Jay Wood  キャプチャードトラックスからニューアルバム「Sling Shot」のリリースを発表 

 Jay Woodの名を冠して活動するカナダのミュージシャン、ジェレミー・ヘイウッド・スミスは7月15日にキャプチャードトラックスからニューアルバム「Slingshot」をリリースすると発表しました。

 



彼は新作アルバムに収録予定のリードシングル「Just Sayin」を同時に公開しています。ジェイ・ウッドは、ユニークな作詞作曲、進化しつづけるサウンドを通じ、若い作家の自己発見と心痛の旅を表現しようと努めてきました。彼は、2019年に母親を亡くしており、その後、2020年を通じて、パンデミックの世界的な停滞の後、前向きな勢いやエネルギーを取り戻そうと切望していました。

 

「過去を振り返るという考えは、私にとって本当に大きな意味をもたらしました。そのため、タイトルもスリングショットとなったわけです」 とジェイ・ウッドは今回のアルバム制作について語っています。

 

 親の死後、過去、親類の繋がりから切り離されように感じたジェイ・ウッドは、主にカナダ・マニトバ州に居を定める彼の黒人としてのアイデンティティ、黒人としての経験をより深く理解するために意図的な努力を重ねてきました。多くの表現者は、自分のアイデンティティを尋ね求めるところから始まりますが、ヘイウッド・スミスは、一年間に及ぶ内省、彼のルーツを探求することを通じ、ミュージシャンとして大きな飛躍を遂げることになりました。「スリングショット」は、ヘイウッド・スミスにとっての自画像であり、幻想的なシナリオ、あるいは個人的な逸話でもあり、音楽的に言えば、ポップとダンスミュージックの融合に焦点を絞っています。

 

「スリングショット」が織りなす物語は、短いスパンで行われます。最初のトラックからアルバムの最後のトラックに至るまで、ジェイ・ウッドは、子供時代、宗教、アイディンティティのテーマに触れる旅にリスナーをいざなう。アルバムの制作及びレコーディング中に、ヘイウッド・スミスは、現実のシュールな側面を構成するプロット、環境、キャラクターを位置づける複雑な「スクリプト」をまとめたそうです。

 

音楽としての観点から述べると、ジェレミー・ヘイウッドは、楽曲を構成する楽器の大部分のノートを書き、実際にそれを演奏しましたが、アルバムの制作段階において、他のミュージシャンの助力を仰いでいます。

 

カナダのアミ・チェオン、マッキンリー・ディクソン、ドゥームメタルバンドのヴァージナ・ウィッチクラフトのフロントマン、カイヤ・フェルナンデスがレコーディングに参加しているのにも注目です。


 新たに先行シングルとして公開された「Just Saying」は、元々、ヘイウッド・スミスによってソングライティングが行われ、他のアーティストに演奏を依頼することを目的としていたものの。

 

彼は自分自身の声のトーンを拡大し、ポピュラー・ミュージックに欠かさざる自負心を体現しようと切望していました。「この曲は、困っている人たちに、均等な機会を生み出し、可能ならば支援の手を差し伸べることを目的として書かれました」と、ヘイウッド・スミスは説明します。

 

「それは簡単に見過ごされる可能性があると思います。非常に単純な考えではあるものの、このようなわかりやすいリマインダーを持つことは、潜在的に多くの人に良い考えを引き起こすだろうと思ったんです」 

 

 


 

 

 

Jay Wood  「Slingshot」 

 

 

Label:Captured Tracks

Release:7/15,2022

 


Tracklist:


1.Intro(End Of An Era)

2.God Is A Reptile

3.Pray.Move On

4.All Night Long

5.Just Sayin(feat.Ami Cheon)

6.Is It True?(Dreams Pt.3)

7.Kitchen Floor

8.Shine(feat.Mckinley Dixon)

9.Tullps

10.YGBO-Interlude

11.Thank You

12.Arrival(Outro)


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