第64回グラミー賞 2022年度の受賞者が決定する

 


 

二ヶ月の開催延期の後、第64回グラミー賞がアメリカ現地時間日曜の夜に開催され、ノミネート候補者から最終的な各部門の受賞者の選出が行われました。


今回、グラミーの開催にあたって、ラスベガスのMGMグランドガーデンアリーナから中継が行われ、賞の司会を努めたコメディアンのトレバー・ノアは、オープニングセレモニーの始まりから、アカデミー賞に託けて、「平手打ちをしないように、また、人の名前を口に出さないように」と参加者や観客に冗談を飛ばした。

 

今回の賞では、11部門にノミネートされたアメリカのシンガーソングライターのジョン・バティステは、「We Are」の年間最優秀アルバムを含む、5つの部門で栄冠に輝き、グラミー賞の話題を攫っている。 

 

Jon Batiste in Brooklyn Juneteenth 2020 (94098).jpg Joe Batiste CC BY-SA 4.0, Link

 

ブルーノ・マーズとアンダソン・パークのR&Bデュオ、シルクソニックは、4つの賞を受賞。また、オリビア・ロドリゴ、フー・ファイターズは、それぞれ3つの部門の賞の栄誉に輝いています。

 

「クリエイティヴアートは主観的なものです。我々がそれを最も必要とするとき、相応しいアーティストを見つけるでしょう」

 

と、今回の栄誉を受け、ジョン・バティステは受賞スピーチで感動的に語りました。 


今回のグラミー賞では、サプライズ演出が行われた。ウクライナのウォロディ・ミル・ゼレンスキー大統領が、ジョン・レジェンドのパフォーマンスを紹介し、ビデオメッセージで聴衆に挨拶をし、その瞬間には、ウクライナの芸術家ミカ・ニュートンと詩人のリューバ・イキミチュクが演奏を行った。ゼレンスキー大統領は、ビデオメッセージを通じて、以下のように聴衆に伝えた。

 

「私達のミュージシャンは、タキシードの代わりにボディーアーマーを着ている。私達は楽団で恐ろしい沈黙をもたらすロシアと戦っている最中です。死した沈黙、沈黙をあなたの音楽で満たしてください」

 

 

グラミー賞は、当初、1月31日、ロサンゼルスのCrypto.comアリーナで開催される予定だった。しかし、2021年後半のオミクロン株の感染者急増により、今回のイベントは開催が初春に延期され、ラテングラミー賞を六年間開催してきたMGMアリーナに開催場所の移転が行われた。

 

この夜、グラミー賞は、イベントの中で、舞台裏で働く女性に光を当て、ビリー・アイリッシュのプロダクションマネージャー、エコール・マッセイが彼女の「ハビアー・ザン・エバー」のパフォーマンスを紹介する栄誉を授けた。