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©Ingmar Chen

Lightning Bugが、アルバム『No Paradise』からの3枚目にして最後のシングル「Lullaby for Love」をリリースした。この曲は「December Song」と「Opus」に続く。この曲のビデオは、キット・ザウハルが監督、アンドラス・ラドッシが撮影し、フロントウーマンのオードリー・カンと頻繁にコラボレートしているサラ・ボランダーが出演している。視聴は以下から。


「元パートナーのためにミックステープの一部として "愛の子守唄 "を書いた」とカンはプレスリリースで説明した。


「この曲は私たちの間で冗談のようなもので、恋をしていることの安っぽさに寄り添うようなものだった。でも、人生が流れるにつれて、この曲が私の心に引っかかってきたんだ。本当に恋をしているときは、時間と空間の外に存在する特別な世界のように感じる。ただ、必ずしも恋愛相手とという意味ではなくて。海や太陽の光、本当に完璧な一日に恋をしているのかもしれない。そして、それが永遠に続いてほしいと思う。それがこの曲で表現したかったことなんだ」



「Lullaby for Love」


メトロノミーが新しいコラボレーションEP『Posse EP Volume 2』を発表。先日、バンドはニンジャ・チューンと契約したばかり。

 

その中から新曲「With Balance」(Feat.Naima Bock and Joshua Idehen)を公開した。以下にEPのトラックリストとジャケットアートワークを掲載する。


『Posse EP Volume 2』は、メトロノミーが3月に発表した新曲「Nice Town」が収録されている。この新しいEPは、2021年に発表されたコラボEP『Posse EP Volume 1』に続く作品だ。


メトロノミーのリーダー、唯一のパーマネントメンバーであるジョー・マウントは、プレスリリースの中で、新人アーティストをフィーチャーしたEPをリリースするのが好きなのかについて次のように説明している。

 

「音楽業界の中で、自分には価値があるのだと気づくためだ。新人アーティストにとって、あなたは何かできる。あなたは彼らにはないリーチを持っていて、彼らはそれに興奮する。自分が参加したような波とのつながりを感じることができる......。他の人たちと一緒に何かをやればやるほど、また自分の音楽をやりたいという気持ちが強くなる。それを誇りに思って、次に進みたいんだよ」


メトロノミーのアルバム『Small World』は、2022年にビコーズ・ミュージックからリリースされた。

 

 

「With Balance」(Feat.Naima Bock and Joshua Idehen)

 

 

 

Metronomy 『Posse EP Volume 2』

Label: Ninja Tune

Release: 2024/07/12


Tracklist:


1. Nice Town - Metronomy x Pan Amsterdam 

2. With Balance - Metronomy x Naima Bock x Joshua Idehen

3. Contact High - Metronomy x Miki x Faux Real

4. My Love - Metronomy x Nourished by Time

5. Typical - Metronomy x Lynks x SPIDER x Master Peace x TaliaBle


Pre-Save:


https://metronomy.lnk.to/posse2Yo


副都心ポップを標榜するニューシングル「One More Chance」を本日4/24にリリースします。

海外でカルト的な人気を誇るCRYSTALが、副都心ポップを標榜する新曲「One More Chance」を本日(4/24)にデジタルリリースします。同時公開されたCM動画を下記よりチェックしてみて下さい。

 

三宅亮太と丸山素直によるシンセ・デュオ”CRYSTAL”は、日本ではそこまでではないが、世界的に知る人ぞ知るデュオだ。フランスの高名なエレクトロデュオ”JUSTICE”にその才能を見初められ、Thundercatの全米ツアーの帯同の他、ブレイン・フィーダーのFlying Lotusの主催するオンラインライブ企画”Brainfeeder THE HIT”に長谷川白紙とともに出演を果たした。

 

ニューシングル「One More Chance」は副都心ポップを掲げるシンセデュオらしく、80sシティーポップをベースに、TRFとNew Orderのシンセポップサウンドを変幻自在にクロスオーバーする。



前作アルバム『Reflection Overdrive』で注目を浴びたCRYSTAL。「AUTUMN STORY 秋物語」のフォローアップとなる「One More Chance」は、過去の想い出にヒントを得て制作されたタイムリープもの。

 

楽曲は、Ikonikaとのコラボで披露されたピアノ・ハウスを進化させ、80年代のイタロハウスやエレポップ、ユーロビートのエッセンスを起点としつつ、アシッドなベース、そして大胆に使用された”Prophet-6”のシンセサウンドが世代を飛び越え90年代のバブリーな空気感を醸し出す。

 

運命や過去の想い出に焦点を当てた情感豊かな歌詞、ダンサブルで刺激的なメロディー、もはや副都心かさえもつかない大橋ジャンクション・・・。ストーリーテリング風の語りに、遂に全貌を現した丸山素直のクリアーなボーカル。新しい挑戦もほどほどに、未来へのサプライズとポジティブなエネルギーが余すところなく凝縮されたクリスタルらしい素敵なトラックに仕上がった。

 

 

 「One More Chance」

 

 

 

CRYSTAL - One More Chance- New Single



 



Label: FLAU
DIGITAL発売日:2024年4月24日



Tracklist:

1. One More Chance

 

 

配信リンク: https://flau.lnk.to/CRYSTAL-OneMoreChance 

 



CRYSTAL:



三宅亮太と丸山素直によるシンセサイザーデュオ。JUSTICEのGaspard Auge、Surkinにより見出され、Ed Bangerと共にフレンチ・エレクトロを牽引した伝説的レーベル”Institubes”からデビュー。

70年代後半から80年代のニューウェーブ、インダストリアル、テクノ、エレ・ポップ、ゲームミュージックに影響を受けたサウンドで注目される。

Teki Latex、Ikonikaとのコラボレーションを経て、2015年には日本の”FLAU”よりファーストアルバム「Crystal Station 64」を発表。

その名の通りクリスタル・カラーな抜群のポップセンス、ジャン・ミッシェル・ジャール、トーキング・ヘッズらへの捻じれたオマージュ満載のシンセサイザー・サウンドが好評を得ている。

過去3度のパリ公演では、Para One、Chateau Marmont、Boys Noizeらと共演、近年はThundercatの全米ツアー、Sonar Festival、Taico Club、Rainbow Disco Clubに出演。Flying Lotus presentsのtwitchプログラム「Brainfeeder The Hit」にスペシャルゲストとして登場。Jessy LanzaのDJ Kicksに楽曲がフィーチャーされ注目が上昇中。一方、三宅亮太はSparrowsとしても活躍し、Fazerdaze、Casey MQらをフィーチャーしたアルバム「Berries」を発表している。

 

©Pooneh Ghana

Cassandra Jenkins(カサンドラ・ジェンキンス)はデッド・オーシャンズと契約を結んだと発表。同時に、7月12日にニューアルバム『My Light, My Destroyer』をリリースすると発表した。

 

2021年にリリースされた『An Overview on Phenomenal Nature』に続く本作は、リディア・ファインとトニー・ブラッドが監督を務めた新曲「Only One」が収録。以下よりチェックしてほしい。


「この曲は、グラウンドホッグ・デイ効果、何度も何度も同じ状況に置かれて、そのループから抜け出す方法がよくわからないこと。そしてある意味、状況に目を奪われてサイクルを断ち切ろることが出来ないことに関して歌っている」とジェンキンスは声明で語っている。冒頭の "seasick dawn "は、彼女の友人であるクリスティン・アンドレアセンにインスパイアされた曲で、"眠れない夜が続く中、乾いた目で、新しい日を迎えるときの気持ち悪さ"を表現しているという。


前作『An Overview on Phenomenal Nature』の2年間に及ぶツアーを終えたジェンキンスは、すぐさま次作の録音に取り掛かった。

 

次の作品のレコーディングに関して、ジェンキンスはこう説明する。「私は燃え尽きて枯渇しているところから来ていて、セッションの後の数ヶ月は、作ったばかりのレコードが好きではないことを受け入れるのに苦労した。インスピレーションがないように感じたので、やり直した」

 

『マイ・ライト、マイ・デストロイヤー』のプロデューサー、アンドリュー・ラッピンと協力して、彼女は『マイ・ライト、マイ・デストロイヤー』の再構築を始めた。「最初の日にコントロール・ルームで音源を聴き直したとき、レコード棚のスペースが開き始めたのがわかった。その火花が残りのアルバムの青写真になり、その完成は新たな勢いに後押しされたんだ」


アルバムには、複数のコラボレーターが参加している。ポリバイナルに所属するシンガーソングライター、PalehoundのEl Kempner、Hand HabitsのMeg Duffy、元Strange RangerのIsaac Eiger、Katie Von Schleicher、Zoë Brecher(Hushpuppy)、Daniel McDowell(Amen Dunes)、プロデューサー兼楽器奏者のJosh Kaufman(ジョシュ・カウフマン)が参加。

 

プロデューサーのステファニー・マルツィアーノ(ヘイリー・ウィリアムス、バーティーズ・ストレンジ)、そして、ジェンキンズの友人で映画監督/俳優/ジャーナリストのヘイリー・ベントン・ゲイツ(アン・オーバービューの「Hailey」にインスピレーションを与え、冗談でニュー・アルバムのエンディング・トラックのタイトル「Hayley」を提案したこともあった)


「畏敬の念は、私たちがつながりを失わないようにする自然の機能です」とジェンキンスは話している。

 

「畏敬の念、その光に触れ続けることは、恐怖、そして恐怖で我々をコントロールしようとする力に対する最高の解毒剤。その意味で、畏敬の念に触れ続けることは、自分の光を無傷に保つことであり、自分自身や自分を取り巻く世界の、危害をもたらす可能性のある部分を破壊し、解体するための最大の手段。正直なところ、これが私を辞めさせない理由であり、一歩立ち止まって、この地球上にあるすべての混沌と美の時間に感謝することを思い出させてくれる。

 

 

「Only One」




Cassandra Jenkins 『My Light, My Destroyer』


Label: Dead Oceans

Release: 2023/07/12

 

Tracklist:


1.Devotion

2.Clams Casino

3.Delphinium Blue

4.Shatner’s Theme

5.Aurora, IL

6.Betelgeuse

7.Omakase

8.Music??

9.Petco

10.Attente Téléphonique

11.Tape and Tissue

12.Only One

13.Hayley

©Anna Isola Crolla


スコットランドを代表するインディーポップバンド、Belle And Sebastian(ベル・アンド・セバスチャン)は今なお変わらぬ多作ぶりをみせている。昨年、2023年のカムバック・アルバム『A Bit Of Previous』の関連作『Late Developers』をリリースした。

 

今日、インディー・ポップ・バンドは、『Late Developers』からカットされた「What Happened To You Son?」をリリースした。


「What Happened To You Son 」は、1曲長すぎると感じたので、前回のLPから恣意的に抜いたんだ。とリード・ヴォーカルのスチュアート・マードックは声明で述べた。彼はこう続けた。

 

「この曲は私の青春時代、そして、10代後半に陥ったおかしな陥穽について歌っている。私は大学の授業に失敗し、その頃挑戦したことのほとんど全てに失敗していた。当時の音楽に夢中で、80年代のあるバンドの歌詞やメッセージ、フィーリングに依存していた」

 

「だから、この曲のテーマは少し非難的ではあるけれど、悪いのは見る人だ。私はいつでもスイッチを切ることができた。その代わりに、私は歌手たちを私のペンフレンド、そして私の神としたんだよ」

 

「What Happened To You Son」は、美しいベース・ソロが印象的なジャングル・ポップ大作。

 

この曲のリリースは、彼らの今後の北米ツアーと、カメラ・オブスキュラやヴァセリンズなども出演する2日間のコンサート・シリーズ「The Glasgow Weekender - ザ・グラスゴー・ウィークエンダー」のプロモーションも兼ねている。一方、スチュアート・マードックは今秋、デビュー作『Nobody's Empire』を発表する予定。


 Dana Gavanski 『Late Slap』

 

Label: Full Time Hobby

Release: 2024/ 04/05



Review


ロンドンを拠点に活動するシンガーソングライター、ダナ・ガヴァンスキーはセルビア系の移民である。ガヴァンスキーのアルバムの中に移民としてのディアスポラが主題に掲げられることは稀であるが、表向きからは見えづらい形でそれらのテーマが感情的に貫流していたとしても不思議ではない。

 

2ndアルバム「When It Comes」は単刀直入に言えば、傑作とまではいかないが、いくつか良質なナンバーが収録されていた。例えば、ハイライト「Bend Away And Fall」はチェンバーポップとバロックポップの中間にある音楽のアプローチを図り、 ニュージーランドのAldous Hardingsのようなアーティスティックな性質を漂わせるものがあった。つまり、ガヴァンスキーにとってのボーカルやソングライティングとは、ある種の自己表現の一種なのではと推測されるのである。

 

三作目のアルバム 『Late Slap』では明確にソングライティングの手法を変化させ、曲そのものの雰囲気も若干であるが変容したような印象を受ける。今まではギターやピアノを中心に曲を書いていたというが、今回はシンセ・ポップやアヴァン・ポップをアーティストなりのユニークな風味で彩って見せる。アルバムの感情的なテーマの中に、悲哀やシニズム、そして絶望等を織り交ぜ、それをそれほど深刻にならない程度のユニークさで縁取って見せる。これは何事もシリアスに考えてしまう傾向があるリスナーにとっては救いのヒントを示すとも言えるのだ。

 

ダナ・ガヴァンスキーの音楽の中にはシンセ・ポップやアヴァン・ポップの影響に加えて、ポール・サイモンのような古典的なポピュラー・ミュージックの反映がある。今作の場合は、それをスロウなテンポで親しみやすい作風として提示している。オープニングを飾る「How To Feel Comfotable」はアーティストらしいファンシーな性質が漂い、ギターロックやホーンセクションに模したシンセ等、多彩なアレンジが加えられている。それはカラフルなポップとも称すべき印象を与える。そしてこのオープニングで瞭然なように、2ndアルバムに比べると、ギターリフのユニゾンを導入したりと、手法論としてロック的なアプローチが強まったように思える。


二曲目「Let Them Row」はピアノバラードに属する親しみやすいナンバーで、それらをバンドサウンドに置き換えている。温和なボーカルの風味に加えて、男性のコーラスが入ると、夢想的な感覚が漂う。スケールの進行自体は60年代や70年代のバロックポップに属しており、それらがノスタルジックな感覚を漂わせている。続くタイトル曲「Late Slap」に関しても、現代的なシンセポップの手法論を踏まえながら、それらをクラシカルなタイプのポップソングに落とし込む。これらの序盤の2曲は、それほど先鋭的とはいえないものの、ほんわかとした気分に浸れる。

 

もう一つ、ギター・ポップに近いナンバーもあり、「Ears Were Growing」がその筆頭格である。クラシカルなポップスではあるものの、変拍子を交えるあたりが、このアーティストらしいと言える。それほど音域の広い歌手ではないのだけれども、ボーカルの微細なニュアンスでおどけたようなファニーな印象をもたらす。いわば言葉やスポークンワードの延長線上にあるのがガヴァンスキーのボーカルの特徴と言える。それらがファンクに主軸においたベースライン、そして夢想的なシンセのテクスチャーが重なり、温和な音楽的な空間を作り出していくのだ。

 

続く「Singular Concidence」はアルバムのハイライトと呼べそうだ。 ベスアンドセバスチャンのようなシンセのフレーズを交えたインディーポップにオルガンの音色を加え、ガヴァンスキーの夢想的なボーカルのメロディ、そしてベースラインを意識したドラムのビートのオンオフを駆使して、バンドアンサンブルの妙味を作り出そうとしている。これらの複合的な要素は、ロシアのKate NVのようなドリーミーな雰囲気を越えたマジカルな雰囲気へと至ることもある。

 

アルバムの先行シングル「Song For Rachel」は他の主要曲と同じように夢想的な空気感を漂わせながら、軽やかなインディーポップ/シンセポップを展開させる。重さではなく、軽さにポイントが置かれており、これが日曜の午後のような温和な雰囲気が生み出される理由でもあるのだ。そして、これらの「脱力したポップ」ともいうべきユニークなサウンドは、ちょっと炭酸の抜けたソーダのように苦く、さらにアルバムの後半に至ると、その性質を強めていくようなイメージを受けざるをえない。そして奇しくも、同日発売のクルアンビンのようにリゾート志向の安らいだサウンドに直結し、続く「Ribbon」では、スティールパンを模したシンセの音色を導入し、The Beach Boysの「Kokomo」のようなトロピカル・ポップスの系譜を受け継ぐ。まさに国籍不明のサウンドで、ヨーロッパを飛び越え、米国の西海岸へとたどり着くのだ。ただガヴァンスキーの場合はソウルフルというか、それほどメロディーの跳躍を持たず、比較的落ち着いたムーディーなサウンドに重点が置かれている。これもまたクルアンビンと同じだ。

 

アルバムのプレスリリースでは、負の感情に基づいたソングライティングがなされていると説明されているが、曲全般を観る限り、ほとんど暗さではなく、どちらかと言えば明るさの方に足が向いている。しかし、それは以前にも述べたように暗さを一貫して直視したがゆえの明るさなのであり、ダナ・ガヴァンスキーの場合は、それらをウィットのあるユニークさやファンシーな印象により華麗に彩るのである。アルバムの終盤でも、序盤から中盤の収録曲のイメージが覆されることはほぼない。「Dark Side」だけは少しぎょっとさせるタイトルだが、奇妙なことに心を浮き立たせるものがある。


クローズ「Reiteration」は孤独な感情を温かさと持ち前のユニークさでおおおうとしている。ポール・サイモンの古典的なバラードをシアトリカルなサウンドを介して、ダイナミックなポップスへと昇華しているのは見事だ。「Dark Side」は特に、ソングライターとしての弛まぬ前進を捉えており、着実に成長しつつあることを示している。

  

 

74/100



Best Track 「Let Them Row」

 


TOPSのリードシンガー、Jane Penny(ジェーン・ペニー)が今週末発売されるデビューEP『Surfacing』から最終シングル「Beautiful Ordinary」をリリースした。メロウで親しみやすいシンセポップ・ナンバー先行配信された「Messages」「Wear You Out」に続く三作目のシングルとなる。

 

最新のEPについて、ジェーン・ペニーは次のように説明している。「このEPは、暗黒の時代、そして弱さの時期から生まれたものだが、リスナーにある種の回復力を残すことに責任を感じている」とペニーは言う。

 

「アーティストとして、このような感情を探求することが自由であることを人々に示すことが私の仕事である」

 

TOPSの活動でも知られているジェーン・ペニー。今回のソロ・プロジェクトは何か相違点について次のように説明しています。

 

「TOPSの文脈では、不可能な、音響的、創造的に探求したいことがあった。すべてのパートを書き、ドラムをプログラミングして、すべてのサンプルを選び、ベースラインを書いていった。自分が創り出す音楽の世界全体をコントロールすることで、孤独から生まれる感情的な空間、官能性、直感が大きく開かれると感じた。共有する準備ができたと感じるところまで到達するのに時間がかかったけれど、今は門が開いている。間違いなくこの道を続けていくつもりだ」



「Beautiful Ordinary」


Broadcastは、イギリス人デュオの最後のアルバムとなる2枚のデモ集『Spell Blanket』と『Distant Call』を発表した。これらは今年後半にWarpからリリースされる予定。

 

5月3日にリリースされる『Spell Blanket』は、トリッシュ・キーナンとジェイムズ・カーギルが2006年から2009年にかけて、5枚目のアルバムになる予定だった幻のデモ音源を収録している。

 

9月28日発売予定の『Distant Call』には、アルバム『Haha Sound』、『Tender Buttons』、『The Future Crayon』の収録曲のデモが収録されている。


以下、『Spell Blanket』の「Follow the Light」と『Distant Call』の「Tears in the Typing Pool [Demo]」を下記よりご視聴下さい。


ブロードキャストの最後のアルバムは、フォーカス・グループとのコラボレーションで、キーナンが42歳で急逝する2年前の2009年にリリース。『Distant Call』には、キーナンの死後にカーギルが発見した初期のデモ2曲、「Come Back to Me」と「Please Call to Book」も収録されている。

 

 

「Follow The Light」



「Tears In The Typing Room」




Spell Blanket – Collected Demos 2006-2009

Tracklist:


1. The Song Before The Song Comes Out

2. March Of The Fleas

3. Greater Than Joy

4. Mother Plays Games

5. My Marble Eye

6. Roses Red

7. Hip Bone To Hip Bone

8. Running Back To Me

9. I Blink You Blink

10. Infant Girl

11. I Run In Dreams

12. Luminous Image

13. A Little Light

14. Hairpin Memories

15. My Body

16. Follow The Light

17. Tunnel View

18. Where Are You?

19. Singing Game

20. I Want To Be Fine

21. The Games You Play

22. Grey Grey Skies

23. Puzzle

24. The Clock Is On Fire

25. Petal Alphabet

26. Tell Table

27. Fatherly Veil

28. Dream Power

29. Heartbeat

30. Call Sign

31. Crone Motion

32. Sleeping Bed

33. Join In Together

34. Colour In The Numbers

35. I Am The Bridge

36. Spirit House



Distant Call – Collected Demos 2000-2006


Tracklist:

1. Tears In The Typing Pool [Demo]

2. Still Feels Like Tears [Demo]

3. Come Back To Me [Demo]

4. The Little Bell [Demo]

5. Distant Call [Demo]

6. Valerie [Demo]

7. Colour Me In [Demo]

8. Ominous Cloud [Demo]

9. Flame Left From The Sun [Demo]

10. Where Youth And Laughter Go [Demo]

11. Poem Of A Dead Song [Demo]

12. O How I Miss You [Demo]

13. Pendulum [Demo]

14. Please Call To Book [Demo]



ロンドンを拠点に活動するミュージシャン、様々な分野で活躍するアーティスト、ナターシャ・カーン(別名Bat For Lashes)が、5月の発売予定の6枚目のスタジオ・アルバム『The Dream Of Delphi』のセカンド・シングルとして「Letter To My Daughter」を発表した。

 

シングルは、クリエイティブ・ディレクター兼振付師のアレクサンドラ・グリーンと共同で制作され、フレディ・ライデンが監督を務めたアルバム・フィルムの第2章となるビデオも収録されている。


「このタイトルは自明の理なの。もし私が死の床にあるとしたら、デルフィに、この世界、銀河系、私たちが生きている宇宙でくつろいでいるという感覚を与えるために、こう言うだろう。デルフィが生まれる前、私はマヤ・アンジェロウの同名の本『Letter To My Daughter』に触発されて、彼女に手紙の本を書き始めた。特別な思い出と歴史的な世界の瞬間に満ちた、とても奇妙だけど魔法のような1年間を記録したものです」とカーンは説明する。


「人生という乗り物は常に続いていて、私たちは皆、ある形から別の形へと移動するエネルギーにすぎない。彼女はまた、エコー、先祖代々のライン、宇宙の螺旋の一部にすぎない。彼女は、私たち個人よりもはるかに偉大なものの一部であり、過去から来たものであり、未来から来たものなのだ」



「ナターシャが妊娠したのは、前作『ロスト・ガールズ』(2019年)がリリースされた数ヵ月後、新たな10年の始まりだった。私は、彼女がトマトの種の大きさだった頃から、デルフィに手紙を書いていた。ジョージ・フロイド殺害後の暴動やブラック・ライヴス・マター運動、パンデミックやCOVIDについてなど、世界で起きていることすべてについて、彼女が生まれてくる世界について」


カーンは、娘の名前をデルフィ・ジョセフィンと名付けたいとすぐに思った。子供の最初の名前はギリシャ神話の女性の神託にちなんでおり、2番目の名前はナターシャの母親にちなんでいる。「新しい命を宿しているのだから、私は守られているような不思議な感覚を覚えました。「何かいいことがあるんじゃないかって、希望が持てたの。また、この人に相談することもできました」


「Letter To My Daughter」


ベッドルームポップ・ギタリスト、Amy Oがニューアルバム『Mirror Reflect』の制作を発表した。この新作はWinspearから5月6日に発売される。リードシングル「Drible Drible」が先行配信された。試聴は下記より。


『Mirror,Reflect』では、エイミーOがパンデミック初期の母性への移行を記録すると同時に、4トラック・テープレコーダーを駆使して、彼女の優しさ、熱気、そしてワイルドでキャッチーなグランジ・ポップ・ソングを自宅で録音している。


『Mirror,Reflect』は、当初、不安な日々の中で友人たちと作った曲を記録するためのローファイな試みとして構想されたもので、収集した自宅録音やフィールド・レコーディングに、きらめくシンセサイザーとオールズナーの遊び心あふれるリリシズムを織り交ぜた、親密で探求的な作品となっている。


2012年以来、インディー・アンダーグラウンドにおける確固たる存在であるMirror, Reflectは、閉鎖的な状況の中で、オールズナーが自身の音楽活動とクリエイティブなコミュニティの両方を密接に保つ方法を模索する中で生まれた。彼女のレコード制作へのアプローチを、製品よりもプロセスを重視するようにシフトすることで、『Mirror, Reflect』の楽曲は、無数のホーム・セッション、ソング・ア・デイ・プロジェクト、ソングライティング・ワークショップ、オンライン・コラボレーションから生まれた。このようなパッチワークのような自家製のアプローチは、最新アルバム『Shell』を含む3枚のスタジオ・アルバムをリリースする前に、きらびやかな自家製ポップ・ソングでその名を知らしめたオールズナーにとっては馴染み深いものだった。


『Mirror、Reflect』は、これらのスタジオ・アルバムの輝きをそっとそぎ落とし、「Honey」のアンビエントに近いインストゥルメンタル・プレリュードでは、オールズナーの娘の心音を録音した初期の録音がオープニングを飾る。



Amy O 『Mirror, Reflect』



Label: Winspear

Release: 2024/05/06


Tracklist:


1. Honey

2. Dribble Dribble

3. Reveal

4. Arc

5. Sediment

6. Early Days

7. Canyon

8. Green

9. Superbloom

10. Almost Fall

11. Three Cups

12. Casio

 

©Ingmar Che


オードリー・カンをボーカリストに擁するニューヨークのインディーポップバンド、ライトニング・バグ(Lightning Bug)は年明けすぐに、Fat Possumとの契約を終了したと発表した。この際、新作アルバムのレコーディング風景をソーシャルメディアで告知していた。


続いて、バンドは自主レーベルから新作アルバム『No Paradise』のリリースを発表した。今回、ライトニング・バグはリードシングルに続いて、ニュー・シングル「Opus」をリリースした。

 

ニューアルバムは、フロントパーソンのカンがワイルドにバイクでアメリカ大陸を横断した後に制作された。リード曲「December Song」に続くこの曲は、ハンドメイド、及びDIYのバンドのカラーが力強く反映されていることがわかる。バンドのデーン・ヘイゲンが全て手描きし、メラニー・クレイドが色彩と背景を担当、シンガーのカンが書いたゴースト・ストーリーに基づいたアニメーション・ビデオとセットになっている。以下から視聴してみてください。


「"Opus "は、ポスト黙示録的なファンタジー・サーガのために書かれたディストピアのフォークソングだと想像していました。あるいは、私たち全員が生きている武勇伝のための曲かもしれない」

 


「Opus」

 

 

『No Paradise』


 
Label:Lightning Bug
 
Release: 2024/05/02
 

Tracklist:

1. On Paradise
2. The Quickening
3. The Flowering
4. The Withering
5. Opus
6. December Song
7. Serenade
8. Lullaby for Love
9. I Feel…
10. Morrow Song
11. Just Above My Head
12. No Paradise

 

©︎Holly Whittaker


イギリスのシンガーソングライター、mui zyuが、セカンドアルバム『nothing or something to die for』の最新シングル「sparky」をリリースした。この曲は、レイ、イー(エマ・リー・モス、元エミー・ザ・グレート)をフィーチャーしている。ダマ・スカウトのメンバー、ダニー・グラントが手掛けたビジュアルは以下よりご覧下さい。


「"sparky "は、ひどい出来事に直面しても、シンプルな幸せを自分の世界に迎え入れることを歌った曲です。この曲は、デヴィッド・リンチの『ブルー・ベルベット』のオープニングに出てくる犬 "スパーキー "にちなんで名付けられた。"スパーキー "は、死んだ飼い主の前でホースから水を齧るという、喜びの完璧なイメージなのだ」


「Nothing or something to die for」は5月24日にFather/Daughter Recordsよりリリースされる。



 


ベイビー・ローズ(Baby Rose)は、BADBADNOTGOODのプロデュースによる新プロジェクト『Slow Burn』を始動させる。その手始めに1曲目の「One Last Dance」をリリースした。

 

「"BADBADNOTGOODと私は出会った日にこの曲を録音した。もう1曲、カントリー・ソングをお願いして、コードが来たときに、歌詞を書く必要もなく、心から歌ったんだ」とベイビー・ローズは説明する。


「"One Last Dance "は私にとって大切な曲で、私をヒール役として見ている人への憧れと愛の感情を反映しています。私も以前は彼らを非難していたけど、時が経つにつれ、自分が間違っていたことに気づき、最終的にはそれを正すチャンスを望むようになった」

 

「もう1度やり直したいと願う強い部分があり、元には戻らないとわかっていても、破綻しなかったふりをする。憧れは、その人についてというよりも、私たちが共有した思い出の背後にある感情について。人生における成長痛の真の証であるこの音楽は、憧れとプライドのない別れの甘美なアンダースコア」






イギリスのロックバンド、Metronomy(メトロノミー)がロンドンの老舗レーベル、Ninja Tuneと新たな契約を交わしたことが分かった。

 

10代の頃からの熱心なレコード・コレクターであるバンドのソングライターのジョー・マウントは、今回のレーベル移籍について並々ならぬ思い入れがあったことを明かした。

 

新たな移籍についてジョー・マウントは言う。「10代の頃、私は、ニンジャ・チューン、ワープ、ウォール・オブ・サウンドといったレーベルのロマンに取り憑かれていたんだ。彼らが扱っていたアーティストたちが、今のミュージシャンとしての私を作ってくれた。ニンジャ・チューンは、じっくり力をつけてきたレーベルであり、それはメトロノミーにも言えることだと思うよ」

 

ニュー・シングル「Nice Town」は、Biig Piig、Spill Tab、Sorry、Brian Nasty、Folly GroupをフィーチャーしたコラボレーションEP「Posse EP Volume 1」に続く、新たな幕開けを告げる作品だ。軽快なファンクサウンド、スポークワード、そして、カラフルなメロディーと彼らの代名詞をなすサウンドは、以前よりも飛び跳ねるような陽気さに縁取られている。

 

メトロノミーの創設者であり、リード・ソングライターであり、唯一のパーマネント・メンバーであるジョー・マウントは、「私のコラボレーションはいつも同じように始まる」と説明する。

 

「主にビートのアイデアをフォルダに入れて送り、何が返ってくるかを見るんだ。いくつかのトラックで遊んでみるアーティストもいれば、何かひとつだけに集中してみるアーティストもいる。パン・アムステルダムの場合は後者で、彼が送り返したときに "おお、すごい! "と思ったトラックのひとつだ。パンの場合、彼はラップだけでなく、素晴らしいジャズ・トランペット奏者でもあり、イギー・ポップとも仕事をしている」

 

「"Nice Town "は私自身の戦いを扱っている」とパン・アムステルダムは付け加える。「内面対外面、無形対有形。私はいつも、自分の目的を果たそうとする私の追求に、無形なものは拍手を送ってくれるかもしれないが、私の目的は有形なものではないということを忘れないようにしている。

 

「私のエゴを満足させるためでもない。Nice Townは、自己の内面的な次元との格闘の中で、「ナイス」な非難となりうる。そして、この清算を中断し、逃避する新しい "町 "を持つことは、"ナイス "なことだよ」

 

 Metronomyの最新作は『Small World』。のちにスペシャルエディションも発売されています。



「Nice Town」


イギリスのエレクトロ・グループ、マウント・キンビー(Mount Kimbie)が、長年の盟友であるキング・クルール(King Krule)をフィーチャーした新曲「Empty & Silent」を発表した。


次作アルバムは、マウント・キンビーの最後のスタジオ・アルバムである2017年の『Love What Survives』が終わった時点をピックアップしたもので、ロンドンで完成させる前に、UFO目撃疑惑の歴史を持つ西部の乏しい町、カリフォルニアのユッカ・バレーで書かれたという。


Mount Kimbieによる新作アルバム『The Sunset Violent』は4月5日にワープからリリースされる。

 


「Empty & Silent」

 


ロサンゼルスを拠点に活動するシンガーソングライター、ハナ・ヴー(Hana Vu)は、近日発売予定のニューアルバム『Romanticism』のセカンドシングルとして「Hammer」を発表した。リード・シングルに続く新曲「Hammer」は、アコースティックギターと爽やかなエレクトロ・ポップを融合させ、ヴーのベッドルームポップに傾倒したボーカルが特徴である。


曲作りのプロセスについてヴーはこう語る。「私の曲作りは、自分自身に問いかけ、答えを探したくなるものなの。『Hammer』は、このアルバムのために最初に書いた曲のひとつ。実存的な危機の中で、自分自身に向けて書いた曲のひとつなんだ。すべての曲はそういうものなのかもしれない」


ヘンリー・カプランが監督したこの曲のビデオでは、ヴーが無限ループのように見える一連の中を移動している。

 

その瞬間は危機へと高まり、最終的には解放される。1974年の映画『カンバセーション』のワンシーンに部分的にインスパイアされたカメラ演出で、ビデオは同じショットを繰り返すだけでなく、開始時間と終了時間を変えて遊び、繰り返される現実の中で飛び回るような感覚を生み出している。


「『Hammer』は、私がハナの音楽で最も好きなことをやっている。それは、生きているということがどういうことなのかという、原始的な、ほとんど筆舌に尽くしがたい何かを表現している」とカプランは説明する。

 

「ビデオは、その不安で実存的なエネルギーをどうにかして引き出したかった。何かを経験しているとき、どうにかして解放を見つけるまで、一瞬一瞬が脳内で無限にループしているようなときってどんな感じなんだろうと考えたんだ。この無邪気な "思いつき "は、ハナが別れた蠍座の元彼の家のドアに駆け寄る姿を50テイク以上撮ることにつながった」


Hana Vuによる新作アルバム『Romanticism』は5月3日にGhostly Internationalからリリースされる。


「Hammer」

 

©Dimitris Lambridis


ロンドンを拠点に活動するエレクトロニック・コンポーザー、マリア・キアラ・アルジロ(Maria Chiara Argiro)が、近日リリース予定のアルバム『Closer』から新曲「Light」を発表した。ラウル・ポーレ監督によるビデオも公開された。


「この曲は、自分の内面と、ひいては他者との、より軽やかでバランスの取れた関係を築くことをテーマにしています。無理に物事を進めることなく、"ソフト "で "軽い "方法で人生を探求することで、自分自身と他者と純粋につながることができる。


2022年の『Forest City』に続く『Closer』は、Innovative Leisureから4月26日にリリースされる。


「Light」



ブルックリンを拠点に活動する23歳のシンガーソングライター兼ギタリスト、Mei Semones(メイ・セモーネス)がニューシングル「Tegami(てがみ)」をリリースした。ジャズ、ボサノヴァを中心にワールドミュージックとインディーポップを融合させた個性的なソングライティングが光る。

 

アーティストはバークリー音楽院で学んだ後、ニューヨークに移住。ギターに関してはプロフェッショナルな演奏技術と学識を持つ。インディペンデント・レーベル、Bayonetの新星である。

 

4月5日にBayonetからリリース予定のEP『Kabutomushi(かぶとむし)』ではアーティストのルーツを辿り、日本語の歌詞に挑戦している。この曲のライブ・ヴァージョンを下記をチェックしてほしい。


「Tegami」は、ボサノヴァ・スタイルの変拍子を初めて試した曲です。この曲はラブソングなんです。わたしのパートナーは手紙を書くのが好きなんだけど、わたしは返事を書くのが苦手なのです。だから代わりに、この曲を書いてみました。だから『手紙』という意味の『テガミ』という曲名になった。この曲では、スタイルの幅広さが際立っていると思うし、複雑なラインやテクスチャーを多用した、より野心的なストリングス・アレンジのひとつです」



「Tegami(てがみ)」‐ Live Version

 


ノルウェーのインディーポップシーンを牽引するGirl In Red(ガール・イン・レッド)が、来たるアルバム『I'm Doing It Again Baby!』からタイトル曲をドロップした。


「マリー・ウルヴェンはプレスリリースの中で、「この曲は私が今まで作った曲の中で一番楽しい曲です。「というのも、この曲を書くのは実はとても大変だった。本当はこの曲は、世界の頂点にいる気分のサウンドトラックになるはずだったのに、無理矢理サッピーでトライ・ハードな意味のある歌詞を書こうとしたんだ」


『I'M DOING IT AGAIN BABY!』の先行シングルとして「Too Much」、タイトル曲「I'm Doing It Again」が配信されています。アーティストは''フジロックフェスティバル2024''で来日公演を行います。


 

 

「Doing It Again Baby」

 

©Scarlett Casciello


Chvrches(チャーチズ)のボーカリスト、Lauren Mayberry(ローレン・メイベリー)はソロアーティストとして最近活動している。アーティストは、新曲「Change Shapes」を発表した。チャーチズの直系にあるファンシーなシンセ・ポップだ。

 

この曲は、2023年のソロ曲「Are You Awake?'」と「Shame」に続く作品。メイベリー、マット・コマ、クレオ・ティゲ、エヴァン・ブレアによって書かれ、コマがプロデュースした。以下からチェックしてほしい。


メイベリーは声明の中で次のように説明している。


「私は一般大衆に向けてパフォーマンスをしているように感じるが、同時に、内面的な体験の中の人物を演じているようにも感じる。私が望むクリエイティブな仕事をさせてもらえるように、人々を満足させるにはどうしたらいいのだろう?」


「バンドにまつわる物語の多くが "フェミニスト "であるため、私は時々、かなり偽善的で偽善的だと感じる。物事を機能させるために、これだけの仕事をしたように感じるけど、そうやって自分を適応させると、自分の望みを叶えるために、自分を操っているように見られるんだ」



「Change Shapes」