Metronomy、 Ninja Tuneと契約を交わす  ニューシングル「Nice Town」で祝福





イギリスのロックバンド、Metronomy(メトロノミー)がロンドンの老舗レーベル、Ninja Tuneと新たな契約を交わしたことが分かった。

 

10代の頃からの熱心なレコード・コレクターであるバンドのソングライターのジョー・マウントは、今回のレーベル移籍について並々ならぬ思い入れがあったことを明かした。

 

新たな移籍についてジョー・マウントは言う。「10代の頃、私は、ニンジャ・チューン、ワープ、ウォール・オブ・サウンドといったレーベルのロマンに取り憑かれていたんだ。彼らが扱っていたアーティストたちが、今のミュージシャンとしての私を作ってくれた。ニンジャ・チューンは、じっくり力をつけてきたレーベルであり、それはメトロノミーにも言えることだと思うよ」

 

ニュー・シングル「Nice Town」は、Biig Piig、Spill Tab、Sorry、Brian Nasty、Folly GroupをフィーチャーしたコラボレーションEP「Posse EP Volume 1」に続く、新たな幕開けを告げる作品だ。軽快なファンクサウンド、スポークワード、そして、カラフルなメロディーと彼らの代名詞をなすサウンドは、以前よりも飛び跳ねるような陽気さに縁取られている。

 

メトロノミーの創設者であり、リード・ソングライターであり、唯一のパーマネント・メンバーであるジョー・マウントは、「私のコラボレーションはいつも同じように始まる」と説明する。

 

「主にビートのアイデアをフォルダに入れて送り、何が返ってくるかを見るんだ。いくつかのトラックで遊んでみるアーティストもいれば、何かひとつだけに集中してみるアーティストもいる。パン・アムステルダムの場合は後者で、彼が送り返したときに "おお、すごい! "と思ったトラックのひとつだ。パンの場合、彼はラップだけでなく、素晴らしいジャズ・トランペット奏者でもあり、イギー・ポップとも仕事をしている」

 

「"Nice Town "は私自身の戦いを扱っている」とパン・アムステルダムは付け加える。「内面対外面、無形対有形。私はいつも、自分の目的を果たそうとする私の追求に、無形なものは拍手を送ってくれるかもしれないが、私の目的は有形なものではないということを忘れないようにしている。

 

「私のエゴを満足させるためでもない。Nice Townは、自己の内面的な次元との格闘の中で、「ナイス」な非難となりうる。そして、この清算を中断し、逃避する新しい "町 "を持つことは、"ナイス "なことだよ」

 

 Metronomyの最新作は『Small World』。のちにスペシャルエディションも発売されています。



「Nice Town」