No Windowsがファット・ポッサムと契約  新作EP『Point Nemo』を予告


No Windows(ノー・ウィンドウズ)は、18歳のマルチ・インストゥルメンタリスト、モーガン・モリスと19歳のヴォーカリスト、ヴェリティ・スランゲンから成るが、彼らはこの度ファット・ポッサムと契約した。サウンド・オブ・ヤング・スコットランド賞を受賞したエディンバラのデュオである。

 

この契約と同時に、近日リリース予定のEP『Point Nemo』とそのファースト・シングル『Song 01』も発表された。


ヴェリティ・スランゲンとモーガン・モリスは、エディンバラの学校で10代の頃に出会った。二人はすぐに友情と芸術的な絆を築きあげた。その後、モリスのベッドルーム・レコーディングにスランゲンが感情を込めた歌詞をつけるようになった。2022年12月、デビューEP『Fish Boy』をリリースした。

 

「”フィッシュ・ボーイ”は、じぶんたちが構想する音楽が一番最初にまとめ上げられた作品だったんだ」とモリスは説明する。「続く、”Point Nemo”で、私たちは多くの自信と知識を得ることができた。曲の構成やメロディーの強さなど、基本的な部分もかなり向上したと思うよ」


「私はいつも、孤立や社会的グループからはじき出されることについて焦点を当てた本に魅せられてきた」と言うヴェリティは、ジョアン・グリーンバーグの「I Never Promised You a Rose Garden」とヒューバート・セルビー・ジュニアの「Requiem for a Dream」を影響に挙げている。

 

「この曲は、そのような感覚について書かれている。この曲を書くことで、歌詞を書くという全く新しい方法に開眼したんだ」

 

「Point Nemo」では初めてデュオは、同じ部屋で一緒に曲を書いた。また、このEPでは、初めて外部のプロデューサーを迎えている。

 

「面白いバランスがあった。自分たちが何を望んでいるのかがはっきりしていたし、それを実現するために彼は素晴らしかった」


アリ・チャント(Dry Cleaning、Sorry、Yard Act、Aldous Harding、Soccer Mommy、Youth Lagoon)が、ブリストルのスタジオでモーガンとヴェリティと共にミックスを担当した。モリスは、彼とスランゲンが共にアリ・チャントの前作の "大ファン "であると認めている。

 

新作EP『Point Nemo』は5月3日にFat Possumからリリースされる。予約はこちらから。