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UK/リバプールの三人組オルタナティヴロックバンド、Bonk!が曲入りのニューシングル「Say Kwah」をリリースした。
A/Bの両面のシングルで発売。二曲目はデモバージョンを収録。どちらの曲もニューウェイブ/ポスト・パンクのシングルとなっているが、一曲目はダンスロック、そして二曲目は実験的なポストパンク/ニューウェイヴというように、それぞれ異なるタイプの音楽性を楽しむことが可能だ。
バンドは元々はサイケデリックなロックソングを書いていたというが、今回の新曲はニューウェイブ/ファンクの要素が色濃く、トーキング・ヘッズのようなウィットがある。Bonk!の楽曲はシリアスになったかと思えばユニークにもなる。
「私たちは退屈している。同じ日の繰り返しに飽きている。何が起こっているのか、それが何を意味するのか、見当もつかないふりをするのもうんざりなんだ」
「この曲は、これ以上の人生があるのだろうかと考える、通勤者のための美しき賛歌だ。心の中の明るく美しい世界と、灰色の舗装された、灰色の顔をした、灰色の空の現実を結びつける方法があるのだろうかって......。そして、少なくとも、私たちは一緒にいる。そこには底知れぬ美しさがある。正確には言えないが、ある種の "je ne sais quoi(フランス語: 何が何だか分からない)"だ」