Far Caspian  新作アルバム『The Last Remaining Light』を7月に発売 日本建築にインスパイアされたシングル「Pet Architect」も公開

 


Far Caspianは、アイルランド出身で、リーズ在住のマルチ・インストゥルメンタリスト、ジョエル・ジョンストンのプロジェクトです。ジョンストンは、2021年のデビュー・アルバム『Ways To Get Out』を筆頭に、複数のシングル、EPなどを発表し、2018年から、この名義で音楽を制作している。音楽性に関しては、Beach Fossilsに近いもので、独特な哀愁が漂っている。


Far Caspianは2ndアルバム『The Last Remaining Light』のリリースを発表した。タイトル曲「Arbitrary Task」、「Own」をリリースしている。ジョエルが作曲、レコーディング、プロデュース、ミックスを手がけた本作は、Tiny Library Recordsから7月14日にリリースされる。


本日は、ニューアルバムからの最新シングル、日本建築にインスパイアされたという 「Pet Architect」が公開された。「Pet Architectは、ツアー中にクローン病が悪化し、他のメンバーから疎外されているように感じたことから書いたんだ」とジョエル・ジョンストンは述べている。 

 

 

 「Pet Architect」

 

「自分を哀れんだり、自分の状況をあんまりくよくよ考えたりしないように頑張っているんだけど、ある時期が私をフラストレーションに追い込んだんだ。

 

そのとき、私が望んでいたのは、空港の手荷物受取所で痛みに耐えながら床に横たわるのではなく、『普通』を感じることだった。家に帰るといつも、診断される前の自分に戻りたい、と願っていた。日本の建築の本を読んでいて、ビルとビルの間の通りの小さなスペースをいかに凝縮された建物で埋めているか、それが以前にはなかった病気に追い込まれた気持ちのメタファーとして機能しているように感じたんだよ」



Far Caspian 『The Last Remaining Light』


Label: Tiny Library Records

Release: 2023/7/14


Tracklist


1. Commuter Repeating


2. The Last Remaining Light

3. Arbitrary Task


4. Choice


5. Answer


6. First Warning Shot


7. Own


8. Pet Architect


9. Cyril


10. Pool


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