Flying Lotus  宇宙を舞台にしたSFホラー映画「Ash」を発表

 


 

アメリカ、カルフォルニア州、LAを拠点に活動するラッパー、ブレインフェーダーのレーベルオーナー、そして、映画製作者として、さらには、サウンドトラックのスコア制作と、近年、多彩な才能を発揮しているフライング・ロータス。彼は、このたび、二作目のSFアクションホラー映画「Ash」が今年夏に公開予定であるとアナウンスした。

 

今回の自作の映像作品において、フライング・ロータスは、やはりというべきか、映画監督とサウンドトラック制作の両方を担当している。このホラー映画について、「”Ash”は、五感を駆使したハイテンションSFサヴァイヴァルホラーだ。私達はまだ見ぬ手法を駆使し、ストーリーを伝えるための新たな方法に取り掛かっている」と期待感満載の発言をし、ファンの気持ちを盛り上げている。

 

この物語「Ash」の原作の脚本は、Jonni Remmler。遠くの惑星で目を覚まし、宇宙ステーションの乗組員が殺戮されているところを目撃した女性にフォーカスを当てて、ストーリーが急激な展開を見せていくという。 

 

 

「私はSFの分野で革新を起こしたいという強い願望を持っており、視聴者がこれまでに見たこともない作品を世界に対して示したいと考えている」

 

また、ロータスは次のようにも語っている。

 

「また、ちょっとだけ、制作秘話を打ち明けると、今回、私は、ニコラス・ケイジ主演の「Mandy」、イコ・ウワイス主演の「The Raid」と同じキャストと制作を始めているんだ」

 

 

2017年、フライング・ロータスは、映像監督としてデビュー作となる長編映画「Kuso」を発表した。

 

この作品は、「これまでに制作された中で最も悪趣味な映画」と評され、センセーショナルな反応を巻き起こした。アメリカ、ユタ州で開催されるサンダンス映画祭では、ストライキを食らったものの、その悪趣味さにもかかわらず、いかにもフライング・ロータスらしいユーモア、シュールさが発揮された映像作品として、マニアの間で少なからずの称賛を浴びた画期的な一作だった。


昨年、フライング・ロータスは、ラキース・スタンフィールド主演のNetflixの作品「Yasuke」のサウンドトラックも出掛けている。この作品では長年のコラボレーター、サンダーキャットと作業を行った。


フライング・ロータスは、この映画シリーズのスコアだけではなく、コンサルタントやエグゼクティブプロデューサーも兼任している。現在、Flyloは、音楽業界だけではなく、映画業界にも活躍の幅を広げていき、そのほかにも、ビジネスマンとしての隠れた才能が花開きつつあるようだ。

 

今回、発表されたフライング・ロータスの二作目の映像作品「Ash」は今夏にリリース予定となり、すでに1月下旬にキャスティングが始まっている。前作「Kuso」と同様、ホラー映画ファン、アクション映画ファン、SF映画ファンの間で、センセーショナルな話題を攫いそうな作品である。

 

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