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インターネット最大の音楽マーケットプレイスの一つが、「AIによって完全に、または大部分が生成された」コンテンツを禁止した。Bandcampは本日、この新方針を発表。また、これには「他のアーティストやスタイルを模倣する」ように設計されたAIツールの使用も禁止される。
この発表は、昨年急増した質の低いAI生成音楽プロジェクトを受けてのものだ。悪名高かったのはおそらくThe Velvet Sundownだろう。存在しないサイケデリックロック4人組は最盛期に月間50万人のリスナーを集めたが、現在は概ね16万人程度に留まっている。 とはいえ、これは依然として膨大な数字だ。
Bandcampが定めた音楽・音声における生成AIに関するガイドラインは以下の通りです。
AIによって完全に、または大部分が生成された音楽およびオーディオは、Bandcampでの利用を許可しません。 既存のなりすまし禁止ポリシーおよび知的財産権侵害禁止ポリシーに基づき、他のアーティストやスタイルを模倣する目的でのAIツールの使用は厳禁です。
生成AIに完全に依存している、またはその影響が顕著な音楽・オーディオを発見した場合は、報告ツールを使用して当チームによる審査対象としてフラグを立ててください。AI生成の疑いがある音楽は削除する権利を留保します。
本ポリシーは人間の創造性を最優先とするものであり、急速に進化する生成AI分野の動向に応じて、ポリシーの更新情報を随時お知らせします。ご理解のほどよろしくお願いいたします。
Bandcampは、この決定がプラットフォームに日々投稿される膨大な人間の創造性から生まれたと説明している。同社によれば、こうしたクリエイターコミュニティは保護されるべきだ。また、プラットフォームにアップロードされた音楽はAIシステムの訓練に使用されてはならない。
この発表は、Bandcampをクリエイター中心の主要音楽プラットフォームの一つと捉えるアーティストやユーザーから好意的に受け止められた。他のストリーミングサービスがAI生成トラックの急増に直面する中、Bandcampは明確な方針を意図的に選択した。プラットフォームは、AI関連の動向に応じて方針を継続的に見直し調整していくとしている。
バンドキャンプはインディーズ音楽シーンにおいて重要な役割を担っており、2025年にはアーティストやレーベルに約1900万ドルを還元した。全収益が制作者に直接還元される次回の「バンドキャンプ・フライデー」は2月6日に予定されている。


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