故Peter Rehbergの未発表ライブ音源『Peter Rehberg At GRM』が発売



故Peter Rehbergの一周忌を期に、シェルタープレスとINA-GRMの協力により、彼のライブ録音が初めて発売されました。


先週、7月22日に発売された『Peter Rehberg At GRM』は、レーバーグのレーベルであるEditions Megoと共同でリリースされたレーベル、Shelter PressとINA-GRMから発売されたもので、ピーター・レーバーグが所属していたレーベルがリリースした数々のレコードが収録されています。


合計約22分と約18分のライブ録音は、いずれも2009年と2016年にパリで行われたINA-GRMのフェスティバル「Présences Électronique」におけるレーバーグのパフォーマンスから抜粋されたものだ。一方は「ラップトップ・ミュージック」を駆使し、もう一方はレーバーグがモジュラー・シンセシスを探求している。レコードとデジタル・フォーマットで発売されるこの作品には、レーバーグのコラボレーターでありSunn O)))のメンバーでもあるスティーヴン・オマリーがスリーブ・デザインを担当しています。


Peter Rehberg At GRMの発表に伴うプレスリリースで、Shelter PressとINA-GRMは次のように述べています。「2009年3月15日にパリのラジオ会館で行われた最初のコンサートは、Peter RehbergとGRMの最初のコラボレーションであり、長く実りある友情の始まりとなりました。2回目のコンサートは2016年3月6日に行われた。この2つのコンサートの間に7年が経過し、ピーター・レーバーグとGRMの絆が強まった7年、ピーター・レーバーグの音楽が開花した7年でした」


影響力のあるレーベルEditions Megoの創設者であり、自身も多くの実験音楽家であったPeter Rehbergは、昨年7月に急逝した。当時、INA-GRMは、彼の死を確認する声明の中で次のように述べています。


「音のエネルギーと密度を、研ぎ澄まされたメランコリックな音楽感覚と巧みに融合させることのできる音楽家は、他にいないでしょう。ソロであれ、ピタであれ、あるいは共同プロジェクトであれ、ピーター・レーバーグは何十年にもわたって国際的な実験音楽シーンにその足跡を残してきた。我々は親愛なる友を失った」


 



Peter Rehberg At GRM』はShelter Press / INA-GRMから現在発売中。






0 comments:

コメントを投稿