チャカ・カーン ツアーからの引退を表明 ライブの可能性は否定せず


チャカ・カーンがRolling Stone誌のインタビューに応じ、自身の音楽的遺産と最近のロックの殿堂入り、そして最近のジョージア州での暮らしについて語った。


11月、チャカ・カーンはついにロックの殿堂入りを果たし、2023年殿堂入りを果たしたケイト・ブッシュ、ミッシー・エリオット、シェリル・クロウらとともに、音楽優秀賞を受賞した。


自分のキャリアと遺産を振り返り、カーンは、50年にわたる成功を経験できたことは信じられないほど幸運なことだと感じている。そしてかつてはそのような成功を予期していなかったと謙遜している。

「私は今ほど有名になるとは一度も思ったことはありませんでした。なぜなら、私は何もする必要もなく、私の曲に関して起こったことだからです。私を世界に大々的に紹介してくれる素晴らしい人はいませんでした。この業界で自分がどれほど愛されているかに今でも驚いているくらいです」


R&B、ファンクの女王は、ロバート・パーマー、レイ・チャールズ、クインシー・ジョーンズ、グラディス・ナイト、デ・ラ・ソウル、メアリー・J.ブライジ、アリアナ・グランデらとコラボするなど、輝かしいキャリアを持っている。パフォーマンスは彼女の構想の中にあるが、ツアー・キャリアを終える時期が近づいたと感じている。


「ある人たちは、それがすべてなんだ。私はこの豊かな人生を手に入れた。ひ孫もいるし、もっと仲良くなりたい。だからもうツアーはしない。日程は組むけど、ツアーには見えない。その間に寝る時間があるくらいに間隔を空ける」と彼女は説明し、「完全な引退という点ではまだそこまでには至っていないかもしれません」と付け加えた。


さらにアーティストは現在、ジョージア州に引っ越し、森の近くに住み、自家栽培をしながら充実したライフを送っているらしい。チャカ・カーンはユニークなジョークを込めて、RSのマーク・サマーに以下のように語った。

「私はビッグフットを探してます。それからサスカッチも探してます。なぜなら、この家は森に囲まれていて、とっても美しいのだから。私は、毎日起きると、森の中の湖を眺めてます。私は外に座って、純粋な空気を吸い、次の夏に向け、田植えの準備をしています。私は自分で野菜を育て、自分のハーブをたくさん育てるつもり。それをいつも楽しみにしてます。そして、私には自分らしい人生を送る計画がありますよ」