Galaxie 500 announces the release of its first archival material in almost 30 years.
©︎Michael Macios |
マサチューセッツの伝説的なインディーロックバンド、Galaxie 500が、約30年ぶりとなるアーカイヴ音源のリリースを発表した。シルバー・カレント・レコードとバンド自身のインプリント20/20/20から9月20日にリリースされる『Uncollected Noise New York '88-'90』は、Noise New Yorkのスタジオ録音全24曲からなり、未発表アウトテイク、B面曲、アルバム未収録曲を収録している。
バンドによって編集され、スタジオでの初期のレコーディングから最後のレコーディングまで、彼らのキャリアをたどることができる。アルバム『Today』のセッションから「Shout You Down」、アルバム『On Fire』のセッションから「I Wanna Live」の2曲の未発表音源を聴き、全トラックリストは以下をチェック。
ギャラクシー500は、マンハッタンにある彼のスタジオ、ノイズ・ニューヨークで、プロデューサーでありシミー・ディスク・レーベルのボスであるクレイマーと5回のスタジオ・セッションを行い、3年間で3枚の名作LPをレコーディングした。
オリジナル・アルバム『Today』、『On Fire』、『This Is Our Music』とともに、『Uncollected Noise New York '88-'90』には、この時期にノイズ・ニューヨークで録音されたギャラクシー500の全音源が収録されている。
8曲以上の未発表スタジオ・トラックが復元され、時系列に並べられ、過去にリリースされたがレアな音源も含まれている。このセットは2xLP、2xCD、2xTapeで発売される。
ドラムのデイモン・クルコウスキーは声明でこう語っている。
「これらのテープ・ボックスを開けると、まるで古い日記やデータブックを覗き込んでいるようだった」
ベーシストのナオミ・ヤンはこう振り返る。
「音楽のプルースト的な力。これらの初期のレコーディングを聴いていると、自分がどのようにベースを弾きたいかを考えているのがわかる」
シンガー兼ギタリストのディーン・ウェアハムは言う。
「これらの曲のいくつかを保管庫に残した理由はわかるが、今聴くと喜びがある。ノイズ・ニューヨークだったレンガ壁の部屋でギャラクシー500が演奏しているように、とても生き生きと聴こえる」
シルバー・カレントのレーベル・オーナーであるイーサン・ミラーは、このセットの範囲についてこう説明している。
「これは単なる "オッズ・アンド・サッズ "コレクションではなく、音楽で語られるバンドの秘密の歴史なんだ。バンドの成長と創造的拡大の弧を着実に歩んできた、知られざる物語を余すところなく伝えている。それはバンドの別の歴史というよりも、最初から最後まで鏡の向こう側から見た彼らの実際の歴史の別の視点を明らかにするものである」
ギャラクシー500 (Galaxie 500)はアメリカで活動していたロックバンド。1987年に結成され、1991年に解散した。活動期間は4年と決して長くはなかったが、その後のインディー・ロックやスロウコア、シューゲイザーやドリーム・ポップなどのジャンルのバンドに影響を与えた。バンドの傑作としては、1988年の『Today』、翌年にリリースされた『On Fire』などが挙げられる。
Galaxie 500 『Uncollected Noise New York '88-'90』