![]() |
オーストラリア人ミュージシャン、ハリエット・ピルビームによるシューゲイザー/ドリームポップ・プロジェクト、Hatchieがニューシングル「Only One Laughing」を公開しました。ピルビームが遊園地で働く様子を描いたミュージックビデオも併せて公開中。下記より視聴可能。
ピルビームはプレスリリースでアルバムについてこう語っている。「『Only One Laughing』は、世界情勢と当時の自分自身の置かれた状況(2023年初頭)への不満を吐露するために書いた曲です。人生に対するコントロール感の欠如について、私がほぼ怒鳴り散らしているのに必死でついていこうとする感覚を表現した、騒々しい曲にしたかったのです」
11月7日にシークレットリー・カナディアンより『Liquorice』をリリースする。『Liquorice』はハッチーの3枚目のフルアルバムで、2022年ベストアルバム100に選出された前作『Giving the World Away』に続く作品。メリーナ・ドゥテルテ(別名ジェイ・ソム)がプロデュースに参加した。
「このアルバムは、このプロジェクトを始めた当初からやりたかったことの集大成のような感覚です」とピルビームはプレスリリースで語っている。「私のお気に入りの悲劇的な恋愛映画に触発され、見つけた愛と失った愛の軌跡の細部に焦点を当てました。これほどまでにアルバムと一体感を感じたことはなく、皆さんとこの体験を共有できるのが待ちきれません」
ピルビームと長年バンドメイトであり恋人でもあるジョー・アギウスは、一時期ロサンゼルスを拠点としていたが、ツアーを中止しオーストラリアに戻ることを決めた。
「結局のところ、このアルバムのインスピレーションは、非常にシンプルな生活を送ること、自分自身と再び繋がる時間を持つこと、そして自分の思考と向き合う時間を持つことから生まれました」とピルビームは語る。
本作はドゥテルテの自宅スタジオで録音され、ドラムにはステラ・モズガワ(Warpaint、コートニー・バーネット)が参加。アレックス・ファラー(Wednesday、MJ Lenderman)がミキシングを担当し、グレッグ・オビス(Dutch Interior、Slow Pulp、Wishy)がマスタリングを手掛けた。
「Only One Laughing」
0 comments:
コメントを投稿