-Wings Of Desire- 『Shut Up & Listen 』を発表  ストラウドのロング・テーブルへ全収益金を寄付

©︎Charlotte Patmore

 

ロンドンでは近年、小規模のライブハウスの運営が危ぶまれているという話は以前述べた通りである。少なくとも、研究結果も出ている通り、イギリスの音楽ファンにとって音楽は生活の一部であり、欠かさざるものとなっている。もちろん、それらは英国の歴史や文化の一部を成す。

 

今回、ロンドンのオルタナティヴロックバンド、Wings Of Desire(ウィングス・オブ・デザイア)が、そういった動きに準じ、有料の食事スペースを救済するコミュニティを救済する活動に乗り出している。

 

彼らは、昨年の『Life Is Infinite』に続くEP『Shut Up & Listen』を発表し、今回の売上で生じた収益金は彼らの出身地であるストラウドにある有料食事を提供するコミュニティ、ロング・テーブルへ充てられる。


ウィングス・オブ・デザイアのジェームス・テイラーとクロエ・リトルは声明の中で次のように語っている。


「コミュニティに奉仕する草の根組織は、これまで以上に重要であり、最も疎外された人々の健康、コミュニティ、精神的な幸福を育む社会的企業の新しいモデルは、何としてでも守られなければならない」


「ロングテーブルは、ストラウドの私たちの地域コミュニティの鼓動であり、年間約4万食の温かい食事を提供するペイ・ホワット・ユー・キャン・システムで急進的なソーシャル・プロジェクトを運営している。それは尊厳、平等、そして誰もが困っている隣人を助けることです。今年初め、彼らの家であるブリムスコム・ミルは彼らの下から売却され、新しい所有者のために倉庫スペースに変わる危機に瀕しています」


「”Shut Up & Listen EP”は、この神聖な空間を守り、新しい地球に最も近い存在であるユニークな地元のコミュニティを支援する必要性から生まれました。私たちは限定版のカセットテープを制作し、全収益金はロングテーブルに寄付される予定です。私たちは彼らに倣い、基本的な生活必需品が門前払いされないよう、できる範囲で支払うシステムを提供するつもりです」

 


「OUTTAMYMIND」

 


ミュージシャンは、音楽を作ることだけではなく、社会的にも貢献出来る。それは社会機能の一部として音楽が存在することを定義づける。 

 

Wings of Desire 『Shut Up & Listen』



Tracklist:


1. Shut Up And Listen!

2. Forgive & Forget

3. Some Old Place I Used To Know

4. OUTTAMYMIND