murphy
Bass, Synthesizers & Programming : Natsuki Kato
Electric Guitar : Taimo Sakuma
Electric Guitar & Tambourine : Sunao Hiwatari
Drums : Shin Hasegawa
Triangle : Genya Ishizaki

Arranged by Erika Murphy, Natsuki Kato, Taimo Sakuma, Sunao Hiwatari & Shin Hasegawa

Recorded by Ryu Kawashima at Red Bull Studios Tokyo
Mixed by Zin Yoshida at Garden Wall
Mastered by Kentaro Kimura at Kimken Studio

Produced by Luby Sparks & Zin Yoshida

Cover Photography : Annika White


Luby Sparks:

 

Natsuki (ba/vo)  Erika (vo)  Sunao (gt)  Tamio (gt)  Shin (dr)。
2016年3月結成。2018年1月、Max Bloom (Yuck) と全編ロンドンで制作したデビューアルバム「Luby Sparks」を発売。

2019年9月に発表したシングル「Somewhere」では、Cocteau TwinsのRobin Guthrieによるリミックスもリリースされた。2022年5月11日にMy Bloody Valentine、Rina Sawayamaなどのプロデュース/エンジニアを手掛けるAndy Savoursを共同プロデューサーに迎え、セカンド・アルバム「Search + Destroy」をリリース。同年6月には、初のワンマンライブ「Search + Destroy Live」(WWW X) も行い、ソールドアウトとなった。

10月にはタイ・バンコクでの海外公演を行い、2023年3月17日より、NY、ボストン、フィラデルフィア、サンフランシスコ、シアトル、サンディエゴ、LAの全7都市にて「US Tour 2023」、9月には中国「Strawberry Music Festival 2023」を含む全7都市「China Tour 2023」、10月には韓国のストリートカルチャー・コンベンション「FLOPPY 1.0 - Let’s FLOPPY」、11月にはインドネシア「Joyland Festival」へ出演を行うなど海外での展開も積極的に行っている。

 

©Lauren Tepfer


ニュージーランドの人気ソングライター、Lorde(ロード)は、A24の『Everyone's Getting Involved』に収録予定のトーキング・ヘッズの「Stop Making Sense」へのトリビュートをリリースした。
 
 
『Everyone's Getting Involved』には、マイリー・サイラス、BADBADNOTGOOD、ブロンドシェル、ガール・イン・レッド、ジーン・ドーソン、ケヴィン・アブストラクト、リンダ・リンダス、トロ・イ・モワなどのカバーも収録されている。これまでのところ、パラモアの「Burning Down the House」テイクと、ティーゾ・タッチダウンの「Making Flippy Floppy」ヴァージョンを聴いている。このプロジェクトのリリース日はまだ発表されていない。



「Take Me To The River」

 

ニューヨークの気鋭のシンガーソングライター、Perfume Genius(パフューム・ジーニアス)は、ジャック・アントノフが監督を務める映画『The New Look』のサウンドトラックに提供した「What a Difference a Day Makes」のカヴァーを公開しました。

 

この曲はもともとは1934年にメキシコの歌手、マリア・グレヴァーがスペイン語で書いた。この曲は、、ダイナ・ワシントンが1959年にカバーし、全米チャート8位に入り、一躍米国で有名曲となった。1975年には、エスター・フォリップスがカバーし、チャート20位を記録している。


ココ・シャネルなど、ファッション界の大物を追ったドラマ『The New Look』のサウンドトラックには、ラナ・デル・レイザ・1975フローレンス・アンド・ザ・マシーンなどが参加し、20世紀の名曲をカバーし、再解釈しています。第二次世界大戦中のパリのファッション業界に焦点を当てたこの番組の最初の3エピソードは、先週、Apple TV+で初公開されました。

 

 

 「What a Difference a Day Makes」

 


ラナ・デル・レイが、アーヴィング・バーリンのスタンダード曲「Blue Skies」のカヴァーを公開した。

 

アーヴィング・バーリン(1888-1989)は、ベラルーシ(ロシア帝国)出身の作詞/作曲家で、ガーシュウィンをして、「アメリカのシューベルト」と言わしめた。グラミーの生涯賞を受賞したほか、「エド・サリヴァン・ショー」でもお馴染みの人物である。

 

この曲は、ジャック・アントノフが手がけるアップルTV+の新ドラマシリーズ『The New Look』のサウンドトラックの収録曲である。これまでにフローレンス+ザ・マシーンの「The White Cliffs of Dover」、  The 1975の「Now Is the Hour」がプレビューとして公開されている。


「ザ・ニュールック」のサントラには、beabadoobee、Nick Cave、Perfume Geniusなども参加している。クリスチャン・ディオール役のベン・メンデルソーンとココ・シャネル役のジュリエット・ビノシュが出演するこの番組の最初の3エピソードは、現在ストリーミング配信中。


数週間前、デル・レイは2023年の『Did You Know That There's a Tunnel Under Ocean Blvd』でグラミー賞を受賞した。当日のレセプションで新作カントリー・アルバム『Lasso』の制作を公表した。

 

また、デル・レイは先日、NFLのスーパーボウルの会場にも姿を現し、一般のファンと交流する姿が確認されている。

 


「Blue Skies」

 


 サウスロンドンのシンガー、Matt Malteseは昨年、インディペンデントレーベルを立ち上げたばかりである。


その出発点として、ポートランドのシンガーソングライター、Searows(アレック・ダッカート)のシングル「Older」をリリースした。続いて、マット・マルテーゼはアレック・ダッカートと組み、ニール・ヤングの「Philadelphia」のカバーに取組んでいる。古典的なフォークミュージックとメロウなマルテーゼのソウル、フォークに対する愛着が見事なカバーソングとして昇華されている。両ミュージシャンによる息の取れた美麗なデュエットは人を酔わせる力がある。

 

 

「Philadelphia」-Best New Tracks

 

 

Matt Malteseは、3月8日にカバーを中心に構成されるニューアルバム『Songs That Aren't Mine』のリリースを発表した。アルバムはNettwerkから発売予定。収録曲は現時点で非公開。

 

シックスペンス・ノーン・ザ・リッチャーの曲で有名な「Kiss Me」は、アルバムのファースト・シングルで、本作には、様々な音楽のインスピレーションを受けた曲が収録されている。

 

昨年、マット・マルテーゼは、バロックポップ風のノスタルジアを込めたアルバム『Driving Just To Drive』 をリリースした。


 

Matt Maltese 『Songs That Aren't Mine』


 

マット・マルテーゼの新しい解釈は、2月13日にリーズで幕を開け、14カ国を回る、これまでで最大規模の2024年春のワールド・ツアーと時を同じくしている。

 

このツアーには、ロンドンのブリクストン・エレクトリックとロサンゼルスのウィルターンでのソールドアウト・ヘッドライン・ライヴや、ボナルー、ロック・ウェルチター、ヴィダ・フェストなどのフェスティバルでのパフォーマンスも含まれる。

 

アルバムの概要についてマルテーゼは次のように述べている。

 

「”Songs That Aren't Mine”は、子供の頃から好きだった曲ばかりを集めたアルバムで、昨年友人たちと自宅でレコーディングした。去年の夏の初めに、初めて一緒に仕事をしたプロデューサー、アレックス・ビュレーと再会して、他人の曲のヴァージョンを作って遊び始めたんだ。それは、アルバム制作のサイクルからの逃避のようなものだった」

 

「Kiss Me」

 

 

ニューヨーク/スタテンアイランド出身のシンガーソングライター、ベッカ・マンカリ(Becca Mancari)は、「Short and Sweet」をリリースした。

 

この曲はアーティストにとっての初のカバーソングで、原曲はブリタニー・ハワード。ちなみに、マンカリは、アラバマ・シェイクスのハワード、そしてジェシー・ラフサーとバミューダ・トライアングルとして活動している。

 

昨年、ベッカ・マンカリは3作目のニューアルバム『Left Hand』をCaptured Tracksからリリースした。米国でも人気がじわじわ上昇中で、ライブの動員を増やし続けている。一方、ブリタニーハワードは2月9日にニューアルバム『What Now』をリリースする。


©︎A.J.Gibbony

 

Paramoreは、近日発売予定のトリビュートアルバム『Stop Making Sense』の一部として、トーキング・ヘッズの「Burning Down the House」のカヴァーを公開した。試聴は以下から。


このトリビュート・アルバムは、トーキング・ヘッズの1984年の重要なコンサート・フィルムの復元版を昨年リリースした映画会社「A24」によって制作される。


パラモアは年明けの記事で紹介したように、アトランティックとの契約が終了し、様々な憶測が流れている。メンバーがソロで活動するという噂もある。当面のところは、サイドプロジェクトというような形で活動が継続される。今週初め、SZAはアップル・ミュージックとのインタビューで、パラモアとのコラボレーションが "進行中 "であることを認めた。バンドは昨年、新作アルバム『This Is Why』(Reviewを読む)をリリースし、ニューウェイブ・サウンドに対するリスペクトを示した。このアルバムはMTのBEST ROCK ALBUM 2023にランクインを果たした。

 

 「Burning Down the House」


Jim O'Rourke(ジム・オルーク)によるBurt Bacharach(バート・バカラック)のカヴァーアルバム『All Kinds of People ~love Burt Bacharach』(2010)がサブスクリプションで復活する。

 

このアルバムは本日(1月24日)にデジタルで発売、続いて、3月9日には数量限定で見開きダブル・ジャケットのLPとCASSETTE TAPEで発売される。リリース情報の詳細を下記から確認してみよう。

 

Jim O' Rouke(ジム・オルーク)は、シカゴのエクスペリメンタル・フォークの大御所として名高い。ギタリストとしては、ミュージック・セリエルに近い無調のスケールの演奏をすることで知られている。ジム・オルークは、Sonic Youthにも一時的に参加したほか、デビッド・グラブスとジョン・マッケンタイアが中心となって結成した”Gastr Del Sol”に1994年に加入した。

 

ジョン・マッケンタイア擁するTortoiseの『TNT』と並び、”シカゴ音響派”の名作として知られる『Upgrade & Afterlife』に参加している。以降、オルークは、ソロアーティストやプロデューサーとして活動するようになった。アメリカでは、Wilco,Superchunkの作品のプロデュースを手掛けたほか、イギリスでは、Beth Orhon(ベス・オートン)の作品をプロデュースした。

 

オルークは、親日家の一面を持つことでよく知られている。日本のミュージック・シーンとの関わりが非常に深く、Melt Banana,チャット・モンチー、大友良英、カヒミ・カリイの作品のプロデュースを手掛けている。さらに、従来から日本映画に対するリスペクトを表明しており、それは若松孝二監督の映画『実録・連合赤軍』へのサウンドトラック提供を見てもよく分かる。



本日、デジタル・ストリーミングで解禁されるカヴァー・アルバム『All Kinds of People ~love Burt Bacharach』には、ジム・オルークの他にも日米の豪華なアーティストが参加している。

 

細野晴臣、小坂忠、Thurston Moore(サーストン・ムーア)、Donna Taylor(ドナ・テイラー)、カヒミ・カリィ、坂田明、中原昌也、やくしまるえつこなど、総勢11人のヴォーカリストをフィーチャー、個性的なバカラック・ナンバーを構成する。「ユリイカ」と共にJim O'Rourkeの代表的な作品となっている。




・Jim O'Rourke / All Kinds of People ~love Burt Bacharach~ [ Digital ]




DDCB-13010 | 2024.01.24 Release
Released by B.J.L. X AWDR/LR2

 

配信リンク:

https://ssm.lnk.to/AkoP_lBB

 

・Jim O'Rourke / All Kinds of People ~love Burt Bacharach~ [LP]




[ LP ] DDJB-91304 | 2024.03.09 Release
Released by B.J.L. X AWDR/LR2 | 4,000 Yen+Tax

 



・Jim O'Rourke / All Kinds of People ~love Burt Bacharach~ [CASSETTE TAPE]




[ CASSETTE TAPE ] DDTB-13003 | 2024.03.09 Release
Released by B.J.L. X AWDR/LR2 | 2,273 Yen+Tax

 


Tracklist:


A1. Close To You / 細野晴臣
A2. Always Something There To Remind Me / Thurston Moore(サーストン・ムーア)
A3. Anonymous Phone Call / やくしまるえつこ
A4. After The Fox / 坂田明、中原昌也
A5. You'll Never Get To Heaven / 青山陽一

B1. Do You Know The Way To San Jose / カヒミ・カリィ
B2. Don't Make Me Over / 小坂忠
B3. Raindrops Keep Falling On My Head / 小池光子
B4. I Say A Little Prayer / Yoshimi
B5. Trains And Boats And Planes / Jim O'Rourke(ジム・オルーク)
B6. Walk On By / Donna Taylor(ドナ・テイラー)




Burt Bacharach(バート・バカラック):

 

アメリカの作曲家、作詞家、レコード・プロデューサー、ピアニスト、 20世紀のポピュラー音楽において最も重要で影響力のある人物の一人と広くみなされている。


1950年代から、彼は何百ものポップソングを作曲し、その多くは作詞家であるハル・デイヴィッドとのコラボレーションであった。バカラックの音楽は、ジャズでの経歴に影響された珍しいコード進行や拍子の変化、小編成オーケストラのための珍しい楽器の選択が特徴である。彼はレコーディング作品の多くを編曲、指揮、プロデュースしている。


1961年から1972年まで、バート・バカラックとハル・デヴィッドのヒット曲のほとんどは、ディオンヌ・ワーウィックのために特別に書かれ、ディオンヌ・ワーウィックが演奏したものであったが、それ以前(1957年から1963年まで)には、マーティ・ロビンス、ペリー・コモ、ジーン・マクダニエルズ、ジェリー・バトラーらと仕事をしていた。これらのコラボレーションの最初の成功の後、バカラックは、ジーン・ピットニー、シラ・ブラック、ダスティ・スプリングフィールド、トム・ジョーンズ、B.J.トーマスなどの歌手のためにヒット曲を書いた。

 

バカラックは全米で73曲、全英で52曲のトップ40ヒットを書いた。 ビルボード・ホット100の上位にランクインした曲には、

 

・「This Guy's in Love with You」(ハーブ・アルパート、1968年)

・「Raindrops Keep Fallin' on My Head」(トーマス、1969年)

・「(They Long to Be) Close to You」(カーペンターズ、1970年)

・「Arthur's Theme (Best That You Can Do)」(クリストファー・クロス、1981年)

・「That's What Friends Are For」(ワーウィック、1986年)

・「On My Own」(キャロル・ベイヤー・セイガー、1986年)

 

などがあり、その功績が讃えられ、グラミー賞6回、アカデミー賞3回、エミー賞1回受賞している。


 

バカラックは、作家のWilliam Farina(ウィリアム・ファリーナ)によって「その由緒ある名前は、同時代の他の著名な音楽アーティストのほとんど全てと結びつけることができる作曲家である」と評されている。「後年、彼の曲は、大作映画のサウンドトラックに新たに採用され、その頃には、オマージュ、コンピレーション、リバイバルが至る所で見られるようになった」

 

彼はまたイージー・リスニングの重要人物でもある。チェンバー・ポップや渋谷系といった後の音楽運動に影響を与えた。 2015年、ローリング・ストーン誌は、バート・バカラックとハル・デヴィッドを「史上最も偉大なソングライター100人」の32位にランクインさせた。ーWikipedia

 


Water From Your Eyes(ネイト・エイモス、レイチェル・ブラウンによるニューヨークのインディーポップ・デュオ)は、Weenの「If You Could Save Yourself (You'd Save Us All)」のカヴァーを披露した。

 

Sounds of Saving、988 Suicide & Crisis Lifelineの「Song That Found Me At The Right Time」シリーズのために制作された。このカバーソングをもとに制作されたドキュメンタリーフィルムを下記よりご覧ください。


デュオのレイチェル・ブラウンは声明の中で次のように語っている。「音楽を作るようになった頃、わたしは本当に落ち込んでばかりいて、自殺願望もあった。一日を台無しにするようなひどい考えを持つ以外に選択肢はないと思って過ごしていたときもある。長い間セラピーを受けた。おかげで、自分の考え方を変えることができるという知識を得ることが出来た。ただ、自分が考えていることを表現するのに適切な唯一の場所と感じていたから、曲を書き始めたんだ」

 

このカバーソングのリリースを企画したSound of Saving/988 Suicide & Crisis Lifelineの声明は以下の通り。

 

「インディー・ロックの人気バンドWater From Your Eyesをフィーチャーした次のビデオを公開できることを嬉しく思う。この "Song That Found Me At The Right Time "シリーズでは、Weenの名曲 "If You Could Save Yourself (You'd Save Us All) "をカバーし、高校時代の自殺願望の管理から薬物使用に至るまで、彼らの個人的・集団的なメンタルヘルス体験について克明に記録している。



「ウォーター・フロム・ユア・アイズは、実験的、ダンサブル、ギザギザ、メロディック、悲哀、辛口など、時には定義することもできないが、時代を超越した音楽を制作している。彼らは、2023年に暗鬱でありながら風刺的なアルバム『Everyone's Crushed』をリリースし、世界的に高い評価を得た。SoSは、数年前、@catelebonの前座を務めた彼らのパフォーマンスを見て以来、熱烈なファンになった。厳粛なテーマにユーモラスなアプローチで取り組む彼らの姿は私たちの心を捉えました。彼らと仕事をすることに同意した時、私たちは本当に感激しました」




ウィルコはボウイの1969年のヒット曲 「Space Oddity」のカバーを公開した。本日、1月8日(月)はデヴィッド・ボウイの77回目の誕生日。


このリリースは、ウィルコが2023年にマウンテン・ステージ(NPRミュージックが配信する公共ラジオ番組)で行ったパフォーマンスの音源。本日発表されたコンピレーション『Live On Mountain Stage』に収録される。


今回の公演について、バンドは声明で語っています。 「地球に根ざしたバンドとして、デヴィッド・ボウイの宇宙を彷彿とさせるアレンジに取り組むことは光栄な挑戦でもある。彼の自由と才能の高みに到達しようと努力することは、どのバンドにとっても賢明な目標なんだ。私たちは、この曲を地球上でもうひとつの故郷とさせてくれたマウンテン・ステージに感謝しています」


「Live On Mountain Stage」の収録曲にウィルコが加わる。『Outlaws and Outliers』のトラックリストには、過去40年にわたり同番組で演奏してきたエキサイティングなアーティストの名がずらりと並ぶ。カントリー/フォークシンガーのMargo  Price(マーゴ・プライス)の参加にも注目したい。




また、ウィルコのジェフ・トゥイーデイーは自著「World Within A Songs」の刊行を発表した。先日行われた Pitchforkのポッドキャストに出演し、音楽批評について複雑な胸中を明かしている。


「''音楽批評家は欲求不満のミュージシャンである''という格言を、自分の人生に当てはめて考えてみると、意味がひっくり返った」「セントルイスで同人誌の執筆に挑戦してみたんだけど、あまりに怠け者でうまくいかなかった。それで街を通ったいろいろな人たちにインタビューしたんだ。レイン・パレード、スティヴ・ベータース、ロング・ライダーズ、ソウル・アサイラム。基本的には、ライヴのタダ券を手に入れようとしたし、タダ券をくれるファンジンもあった」


「そのうち1、2回しか仕事をこなせなかったけど、ミュージシャンたちと一緒に遊んだよ。ロック評論家になろうとしたけど無理だったからバンドを始めたんだといつも冗談を言っていた」


トゥイーディの著書は、彼の人生を変えた50曲以上の楽曲、それぞれの楽曲の背景にある実体験、そして音楽と人生がどのように絡み合い、高め合っていくのかについて彼が学んだことが探求される。





昨年、ウィルコは新作アルバム「Cousin」をリリースした。(Reviewを読む)このアルバムは本サイトのベストリストに選ばれています。さらに以前、ジェフ・トゥイーデイーはエンジェル・オルセンの「Big Time」をカバーしたほか、ヨ・ラ・テンゴとの共演時にはビートルズ、ボブ・ディランの曲をカバーしている。



『Live On Mountain Stage: Outlaws and Outliers』


Tracklist:

01. Space Oddity (David Bowie cover) – Wilco

02. The Wolves – Watchhouse

03. You Didn’t Call My Name – Molly Tuttle

04. Going Home – Tyler Childers

05. Joy – Lucinda Williams

06. Sinners Like Me – Eric Church

07. Hurtin’ (On the Bottle) – Margo Price

08. One More Dollar – Gillian Welch and David Rawlings

09. Lodestar – Bird of Chicago

10. Redwing Blackbird – Kathy Mattea

11. Closer to Fine – The Indigo Girls

12. Souvenirs – John Prine

13. You Know the Rest – Steve Earle

14. What’cha Gonna Do – Bela Fleck and Abigail Washburn

15. I’d Do It Again – Sierra Ferrell

16. Cup of Sugar – Tim O’Brien

17. Black Is the New Color – Rhiannon Giddens

18. Let Me Touch You for a While – Alison Krauss

19. Canola Fields – James McMurtry

20. Traveling Alone – Jason Isbell

21. Isn’t Love Great – Sam Baker



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Cat Power(キャット・パワー)ことチャン・マーシャルとIggy Pop(イギー・ポップ)が、マリアンヌ・フェイスフルの「Working Class Hero」のカヴァーで共演した。このニューシングルは、『A Tribute to Marianne Faithfull』(マリアンヌ・フェイスフルへのトリビュート)として収録される予定。

 

チャン・マーシャルは、以前、イギー・ポップのカバーをしていることはファンであればご存知のことだろう。さらにマリアンヌ・フェイスフルのトリビュートに挑戦するという行幸に肖ったのは、ロイヤル・アルバート・ホールでの部ボブ・ディランの伝説のライブ公演を再現し、その作品をドミノからリリースし、イギリスの文化と良好な関係を構築したことにある。


発売元である”In The Q Records & BANDBOX”は、Women of Rock Oral History Projectと共に、近日発売予定のトリビュート・アルバムには、シャーリー・マンソン、ピーチズ、リディア・ランチ、ターニャ・ドネリー、キャット・パワー、イギー・ポップ、ブッシュ・テトラ、ドニータ・スパークスなど、19組のアーティストのカバー曲が収録されることを明らかにしている。


『The Faithful』は、イギリスの大女優、Marianne Faithfull(マリアンヌ・フェイスフル)へのラブレターである。全ての利益は、長期のCOVIDから回復したマリアンヌを支援するために直接充てられる。

 

キャット・パワーこと、チャン・マーシャルの声明は以下の通り。


「マリアンヌは素晴らしい人生を送ってきました! マリアンヌは人生を生きてきた! 彼女を知るすべての人にとって、そして彼女を慕うすべての人々にとって、彼女は女王です! 

 

彼女の音楽界への貢献の枠組みは紛れもありません! 彼女のゴージャスなヴォーカルの揺れを聴くたびに、私は感動し、永続に近づく。目まぐるしく、新しい歌と声の矢が飛び交う世界で、マリアンヌはいつも私のハートとスピリットの正鵠を射ています。私は、彼女を他の誰よりも敬愛しています。言葉では言い表せない真のデイム。永遠の王族なのです」



Women Of Rock Oral History Projectのファウンダーであるターニャ・ピアソンはこう付け加える。「アイコンやミューズでありつづけるためには、たとえ50枚以上のレコードを持っていたとしても、それをお金に代えないということです。たとえあなたが60年代のイット・ガールだったとしても。たとえマリアンヌ・フェイスフルであっても」


「マリアンヌ・フェイスフルは、カウンター・カルチャーのアーティストとしてキャリアを築き、さまざまなジャンルやスタイルを探求してきた。彼女は数え切れないほどのコラボレーター、ミュージシャン、プロデューサーと仕事をしてきたのです」

 

「その結果、彼女のカタログやキャリアは簡単に分類することができず、基本的に彼女がふさわしい商業的認知を広く得るチャンスはなかったということになるでしょう。このレコードで私が望むのは、マリアンヌが後継者たちにどれだけ愛され、尊敬され、評価されているかを知ってもらうことです。私は、これらの彼女の曲のヴァージョンが、マリアンヌ・フェイスフルに新しい聴衆を紹介し、彼らが彼女のレコードを買うきっかけになることを願っています。もちろん、マリアンヌ・フェイスフルが彼女にふさわしいリスペクトを受けることを願っています」


「Working Class Hero」Cat Power& Iggy Pop (Marianne Faithful Tribute)

 


Lana De ReyがJohn Denver(ジョン・デンバー)の「Take Me Home, Country Roads」のカヴァーを公開した。彼女の演奏は、頻繁にコラボレートしているザック・ドーズによってプロデュースされた。試聴は以下からどうぞ。


今年初め、デル・レイは最新アルバム『Did You Know That There's A Tunnel Under Ocean Blvd』をリリースし、そのオープニング曲「The Grants」でデンバーに言及している。(Reviewを読む)彼女は最近、NBCテレビのスペシャル番組『Christmas at Graceland』で「Unchained Melody」を披露した。




 

Last Dinner Party(ラスト・ディナー・パーティー)は、先日、BRITライジング・スターの候補に選ばれ、イギリス国内で注目を集めている。さらに、MTV Push 2024のショートリストにも選ばれた。ロンドンのバンドは来年、デビュー・アルバムをリリースを控えている。

 

今回、アップル・ミュージック・ロンドン・セッションズに出演したバンドは、司会のマット・ウィルキンソンに招待され、カバーに挑んだ。ラスト・ディナー・パーティーは、史上最高のヴォーカリスト、シネイド・オコナーの「Mandinka」を選び、野心的なアレンジを加えている。

 

「Mandinka」は、オコナーの1987年の楽曲で、『The Lions and cobra』に収録されている。このアルバムは、女性シンガーでありながらスキンヘッドというオコナーのお馴染みの反骨的なヘアスタイルと合わせて、カトリックに対しての愛憎入り交じる思いがメッセージとして織り交ぜられている。 「the lion and the cobra」は旧約に現れる言葉で、悪魔の隠喩である。カトリチズムの家父長制や権力構造に対するアーティストの内的葛藤を描いた難解なアルバムと言える。現代人としてキリスト教圏における中世的な観念からの脱却の過程を描いたとも解せる。

 

シネイド・オコナーからの影響について、バンドのアビゲイル・モリスは「彼女はファンを失おうが、ネガティブな報道がされようが、気にしなかった」と述べている。「この曲は本当にモンスターのようで、怖かったけど、本当に楽しく、自由で、素晴らしい曲。この曲を作ったもうひとつの理由は、私たちのマネージャーであるタラがアイルランド人女性で、彼女が勧めてくれた」



 


 

Sleaford Mods(スリーフォード・モッズ)はPet Shop Boysの名曲「West End Girls」をカヴァーした。昨年、デュオはYazooの曲をカバーしている。「West End Girls」のヴァイナル・シングルは12月15日に発売される。


この12インチには、"クリーン "と "ダーティー "のミックス、ペット・ショップ・ボーイズ自身によるリミックス、そしてHiFiショーンによるリワークが収録される。「West End Girls」は、スリーフォード・モッズの硬質な雰囲気にマッチしており、PSBのリミックスも素晴らしい。


「『West End Girl』は僕の心にとても近い曲で、いろんな意味で青春の曲なんだ」とモッズのビートメイカー、アンドリュー・ファーンは言う。

 

フロントマンのジェイソン・ウィリアムソンは、「ペット・ショップ・ボーイズのアルバム『Please』と『Actually』をよく聴いているよ。アンドリューが "West End Girls "のカヴァーを提案したとき、この曲の素晴らしさを尊重することが重要だった。だから、ニールとクリスがこの曲を認めてくれたとき、私たちのちっぽけな心は吹き飛んだよね」


一方、ニール・テナントとクリス・ロウは、「スリーフォード・モッズは、大義のためにイースト・エンドの少年たちをウエスト・エンドのストリートに呼び戻してくれた」と語っている。


Sleaford Modsによる「West End Girls」のカヴァー、PSBのリミックス、そしてEPの他の曲のビデオ、さらにオリジナルのビデオは以下から見ることができる。

 

 

 「West End Girls」