レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのドラマー、ブラッド・ウィルク 今後のツアー、ライブを行わないと明かす


レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのドラマーのブラッド・ウィルクはインスタグラムの投稿で、4人組が2022年の短縮ツアーを再開せず、再びステージで演奏する予定もないことを明らかにした。これはフロントマンのザック・デ・ラ・ロッチャのツアー時のアキレス腱の負傷が原因であるとしている。


「多くの人々が、キャンセルされたRATMの全公演の新しいツアー日程が発表されるのを待ち詫びているのは知っているよ」と彼は書き、フロントマンのザック・デ・ラ・ロシャが怪我のため座ったままパフォーマンスすることを余儀なくされ、さらに最終的には完全にツアーから離れることを余儀なくされたアキレス腱の断裂についてインスタグラムで言及している。


「しかし、これ以上、みんなや僕自身を苦しめたくないんだよ。だから、今後このようなことが起こるかもしれないという連絡はあったが、RATMが再びツアーやライブをすることはないことをみなさんにお知らせしたい。ライブを待ち望んでいた皆さんには本当に申し訳なく思っています」「心の底から......これまで僕らを応援してくれた全ての人にありがとう」と、彼は投稿のキャプションに付け加えた。


レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンは90年代にセルフタイトルアルバムでミクスチャーロックの旋風を巻き起こした。バンドは2010年代に9年間の活動休止後、2020年にリユニオンを果たし、COVID-19により延期されたコーチェラの公演を含むツアーを発表した。ツアーは2022年7月に始まったが、デ・ラ・ロシャはシカゴでの2回目の公演中に負傷し、ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンでの5夜公演で幕を閉じ、計19回のライブをこなしたに過ぎなかった。


11月、バンドは見事にロックの殿堂入りを果たしたが、ニューヨーク州ブルックリンのバークレイズ・センターで行われたセレモニーにはギタリストのトム・モレロしか姿を見せなかった。