Genesis  ピーター・ガブリエルとのラストパフォーマンスで有終の美を飾る

ジェネシスは、先週、土曜日の夜、ロンドン、O2アリーナで最後のライブを行い、多くのファンとの別れ、再会の機会をうるわしく彩ってみせた。

 


去年の秋から始まったツアー公演の一貫として、今回、ロンドン、O2アリーナでのライブは開催された。ジェネシスのフロントマン、フィル・コリンズは、ライブのMCにおいて感慨深くファンに語りかけている。

 

「今夜は、とても特別な夜です。私達の最後の終着点であり、ジェネシスの最後のショーとなります」

 

さらに、コリンズは土曜日の夜のセットリストの合間に語っている。「今夜以降、私達は皆、実際的な仕事に戻らねばなりません」

 

この夜、行われたO2アリーナでのジェネシスの最終公演の聴衆の中には、1975年、このバンドを脱退した元ジェネシスのメンバー、ピーター・ガブリエルも居合わせていた。ラストライブの合間、フィル・コリンズは、ガブリエルがこのライブに出席し、冗談を飛ばしたという内容のMCを行った。

 

最後のロンドンにおけるライブショーの終盤、ジェネシスのメンバーは、数多くのファンから大いなる祝福を受け、フィル・コリンズ 、トニー・バンクス、マイク・ラザフォードがステージ中央に集い、観客からの鳴り止まぬスタンディングオベーションに応えた。バンドは、1970年代からプログレッシブ・ロックを象徴するロックバンドとして素晴らしい足跡をミュージック・シーンに残し、2010年、ロックの殿堂入りを果たしている。1970年代から始まったジェネシスの長きにわたる活動は、先週、土曜日のロンドン公演で有終の美を飾った。

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