カサビアンが復活 スタジオ・アルバム『Happenings』のリリースを発表 10曲収録で26分というコンパクトな構成

©︎Neil Bedford

インディー界の大御所ラウドロックバンド、カサビアンが遂に復活を宣言。次のスタジオ・アルバム『Happenings』のリリースを発表しました。リードシングル「Call」も同時に公開された。


コロムビア・レコードから7月5日にリリースされる『Happenings』は、2022年の「The Alchemist's Euphoria」に続く、8枚目のアルバムとなる。10曲入りで26分(3分を超える曲はほぼ全て却下された)という「Happenings」は、ダンスフロアでもフェスティバルのピットでも楽しめる曲のミックス。


このアルバムの最初の試聴は「Call」(本日リリース)で、フロントマンのサージはこの曲のことをアルバムの残りの部分に対する「発射台」と表現している。

 

「詩の部分は静かで、コーラスはラウドなんだ。最初のパートは準備をするところで、2番目のパートはみんなでクレイジーになる。本当に楽しくて、今みたいな感じだった。この曲が完成したとき、この曲を作った人のギグに行きたいと思ったくらいさ。このアルバムのすべては、そのような仕事のやり方に影響を受けているよ」


今年、カサビアンのデビューから20年の節目を迎えるにあたり、サージは「今、この時、このバンドがそれを祝う最善の方法は、新しいアルバムを作ることだと思ったんだ」と断言している。


彼らはラティテュード・フェスティバルのヘッドライナーも務め、この夏には、レスターのヴィクトリア・パークで大規模なホームタウン・ライヴを予定している。カサビアンは、当初、「Club Foot」を引っ提げ、ギャングスタ・ロックバンドとして英国の音楽シーンに彗星のごとく登場。エレクトロの影響を絡めたラウンドロックは2000年代初頭のミュージックシーンの象徴であった。リアム・ギャラガーを始め、カサビアンを慕うミュージシャンは多い。

 

 

 

 「Call」

 

 

 

Kasabian 『Happenings』

 

 

1. Darkest Lullaby

2. Call

3. How Far Will You Go

4. Coming Back To Me Good 

5. G.O.A.T.

6. Passengers

7. The Hell Of It

8. Italian Horror

9. Bird In A Cage

10. Algorithms