J-Pop Trends (2024/1) 今月のJ-Popのニューシングルをピックアップ

 


通称「TRENDS」は、レーベルからご提供いただいたリリース情報を元に、J-POPの注目のシングルをジャンルレスに紹介するというコーナーです。今月のリリースは、ポスト・ロック、ラップ、ワールド・ミュージック、インディーフォークまで全部揃っています。ぜひぜひ、お好みの音楽を下記より探してみてください。

 

 

No Buses 「Them Us You Me」


ローリング・ストーン誌(フランス)でも紹介されたことがあるオルタナティヴロックバンド、No Buses。


先週末、公開された「Them Us You Me」は、LITEを彷彿とさせるポスト・ロック/マスロックを基調とし、しなやかなアンサンブルに乗せられる繊細かつエモーショナルなボーカルの妙が光る。


現行の洋楽のトレンドを意識したループサウンド、熱狂性を帯びるギターライン、センス抜群のベースライン、細かなリズムを刻む心地よいパーカッション等、No Busesの魅力が余すところなく凝縮されたナンバー。

 

「Them Us You Me」

 

 

 配信リンク:

 https://ssm.lnk.to/ThemUsYouMe

 

 

South Penguin 「business」

 


 

South Penguinは上記のNo Busesよりも実験音楽の性質が強いポストロック/プログレッシブロックバンド。1月16日に公開された「business」はエレファントジムが好きなリスナーにとってストライクとなるナンバーとなりそうだ。

 

ギターラインを中心として緻密なアンサンブルが敷かれ、エレファントジムと同じく、ファンク色の強いベースラインがバンドの重要なファクターだ。表向きには、アーバンなサウンドスタイルが主な印象となっているが、等身大の歌詞を歌うボーカルに関してはなんとなく親近感が持てるのではないか。


たた、そのなかには彼らの音楽愛が凝視されている。ジャーマンテクノを髣髴とさせる実験的なシンセ、ワールドミュージックのパーカッション等、コンポジションの枠組みの中に、多彩な工夫を凝らし、唯一無二のオリジナル・サウンドを築き上げている。バンドがペンギン・カフェ・オーケストラに影響を受けているのかどうかは不明。

 

 「business」

 

 

配信リンク:

https://southpenguin.lnk.to/business 

 

 

Yeye 「はひふへほ」

 

 

 

Yeyeは、樋口なつこのソロ・プロジェクト。滋賀県出身で、京都とメルボルンの2拠点で活動しているという。世界市民としての意識は実際の音楽にも力強く反映されている。

 

ニューシングル「はひふへほ」は、小野リサの音楽性の延長線上にあり、ボサノヴァやブラジル音楽を彷彿とさせる。オーガニックでリラックスした日本語ボーカルが癒やしをもたらす。和らいだアコースティックギター、グロッケンシュピールのような金管楽器がちょっと可愛らしい雰囲気を生み出す。


歌については、日本語の言葉のもつユニークさ、響きの独自性を追求しているように感じられる。聞き方によっては、細野晴臣の「トロピカルダンディー」の頃の懐かしいサウンドを彷彿とさせる。ジャケットで笑いをとりに来ている。

 

「はひふへほ」 

 

 

配信リンク:

https://ssm.lnk.to/Hahifuheho

 

 

JJJ 「Kids Return」

 


JJJは、Daichi Yamamotoと共同制作を行っているビートメイカー。トラックメイカーとしてセンス抜群であることはもちろん、ラッパーとしても巧みなフロウを披露する。


先週末、発売されたニューシングル「Kids Return」はビンテージ・ソウルをサンプリングとして処理し、スタイリッシュなたラップを披露している。


デ・ラ・ソウルのサンプリングのテクニックを受け継いだトラックメイクにJJJのラップがゆるやかに乗せられる。フロウに関してはOMSBに近い感じだが、ロンドンのロイル・カーナーのように、シンプルな表現を重要視しているように思える。アートワーク、ミュージックビデオはなんか切ない。

 

 「Kids Return」

 

 

 配信リンク:

 https://ssm.lnk.to/KidsReturn

 

 

安部勇磨 「I'm Falling For You」


 

安部勇磨は、シンガー/ギタリストとして非凡なセンスを感じさせる。ローファイな音作りを得意とする「日本のマック・デマルコ」とも称するべきミュージシャンである。

 

1月26日にリリースされた「I’m falling for you」は、海に囲まれた南の島をイメージし、70〜80年代の夏のCM映像を見ながら制作された1曲。


昔ながらの映画のような質感と艶やかなリゾートの雰囲気に合う爽快で情熱的なメロディーが特徴的。ヨットロックや歌謡曲を組みわせ、それをインディーフォーク風にアレンジしたナンバー。要注目のアーティスト。


 

「I'm Falling For You」

 

 

 

配信リンク:

https://virginmusic.lnk.to/Imfalling_pre 

 




前回のJ-POP Trendsはこちらからチェック。


0 comments:

コメントを投稿