ウェールズの新星コレクティブ CVC デビューEP「Real To Reel」を9月16日にリリース

 

CVC

 

ウェールズ出身のCVCは、4月中にデビューシングル「Docking The Pay」をリリースしている6人組のコレクティヴです。CVCは、先週、自主レーベルからデビューEP「Real To Reel」をデジタル盤を7月28日、次いでレコード盤を9月16日にリリースすると発表。この告知に併せて、二作目のシングル「Wiston」をドロップしています。

 

ウェールズのカーディフから北に向かうこと約10マイル、そこにはウェールズバレーの丘陵地帯が広がっていて、”CVC”が結成されたチャーチビレッジは、その一帯のいくつかのラグビーのグランド、複数のパブが、徒歩圏内には立ち並んでいるのどかな町。彼らはまだ、英国内でのライブしか行ったことがないものの、今後、その活動の領域を広げ、英国内、そして、海を越えた世界へ広げていきたいという野望を、密かに胸にいだきながら、2019年から細やかな活動を行っています。

 

コレクティブの名、CVCは、チャーチ・ビレッジという出身地に因んで付けられました。このバンドには、アドオンやギミックのようなまやかしは存在しません。彼らは、60年代から70年代のシンプルなロックンロール、ザ・ビートルズ、ニール・ヤング、ビーチ・ボーイズを聴いて育ち、ロックンロールの歴史に浸り、豊かでメロディアスな音楽を生み出します。立ち上がってそれほど間もないこのインディーコレクティヴは、主に、「ジャムバンドとして活動するため、結成された」とグループのフロントパーソンのオルシは説明しています。2019年結成当初の音楽の素地であったバンドサウンドのサイケデリックな側面の残しつつ、最近では、ジャズの影響下にあるメロディアスな性格が付け加えられた。オルシ、バッシー、ブラッドフィールドというコレクティブの支柱的な存在は、CVCの音楽に、個性的で心楽しいキャラクターを反映しています。

 


CVCの活動は、 ウェールズがロックダウンを行っていた2020年に、ブラッドフィールドの自宅のリビングルームで4週間にわたって、他のデモトラックと共に「Docking Party」が録音されたことで始まった。最初は、ただのジャムセッションであった演奏、それは徐々に洗練されていき、本格的な音楽として仕上げられていった。先月中旬にリリースされたデビューシングル「Docking The Pay」について、「人間の持つ本格的なエネルギーを表している」と、彼らは言い、同時に、バンドの存在を多くの人々に印象づけるのに最適なデビューシングルと考えています。 

 

六人組という大編成のバンドの演奏から齎されるパワフルさ、そして、ただならぬ明るいエネルギー。それは、ファットなギターリフ、豊かな3つの楽器パートの織りなすハーモニー、そして、それらの演奏を一つに束ねるタイトなビートとして組み上げられていきます。これらの音楽的な要素は、軍隊の打ち上げパーティーで期待できるような派手で楽しい衣装と結びつき、このコレクティヴの主なキャラクターを形作っています。ウェールズ出身のCVCは、ザ・ビートルズの「サージェント・ペッパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブバンド」をリアルで再現するコレクティヴであり、今後、英国内にとどまらず、ワールドワイドな活躍に期待したいバンドです。

 

 

 

 1st Single 「Docking The Party」 

 




2nd Single 「Winston」


 





CVC 「Real To Reel」EP

 

 


 

Label: CVC Recording

 

Release Date:2022年9月16日