Johan Carlssonがビデオを監督した「Happen」は、昨年のRoy Nathansonとのコラボレーション・プロジェクト「Small Things」以来の作品となります。
ニック・ハキムの10月に発売予定のニューアルバム『Cometa』は、2020年の『Will This Make Me Good』に続く。DJ Dahi、Helado Negro、Arto Lindsayらとのコラボレーションが予定されている。テキサス、ノースカロライナ、カリフォルニア、ニューヨークの様々なスペースでレコーディングされた。
アメリカのマルチインストゥルメンタリスト/シンガーソングライターのLouis Cole は、2020年以来初のソロ作品となる「Let it Happen」のニューシングルとミュージックビデオを公開しました。2018年にルイス・コールはフライング・ロータスの主宰する”brainfeeder”と契約を交わしています。
ルイス・コールは、この新曲「Let It Happen」について、「喜びと痛みの間にある特別な感情を表現した、時代を超えたモダン・パワーバラードの名曲」と表現している。ルイス・コールは、この曲で、ヴァイオリン(レア・ゼガー)とチェロ(ダスティン・ソ)以外のほぼすべての楽器を自分で演奏しています。 「Let It Happen」は、2019年の『Live Sesh and Xtra Songs EP』以来となる新曲で、ルイス・コールが自ら監督したビデオも同時公開されています。
アルバム発売前までは、ジョージ・フロイドの死に触発された「Shine」が収録されているので、バーティーズ・ストレンジの「Farm To Tabel」に近い作風かと思っていたが、この作品とはそれとまったく異なるR&Bである。確かに本作には、黒人としてのアイデンティティの探求というテーマが込められているように思えるが、バーティーズ・ストレンジほど深刻な雰囲気はない。メロウで聞きやすいソウルミュージックが麗しく展開されているので、リラックスした雰囲気を味わえる。それに加え、ジェイ・ウッドの楽曲は、DJのスクラッチ的なクールな手法により、アシッド・ハウスに近いコアな領域に踏み込んでいく場合もあり、取っ掛かりやすいアルバムであるとともに、すごく聴き応えのある内容に仕上がっているという印象を受ける。
1. Little Child Runnin’ Wild 2. Pusherman 3. Freddie’s Dead 4. Junkie Chase 5. Give Me Your Love (Love Song) 6. Eddie You Should Know Better 7. No Thing On Me (Cocaine Song) 8. Think 9. Superfly
今回のレコーディングには、ゲストとしてDrake、Tyler, the Creator、Alicia Keys、Raphael Saadiq、Tre Amaniが名を連ね、さらに、Jonathan 'Freeze' Wellsがエグゼクティブ・プロデューサーを務めている。
今回リリースされたニューシングル「Price Of Fame」は、Brent Faiyazが自分の名声がもたらす責任や制限について考えをめぐらせた曲となっている。
Brent Faiyaz 『WASTELAND』
Tracklist:
VILLAIN’S THEME LOOSE CHANGE GRAVITY FEAT. TYLER, THE CREATOR HEAL YOUR HEART (INTERLUDE) SKIT: EGOMANIAC ALL MINE PRICE OF FAME GHETTO GATSBY FEAT. ALICIA KEYS WASTING TIME FEAT. DRAKE & THE NEPTUNES ROLLING STONE FYTB FEAT. JOONY SKIT: OBLIVION DEAD MAN WALKING ADDICTIONS FEAT. TRE’ AMANI ROLE MODEL JACKIE BROWN BAD LUCK SKIT: WAKE UP CALL ANGEL
ココロコは、ファン待望のデビューアルバム「Could We Be More」からの先行シングル第3弾として、"Age of Ascent "というタイトルの楽曲を発表しました。
"Age of Ascent "は、これまでのシングル "We Give Thanks "と "Something's Going On "に続く作品で、グループのシーラ・モーリス・グレイによれば、「何年も前からバッグの中に入れていた曲」なのだそうです。
モーリス・グレイは続けて説明している。「私たちのオリジナル曲のひとつなんだけど、今までベストな状態で捉えることができなかったの。夜の海辺で録音したんだけど、月が大きくてイーストボーンの海を照らしていたんだ。水の音、静寂と安らぎの音。私たちはすべての音楽に精神的なつながりを持たせようとしていますが、"Age of Ascent "ではそれが本当に感じられると思います"
ニューシングル"Age of Ascent "は現在発売中。KOKOROKOのデビューアルバム『Could We Be More』は、Gilles PetersonのBrownswood Recordingsより8月5日に発売される。
「Hold The Line」は、最初のパンデミックの夏の3日間に渡って書かれました。この曲を通して、私は、その瞬間にアメリカ、私の住む場所のコミュニティーで何が起こっているのかを見極めようとしました。人種差別抗議のための行進が起きた当時、多くの人々は、腕を組んで固い団結を示し、人間としての尊厳を示すため、出来るかぎりのことをしていた。私もまた同じようなことができればと考えたんです。
ノラ・ジョーンズは、レイ・チャールズが1959年発表したシングル「Hallelujah,I Love Her」のカバーである「Hallelujah,I Love Him So」を今回、新たに公開しました。このレコーディングは、4月29日にリリースが予定されているグラミー賞の話題を独占したノラ・ジョーンズの鮮烈なデビュー作「Come Away With Me」の20周年を記念するリイシュー盤に収録される予定です。
ジョーンズは、2000年、ブルーノートとの最初のデモセッションにおいて、ベーシストのリー・アレクサンダーとパーカッショニストのダン・リーザー、そして、ハーモニカ奏者のジェシー・ハリスと共に「Hallelujah,I Love Him So」のカバーに取り組んでいます。ジョーンズのキャリアの最初期のアウトテイクには、エラ・フィッツジェラルドやジョニー・マティスなどのクラシックのレコーディングが含まれています。ノラ・ジョーンズはチャールズを聴いて育ち、彼女はレイ・チャールズから「Here We Go Again」で共に歌うように依頼されました。その後、2004年、チャールズが亡くなる以前に完成したスタジオ・アルバムに収録されたこの楽曲で、ジョーンズは見事、レコード・オブ・ザ・イヤー、ベスト・ポップ・コレボレーションを含む二つのグラミー賞の栄冠に輝いています。
ノラ・ジョーンズの20年にわたる長いキャリアを記念して、新たにリイシューされた「Come Away With Me」には、オリジナルアルバムのリマスターバージョン、その他、未発表音源を集めた複数のボーナス・トラック、計44曲が収録される予定です。初期のブルーノートのデモセッションに加えて、今回のパッケージには、レーベルとの署名を行った後に録音されたジョーンズの最初のデモトラック「First Session Alllaire Studio」、さらに、クレイグ・ストリートが制作を手掛けたAllaire Studioで録音が行われたレコードの初期バージョンである「Allaire Sessions」が収録される予定です。
ノラ・ジョーンズのデビュー作「Come Away With Me」は、ジャズ専門のレーベル、ブルーノートのスタッフも、制作の初期段階においてそれほど大きな期待を込めていたわけではありませんでした。しかし、レコーディング中に、主要なレコーディングエンジニアが一度変更され、大掛かりなジャズ・ポップスの金字塔を打ち立てるために驚くような方向転換が行われています。
2002年の伝説的な傑作「Come Away With Me」は、一般的な知名度を持たない、駆け出しのシンガーソングライターのデビュー作としては、異例といえるほど長い期間を掛けて念入りにレコーディングが行われています。おそらく、デモセッションの段階で、ブルー・ノートがこの新人歌手に説明しがたい不思議な魅力を感じとったため、制作の方向転換を図った後、多くの方がご承知の通り、世界各国でアルバムチャートの1位の独占、その後、アメリカのグラミー賞の各部門の独占を始めとする、シンガーソングライターとしての華々しいサクセスストーリーが待ち受けていました。今回、全44曲が収録されるリイシュー盤のリリースに際して、2002年のジャズ・ポップスの金字塔「Come Away With Me」の制作について、ノラ・ジョーンズはあらためて、以下のように振り返っておりますので、それを御紹介いたします。
「私は、このアルバム「Come Away With Me」を現在でも信じがたいほど誇りに思っています。私と共に制作を行ったすべての人に対して多大な感謝をしております。今、思い返してみると、素晴らしい試みであったと思いますし、当時、私が音楽という観点から見て、どのような人物であるのかを、非常に的確に捉えているように感じました。レコーディングを行う際に、本当に期待できることはすべて・・・」と、ノラ・ジョーンズはこのリリースについて述べています。「結局、私は、それらすべてをまとめる以前に、異なる道を探求することも出来たので、心から感謝しております。あの時、レーベルを含めて、誰も、あのアルバムが成功するなどとは思っていなかったのです」
一曲目の「Still
No
Album」は、上記のような経緯を踏まえての自虐的な意味合いが込められているように思えるが、このデビュー作はメジャーアーティストの作品の出来に引けを取るどころか、上回っている部分さえある。このアーティストの音感の良さ、そして、それをいかに現代的に聞きやすくするのか、歌手としてのセンスの良さが「Untidy
Soul」では存分に発揮されている。