Black Country,New Road バンドとしての再出発 ヨーロッパツアーのスケジュールを発表

 

ブラックカントリー、ニューロードは、2ndアルバム「Ants From Up There」のリリース直前、バンドの創設者でありギタリストのアイザックウッドがバンドから脱退するという発表を行った。その後、ブラックカントリー、ニューロードは、新たなランナップで、最初のツアー日程を発表している。

 


アイザック・ウッド離脱の知らせと共に、バンドの残りの6人のメンバーは今後も活動を続ける意向を示している。さらに、次の作品に取り掛かっているという公式声明を、SNSを通じてファンに対して提示していた。

 

今回、バンドは2022年度のツアー日程の詳細を先日公開し、「2022年のツアー日程をみなさんに発表できることを嬉しく思っています」とバンドはソーシャルメディアを通じてメッセージを送った。

 

驚くべきなのは、ブラックカントリー、ニューロードは以前に獲得した名声を一度リセットし、新しいバンドとしての生まれ変わるという決意を表明している。デビュー・アルバムにおいて、ブリット・アワードのノミネートをはじめとする世界的に大きな賛辞を受けた彼らだが、それらの評価を完全に手放し、また、ロックバンドとして新たに一から出発するという意向を示している。これはまさに以前のBCNRからの華麗な転身を暗示している。バンドはソーシャルメディアを通じて以下のように述べた。

 

「私達は、今まで取り組んできたアイディアを共有できることを嬉しく思っています。私達6人は、今後全く新しい音楽のセットリストを組む予定です」と、彼らは述べ、ライブにおいて、既にリリースされている「Ants From Up There」「For The First Time」に収録されていた楽曲がセットリストに組み入れられないないことを暗に仄めかしている。

 

また、ブラックカントリー、ニューロードは、上記のメッセージに次のような補足を付け加えている。


「私達のパフォーマンスの大部分はフェスティバルで行われる予定ですが、今取り組んでいる新しい素材をデビューさせ、ロードテストするために、5月に英国各地で短期間の小さなライブショーを開催する予定です。夏の間、できるかぎり多くのファンにお会いできることを楽しみにしています」 

 

 

 

 

 

 

 2ndアルバムの発表直前、アイザック・ウッドがバンドを脱退するとのメッセージをファンに示したことは記憶に新しい。ブラックカントリー、ニューロードの残りのメンバーは、最近、ウッドの離脱、さらにそれがバンドの形質をどのように変えるのかを現地イギリスのインタビューにおいて解答している。先日、バンドは、ラフ・トレードのインタビューに対して、ドラマーのチャーリー・ウェインがウッドという存在がバンドにとって、どれほど大きな影響を持っていたことをみとめているが、彼の脱退が必ずしも、バンドの未来を決定するものではないと、他のメンバーは考えているようだ。

 

「それでも、ブラックカントリー、ニューロードがひとりのメンバーだけに頼っていたら、アイザックが去った瞬間にバンド自体を終わらせていたと思います」と、ドラマーのウェインはラフ・トレードのインタビューで語っている。

 

「しかし、そうではないため、私達は結局、バンドをおわらせませんでした。非常に具体的な方法において、以前と以後のバンドの音楽性はかなり似かよっているように聞こえるかもしれません。曲についてはこれまでと異なり、これまで行ったことがない空間を探索している最中ですが、私たちは楽曲を演奏する同じ志を持ったミュージシャンでもあるんです」


 今後、ブラックカントリー、ニューロードは、イギリス・ブライトンの公演を始まりとして、三ヶ月間ヨーローパツアーに出る。既にバンドは、新曲をいくつか温めていて、これらのライブパフォーマンスでのオーディエンスの感触を確かめながら、今後、新たなBCNRとして生まれ変わっていくに違いない。今回のEUツアー後に何らかのリリースが控えている可能性が高い。ファンとしては大いに期待したいところである。

 


2022
5月19日–ブライトン、パターン
20 –マンチェスター、(ピンクルーム)
21 –ブリストル、ストレンジブリュー
22 –リーズ、ブルーデネルソーシャルクラブ
23 –グラスゴー、キングトゥット
26-28 –ドイツ、イマーグートフェスティバル
 

6月3日–フランス、レビテーションフェスティバル
4 –バルセロナ、プリマヴェーラサウンド
5 –スイス、バッドボンキルビ
10-12 –オックスフォードシャー、カイトフェスティバル
17-19 –リトアニア、8フェスティバル
 
2022年7月
7-9–スロバキア、ポホダフェスティバル
13-17 –ベルギー、ドゥールフェスティバル
16 –ラトビア、ポジティバスフェスティバル
23 –ロンドン、ビジョンフェスティバル


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