副都心ポップを標榜するニューシングル「One More Chance」を本日4/24にリリースします。
海外でカルト的な人気を誇るCRYSTALが、副都心ポップを標榜する新曲「One More Chance」を本日(4/24)にデジタルリリースします。同時公開されたCM動画を下記よりチェックしてみて下さい。
三宅亮太と丸山素直によるシンセ・デュオ”CRYSTAL”は、日本ではそこまでではないが、世界的に知る人ぞ知るデュオだ。フランスの高名なエレクトロデュオ”JUSTICE”にその才能を見初められ、Thundercatの全米ツアーの帯同の他、ブレイン・フィーダーのFlying Lotusの主催するオンラインライブ企画”Brainfeeder THE HIT”に長谷川白紙とともに出演を果たした。
ニューシングル「One More Chance」は副都心ポップを掲げるシンセデュオらしく、80sシティーポップをベースに、TRFとNew Orderのシンセポップサウンドを変幻自在にクロスオーバーする。
前作アルバム『Reflection Overdrive』で注目を浴びたCRYSTAL。「AUTUMN STORY 秋物語」のフォローアップとなる「One More Chance」は、過去の想い出にヒントを得て制作されたタイムリープもの。
Cassandra Jenkins(カサンドラ・ジェンキンス)はデッド・オーシャンズと契約を結んだと発表。同時に、7月12日にニューアルバム『My Light, My Destroyer』をリリースすると発表した。
2021年にリリースされた『An Overview on Phenomenal Nature』に続く本作は、リディア・ファインとトニー・ブラッドが監督を務めた新曲「Only One」が収録。以下よりチェックしてほしい。
「この曲は、グラウンドホッグ・デイ効果、何度も何度も同じ状況に置かれて、そのループから抜け出す方法がよくわからないこと。そしてある意味、状況に目を奪われてサイクルを断ち切ろることが出来ないことに関して歌っている」とジェンキンスは声明で語っている。冒頭の "seasick dawn "は、彼女の友人であるクリスティン・アンドレアセンにインスパイアされた曲で、"眠れない夜が続く中、乾いた目で、新しい日を迎えるときの気持ち悪さ"を表現しているという。
前作『An Overview on Phenomenal Nature』の2年間に及ぶツアーを終えたジェンキンスは、すぐさま次作の録音に取り掛かった。
2ndアルバム「When It Comes」は単刀直入に言えば、傑作とまではいかないが、いくつか良質なナンバーが収録されていた。例えば、ハイライト「Bend Away And Fall」はチェンバーポップとバロックポップの中間にある音楽のアプローチを図り、 ニュージーランドのAldous Hardingsのようなアーティスティックな性質を漂わせるものがあった。つまり、ガヴァンスキーにとってのボーカルやソングライティングとは、ある種の自己表現の一種なのではと推測されるのである。
ダナ・ガヴァンスキーの音楽の中にはシンセ・ポップやアヴァン・ポップの影響に加えて、ポール・サイモンのような古典的なポピュラー・ミュージックの反映がある。今作の場合は、それをスロウなテンポで親しみやすい作風として提示している。オープニングを飾る「How To Feel Comfotable」はアーティストらしいファンシーな性質が漂い、ギターロックやホーンセクションに模したシンセ等、多彩なアレンジが加えられている。それはカラフルなポップとも称すべき印象を与える。そしてこのオープニングで瞭然なように、2ndアルバムに比べると、ギターリフのユニゾンを導入したりと、手法論としてロック的なアプローチが強まったように思える。
二曲目「Let Them Row」はピアノバラードに属する親しみやすいナンバーで、それらをバンドサウンドに置き換えている。温和なボーカルの風味に加えて、男性のコーラスが入ると、夢想的な感覚が漂う。スケールの進行自体は60年代や70年代のバロックポップに属しており、それらがノスタルジックな感覚を漂わせている。続くタイトル曲「Late Slap」に関しても、現代的なシンセポップの手法論を踏まえながら、それらをクラシカルなタイプのポップソングに落とし込む。これらの序盤の2曲は、それほど先鋭的とはいえないものの、ほんわかとした気分に浸れる。
もう一つ、ギター・ポップに近いナンバーもあり、「Ears Were Growing」がその筆頭格である。クラシカルなポップスではあるものの、変拍子を交えるあたりが、このアーティストらしいと言える。それほど音域の広い歌手ではないのだけれども、ボーカルの微細なニュアンスでおどけたようなファニーな印象をもたらす。いわば言葉やスポークンワードの延長線上にあるのがガヴァンスキーのボーカルの特徴と言える。それらがファンクに主軸においたベースライン、そして夢想的なシンセのテクスチャーが重なり、温和な音楽的な空間を作り出していくのだ。
アルバムの先行シングル「Song For Rachel」は他の主要曲と同じように夢想的な空気感を漂わせながら、軽やかなインディーポップ/シンセポップを展開させる。重さではなく、軽さにポイントが置かれており、これが日曜の午後のような温和な雰囲気が生み出される理由でもあるのだ。そして、これらの「脱力したポップ」ともいうべきユニークなサウンドは、ちょっと炭酸の抜けたソーダのように苦く、さらにアルバムの後半に至ると、その性質を強めていくようなイメージを受けざるをえない。そして奇しくも、同日発売のクルアンビンのようにリゾート志向の安らいだサウンドに直結し、続く「Ribbon」では、スティールパンを模したシンセの音色を導入し、The Beach Boysの「Kokomo」のようなトロピカル・ポップスの系譜を受け継ぐ。まさに国籍不明のサウンドで、ヨーロッパを飛び越え、米国の西海岸へとたどり着くのだ。ただガヴァンスキーの場合はソウルフルというか、それほどメロディーの跳躍を持たず、比較的落ち着いたムーディーなサウンドに重点が置かれている。これもまたクルアンビンと同じだ。
TOPSのリードシンガー、Jane Penny(ジェーン・ペニー)が今週末発売されるデビューEP『Surfacing』から最終シングル「Beautiful Ordinary」をリリースした。メロウで親しみやすいシンセポップ・ナンバー先行配信された「Messages」、「Wear You Out」に続く三作目のシングルとなる。
以下、『Spell Blanket』の「Follow the Light」と『Distant Call』の「Tears in the Typing Pool [Demo]」を下記よりご視聴下さい。
ブロードキャストの最後のアルバムは、フォーカス・グループとのコラボレーションで、キーナンが42歳で急逝する2年前の2009年にリリース。『Distant Call』には、キーナンの死後にカーギルが発見した初期のデモ2曲、「Come Back to Me」と「Please Call to Book」も収録されている。
「Follow The Light」
「Tears In The Typing Room」
Spell Blanket – Collected Demos 2006-2009
Tracklist:
1. The Song Before The Song Comes Out
2. March Of The Fleas
3. Greater Than Joy
4. Mother Plays Games
5. My Marble Eye
6. Roses Red
7. Hip Bone To Hip Bone
8. Running Back To Me
9. I Blink You Blink
10. Infant Girl
11. I Run In Dreams
12. Luminous Image
13. A Little Light
14. Hairpin Memories
15. My Body
16. Follow The Light
17. Tunnel View
18. Where Are You?
19. Singing Game
20. I Want To Be Fine
21. The Games You Play
22. Grey Grey Skies
23. Puzzle
24. The Clock Is On Fire
25. Petal Alphabet
26. Tell Table
27. Fatherly Veil
28. Dream Power
29. Heartbeat
30. Call Sign
31. Crone Motion
32. Sleeping Bed
33. Join In Together
34. Colour In The Numbers
35. I Am The Bridge
36. Spirit House
Distant Call – Collected Demos 2000-2006
Tracklist:
1. Tears In The Typing Pool [Demo]
2. Still Feels Like Tears [Demo]
3. Come Back To Me [Demo]
4. The Little Bell [Demo]
5. Distant Call [Demo]
6. Valerie [Demo]
7. Colour Me In [Demo]
8. Ominous Cloud [Demo]
9. Flame Left From The Sun [Demo]
10. Where Youth And Laughter Go [Demo]
11. Poem Of A Dead Song [Demo]
12. O How I Miss You [Demo]
13. Pendulum [Demo]
14. Please Call To Book [Demo]
ロンドンを拠点に活動するミュージシャン、様々な分野で活躍するアーティスト、ナターシャ・カーン(別名Bat For Lashes)が、5月の発売予定の6枚目のスタジオ・アルバム『The Dream Of Delphi』のセカンド・シングルとして「Letter To My Daughter」を発表した。
「このタイトルは自明の理なの。もし私が死の床にあるとしたら、デルフィに、この世界、銀河系、私たちが生きている宇宙でくつろいでいるという感覚を与えるために、こう言うだろう。デルフィが生まれる前、私はマヤ・アンジェロウの同名の本『Letter To My Daughter』に触発されて、彼女に手紙の本を書き始めた。特別な思い出と歴史的な世界の瞬間に満ちた、とても奇妙だけど魔法のような1年間を記録したものです」とカーンは説明する。
イギリスのシンガーソングライター、mui zyuが、セカンドアルバム『nothing or something to die for』の最新シングル「sparky」をリリースした。この曲は、レイ、イー(エマ・リー・モス、元エミー・ザ・グレート)をフィーチャーしている。ダマ・スカウトのメンバー、ダニー・グラントが手掛けたビジュアルは以下よりご覧下さい。