シカゴのインディーロックバンド、Rat Boysがニューアルバム 『Singin’ to an Empty Chair』のリリースを発表した。本作は、New Westから2026年2月6日にリリースされる予定だ。
ラット・ボーイズのニューアルバムは不足を強調するというわけではない。むしろ、ボーカリストのジュリア・スタインが疎遠になってしまった、親しい愛する人との重要な対話の始まりである。
6枚目のスタジオアルバムとなる本作は、その人物が残した空白を、ラット・ボーイズの絶頂期を象徴する11曲で埋め尽くしている。その音楽は、これまで以上に自信に満ち、おそらくはかつてないほど感情的に問いかけを投げかける、トワンと響く、活気に満ちたものとなっている。
シカゴ出身のバンドは、2023 年に高評価を得た『The Window』に続き、共同プロデューサーのクリス・ワラと再び協働し、ウィスコンシン州の田舎のキャビンでレコーディングを開始した。
その後、スティーブ・アルビニの有名なElectrical Audio Studio、そしてイリノイ州エヴァンストンの Rosebud Studio で録音を行った。その結果、「Anywhere」の陽気なパワーポップから「Penny in the Lake」のポストカントリー、「Just Want You to Know the Truth」のような胸を打つバラード、それからスタインがバンドの巨大な「ワームホールジャム」と表現する「Light Night Mountains All That」の爽快な宇宙への脱線まで、さまざまな楽曲が生まれた。
『Singin’ to an Empty Chair』は、ジュリア・スタインがセラピーを始めてから初めて制作したラットボーイズのフルアルバムとなる。
歌手であり作詞家でもあるスタインは、このアルバム全体を通して、人間関係や自己について揺るぎない考察が明確に表現されていると評価している。このアルバムは、虚無に向かって、手を差し伸べる場面から始まり、穏やかな場面で終わるという、まさにふさわしい構成となっている。
その間、率直な誠実さ、ユーモア、混沌、そして気まぐれさが織り込まれている。 「すべてが悲観的なわけではない」とスタインは言う。「このアルバム制作の経験は、今後何が起こっても、間違いなく私に希望を与えてくれる」
「Anywhere」
Ratboys 『Singin’ to an Empty Chair』
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Label: New West
Release: 2026年2月26日
Tracklist:
1.Open Up
2.Know You Then
3.Light Night Mountains All That
4.Anywhere
5.Penny in the Lake
6.Strange Love
7.The World, So Madly
8.Just Want You to Know the Truth
9.What’s Right?
10.Burn It Down
11.At Peace in the Hundred Acre Wood
Pre-save: http://newwst.com/singin






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