Shai Maestro(シャイ・マエストロ)によるモダンジャズとフラメンコの影響を融合させたニューアルバムが来春リリース決定!: サックス奏者/作曲家のイマニュエル・ウィルキンス参加の「Nature Boy」が配信スタート!

Shai Maestro

シャイ・マエストロ(Shai Maestro)は、同世代で最も創造的かつ影響力のあるピアニストの一人だ。2011年に自身のトリオでデビューして以来、流動的で表現力豊か、そして深く叙情的な独自の音楽的声を築き上げてきた。その芸術性は、即興演奏、作曲、そして世界各地の音楽的影響を融合させた、シネマティックでありながら非常に個人的なサウンドを生み出し、現代ジャズの象徴的存在となっている。


シャイは5歳でクラシックピアノを始め、8歳のときにキース・ジャレットやオスカー・ピーターソンの録音を通じてジャズに出会った。19歳でベーシストのアヴィシャイ・コーエンのトリオに参加し、名盤『Gently Disturbed』の共作や世界中での演奏を経験した。2011年には自身のトリオを結成し、これまでに6枚のアルバムを発表。現代ジャズにおける唯一無二の存在としての評価を確立した。


2025年、シャイは、naïveレーベルと契約し、芸術的キャリアにおける新たな章を切り開いた。同年6月には移籍後第1弾となる初のソロ・ピアノ・アルバム『ソロ:ミニチュアズ&テイルス』を発表、世界中で高評価を得ている。


そんな彼が、更なる新作『ザ・ゲストハウス』を2026年3月にリリースすることが発表された。今作はMARO、イマニュエル・ウィルキンス、マイケル・メイヨーといった傑出したアーティストをフィーチャーした、モダン・ジャズとフラメンコの影響を融合させた作品であり、シャイがスペインで過ごした年月を反映している。


今作についてシャイは次のように話している。


「アルバム・タイトルは、ルーミー(ペルシア文学史上最高の神秘主義詩人/ジャラール・ウッディーン・ルーミー)の詩に由来しています。その詩は自己を歓迎の場として描き、喜びであれ悲しみであれ、あらゆる訪問者を無条件に受け入れる場所として表現している。分断が刻まれたこの世界で、感情的・物理的なもてなしの精神こそが、このアルバムの核心にあるものです」


「『ザ・ゲストハウス』は共同制作作品であり、スペインとニューヨークのミュージシャン、友人、協力者、パートナーのグロリア、家族、チーム、第二の家族である、カサ・ヴィルパの仲間たち、サウンド・ミキシングエンジニア、そしてシャニ・ニツァンの素晴らしいアートワークが結集しています」


「また、毎晩自宅に留まり、最高のメロディを探求することを許してくれた、全ての人々の賜物でもある。このアルバムは、新たなアイデアや音の多様性への私の開放性を反映し、音楽をつなぐ誠実で自然な糸を包み込む。それは僕の創造的な精神から生まれた、秩序ある呼吸する混沌のようなものです」


アルバムのゲストに招いたのは、いずれも現代の音楽シーンを牽引する超注目アーティストたち。マイケル・マヨはアメリカの歌手で今年のグラミー賞2部門にノミネートを果たしている「最先端ジャズ・ヴォーカリスト」とも称される注目の存在だ。


サックス奏者/コンポーザーのイマニュエル・ウィルキンスは、22歳の若さで名門ブルーノートからデビューし、ファースト・アルバム『Omega』がニューヨーク・タイムズ誌の「2020年No.1ジャズ・アルバム」に選出された新世代を代表する存在である。


''MARO''ことリスボン出身のマリアナ・セッカ(Mariana Secca)は、1994年生まれの27歳。2019年、ジェイコブ・コリアーのツアー・バンドに参加。ジャンルを超越した音楽性でクインシー・ジョーンズらに認められる最注目シンガーソングライターにしてマルチ・ミュージシャンである。


また、アロン・ロトリンガーは歌手、ソングライター、マルチ器楽奏者にしてプロデューサーでもあり、古き良きR&Bとフォークからアート・ロック、アンビエントなどからの影響を見事に融合した音楽スタイルが魅力である。


すでに公開されていたファースト・シングル「The Time Bender」に続き、この度イマニュエル・ウィルキンスが参加したセカンド・シングル「Nature Boy」が配信スタートしている。

 

「Nature Boy」は、ベース、ピアノ、ドラムのパーカッションを通じ、複合的なポリフォニックなリズムが複数の楽器で構築される。流動的なリズム構成の中、ユニゾンを中心とするジャーレット風の華麗なピアノのフレーズがきらびやかな印象をもたらす。曲の最初のモチーフが次のセクションで変奏を交えて緩やかに再現される時、独特な哀愁のある空気感をもたらす。

 

間奏ではシャイのソロピアノが高音部の華麗なパッセージを描き、ペルシア音楽のエキゾチックな雰囲気を形成する。本格派のジャズ曲であるが、民族音楽の要素も添えられていることに注目。

 


収録曲『The Time Bender』のライヴ・セッション:

 

 

・セカンド・シングル「Nature Boy - ft. Immanuel Wilkins」配信中!

https://shaimaestro.bfan.link/natureboy



 

 

【アルバム情報】



アーティスト名:Shai Maestro(シャイ・マエストロ)

タイトル名:The Guesthouse(ザ・ゲストハウス)

発売日:2026年3月6日(金)

品番:BLV9177F (CD) / BLV9178F (LP)

レーベル:naïve records


<トラックリスト> 

1. The Time Bender 

2. The Guesthouse 

3. Nature Boy - ft. Immanuel Wilkins

4. Gloria - ft. MARO 

5. Moon of Knives 

6. Strange Magic ft. Michael Mayo 

7. Refuge 

8. GGiʼs Metamorphosis 

9. Sleepwalking Roses 

10. A Little Thank You Note 

11. The Lion And Me ft. Alon Lotringer

12. The Guesthouse’s Old Piano


・アルバム配信予約受付中!

https://shaimaestro.bfan.link/theguesthouse


・ファースト・シングル「The Time Bender」配信中!

https://shaimaestro.bfan.link/thetimebender


・セカンド・シングル「Nature Boy - ft. Immanuel Wilkins」配信中!

https://shaimaestro.bfan.link/natureboy



【バイオグラフィー】

1987年、イスラエル生まれのジャズ・ピアニスト。5歳からクラシック・ピアノ、8歳からジャズの演奏をスタートさせ、テルマ・イェリン国立芸術高等学校でジャズとクラシックを学び、その後ボストンのバークリー音楽大学へ入学。


2006年からはイスラエル・ジャズ・シーン確立の立役者の一人であるベーシストのアヴィシャイ・コーエン(b)のグループに参加し注目を浴びる。2017年には自身のバンドで東京JAZZのメイン・ステージで演奏した他、これまでに度々来日公演を行なっている。2026年3月には最新アルバム『ザ・ゲストハウス』をリリース予定。

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