レイジ・アゲインスト・ザ・マシンのギタリストとして知られているトム・モレロは今日60歳の誕生日を迎えました。(おめでとうございます) そして、今日、彼はウディ・ガスリー賞の最新の受賞者として発表されました。この賞は、「音楽とアクティビズムへの卓越した貢献」を表彰するために10年前に始まったものです。ちなみに昨年の受賞者はプッシー・ライオットでした。
ウディ・ガスリーはボブ・ディランなど後発のフォークシンガーに影響を及ぼしたアメリカの伝説的なアーティストです。彼は第二次世界大戦に従軍し、アジア戦線にも参加し、広島の原爆投下にも言及した勇気のあるフォークシンガー。今回の受賞は同じように社会問題を率先して提起してきたモレロにとって相応しいものでしょう。ガスリーについて彼は次のように回想しています。
「ウディ・ガスリーは大胆不敵なアジテーターであり、6弦の扇動者であり、詩的な真実の語り手であり、ハーモニーを奏でる地獄の亡者でした。彼は元祖パンクロッカーであり、その人生、音楽、芸術、歌詞は、虐げられた人々のための正義と解放の道標だった。私自身の仕事においても、ウディは妥協や謝罪なしに見たままを伝えること、そして人々が立ち向かっているとき、いつでもどこでもピケラインやバリケードで私の歌(そして彼の歌)を演奏することにインスピレーションを与えてくれた」
マックルモアのパレスチナ賛歌からストリップ・クラブの組合化まで、さまざまな活動を支持してきたトム・モレロは、「恵まれない人々のために語ることで、ガスリーの精神と活動の模範となる」と表明しています。