2020年の『マン・アライヴ!』に続く『スペース・ヘヴィ』は6月9日に発売されます。これまでにシェアされたシングル「Seaforth」と「If Only It Was Warmth」が収録されています。
「Filmstar」
ラフ・トレードから今週金曜日に新作アルバム『Careful Of Your Keepers』をリリースする予定のフランスのシンガーソングライター、This Is The Kitが最新シングル「Stuck In A Room」を公開しました。リリックビデオが同時公開となっていますので、下記よりご視聴下さい。以前、アルバムの先行シングルとして、「Inside Outside」、「More Change」が以前リリースされています。
新作は、その特異なカタログがインディーフォーク、ポップ、そしてその先の境界線を曖昧にする、進化し続けるプロジェクトに再挑戦する。2020年の「Off
Off On」以来となるThis Is The Kitの新作アルバムは、バンドリーダーのKate
Stablesがパリにしっかりと根を張っている。
スタジオには、お馴染みの顔ぶれがThis Is The Kitに加わった。Super Furry Animalsのヘッドホンを務めるGruff Rhysがプロデューサーを務め、Kateの言うところの「トーンセッター」の役割を担った。
ニューアルバム「Careful Of Your Keepers」は6月9日にRough Tradeからリリースされる。Kate Stablesはこのプロジェクトを次のようにいくつかの疑問を投げかけつつ紹介しています。
アムステルダムの4人組インディーロックバンド、Pip Blomは3rdアルバム『Bobbie』のリリースを発表しました。アルバムはHeacenly Recordingsより10/20にドロップされる。発表と並んでリードシングル「Is This Love」のMVも公開されています。曲とビデオにはフランツ・フェルディナンドのアレックスが参加しています。
「Is This Love」は、Pip Blomのネイティブなロックミュージックから逸脱し、Alex Karpranosからよりファンキーな影響を織り交ぜている。「アレックスと仕事をしていて良かったのは、雰囲気がとても良かったということの他に、私たち二人が異なる視点を持っていたということです。私はロック寄りですが、アレックスはもっとファンキー。それは、詩でもコーラスでも、曲にとって完璧なアクセントになりました」とブロムはプレスリリースで語っています。「これほどファンキーなPip Blomの曲が登場したのは初めて、みんな絶対に気に入ってます」
Pip Blomのスタイルに対する試みは、Jump For Joyの他の曲にも表れ、迫力があり、屈託のないシンセに没頭している。音楽性の飛躍と同時に、ブロムはこのアルバムのリリシズムでも自分を追い込んでいます。「私はネイティブスピーカーではないため、歌詞はいつも難しいと思ってます」と彼女は言います。「ちょっと強引な感じがして歌詞に時間をかけるのが難しいんです」
ピップ・ブロムの最後のアルバムは2021年の『ウェルカム・ブレイク』。昨年フランツ・フェルディナンドはベストアルバム『Hits to the Head』をリリースした。
「Is This Love」
Pip Blom 『Bobbie』
Label: Heavenly Recordings
Release:2023/10/20
Tracklist:
1. Not Tonight
2. Tiger
3. Red
4. Kiss Me By Candlelight
5. I Can Be Your Man
6. Where’d You Get My Number
7. Brand New Car
8. Is This Love?
9. Fantasies
10. Again
11. Get Back
12. 7 Weeks
Broken Social Sceneのシンガー、Ariel Engleは、Efrim Manuel Menuckと組んだポストロック・プロジェクト、ALL HANDS_MAKE LIGHTとして、4月にアルバム『Darling the Dawn』をリリースしたばかりですが、ソロプロジェクト、La Forceとしてのニューアルバム『XO Skeleton』を発表しました。新作はSecret City Recordsから9月29日にリリースされます。
GUMが新曲「Race to the Air」を公開しました。GUMは、Tame ImpalaとPONDのメンバーでもあるオーストラリアのサイコポップミュージシャンJay Watsonのソロプロジェクトです。ツアー日程は今年の10月に行われます。Race to the Air」の試聴は以下から。
ワトソンはプレスリリースで、この曲について次のように語っています。「レース・トゥ・ザ・エアー "は元々 "ランニング・トゥ・ザ・キュア "という名前だった。グラストンベリーでトイレに行った時の記憶なんだけど、The Cureがセットを始める時に、僕の好きなCureの曲である『Plainsong』を演奏したので、僕はポータルーからステージまで走っていた。でも、COVIDの後に「Race to The Cure」という曲は呼べなかった。パンデミックについてのアルバムを作っていると思われたくなかったんだ!」
二曲目の「Say It Now」は、内省的な雰囲気を受け継ぎ、ベッドルームポップの影響を散りばめ、美麗なオルタナティブポップを作り出している。イントロからサビにかけてのリードシンセを織り交ぜた壮大なスペーシーな展開は、新しいポップスのジャンルの台頭を予感させ、未来の音楽への期待をもたせるとともに、Hannah Jadaguの才気煥発な創造性を見出すことが出来るはずだ。
さらに驚くべきは、(空耳ではないことを願いたい)ソングライターが日本語歌詞を歌う3曲目の「Six Months」である。この曲は、アルバムの中で最もガーリーなポップとして楽しむことができる。オートチューンをかけたボーカルを通じて繰り広げられるスロウテンポのまったりしたインディーポップソングは、サビの終わりを通じて「Ikiteiru、Shake Your Time」と軽快に歌われている。ここには、”Alive”を意味する”生きている”という言葉により喜びがシンプルに表現され、部分的に日本語の持つ語感の面白さを織り交ぜ、それをダイナミックなポップソングへと仕上げている。特に、ストリングス風のシンセのアレンジとクランチなギターの融合は本当に素晴らしく、プロデューサーのマックス・ロベール・ベイビーの手腕が光る一曲となっている。
その後もファズギターを主役としたダイナミックなロックソングが続いている。4曲目の「What You Did」は、Soccer Mommy、Snail Mailといったインディーアーティストの影響を感じさせると共に、ダイナミックなギターフレーズはサブ・ポップの90年代のグランジの雰囲気に満ちているが、シンガーソングライターはそれを親しみやすいベッドルームポップに昇華している。
5曲目の「Lose」においても、Snail MailやIndigo De Souzaと同じように、現代の若者の心境を上手く捉えつつ、親しみやすいインディーポップソングとして昇華している。ここには駆け出しの頃、(ひとつずつサンプル音源のトラックを重ねていく)ガレージバンドでの音楽制作を行っていたアーティストらしい矜持が表れている。イントロのインディーロック風の曲調から、サビにかけてのクランチなディスコポップへのダイナミックな移行は、聞き手に強いグルーブ感を授けてくれるだろうと思われる。
7曲目の「Dreaming」では、一転してそれ以前のクランチなギターが印象的なインディーロックアーティストとしての姿に舞い戻っている。この曲は、ポップシーンの最前線をいくノルウェーのGirl In Redの音楽とも無関係ではない。アルバムの冒頭と同様にベッドルーム・ポップの性質が際立っているが、その根底にあるのは90年代の米国のオルトロックへの憧れだ。J Mascisのトレモロギターの影響を織り交ぜて、乾いた感じのギターロックと柔らかいボーカルが強い印象を放っている。さらに、メロからサビに掛けての奇妙な弾けるような感覚もまた心地よさをもたらすだろうと思われる。
最後に、このアルバムはフランスのパリで録音されたわけだが、はたして、いわゆるヨーロッパ社会のエスプリのような気風はどこかに揺曳しているのか? そのことについてはイエスともノーとも言いがたいものがあるが、実際にパリで録音された余韻も含まれていることが最後になると少し分かるようになる。クローズ・トラックとして収録されている「You Thoughts Are Ur Biggest Obstacle」 では、シンプルなバラードにも近い哀愁ある雰囲気を通してアーティストらしいエスプリを精一杯表現している。
リーズを拠点に活動する20歳のアーティストのプロジェクト、tinyumbrellas(タイニーアンブレラズ)は、Sevenfoursevensixから6月28日にリリースされる新作EP『Somewhere to Fall Asleep』を発表し、同時にニューシングル「Zombies」のビデオを公開しました。下記よりご覧ください。
ニューヨーク、ブルックリンを拠点とするシンセ・ポップ・トリオ、Nation of Languageは、9月15日にニューアルバム『Strange Disciple』を[PIAS]からリリースしますが、そのアルバムからの新曲「Stumbling Still」を公開しました。以下よりお聴きください。
3月、Nation of Languageはアルバムのファーストシングル「Sole Obsession」を公開し、アルバムのタイトルと新しいツアー日程も発表しました。そして、Strange Discipleが正式に発表されたとき、燃えるようなアルバムのオープニング曲「Weak In Your Light」を公開しました。
アーティストの最初の音楽体験は、姉の背中を追い、地元の児童合唱団に行き、そこで合唱の訓練を受けたことだった。テキサスの高校を卒業後、ニューヨークの大学に通った。デビューEP『What
Is Going
On?』は、iPhone7だけで録音され、人生の過渡期に書かれたベッドルーム・ポップの楽曲集として機能していた。
ニューヨークのインディーポップバンド、The Drums(Jonny Pierce率いるプロジェクト)は、2つの新曲「Plastic Envelope」と 「Protect Him Always」を同時に公開しました。ミュージックビデオは、1つの完全な作品として演奏される相互接続されており、両曲をフィーチャーした1つのYouTube投稿を通じて共有されています。このシングルはANTI-からリリースされています。
Johnny Pierceはこの曲について、「プラスチック・エンベロープ』は、信頼を裏切られたときの痛みと、もう一度同じように心を開くことができるかどうかわからない恐怖について歌っています。2曲目の『Protect Him Always』は、私の中の若い男の子への謝罪の言葉です。私が傷つくと、彼もまた傷つくということを知りながら、一生懸命に守ろうとしているんです」と説明しています。
ニューシングルはThe Drumsが4月に公開した新曲『I Want It All』に続く作品です。
The Drumsの前作『Brutalism』は、2019年にANTI-から発売された。ピアースはDrumsの新アルバムを制作中です。
Rachel Brown(レイチェル・ブラウン)とNate Amos(ネイト・エイモス)によるプロジェクトWater From Your Eyesは、Matadorのデビューアルバム『Everyone's Crushed』から最新シングル「14」を公開しました。 前作「Barley」と「True Life」に続き、この曲はバンドのRachel Brownが監督したモノクロのミュージック・ビデオで公開されています。下記よりご覧ください。