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©︎Jenn Carillo


ポートランドのラテン系シンガーソングライター、Y La Bambaは、ニューアルバム『Lucha』を4月28日にTender Loving Empireからリリースすることを発表しました。リード・シングル「Dibujos de Mi Alma」は本日リリースされ、以下で聴くことができる。


"この曲は2020年の閉鎖直前にロマンチックなパートナーのために書かれた"とY Laのボーカル兼プロデューサー、Luz Elena Mendoza Ramosはプレスリリースで「Dibujos de Mi Alma」について述べている。


ある人への憧れと同時に、つながりという不健全な部分から自分を切り離そうとする歌なんだ。

私は、リズムやコンガなどの楽器や歌など、自然に感じられるものなら何でも、自分の中に呼び起こそうとしている方法で、ただそのままにしたいとずっと思っていました。

自分の制作技術をどう発揮するかを学び続けるプロセスを反映しています。私は常にたくさんの言葉やアイデアを持っていますが、私にとって最も難しいのは、自分の直感を信じることを学ぶことです。そして、自分が誰とどのように仕事をするのがベストなのかを見極めることです。



Y La Bambaの最後のLPは、2019年の『Mujeres』。


Y La Bamba『Lucha』




Label: Tender Loving Empire

 Release Date: 2023/4/28

Tracklist:


1. Eight

2. Dibujos de Mi Alma

3. La Lluvia de Guadalajara

4. Collapse

5. Hues [feat. Devendra Banhart]

6. Nunca

7. I’m So Lonesome I Could Cry

8. Ceniza

9. Damned

10. Manos

11. Walk Along


Pre-order:


https://tenderlovingempire.com/products/y-la-bamba-lucha

 

名門Deccaからデビューを控えている注目のシンガーソングライター、sandrayati

 

近年では、言語そのものは20世紀の時代よりもはるかにグローバルな概念になりつつある。ある特有の言語で発せられた言葉や記された言葉は、それが何らかの影響力を持つものであれば、誰かの手によって何らかの他の言語に翻訳され、すぐさま広範囲に伝えられるようになるわけです。

 

 しかし、グローバルな言語は、ある側面において、言葉というものの価値を損ねてしまう危険性もある。グローバルな言葉は、その持つ意味自体を軽くし、そして希薄にさせる。それは客観的に捉えると、言語ではなく、記号や「符号」に近いものとなるが、言葉として発せられるや否やそれ以上の意味を有さなくなるのです。これは言語学の観点から見ると難しい面もある、少なくとも、その土地土地の言葉でしか言いあらわすことの出来ない概念というのがこの世に存在する。日本語で言えば、方言が好例となるでしょう。わかりやすく言えば、例えば、沖縄の方言は標準語に直したとしてもそれに近い意味を見出すことは出来ますが、その言葉の持つ核心を必ずしも捕捉した概念とは言い難いのです。その地方の人が共有する概念からはいくらか乖離してしまう。

 

 それらの固有の言葉は、その土地固有の概念性であり、厳密に言えば、どのような他の言語にも翻訳することは出来ません。そして、その固有性に言葉自体の重みがあり、また大きな価値があるといえるのです。特異な言語性、また、その土地固有の言語性を何らかの形で伝えることは、文化的に見ても大きな意義のあることに違いありません。

 

 20世紀までの商業音楽は、米国や英国、つまりウォール街やシティ街を都市に有する場所から発展していき、それらが、他の大都市にも波及し、この両国家の都市の中から新たな音楽ムーブメントが発生し、何らかのウェイヴと呼ぶべき現象を生み出してきました。ひとつだけ例外となったのは、フランスのセルジュ・ゲンスブールと、彼がプロデュースするジェーン・バーキン、シルヴィー・バルタンを始めとするフレンチ・ポップス/イエ・イエの一派となるでしょう。しかし、この年代までは、スター性のある歌手に活躍が限られていました。それらの音楽が必ず経済の強い国家から発生するという流れが最初に変化した瞬間が、80年代から90年代であり、アイルランドのU2に始まり、アイスランドのビョーク、またシガー・ロスが登場するようになりました。U2は英語圏の歌手ですが、特に、シガー・ロスは、時には歌詞の中でアイスランド語を使用し、英語とはまた異なる鮮明な衝撃をミュージック・シーンに与えました。


 2000年代、Apple Musicがもたらした音楽のストリーミング・サービスの革命により、広範な音楽が手軽に配信されるようになってから、これらの他地域からのアーティストの登場という現象がよりいっそう活発になってきました。今では、英語圏にとどまらず、非言語圏、アフリカ、アジア、南米、東欧ヨーロッパに至るまで幅広いジャンルのアーティストが活躍するようになっています。

 

 例えば、スペイン音楽の重要な継承者であるロザリアがメイン・ストリームに押し上げられ、イギリス、アメリカ、さらに海を越えて日本でも聴かれるようになったのは、ストリーミングサービスの普及に寄与するところが多いかもしれません。近年、2010年代から20年代に入ると、この一連の流れの中でもうひとつ興味深い兆候が出てきました。それは英語ではない、その土地固有の言語を駆使し、独自のキャラクターにするアーティストです。この20’Sの世代に登場したアーティストは、10年代のグローバリズムと反行するかのように、その土地土地の地域性、音楽文化、そして、その土地固有の言語に脚光を当て、一定の支持を得るようになっています。

 

 今回、このソングライター特集では、非英語圏の固有の言葉を使用する魅力的なアーティスト、ソングライターを中心にごく簡単に皆さまにご紹介します。これらの流れを見る限りでは、すでにグローバリズムは音楽シーンの範疇において時代遅れの現象と言え、一般的なキャラクター性でカテゴライズされる「世界音楽」は衰退する可能性もある。むしろ、この20年以後の時代は、その土地の地域性や固有性を持ったアーティストが数多く活躍するような兆候も見られるのです。

 

 

1.Gwenno -コーニッシュ語を駆使するシンガーソングライター、民俗学とポピュラー音楽の融合-

 


グウェノーは、ウェールズのカーディフ出身のシンガーソングライターで、ケルト文化の継承者でもある。グロスターのアイリッシュダンスの「Sean Eireann Mcmahon Academy」の卒業生である。

 

グウェノーの父親、ティム・ソンダースはコーニッシュ語で執筆をする詩人としての活躍し、2008年に廃刊となったアイルランド語の新聞「ベルファスト」のジャーナリストとして執筆を行っていた。さらに、母であるリン・メレリドもウェールズの活動家、翻訳者として知られ、社会主義のウェールズ語合唱団のメンバーでもあった。

 

昨年、グウェノーは、ウェールズ地方の独特な民族衣装のような派手な帽子、そして、同じく民族衣装のようなファッションに身を包み、シーンに名乗りを上げようとしていた。それはいくらか、フォークロアに根ざした幻想文学、さらに、喩えとして微妙になるかもしれないが、指輪物語のようなファンタジー映画、RPGのゲームからそのまま現実世界に飛び出てきたかのような独特な雰囲気を擁していた。しかし、そういったファンタジックな印象と対象的に「Tresor」では、その表向きな印象に左右されないで、60、70年代の音楽に根ざしたノスタルジア溢れるポピュラー・ミュージックと現代的なエレクトロ・ポップが見事な融合を果たしている。

 

グウェノーは昨年、新作アルバム『Tresor』を発表している。これらの曲の殆どは、ウェールズの固有の言語、コーニッシュ語で歌われるばかりでなく、フォークロア的な「石」における神秘について歌われている。英語とはまったく異なる語感を持ったポピュラー音楽として話題を呼び、アイリッシュ・タイムズで特集が行われたほか、複数の媒体でレビューが掲載された。このアルバムは、直近のその年の最も優れたアルバムを対象にして贈られるマーキュリー賞にもノミネートされている。グウェノー・ピペットが歌詞内で使用するコーニッシュ語は、中世に一度はその存続が危ぶまれたものの、19,20世紀で復活を遂げた少数言語の一つである。この言語の文化性を次の時代に繋げる重要な役目を、このシンガーソングライターは担っている。


Recommended Disc 

 

『Tresor』 2022/Heavenly Recordings

 


 

 2.Ásgeir -アイスランドの至宝、フォーク/ネオソウル、多様な側面から見たアイスランドという土地-

 


すでに90年のビョーク、シガー・ロスからその兆しは見られたが、アイルランドよりもさらに北に位置するアイスランド、とりわけこの国家の首都であるレイキャビクという海沿いの町から多数の重要なアーティスト台頭し、重要なミュージック・シーンが形成されるようになった。

 

特に、この両者の後の年代、2000年代以降には、オーケストラ音楽とポピュラー音楽を架橋するポスト・クラシカル/モダン・クラシカル系のアーティストが数多く活躍するようになった。映画音楽の領域で活躍したヨハン・ヨハンソンに始まり、それ以後のシーンで最も存在感を見せるようになるオーラヴル・アルナルズ(Kiasmos)もまた、レイキャビクのシーンを象徴するようなアーティストである。クラシカルとポップというのがこの都市の主要な音楽の核心を形成している。

 

そんな中、近年最も注目を浴びるシンガーソングライターが登場した。 2010年代にミュージック・シーンに華々しく登場し、アイスランドで最も成功した歌手と言われるアウスゲイルである。彼は華々しい受賞歴に恵まれ、デビュー作『Dyro i dauoapogn』が、同国で史上最速で売れたデビュー・アルバムに認定、アイスランド音楽賞主要2部門(「最優秀アルバム賞」、「新人賞」)を含む全4部門受賞したことで知られる。フォーク・ミュージックとポップス、さらにはR&Bを融合させた音楽性が最大の魅力である。また、アウスゲイルは、アイスランドでは、ほとんど国民が彼のことを知っているというほど絶大な人気を誇る国民的歌手である。

 

アウスゲイルは、基本的には英語を使用するアーティストであると断っておきたいが、そのうちの複数の作品は、母国語の口当たりの良いポップスをアイスランド国内向けに提供している。

 

昨年には、主題をフォーク/ネオソウルに移した快作『Time On My Hands』もリリースした。必ずしもアウスゲイルは、アイスランド語の歌詞にこだわっているわけではないが、その音楽性の節々には、モダン・クラシカルの要素とアイスランド特有の情緒性が漂っている。


Recommended Disc 

 

『Dýrð Í Dauðaþögn』 2015 /One Little Independent



 


3.Naima Bock   -ブラジルからイギリスを横断した国際性、ポルトガル語を反映するシンガー-

 


 

ナイマ・ボックは、現在、イギリス/ロンドンを拠点に活動するシンガーソングライター。元ゴート・ガールのメンバーでもあったが、バンド活動でのステージングに限界を感じ、一度はミュージシャンとしての活動を断念する。大学で考古学を学んだ後、庭師として生計を立てた後に、ソロミュージシャンへと転向している。

 

2021年11月には、米国シアトルの名門レーベル”Sub Pop"と契約を交わしたが、これはサブ・ポップ側のスタッフがこのアーティストにライセンス契約の提案をしたことから始まったのである。昨年には二作のシングル「Every Morning」「30 Degress」を発売した後に、デビュー・アルバム『Giant Palm』のリリースしている。またアルバムはStereogumのベストリストに選出された。


ナイマ・ボックの音楽は幼少期、彼女が両親とともにブラジル/サンパウロに滞在していた時代の音楽に強い触発を受けている。サンパウロの海岸沿いを家族とともにドライブした経験、その時に聴いていたブラジル音楽はこのアーティストの音楽に強い影響を与えている。ただ、アーティスト自身はどうやら自分の音楽について単なるブラジル音楽ではないと解釈しているので、南米文化と継承者と銘打つのは誇張になってしまうかもしれない。ただし、少なくともデビュー・アルバムでは、明らかにブラジルの音楽の影響、南米の哀愁が漂っていることはつけくわえておかなければならい。

 

ボサノバ、サンバをはじめとするブラジルの民族音楽の影響を織り交ぜたポピュラー/フォーク音楽は、地域性に根ざしているが、それらの品の良い音楽性を加味し、ナイマ・ボックさ英語やポルトガル語でさらりと歌い上げてみせている。情熱的な雰囲気も擁するが、それはまた同時に涼し気な質感に彩られている。時代を問わない普遍的なポップやジャズの雰囲気に加えブラジルの海岸沿いの穏やかな風景、その時代の記憶や南米文化への仄かな哀愁がレコード全体に漂っている。ボサ・ノバは、以前、日本でも小野リサを初めブームが来たことがあったが、スタン・ゲッツを始めとするオリジナル世代のボサ・ファンも、この新味を感じさせるレコードには何らかの親近感を持ってもらえるだろう。


Recommended Disc 

 

『Giant Palm』 2022/ Sub Pop

 



 

4.Sandrayati   -インドネシアのシンガーソングライター、-アジアの世界的な歌姫へのステップアップ-

 


現在のところ、大きな話題にはなっていないが、これまで注目されてこなかった地域の一であるインドネシアの歌手、サンドラヤティは、大手レーベル”Decca”と契約を交わし、近日メジャー・デビューを控えている。

 

英/デッカは、基本的にはクラシカル系の名門レーベルとして知られ、ロンドン交響楽団の公演をはじめとするクラシック音楽関連のリリースで名高い。しかし、今回、ポピュラーミュージックに属する歌手と契約したということはかなり例外的な契約といえ、このサンドラヤティというシンガーに並々ならぬ期待を込めていることの証となるかもしれない。また、近年、以前にも紹介したが、日本や韓国以外にも、マレーシアやシンガポールを中心に東南アジア圏で活発なミュージック・シーンが形成されつつある。これらの地域には専門のレコード・レーベルも立ち上がるようになっているので今後、面白い音楽文化が出てきそうな気配もある。特にこれらの南アジアの国の若者の間では日本のシティ・ポップがごく普通に流行っていたりするのだ。

 

近日、デッカからデビューするサンドラヤティは、フィリピン人とアメリカ人のハーフであるという。アーティスト写真の佇まいを見る限り、日本や韓国といった東アジア圏には(沖縄の最南端の島嶼群や奄美大島近辺の歌手をのぞいて)存在しないような南国情緒に溢れる個性派のシンガーソングライター。その歌声や作曲能力の是非は、まったく未知数だと言えるが、東インドネシアの固有の民族、モロ族の文化性を受け継いでいる希少なシンガーだ。また、サンドラヤティは環境保護活動にも率先して取り組んでいることも付記しておきたい。

 

昨年は、ダミアン・ライスやアイスランドのアーティスト、ジョフリズール・アーカドッティルとコラボレーションし、ホンジュラスの環境活動家であり先住民族のリーダーでもあるベルタ・カセレスへの力強いトリビュート「Song for Berta」を発表し、このテーマにさらに磨きをかけている。また、最新の国連気候変動会議(通称Cop26)では、アジアを代表してパフォーマンスを行った。ときにインドネシアの固有の言語を織り交ぜ、壮大なスケールを擁するポピュラー・ソングを発表している。3月17日に発表されるグラミー賞アーティスト、オーラブル・アルナルズが全面的にプロデュースを手掛けた2ndアルバム『Safe Ground』は、世界デビューに向けての足掛かりの作る絶好の機会となりそうである。

 

 

 Recommended Disc 


Sandrayati 『Safe Ground』 2023年3月17日発売/Decca

 

 


 

5.Nyokabi Kariũk -アフリカの文化性の継承者、スワヒリ語を駆使するシンガーソングライター-

 


 

ケニア出身で、現在、ニューヨークを拠点に音楽活動を行う作曲家、サウンド・アーティスト、パフォーマーと多岐の領域で活躍するNyokabi Kariũkは、これまで忘れ去られてきたアフリカの文化圏の言語、そしてその土地固有の音楽性に脚光を当てるシンガーで、まさに今回の特集にもっともふさわしい音楽家といえるだろう。Nyokabi Kariũkは、アフリカ音楽とモダン・クラシカルという対極にある音楽性を融合し、ニューヨーク大学での作曲技法の学習をもとに、それらを電子音楽や声楽といった形として昇華させ、これまで存在しえなかった表現を音楽シーンにもたらそうとしている。

 

 Nyokabi Kariũkは、2ndアルバム『Feeling Body』の発売を間近に控えている。あらためて発売を目前におさらいしておきたい歌手である。


Nyokabi Kariũkiの音楽的な想像力は常に進化しつづけており、クラシック・コンテンポラリーから実験的な電子音楽、サウンドアート、ポップ、映画、(東)アフリカの音楽伝統の探求など、様々なジャンルを横断する。ピアノ、声、エレクトロニクス、アフリカ大陸の楽器(特にカリンバ、ムビラ、ジャンベ)を使って演奏する。Nyokabiの作品は多くのメディアによって称賛されており、The Gurdianは「巧み」、The Quietusには「超越的」と評された。また、Bandcampは「現代の作曲と実験音楽における重要な声となる」と強調する。彼女は、アフリカ思想、言語、物語の保存と考察によって照らされた芸術表現を新たに創造しようとしている。


2022年2月にリリースされたデビューEP「peace places: kenyan memories」は、Bandcampの「Best Albums of Winter 2022」とThe Guardianの「Contemporary Album of the Month」に選出されたほか、Pitchfork、Resident Advisor、The New York Timesから称賛を受けた。同年9
月、Nyokabiは、EPの再構築を発売し、Cello Octet Amsterdam、パーカッショニスト兼電子音楽家のMatt Evans、ボーカリストAlev Lenzと共に演奏したことで話題を呼んだ。

 

彼女は、ニューヨーク大学(2020年)で作曲の学士号とクリエイティブ・ライティングの副専攻を取得し、ジェリカ・オブラク博士に作曲を、デヴィッド・ウォルファートに作詞を学ぶ。パリ・エコール・ノルマル音楽院でローマ賞受賞者ミシェル・メレの下で作曲とオーケストレーションを学び、フランス・パリのIRCAMでコースを修了。フリーランスの作曲家として活動する傍ら、Bang on a CanのFound Sound Nation(ニューヨーク)では、音楽におけるクリエイティブなコラボが地域や集団の社会問題にどのように対処できるかを調査している。また、"The One Beat Podcast"のプロデュースや、その他の多くの取り組みにも参加している。


Recommended Disc 

 

『Feeling Body』 2023年3月3日発売/Cmntx



 

©Gianfranco Bello

Nyokabi Kariũkiは、”cmntx records”から3月3日に発売されるデビュー・アルバム『FEELING BODY』を発表した。 ケニア出身の作曲家でありサウンドアーティストは最初のシングル「Nazama」を公開している。

 

2022年のデビューEP『peace places: kenyan memories』に続く新作は、2021年の大部分をCOVIDで過ごしたKariũkiの体験から生まれた。このアルバムについて彼女は次のように述べている。

 

 「病気のトラウマは、物理的に存在した場所にも、心の中にも残っているのです。 スワヒリ語で「沈む」という意味の「Nazama」は、Kariũkiの回復を確認することで、このレコードを締めくくります。

 

病気について、パンデミックについて、"ただの風邪 "よりも長い間病気であった場合に世界があなたをどう扱ったのかについて、話してみたいことがたくさんあります。

しかし、私は、私たちの体に畏敬の念を抱いています。そして、私たちが人生で経験するあらゆる痛みにもかかわらず、彼らがどのように前進し続けるのか。 このアルバムは、ある意味、私自身への愛と感謝の表現でもあるのです。

 




Nyokabi Kariũk 『FEELING BODY』 

 

 

Label : cmntx records

Release: 2023年3月3日

 

Tracklist:


1. Subira

2. feeling body

3. fire head

4. quiet face

5. folds

6. Nazama


Sandrayati

 

インドネシアのシンガー、サンドラヤティがDeccaから3月に発売予定の新作アルバム『Safe Ground』の最新シングル「Vast」を公開しました。LPの先行予約はこちら

 

このシングルは、アルバム発表と同時に公開されたリード曲「Petal To The Fear」に続く作品となります。また、このシングルは、アイスランド/レイキャビクの音楽家/プロデューサー、Olafur Arnolds(オーラヴル・アルナルズ)をゲストに迎えて制作されています。

 

フィリピン人の母とアメリカ人の父の間に生まれ、ジャワ島とバリ島で育ったサンドラヤティは、音楽文化を受け入れながら成長した。彼女の両親は共に先住民の土地の権利保護に取り組み、民族音楽とプロテストソングへの愛情を共有している。両親が仕事で直面した課題をもとに、サンドラヤティが初めて曲を書き始めたのは、一家がインドネシアからフィリピンに移り住んだとき。彼女は突然の激変に苦しみ、アイデンティティと勇気という一致したテーマを表現する必要があった。


昨年は、ダミアン・ライスやアイスランドのアーティスト、ジョフリズール・アーカドッティルとコラボレーションし、ホンジュラスの環境活動家であり先住民族のリーダー、ベルタ・カセレスへの力強いトリビュート「Song for Berta」を発表、このテーマにさらに磨きをかけた。また、最新の国連気候変動会議(通称Cop26)では、アジアを代表してパフォーマンスを行った。

 

「多くの場所に属している」と感じてきたサンドラヤティは、2020年のロックダウンによって、帰るべき故郷から遠く離れてしまったと感じた。このとき、サンドラヤティは、人生の安全な場所は、期待するのではなく、意図的に作り、育む必要があるのだという信念を形成した。

 

グラミー賞にノミネートされた作曲家オラファー・アルナルズがプロデュースしたこのレコードは、サンドラヤティにとって地図上の地点とは無関係の究極の安全地帯になった。作曲とレコーディングの経験を個人的な「着陸」と表現するSandrayati(サンドラヤティ)は、この魅惑的な新風景の中で成熟した声を発見する。やがて彼女は、新たなコミュニティで待っている多くの人に手を差し伸べ、故郷の概念を再構築する迷える魂に、同じような安らぎを提供したいと願うようになった。

 

 

©︎George Muncey

slowthaiがサード・アルバム『UGLY』を発表した。2021年の『TYRON』に続くこの作品は、Method Recordsから3月3日に発売される。この発表に伴い、彼は本日ニューシングル「Selfish」を公開した。このシングルとアルバムのカバーアート、トラックリストは以下の通り。


「ファーストアルバムは、自分の出身地と自分が知っていると思う全ての音だった」とslowthaiはプレスリリースでコメントしています。"セカンド・アルバムは、その時、その瞬間の自分に関係するもの、現在のものだ。そしてこのアルバムは完全に僕自身、僕がどう感じているか、どうなりたいか...僕がこれまで導いてきたもの全てなんだ。"


UGLYは、Dan Careyがサウスロンドンの自宅スタジオで、頻繁にコラボレーションを行っているKwes Darkoと共に制作した。また、Ethan P. Flynn、Fontaines D.C.、JockstrapのTaylor Skye、beabadoobeeのギタリストJacob Bugden、ドラムのLiam Toonが参加している。"このアルバムは、バンドが持つ兄弟愛の精神を僕が模倣しようとしたものだ。音楽は、そこに込められた気持ちや感情が大事なんだ。"とslowthaiは語っている。


"アーティストが絵を描くように、その刹那の表現なんだ。以前はラップが自分の持っているツールで表現できる唯一の方法だったのに対し、ラップはやりたくないという気持ちがすごくありました。今はもっと自由に作れるし、やれることも増えたのに、なんで変えないんだろう?"


"人にどう思われようが、誰だろうが関係ない、ただ真実であり続けること、自分を尊重することなんだ "と彼は付け加えた。


"私が顔にUGLYのタトゥーを入れているのは、常に自分を卑下したり、人が持つ印象が私という人間を決めるべきだと感じるのではなく、自分自身を愛することを思い出させるためなのです。結局のところ、僕が作るアートは自分のためのものだし、僕が作る音楽も自分のためのもので、僕が楽しめればそれでいいんだ。だから、自分の生き方というのは、誰にも期待されないものでなければならない。なぜなら、誰にでも笑顔が必要だし、誰にでもちょっとした喜びが必要で、それを本当に感じるためには自分の内面を見つめる必要があるから。"誰も本当の気持ちを与えてはくれないから。"


 


slowthai『UGLY』



Label: Method

Release: 2023年3月3日


Tracklist:


1. Yum

2. Selfish

3. Sooner

4. Feel Good

5. Never Again

6. Fuck It Puppet

7. HAPPY

8. UGLY

9. Falling

10. Wotz funny

11. Tourniquet

12. 25% Club




 


Blondshellのプロジェクト名を冠して活動を行うSabrina Teitelbaum(サブリナ・テイテルバウム)は、4月7日にPartisan Recordsからセルフタイトルのデビュー・アルバムをリリースすることを発表しました。


テイテルバウムは、ポップミュージックを書き、USCのポップ・プログラムで音楽理論を学んだ後、より自分の感情や好みに合った作曲をするためにこのプログラムを中退した。その結果、マックス・マーティンが書いた曲というより、むしろHoleのような綺羅びやかなサウンドが生まれた。『カートン・アースクエイク』や『セプシス』などのシングル曲は、リズ・フェアーの曲のような告白的な歌詞と少女の隣人のような語り口ではあるが、テイテルバウムのボーカルそのものの艶やかさとイヴ・ロスマン(イヴ・トゥーマー、ガールプール)のプロデューサーのモダンな演出により、トラックが純粋な懐古主義に聞こえないような作品になっている。


ニュー・シングル「Joiner」を発表したテイテルバウムは、「この曲を書いたとき、私はたくさんのブリットポップを聴いていた。The Verve、Pulp、Suede、Blurといったバンドの多くは、ダークな題材、ドラッグ、そしてダーティなものを歌っていたけれど、その下には楽しいアコースティック・ギターがあったわ。私は、ザ・リプレイスメンツも聴いていたんだ。この曲は、サウンド的にはそういうものからインスピレーションを受けたんだ。HBOを見ているような、ヘビーだけど楽しい時間になるような、そんな感じにしたかったんだ」との説明を行っている。

 

 「Joiner」





Blondshell  『Blondshell 』



Label: Partisan

Release Date: 2023年4月7日


Tracklist: 

 

1. Veronica Mars 

2. Kiss City 

3. Olympus 

4. Salad 

5. Sepsis 

6. Sober Together 

7. Joiner 

8. Tarmac 

9. Dangerous


Pre-order:


https://blondshell.lnk.to/blondshell

 

 ©Reed Schick


3rdアルバム『Good Morning It's Now Tomorrow』から2年の歳月を経て、サウスロンドンの気鋭シンガーソングライター、Matt Maltese(マット・マルテーゼ)が、4thアルバム『Driving Just To Drive』を発表しました。この新作は4月28日にNettwerkから発売となる。さらに、この告知に合わせて、タイトル・トラックのMVが1月20日に公開されています。下記よりご視聴下さい。

 

この新作アルバム『Driving Just To Drive』についてのマット・マルテーゼの声明は以下の通り。


「年齢を重ね、また、忙しくなるにつれて、頭の中に報酬システムを構築することができるようになると思うんだ。しかし、個人的な "成長 "への執着を視野に入れることができるような、まったく新しい新鮮な破滅がそこに存在することも確かであると思います。

 

私はよく、あれをするためにこれをしなければならない、そうすれば他のことをするチャンスがある、というような積み木のような考え方をします。一方で、富に偏った金融システムや指数関数的に白熱する世界など、コントロールできない(そして、おそらく変えられない)現実があり、すべての生産性を無意味なものにしてしまう可能性があります。


私は、若い頃をよく思い出して、何かをやるためにどれだけ多くのことを成し遂げたかを考えました。子供の頃、遊び場で遊んだり、ドライブに出かけ、車の中で音楽を聴いたり・・・。そう、なんの成果もなく、必要性も感じないまま、好きなことをただやっていたんです。生活の中にそういうものがあるのはとても大事なことだと思います。

 

 

「Driving Just To Drive」

 

 

 

Matt Maltese 『Driving Just To Drive』




Label: Nettwerk

Release Date: 2023年4月28日

 


Tracklist: 
 
1. Mother 
2. Irony Would Have It 
3. Florence 
4. Mortician 
5. Museum 
6. Widows 
7. Coward 
8. Driving Just to Drive 
9. Hello Black Dog 
10. Suspend Your Disbelief 
11. But Leaving Is
 
 
Pre-order:

©Sophie Kuller

米国のシンガーソングライター、Heather Woods Broderick(ヘザー・ウッズ・ブロデリック)が、5枚目のアルバム『Labyrinth』を発表した。4月7日にWestern Vinylからリリースされる。ヘザー・ウッズ・ブロデリックはシャロン・ヴァン・エッテンのバックバンドのメンバーとしても活動している。

 

このアルバムの最初のテースターとなる「Crashing Against the Sun」は、Jeremy Johnstone(ジェレミー・ジョンストン)が監督したビデオと同時に公開された。この曲は、11月にリリースされた「Blood Run Through Me」に続く作品となり、共同プロデューサーである、D. James GoodwinとシンガーソングライターのLisa Hanniganがヴォーカルを務めています。『Labyrinth』のカバーアートとトラックリストと共に、新曲を以下でチェックしておこう。


「Crashing Against The Sun」は、ブロデリックによると「今日の現実と折り合いをつけ、心の余裕と未来が持つ全ての可能性を認識しながら、現在を進んでいく」ことをテーマにしているそうです。

 

「この曲は、私たちがこの世界で安心感や信頼感を得るためにしがみついているもの、そしてそれらがいかにはかないものであるかということについて歌っている。

 

この曲は、同じ感情がどのように二重の存在と現在のポジティブさを持つことができるかという好奇心を示している。存在の微妙な部分は変化に富んでいます。私たちの経験はしばしば冗長に感じられますが、ユニークさは細部に潜んでいます。本質的に、時間は飛ぶように過ぎていくのだから、それを楽しもう」


『Labyrinth』のテーマについて、彼女はさらに次のように語っています。「私たちの多くは、周りの動きから逃れるために、静寂と平和を切望しています。しかし、運動は永遠に続き、あるレベルでは常に起こっている。それは風のように荒々しく、しかし、その必然性において永遠に予測可能です。直線的な部分もあるが、その回路は無限である。私たちの人生は、それを刻んでいるだけなのです」




Heather Woods Broderick  『Labyrinth』

 

 

Label: Western Vinyl

Release Date: 2023年4月7日


Tracklist:

 

1. As I Left

2. I Want To Go

3. Admiration

4. Crashing Against The Sun

5. Wandering

6. Wherever I Go

7. Tiny Receptors

8. Blood Run Through Me

9. Seemed A River

10. What Does Love Care

 

Pre-order:

 

https://lnk.to/heather-woods-broderick-labyrinth 

 

©︎Katie Silvester

UKのシンガーソングライター、ビリー・マーティンは、4枚目のアルバム『ドロップ・チェリーズ』を発表しました。


2021年の『Flora Fauna』に続く本作は、Fiction Recordsから4月7日にリリースされ、マーテンが自身のレコードで作家と共同プロデューサー(Dom Monksと)の両方を務めるのは初めて。リード・シングル「This Is How We Move」は本日リリースされ、アルバム・アートワークとトラックリストと共に下記からチェックできる。


シンガーソングライターは声明の中で、「This Is How We Move」を「2人の間に自然なリズムとペースを見つけることについての歌」と説明し、こう付け加えている。


「一緒に仕事をし、1つになること、それがリレーションシップ・ダンスだ。ジョン・マーティン/JJ・ケイルの録音のしやすさ。コントラバス ニック・ピニ あなたは庭を、私は景色を、これが私たちの動き方だ。異なる欲望とニーズ、互いの幸福のためのケータリング。愛されるに値する」


さらに、このアルバムについて、彼女はコメントしています。


「サクランボを落とすというのは、とても強く、直感的なイメージで、サマセットとウェールズでのレコーディングを通して、人間関係の中で経験する活気や予測不可能なこと、そして時に起こる混沌を捉えようとしました。きれいなクリーム色のカーペットの上に血のように赤いチェリーを踏みつけるのを想像してみて、それが愛の感じ方ではないと私に言ってみてください。」





Billy Marten 『Drop Cherries』




Label: Fiction

Release Date: 2023年4月7日



Tracklist:

1. New Idea
2. God Above
3. Just Us
4. I Can’t Get My Head Around You
5. Willow
6. Acid Tooth
7. Devil Swim
8. I Bend to Him
9. Nothing But Mine
10. Arrows
11. Tongue
12. This Is How We Move
13. Drop Cherries


Pre-order:




 


Anna B Savage

Anna B Savageは、近日発売予定のアルバム『in|FLUX』収録の新たなシングルを公開しました。Mike Lindsayがプロデュースしたこの曲は「Crown Shyness」と呼ばれ、前作「The Ghost」、タイトル曲に続く作品となっています。


「この曲は、2年以上かけてじっくりと練り上げ、最終的にマイクのところに持っていって一緒に作ったんだ」とサヴェージはコメントしています。


「この曲は、2つの相反するものを同時に感じていることを歌っているんだ。向かっていく力と離れていく力。私にとっては、この曲は明らかに悲しいという感じはしない。私にとっては、優しさやつながり、そしてそれが実現できない方法を認めているように感じるんだ」


『in|FLUX』は2月17日にCity Slangからリリースされる予定です。先行予約はこちら



©Claryn Chong
 

ロンドンを拠点に活動するデュオ、Tommy Lefroyは、TikTok世代を象徴するソングライター二人で構成される。自分たちの中にある感性を信じ抜いて、それを包み隠さず、飾らないかたちで表現する。それは新たな表現方法を生み出すことに繋がる。デュオは、3月にニューEP『Rivals』をリリースすると発表し、その最新シングルが公開された。ストリーミングはこちらから。


「Worst Case Kid」は、「Dog Eat Dog」「Jericho Beach」といったこれまでのシングルとともに「Rivals」を構成している。このEPは、3月10日にリリースされ、2021年のデビューEP『'Flight Risk』に続く。このリリースは、2人が、イギリスとアイルランドでソールドアウトのヘッドライン・ツアーを行い、昨年末にはSigridのサポートを行った後に行われた。


「Worst Case Kid」に関して、バンドは次のように語っている。「この曲は、ある種の有害な恋心として、不快な思考を擬人化したものです」

 

より良い判断にもかかわらず破滅的になるのは、自分にとって悪いとわかっている人のもとに戻るのと同じことだということを歌っている。本当に激しい鬱の発作に見舞われたとき、ずぶ濡れになった気分でそこから抜け出し、また、大丈夫になったとき、それは、いわば「魔女が死んだ」ようなものです。私達は悲しみの発作に苦しんでいて、この曲はそれを乗り越えるためのものなんだ。


近日発売のEPについて、Tommy Lefroyはこう説明している。「このEPはもっと自信に満ちている。堂々としている」

 

Flight Riskは飛行であり、Rivalsは戦いのようなものだと冗談で言っていた。いろんな意味で、私達がお互いにどう挑戦し、どう守っていくかという関係性を描いています。

 

 

 「Worst Case Kid」

 

Tommy Lefroyの新作EP『Rivals』の先行予約はこちら



 

©Maximum Person

オーストラリアのシンガーソングライター、Gena Rose Bruceが次のアルバム「Deep Is the Way」の最後のシングル「Harsh Light」をリリースしました。これは「Mistery and Misfortune」「Foolishly in Love」、Bill Callahanをフィーチャーしたタイトル・トラックに続く作品です。

 

ジェナ・ローズ・ブルースは、「Harsh Light」についてかなり急ピッチで取り組んだと明かし、「元々、この曲はバラードとして書き、かなりスローな曲として構想していた」と語っています。

 

「スタジオに入るまで、5倍のテンポにする必要があると気づかなかった! 私はビートルズの大ファンなんだけど、この曲はそれを如実に表していると思う」


『Deep Is the Way』はDot Dash/Remote Control Recordsから1月27日に、リリースされる。


 

Elanor Moss


UK/ヨークシャーのソングライター、Elanor Mossが、2月3日にBlue Raincoat Musicからリリースされるセカンド・EP『Cosmic』の最新シングル「Catholic」を発表しました。

 

最初の先行シングル「Cosmic Memory」に続くシングルは、頻繁にコラボレーションを行っているHowl & the HumのSam Griffithsと共作し、プロデューサーのOli Deakinと共にブルックリンでレコーディングされた。


この曲について、Elanor Mossはプレスリリースで、次のように説明しています。「"Catholic "は本当にカトリック教徒であること、またはカトリック教会を去ることについての歌ではない...」

 

そうではなく、自分のアイデンティティと格闘し、人生の大半を友人や家族、恋愛相手など他人からの評価に頼ってきたことに気づくための歌なのです。

 

また、自分には変われる力があることに気づき、それを実行することでもある。ライブで演奏したり歌ったりすると、カタルシスがあるし、自分の書く曲の中に新しい考えを取り入れている気がした。

 

アコースティック、ラウンジ風、スロー...様々な方法でレコーディングしてみたんですが、大きな音になるまで、しっくりこなかった。これは私の作曲とサウンドにとって、興味深い瞬間だった。一度だけラウドになりたかったし、インディー・ロック・バンドがどんなものなのか見てみたかった。大好きなんだ。

 

 

Dan Croll ©︎ Camila Noriega

イギリスのソングライター、Dan Croll(ダン・クロール)がニュー・シングル「Slip Away」と合わせて、次作アルバム『Fools』のリリースを発表しました。新曲のストリーミングはこちら。ダン・クロールは、ニューキャッスル出身のシンガーソングライターで、近代のBeckとも称される場合もある。

 

リバプール芸術学校に通い、在学中、音楽慈善資金が授与するソングライター最優秀賞を獲得。ザ・ビートルズのメンバーにもその作曲能力を激賞された。その後、ダン・クロールはストリップ小屋からキャリアを開始、リバプールの文化と密接に関わりを持ちながら、”ル・パトー”と呼ばれるクラブでドア係として勤務した。以後、ユニバーサル・ミュージックとグローバル契約を交わし、2014年にデビュー・アルバム『Sweet Disarray』を発表。その後、新作の発表から遠ざかっていたが、2020年に『Grand Plan』で、ミュージック・シーンに華々しく返り咲いた。


2020年の『Grand Plan』に続く、この新作アルバムは、2023年5月19日にCommunion Recordsからリリースされる。また、作品のカバー・アートワークとトラックリストは下記でご覧下さい。


『Fools』は、Spacebomb(米国・リッチモンドに本拠を置くインデペンデント・レーベル)のMatthew E. Whiteと共に、Dan Crollが共同プロデューサーを務めている。「このアルバムは、COVIDの孤立、別れ、アメリカに移住するために残してきたものへのホームシック等、私にとって激動の数年間の終わりに制作されました」とダン・クロールは声明を発表しています。

 

「しかし、これらは、すべて困難な瞬間である一方で、私がそれを乗り越えることを可能にした、美と回復力の瞬間でもありました。これらの曲は、私にとどまらず、他の多くの人が、困難な瞬間としか言いようのないものを経験した、その激動の時期を克明に記録した内容となっています。マシュー・E・ホワイトと、さらにそこにいる素晴らしいミュージシャンたちと一緒に仕事をするために、もう一度、バージニア州、リッチモンドに戻ることに決めた」とダンは続けた。

 

「戻るたび、僕たちは成長し、互いをより理解しているように感じるし、これらの曲をキャプチャする際に特別な気安さがあった。それがレコードに何らかの形で反映されることを願っています」


ニュー・アルバムからの最初の先行シングル「Slip Away」について、彼は次のようにコメントしています。


「Slip Away」は、この1年間に感じた疲労や葛藤について歌っている。貯金を使い果たし、医療を受けられず、家や家族から遠く離れて暮らすことに本当に価値があるのか、ここで暮らし続けることがどれだけ現実的なのか、私は、たびたび疑問を抱くようになりました。時には、タオルを投げて降参し、もっとシンプルな生活・・・、いっそ音楽業界以外の生活に身を投じてみようかと空想することもありました。私は、大人になってから、ずっと音楽の世界にいましたので、音楽以外の世界で生きていけるのだろうか、と思うこともありました。9時から5時までの定時の仕事は、常に外側から見てきたもので、私にとって、構造と安定は常に魅力的でした。「Slip Away」は、よりシンプルな場所に逃避することの魅力について歌っています。



 

 

 

Dan Croll 『Fools』  

 

 

Label: Communion

 

Release Date:  2023年5月19日

 


Tracklist:


1. Slip Away

2. Talk to You

3. Friend of Mine

4. Red and the Green

5. Sunshine

6. Second Guess

7. Fools

8. Piece of the Action

9. Stephen

10. How Close We Came



Pre-order:


https://dancroll.lnk.to/Fools


 

Black Belt Eagle Scout ©︎ Nate Emuel


Black Belt Eagle Scout(シンガー・ソングライター/ギタリスト、Katherine Paul)が、2023年2月10日にSaddle Creekよりニュー・アルバム『The Land, The Water, The Sky』をリリースします。

 

今回、彼女は、3枚目のシングル「Nobody」をミュージック・ビデオで公開しました。このビデオは、Evan Benally Atwoodが撮影と編集を担当しています。ビデオは以下からご覧いただけます。


キャサリン・ポールはプレスリリースを通じて、「Nobody」について次のように語っています。

 

「実は、私が子供の頃、テレビやラジオで見ることのできるネイティブ・アメリカンのロールモデルがあまり見当たりませんでした。そして、今、自分の小さなコミュニティの中で、長老たちやコミュニティのリーダーたちからインスピレーションを受けるようなロールモデルを見つけることができた」

 

「近年、音楽やテレビにおけるネイティブの表現が徐々に増えてきている中、私はしばしば、音楽における表現の中で自分はどのような立ち位置にいるのか、どのように見られたいのか、と自問自答することがある。この曲は、音楽における自分自身の表現との関係について歌っています」

 

ビデオについても、彼女はこう付け加えます。「私たちは、先住民族の家族が持つ愛と、私たちを結びつける笑いを見ています。親族の意味をとらえたエヴァンの仕事は、信じられないほどだった」


2020年、キャサリン・ポールは、COVID-19のパンデミック時にポートランドから彼女の先祖代々の土地に戻った。"The Land, The Water, The Sky "は、故郷に戻る旅と、それがもたらした困難と幸福を記録し、振り返るために制作しました」と、彼女はプレスリリースで述べている。

 

 

「Nobody」 

 

 

Liera Moss

Liena Moss(リエラ・モス)は、3rdアルバム『International Working Mossを1月13日に発売する予定です。この新作は、最近、ソフィー・ジェイミーソンを筆頭に個性的なシンガーソングライターを多数輩出するBella Unionから発売されます。国内流通仕様のCDも帯付きで同時発売される。

 

『My Name Is Safe in Your Mouth』(2018年)、『Who the Power』(2020年)に続くこの作品は、孤立した文化へのフラストレーションに満ちているが、同時に(そして、決定的に)、彼女自身の言葉を借りるなら、その裏側には、「再び人と繋がりたい」という願望が熱く燃えたぎっているのだ。

 

アルバムの制作は、Mossとパートナー、及び、共同制作者でもあるToby Butler(トビー・バトラー)の間で有機的に展開し、彼らは仕事と子育ての時間を分けてアルバム制作に取り組んだ。

 

リエラ・モスは、その制作過程を「ゆっくりとしたトランプ・ゲーム」に喩え、二人はその秘話を明かす。

 

「カードを変えると、エネルギーが変わる。一見すると、その技術に目新しさはないように見えるが、私たちが長年取り組んできた方法からすると、シンセサイザーで作業することは、新しい種類の自由を探る方策でもあった」というのだ。  

 

リエラ・モスの周辺には、多くのヒントが存在していた。The Duke Spiritというギター・バンドがいたし、そのサウンドの多様性は、広範なものである。また、その他にも、Toby Butlerとのシンセ・ロック・プロジェクト、Roman Remainsや、UNKLE、Nick Cave、Giorgio Moroder、The Heritage Orchestra、Lost Horizonsとの様々なコラボレーションが存在する。また、ファッション界のアイコンであるAlexander McQueenやPhillip Limのミューズとしても活躍した。音楽という枠組みに限定されないそれらの影響は、自己主張、探求心、包容力のコンビネーションとなり、『Internal Working Model』を生み出す上で大きな原動力となったようだ。

 

今回、この次作アルバムからのシングル「Come and Find Me」は、昨年リリースされたJehnny Bethとのコラボレーション「Ache In The Middle」、Gary Numanをフィーチャーした「Vanishing Shadows」と合わせて『Internal Working Model』に収録される予定です。


リエラ・モスは、ニューシングル「Come and Find Me」について、「この曲に一貫しているアイデアは、他者との協力は自然物であり、一方、他者との競争は人工物であるということ」と語る。

 

「共感性を頼りにし、悪者を無力化することだって出来る。私の好きなセリフはこれなんです。また、それは、具現化された夢の空間であり、自由な空間であり、公正であるべき。それだけです。この曲は、とてもリズミカルなトラックで、シンセのアルペジオが重なり合うことで、曲の中のアイディアに力を与えている。これは公平さを阻害する事物に対する私なりの抵抗とも言えます」

 



次回作『Internal Working Model』は、2020年のセカンド・アルバム『Who The Power』に続く作品。Dhani Harrison(ダニ・ハリスン: ジョージ・ハリスンの長男)とのコラボレーションも予定されている。

 

 

Miley Cyrus ©︎ Brianna Capozzi


大晦日のテレビ特番でニューシングル「Flowers」が1月13日に発売されることを明らかにした米国の大ヒット歌手、Miley Cyrus(マイリー・サイラス)が、ニューアルバム「Endless Summer Vacation」をコロンビア・レコードから3月10日にリリースすることを発表しました。

 

このプロジェクトの詳細は、Kid Harpoon、Greg Kurstin、Mike WiLL Made-It、Tyler Johnsonというオールスター・ラインナップを含む制作協力者以外にはほとんど詳らかにされていない。さらに、収録曲も現時点では未定。『Endless Summer Vacation』は、サイラスの「L.A.へのラブレター」と言われており、こちらで各種フォーマットの予約が可能です。Endless Summer Vacationの "予告編"と "Flowers "のティーザー・クリップは以下をご覧ください。


この新譜は、サイラスにとって2020年の『プラスティック・ハーツ』以来の作品となり、RCAからリリースされた4枚のうちの最後の1枚となる。30歳のパフォーマーは、先日、元スミスのフロントマンがキャピトル・レコードとマネジメント会社との関係を断ち切ったことで、大幅に遅れている新作『Bonfire of Teenagers』で、モリッシーとのコラボから外されるよう求めたことで話題に上った。

 



 

 Rozi Plain ©︎Yoshino Shigihara

ロンドンを拠点とするシンガーソングライター、Rozi Plain(Kate Stablesによるソロ・プロジェクト)が、近日発売予定の5thアルバム『Prize』から、新曲「Painted the Room」を公開しました。
 
 
この曲は、「Agreeing For Two」、「Prove Your Good」、「Help」に続くシングルです。Ed TuckerがTotal RefreshPament Centreで撮影、Yoshino ShigiharaとPlainが編集したビデオは下記からご覧下さい。
 

「これは、卑劣な状況が退却することに捧げられた祝賀歌です。ただ歩き出すための明瞭さと自由を持つことができたときの安堵感だ!」と、声明で説明している。「この曲は、曲の始まりから大きく変化し、私自身も驚くほど陽気な新しい展開があった。そして、ギターを削除しました。それから、Danalogue(The Comet Is ComingとSoccer96のメンバー)のスタジオに行き、彼のトレードマークのグッドイヤー・グッドバイブでトッピングしてもらったんだ」
 

Rozi Plain(ロジー・プレイン)の新作アルバム『Prize』は、1月13日にMemphis Industriesからリリースされる予定です。乞うご期待。
 
 

King Krule
 

The Brit School(Adeleを輩出)出身の気鋭シンガーソングライター、King Krule(キング・クルール)は、2019年に制作したショートフィルム『Hey World!』の音源をストリーミングサービスで初公開した。

 

2019年にKing Kruleは、「Hey World!」と題した16分のショート・フィルムを公開しており、「Perfecto Miserable」,「Alone, Omen 3」, 「(Don't Let The Dragon) Draag On」, 「Energy Fleets」をパフォーマンスしている。


ショート・フィルムのリリースから3年以上が経過し、キング・クルールは録音した音声をストリーミング・サービスで公式にリリースしました。現在、SpotifyApple Musicで視聴可能です。



 

Cat Clyde ©Strummer Jasson


カナダのブルースを基調とするシンガーソングライター、Cat Clyde(キャット・クライド)がニューアルバムを発表した。Down Rounder』は彼女自身のセカンド・プライズ・レコードから2023年2月17日にリリースされる予定だ。
 
 
2019年の『Hunters Trance』に続くこの作品は、ロサンゼルスの有名なSound CityスタジオでTony Bergによって制作された。ニュー・シングル「Mystic Light」のミュージックビデオは以下でチェック、LPのカバー・アートとトラックリストも同じく下記よりご覧下さい。


「このアルバムは、自己の探求と表現、自然界と非自然界のパターン、自然とのつながり、人生の回転輪、古い自己を捨て、新しい自己を受け入れ、愛と人生の常に変化し、拡大し、縮小する性質を表現してます」と、キャット・クライドは説明する。さらに、ニューシングル「Mystic Light」については、「自分の旅と目的を理解したいと思う歌。人生の神秘や魔法に顔を出してもらって、何のためにあるのかを思い出せるように、漂泊の気持ちを探っているの"と語っている。


 



Cat Clyde 『Down Rounder』
 

 
Label: Second Prize
 
Release: 2023年2月17日
 
 
Tracklist:

1. Everywhere I Go
2. Papa Took MyTotems
3. Not Going Back
4. The Gloom
5. Mystic Light
6. Real love
7. I Feel It
8. Eternity
9. Hawk In The Tree
10. Send Your Love